JPH0538692Y2 - - Google Patents

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JPH0538692Y2
JPH0538692Y2 JP4508390U JP4508390U JPH0538692Y2 JP H0538692 Y2 JPH0538692 Y2 JP H0538692Y2 JP 4508390 U JP4508390 U JP 4508390U JP 4508390 U JP4508390 U JP 4508390U JP H0538692 Y2 JPH0538692 Y2 JP H0538692Y2
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burner
gas valve
fire
knob
power switching
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばテーブルこんろ本体内に設け
られる両面焼グリルに関する。
(従来の技術) 従来の両面焼グリルとして、上火用バーナと、
下火用バーナと、強・中・弱の3位置に切替操作
自在の火力切替つまみと、該両バーナへのガス供
給路に夫々介設され該火力切替つまみの切替操作
に連動して開閉するガス弁とを備え、点火後に火
力切替つまみを該両バーナの各ガス弁が開である
一方の端の強位置から中位置まで操作すると、上
火用バーナのガス弁が開で、下火用バーナのガス
弁が閉となる中燃焼になり、さらに火力切替つま
みを弱位置まで操作すると、上火用バーナのガス
弁が開となる弱燃焼になるようにしたものは知ら
れる(例えば実公平1−18966号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のものは、弱位置から隣の中位置へ切
替操作したとき、弱位置まで消火状態にある上火
用バーナを点火させなければならないが、中位置
では下火用バーナのガス弁は閉であり、下火用バ
ーナは微小流量のバイパス路のみを介してガスが
供給され、極めて小火力の燃焼状態になるため、
下火用バーナから上火用バーナへの火移り点火は
期待できない。したがつて、このとき上火用バー
ナはこれに臨ませた常火パイロツトバーナのみで
点火させなければならず、常火パイロツトバーナ
にノズル詰まり等の故障があつた場合、上火用バ
ーナから生ガスが放出され、これが続くと小爆発
を起こす可能性があり、安全性(信頼性)に欠け
る。その対策としては、実公平1−18968号公報
に見られるように、弱位置に火力切替つまみを収
納する袋状カバー部を設け、弱位置に切替操作さ
れた後は火力切替つまみを再び中位置や強位置に
切替操作できないようにしたものが提案されてい
るが、このものでは、弱燃焼から中燃焼へ火力を
アツプさせたい場合、一旦火力切替つまみとは別
個の主操作つまみにより消火操作を行ない、これ
に連動して火力切替つまみが強位置にセツトされ
た後、再び主操作つまみにより点火操作を行な
い、火力切替つまみを強位置から中位置に切替操
作する必要があり、大変使い勝手が悪いという不
都合があつた。
また、上記従来のものは、第16図のように、
強位置・中位置・弱位置の順に配置されており、
通常使用頻度の高い強位置から弱位置への切替操
作の際、必ず中位置を通らなければならず、第1
7図のように、上火用バーナのガス弁は開から閉
へと変化し、下火用バーナのガス弁は開→閉→開
と変化することになり、特に該下火用バーナのガ
ス弁の開閉動作に無駄があり、操作性が悪く、し
かも該ガス弁の開閉機構の耐久性も悪いという不
都合があつた。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記不都合を解消した両面焼グリルを
提案しようとするものであつて、請求項1の両面
焼グリルは、上火用バーナと、下火用バーナと、
強・中・弱の3位置に切替操作自在の火力切替つ
まみと、該両バーナへのガス供給路に夫々介設さ
れ該火力切替つまみの切替操作に連動して開閉す
るガス弁とを備えるものにおいて、3位置のうち
上火用バーナが消火状態にある弱位置の隣には、
下火用バーナのガス弁が開で大火力の燃焼を行う
強位置もしくは中位置を配置したことを特徴とす
る。
また、請求項2の両面焼グリルは、請求項1の
両面焼グリルにおいて、3位置のうち強位置を中
間に配置したことを特徴とする。
(作用) 本考案は上記構成によるもので、請求項1の両
面焼グリルによれば、上火用バーナが消火状態に
ある弱位置からその隣の位置へ火力の切替操作を
するとき、隣の位置は下火用バーナのガス弁が開
であり、大火力の燃焼状態である強位置もしくは
中位置になつているので、上火用バーナの点火時
には、上火用バーナは下火用バーナからの火移り
点火が期待できる。
また、請求項2の両面焼グリルのよれば、強位
置が3位置の真ん中にあるため、通常使用頻度の
高い強位置から弱位置への切替操作の際、中位置
を通る必要がなく、その際、ガス弁の開閉操作は
上火用バーナが開から閉へと変化するのみであ
る。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、1は中央にグリル庫を、その
左右にこんろ3,4を備えたテーブルこんろで、
その前面には前面パネル5および該グリル庫2内
の調理物を出入する扉6が設けられると共に、該
扉6の左側の前面パネル5に左側こんろ3のバー
ナ7を点・消火させるプツシユプツシユ式の主操
作つまみ8及びバーナ7の火力を切替えるスライ
ド式の火力切替つまみ9が設けられ、該扉6の右
側の前面パネル5に右側こんろ4のバーナ10を
点・消火させるプツシユプツシユ式の主操作つま
み11及び該バーナ10の火力を切替えるスライ
ド式の火力切替つまみ12並びに該グリル庫2内
の上火用バーナ13及び下火用バーナ18を点・
消火させるプツシユプツシユ式の主操作つまみ1
4及びグリルの火力を切替えるスライド式の火力
切替つまみ15が設けられる。
第1図中、16はグリルの排気口である。
第2図は第1図のもののグリル関係のガス回路
を示す。
この場合、ガス供給路17は途中で二又に分か
れ、その一方は上火用バーナ13に、その他方は
下火用バーナ18に至る。
該下火用バーナ18には、点火用パイロツトバ
ーナ19と常火用パイロツトバーナ20と熱電対
21とが臨まされる。尚、常火用パイロツトバー
ナ20は炎をコの字型に長く形成させて、該上火
用バーナ13にも臨んでいる。
前記ガス供給路17には、前記主操作つまみ1
4の点火操作により開弁し消火操作により閉弁す
る主弁23と、該主操作つまみ14の点火操作に
より開弁し前記熱電対21の起電力により開弁保
持され失火により閉弁する電磁安全弁24と、調
圧用のガバナ25とが介設される。
また、上火用バーナ13への分岐ガス供給路2
6には、前記火力切替つまみ15の切替操作に連
動して開閉するガス弁27が介設され、下火用バ
ーナ18への分岐ガス供給路28には、該火力切
替つまみ15の切替操作に連動して開閉するガス
弁29が介設される。
第2図中、30は前記主操作つまみ14の点火
操作により開弁し、その後直ちに閉弁するパイロ
ツト弁、13は分岐ガス供給路28に設けたオリ
フイス32を有するバイパス路を示す。
かくするときは、例えば火力切替つまみ15が
第3図のように強位置にある状態において、換言
すれば、第4図のように上火用バーナ13のガス
弁27と下火用バーナ18のガス弁29の両方が
開弁状態にある場合において、主操作つまみ14
により点火操作を行なうと、主弁23と電磁安全
弁24とパイロツト弁30とが開弁し、点火用パ
イロツトバーナ19は図示しないスパーカの放電
によつて着火し、続いて下火用バーナ18、常火
用パイロツトバーナ20、上火用バーナ13が火
移り着火する。そして両バーナ13,18が大火
力の燃焼状態にある強燃焼となる。
上記強位置から火力切替つまみ15を弱位置へ
切替操作すると、ガス弁27は閉弁し、ガス弁2
9は開弁状態を保持して、上火用バーナ13が消
火し、下火用バーナ18が大火力の燃焼状態を保
持する弱燃焼となる。
また、上記強位置から火力切替つまみ15を中
位置へ切替操作すると、ガス弁27は開弁状態を
保持し、ガス弁29は閉弁して、上火用バーナ1
3が大火力の燃焼状態を保持し、下火用バーナ1
8がバイパス路31のみからガスが供給される極
めて小火力の燃焼状態になる中燃焼となる。
また、上火用バーナ13が消火状態にある弱位
置から火力切替つまみ15を中位置へ切替操作す
ると、途中、上火用バーナ13は真ん中の強位置
で点火され、この点火後、中位置で中燃焼とな
る。この点火時、下火用バーナ18は大火力の燃
焼状態にるので、上火用バーナ13は下火用バー
ナ18からの火移り点火が期待でき、確実に点火
する。
また、上記弱位置から点火切替つまみ15を強
位置へ切替操作するときも同様に、上火用バーナ
13の点火時、下火用バーナ18は大火力の燃焼
状態にあるので、上火用バーナ13は下火用バー
ナ18からの火移り点火が期待でき、確実に点火
する。
尚、上記実施例では、最も左の弱位置の隣に強
位置を配置したが、第5図及び第6図のように最
も右に弱位置を配置しても良い。また第7図及び
第8図並びに第9図及び第10図のように弱位置
の隣に下火用バーナ18のガス弁29が開で大火
力である中位置を配置しても良い。この場合、第
11図のように上火用バーナ13のガス供給路2
6にオリフイス34を有するバイパス路33を設
ける。さらに第12図及び第13図並びに第14
図及び第15図のように弱位置を真ん中に配置し
ても良い。
尚、上記実施例では、火力切替つまみ15をス
ライド式としたが、回転式としても良い。
(考案の効果) 請求項1の両面焼グリルによるときは、弱位置
から隣の位置へ火力を切替操作したとき、隣の位
置は下火用バーナが大火力の燃焼状態の強位置も
しくは中位置にあるため、上火用バーナの点火時
には、上火用バーナは下火用バーナからの火移り
点火が期待でき、確実に点火する。したがつて、
ノズル詰まり等で常火パイロツトバーナが機能し
ないような場合でも、上火用バーナへの点火が比
較的即時に行われ、前記従来のもののように生ガ
スの放出が継続して小爆発を起こすようなことが
なくなる効果を有し、さらに前記従来のもののよ
うに再点火操作を行なう必要がないので、使い勝
手が良好となる効果を有する。
また請求項2の両面焼グリルによるときは、強
位置を3位置の真ん中にしたので、強位置から弱
位置へ切替操作したとき、中位置を介することが
なく、そのときのガス弁の開閉動作は下火用バー
ナのガス弁は開のままに保たれ、上火用バーナの
ガス弁を開から閉へと変化させるのみで良い。よ
つて下火用バーナのガス弁を開→閉→開と変化さ
せ、上火用バーナのガス弁を開から閉へと変化さ
せる前記従来のものに比して、ガス弁の動きに無
駄がなく、操作性が良好であると共にガス弁の開
閉機構の耐久性も良好である効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す外観斜視
図、第2図はそのガス回路図、第3図はその火力
切替つまみと3位置との関係を示す説明図、第4
図はそのガス弁の状態と3位置との関係を示す説
明図、第5図は本考案の第2実施例の火力切替つ
まみと3位置との関係を示す説明図、第6図はそ
のガス弁の状態と3位置との関係を示す説明図、
第7図は本考案の第3実施例の火力切替つまみと
3位置との関係を示す説明図、第8図はそのガス
弁の状態と3位置との関係を示す説明図、第9図
は本考案の第4実施例の火力切替つまみと3位置
との関係を示す説明図、第10図はそのガス弁の
状態と3位置との関係を示す説明図、第11図は
第7図乃至第15図の実施例のガス回路図、第1
2図は本考案の第5実施例の火力切替つまみと3
位置との関係を示す説明図、第13図はそのガス
弁の状態と3位置との関係を示す説明図、第14
図は本考案の第6実施例の火力切替つまみと3位
置との関係を示す説明図、第15図はそのガス弁
の状態と3位置との関係を示す説明図、第16図
は従来例の火力切替つまみと3位置との関係を示
す説明図、第17図はそのガス弁の状態と3位置
との関係を示す説明図である。 1……テーブルこんろ、2……グリル庫、13
……上火用バーナ、15……火力切替つまみ、1
8……下火用バーナ、27……ガス弁、29……
ガス弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上火用バーナと、下火用バーナと、強・中・
    弱の3位置に切替操作自在の火力切替つまみ
    と、該両バーナへのガス供給路に夫々介設され
    該火力切替つまみの切替操作に連動して開閉す
    るガス弁とを備えるものにおいて、3位置のう
    ち上火用バーナが消火状態にある弱位置の隣に
    は、下火用バーナのガス弁が開で大火力の燃焼
    を行う強位置もしくは中位置を配置したことを
    特徴とする両面焼グリル。 2 3位置のうち強位置を中間に配置したことを
    特徴とする請求項1記載の両面焼グリル。
JP4508390U 1990-05-01 1990-05-01 Expired - Lifetime JPH0538692Y2 (ja)

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JPH047023U JPH047023U (ja) 1992-01-22
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