JPH0538629Y2 - - Google Patents

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JPH0538629Y2
JPH0538629Y2 JP1989028362U JP2836289U JPH0538629Y2 JP H0538629 Y2 JPH0538629 Y2 JP H0538629Y2 JP 1989028362 U JP1989028362 U JP 1989028362U JP 2836289 U JP2836289 U JP 2836289U JP H0538629 Y2 JPH0538629 Y2 JP H0538629Y2
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noodle
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strings
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は長尺な麺線の表面に一定間隔で凹部を
設けた乾燥即席麺塊に関する。
[従来の技術] 従来から、麺類は箸で掴んで食べ易いように、
一定の程よい長さに切断されている。また、種々
の麺類のうちでも、冷やし中華または焼そばなど
は調理のし易さの点からも短い麺線が好まれる。
しかし、即席麺の場合、短い麺線を角型または
丸型に乾燥成形させると、麺線の端部が麺塊の外
表面にランダムに露出してしまう。また、プラス
チツクフイルムの袋などに充填包装すると、麺塊
外表面から突出している麺線端部がフイルムに突
き刺さり、袋を破つてしまうことがあつた。
更に、麺塊外表面から突出している麺線端部は
機械的衝撃により簡単に折れてしまい、麺屑とな
り、商品イメージを悪化させる。また、麺塊その
ものを構成する麺線群がランダムな状態で成形さ
れているため、麺塊表面の滑らかさが見られず、
審美性の点で劣つていた。
[考案が解決しようとする課題] 従つて、本考案の目的は、従来の麺線に比べて
!?かに長尺でありながら、調理時及び喫食時には
従来の麺線と大体同じ程度の長さの麺線にするこ
とができ、従来の短麺線による乾燥即席麺塊に伴
う欠点を全く有しない乾燥即席麺塊を提供するこ
とである。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するための手段として、本考案
では、所定の長さに切断された麺線の表面に、麺
線の長手方向と直角に、20〜40cmの範囲内の間隔
で凹部が設けられており、麺線の端部が内側に折
り込まれるように長尺の蒸煮麺線が複数回折り畳
まれている多重折畳乾燥即席麺塊であることを特
長とする乾燥即席麺塊を提供する。
[作用] 前記のように、本考案の麺線は本来的には、従
来の麺線よりも!?かに長尺であるが、調理時また
は喫食時に、麺線表面に設けられた凹部のところ
で切断され、従来の麺線と大体同じ程度の長さに
なる。従つて、調理取扱性および喫食性は従来の
麺線と大差がない。
乾燥即席麺塊に成形した場合、長尺なので麺線
端部が前後2箇所しか存在せず、しかも、端部は
内側に折り込まれているので、従来の短麺線のよ
うな端部露出に伴う諸問題は発生しない。
また、麺塊の外表面は平滑な平面部分と美しい
屈曲面部分しか現れないので、麺塊の審美性が向
上される。
特開昭53−104749号公報には、麺帯または麺線
を間欠的に押圧するか、又は押圧力を間欠的に変
化せしめることにより、肉厚が変化する麺線を製
造し、乾燥させて麺線に捻れ変形を生じさせ、こ
の捻れの存在により食味および食感が優れた乾麺
の製造方法が開示されている。この方法によれ
ば、麺線の肉厚の厚い部分と薄い部分とで乾燥速
度が異なることを利用し、麺線に捻れ変形を起こ
させる。従つて、捻れ変形を起こさせるためには
肉厚変動を比較的短い間隔で設けることが必要で
ある。しかし、肉厚の薄い部分で麺線が切れた
り、折れたりしてはならない。この点で本考案の
麺線と全く異なる。また、該公報には短麺線によ
る乾燥即席麺塊の前記のような問題点は全く言及
されていない。
[実施例] 以下、図面を参照しながら本考案の一実施例に
ついて更に詳細に説明する。
第1図は本考案のカツト麺の製造に使用される
装置の一部分の概要斜視図であり、第2図a〜c
は麺線の表面に設けられる凹部の形状を示す断面
図であり、第3図a〜cは麺線の表面に設けられ
る凹部の形状を示す斜視図であり、第4図aおよ
びbは多重折畳乾燥即席麺塊の構造を示す模式的
断面図である。
第1図を参照する。小麦粉などの原料穀粉に水
や食塩などを添加してミキサー内で混練し、これ
を麺帯圧延機を通すことにより順次、規定の麺帯
厚とし、最終圧延ロール1,1を通した麺帯2を
切刃ロール5,5で麺線に切り出す前に、押刃3
により麺帯2の長手方向に対して直角に、一定の
間隔で凹部4を形成する。このような構成によ
り、表面に凹部を有する麺線6が得られる。押刃
3は楕円ロール7と協動して麺帯2の表面に凹部
4を形成する。楕円ロール7の長半径部分が押刃
3と一致した時に凹部4が形成される。なお、第
1図において、符号8は切り出された麺線を受け
るためのガイドプレートである。ガイドプレート
8から出た麺線は一食分毎に束ねられる。
凹部の形状自体は本考案の必須要件ではない。
一般的に、第2図a〜cに示されるような、V字
形、半円形または矩形の溝を形成することが好ま
しい。第3図a〜cに示されるように、溝は麺線
の長手方向に対して直角に、端から端まで連続し
て設けられる。
再び第2図を参照する。凹部4、すなわち溝の
深さも本考案の必須要件ではないが、浅すぎると
麺線を切断することができないし、一方、深すぎ
ると麺線作製中に切断してしまう恐れがあるので
好ましくない。溝の深さは、麺線の形状にもよる
が、溝の底部から麺線底面までの高さをHとした
場合、一般に、太物(切刃#8〜#12)で、麺厚
1.5mm程度のとき、Hは0.4〜1.00mmの範囲内が好
ましい。また、細物(切刃#18〜#22)で、麺厚
1.00mm程度のとき、Hは0.3〜0.65mmの範囲内が好
ましい。
凹部4の間隔は一般的に、20〜40cm位が好まし
い。押刃3が回転可能に構成されている場合、こ
の回転周期をコントロールすることにより凹部の
配設間隔を変化させることができる。押刃3の先
端は溝の形状を有するブレードが取付られてい
る。麺帯の付着を防止するために、ブレードの外
表面はテフロン加工されていることが好ましい。
押刃3は回転式に限定されず、昇降式など様々な
形式のものを使用することができる。
乾燥即席麺の場合、本考案の麺線を蒸熱処理し
て蒸麺とした後、長尺の麺線を中央部で二つ折り
にして麺線端部を合せ、該合一麺線端部を前記中
央折り曲げ部方向に向かつて略1/3の所で折り曲
げ、中央折り曲げ部を前記合一麺線端部を内側に
包込むように、前記1/3折り曲げ部に重ね合わせ
ることにより第4図aに示されるような、多重折
畳乾燥即席麺塊を得ることができる。
別法として、長尺の麺線の両端部が麺線中央部
で合一するように麺線の端部を麺線中央部方向に
向かつて折り曲げ、次いで、前記合一麺線端部を
内側に包込むように、前記麺線中央部で折り曲げ
て、最初の折り曲げにより形成された両折り曲げ
端を重ね合せることにより、第4図bに示される
ような、多重折畳乾燥即席麺塊を得ることができ
る。麺塊は一本の長尺な麺線のみから構成されて
いるのではなく、同じ長さの長尺な多数本の麺線
の集合体から構成されていることは説明を要しな
いであろう。
[考案の効果] 以上説明したように、長尺な麺線を短く切断し
なくても、麺線の表面に所定の間隔で凹部を設け
ておくことにより、調理時または喫食時に、該凹
部部分で麺線を切断することができる。その結
果、調理取扱性および喫食性は従来の短く切断さ
れた麺線と全く変わらない。
短く切断された麺線に比べて、本考案のような
長尺な麺線は端部が2箇所しかないので、乾燥麺
にした場合、優れた外観を有する麺塊を得ること
ができる。また、端部が露出されないように長尺
麺線を折畳むことにより、麺線端部による包装袋
の突き破り事故を皆無にすることができる。
また、作業性の観点から、従来のような短い麺
線を多数集めて麺塊を作製するのに比べて、本考
案の長尺麺線の場合は、麺重量のバラツキが少な
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の乾燥即席麺塊の製造に使用さ
れる装置の一部分の概要斜視図であり、第2図a
〜cは麺線の表面に設けられる凹部の形状を示す
断面図であり、第3図a〜cは麺線の表面に設け
られる凹部の形状を示す斜視図であり、第4図a
およびbは多重折畳乾燥即席麺塊の構造を示す模
式的断面図である。 1,1……最終圧延ロール、2……麺帯、3…
…押刃、4……凹部、5,5……切刃、6……麺
線、7……楕円ロール、8……ガイドプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の長さに切断された麺線の表面に、麺線の
    長手方向と直角に、20〜40cmの範囲内の間隔で凹
    部が設けられており、麺線の端部が内側に折り込
    まれるように長尺の蒸煮麺線が複数回折り畳まれ
    ている多重折畳乾燥即席麺塊であることを特徴と
    する乾燥即席麺塊。
JP1989028362U 1989-03-13 1989-03-13 Expired - Lifetime JPH0538629Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989028362U JPH0538629Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989028362U JPH0538629Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13

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Publication Number Publication Date
JPH02120186U JPH02120186U (ja) 1990-09-27
JPH0538629Y2 true JPH0538629Y2 (ja) 1993-09-29

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JP1989028362U Expired - Lifetime JPH0538629Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13

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