JPH0538424U - 電磁ブレーキ又は電磁クラツチ用フイールドコア - Google Patents

電磁ブレーキ又は電磁クラツチ用フイールドコア

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JPH0538424U
JPH0538424U JP9510191U JP9510191U JPH0538424U JP H0538424 U JPH0538424 U JP H0538424U JP 9510191 U JP9510191 U JP 9510191U JP 9510191 U JP9510191 U JP 9510191U JP H0538424 U JPH0538424 U JP H0538424U
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JP
Japan
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field core
mounting
piece
electromagnetic brake
mounting piece
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Pending
Application number
JP9510191U
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English (en)
Inventor
恒雄 塩沢
Original Assignee
恒雄 塩沢
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フィールドコアの背面5にコ字状をした切込
みを設け、該切込みにより形成される小片を取付片1と
する。次いで、該取付片1を基端部から起こし反対側へ
折り曲げとともに該取付片1上に螺子孔2を設ける。さ
らに、反対方向へ折り曲げた取付片1の基端側部を切欠
し、間隙部3を設ける。 【効果】 フィールドコアを外部本体へ取付けるための
取付板が不要となり、取付板及びその取付けにかかる費
用及び手間がかからなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、電磁ブレーキ又は電磁クラッチに用いられるコイルを内包し、保 護、固定するためのフィールドコアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電磁ブレーキ又は電磁クラッチに用いられるフィールドコアは、例えばブレー キ用として使用する場合、ブレーキトルクをフィールドコアが受け止めなければ ならないため、フィールドコアを外部本体へ固定しなければならない。
【0003】 その方法として、現状ではフィールドコアの背面に取付板を溶接して一体化し (図5参照)、取付板を介して螺子等によりフィールドコアを外部本体へ取付け ることにより行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようなフィールドコアの背面に取付板を組合せ溶接する方法にお いては、フィールドコアとは別に取付板を準備しなければならず、その分材料や 材料加工のための費用がかかるとともに、取付板をフィールドコアへ溶接するた めの手間や費用もかかるものであった。
【0005】 また、フィールドコアにより内包され、保護、固定されたコイルのリード線を フィールドコアの外部へ出さなければならず、フィールドコアの周側面に穴を設 ける必要があった。
【0006】 さらに、取付板を取付けることにより、フィールドコアの重量が増加してしま うという欠点も有するものであった。
【0007】 本願考案は、前記課題に対処しようとするものであり、以下に記載した簡単な 方法によりその目的を達成することができたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、取付板を廃して取付板に代わるものをフィールドコア自体から打 ち出すことにより行ったものである。
【0009】 以下、本願考案の詳細について、図面を基に説明する。 中心部が空洞の二重円筒形をした従来のフィールドコアの背面(5)に、内側 又は外側の一定方向を向いたコ字状の切込みを設け、該切込みにより形成される 小片を取付片(1)とする。次いで該取付片(1)を基端部から起こし(図3( ロ)参照)、そのまま反対方向へ折り曲げる(図3(ハ)参照)とともに、該取 付片(1)上に螺子孔(2)を設ける。さらに、反対方向へ折り曲げた取付片( 1)の基端側部を切欠し、間隙部(3)を設ける。
【0010】 以上のように構成したフィールドコア(A)は、正面中空部(4)内にコイル (10)を挿入するととともにコイル(10)のリード線(17)を該間隙部( 3)より引出し、その後、該取付片(1)を外部本体(15)に当接し、螺子( 16)を用いて該外部本体(15)と固定することにより用いられる。尚、取付 片の数はフィールドコアの大きさにより適宜設ければよい。
【0011】
【作用】
上述のように、フィールドコアの背面にコ字状の切込みを設け、該切込みによ り形成された小片を取付片として起こし、反対方向へ折り曲げることにより、フ ィールドコアの背面に取付片を溶接したのと同じ状態となるので、フィールドコ アを外部本体へ取付け固定することができる。
【0012】
【効果】
本願考案のようにフィールドコア自体から取付片を設けたことにより、フィー ルドコアを外部本体へ取付けるための取付板が不要となり、取付板の材料費や加 工費及びフィールドコアへの溶接費などがかからずコスト面で大きな利点を有す る。
【0013】 また、従来のような取付板の製造・加工・溶接といった多工程を必要とせず、 フィールドコア本体を製造する際に連続して取付片を打ち出すことができるため 、手間がかからず簡単に効率よく製造することができる。
【0014】 さらに、取付板の分だけ重量が軽減できるほか、リード線を引き出すための穴 を設ける必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願考案のフィールドコアを示す正面斜視
図。
【図2】 本願考案のフィールドコアを示す背面斜視
図。
【図3】 本願考案のフィールドコアの製造方法を示す
説明図。
【図4】 本願考案のフィールドコアの使用状態を示す
断面図。
【図5】 従来のフィールドコアを示す説明図。
【符号の説明】
A フィールドコア 1 取付片 2 螺子孔 3 間隙部 4 正面中空部 5 背面 10 コイル 11 ロータ 12 アーマチュア 13 ハブ 14 回転軸 15 外部本体 16 螺子 17 リード線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁ブレーキ又は電磁クラッチに用いら
    れるフィールドコアにおいて、フィールドコアの背面に
    コ字状をした切込みを設け切込みにより形成される小片
    を取付片とし、次いで該取付片を起こして反対方向へ折
    り曲げるとともに、取付片上に螺子孔を設けることを特
    徴とする電磁ブレーキ又は電磁クラッチ用フィールドコ
    ア。
  2. 【請求項2】 取付片の基端側部を切欠し、間隙部を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の電磁ブレーキ又
    は電磁クラッチ用フィールドコア。
JP9510191U 1991-10-23 1991-10-23 電磁ブレーキ又は電磁クラツチ用フイールドコア Pending JPH0538424U (ja)

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