JPH0538357Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0538357Y2
JPH0538357Y2 JP6992087U JP6992087U JPH0538357Y2 JP H0538357 Y2 JPH0538357 Y2 JP H0538357Y2 JP 6992087 U JP6992087 U JP 6992087U JP 6992087 U JP6992087 U JP 6992087U JP H0538357 Y2 JPH0538357 Y2 JP H0538357Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
photosensitive material
tank
discharge port
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6992087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63178829U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6992087U priority Critical patent/JPH0538357Y2/ja
Publication of JPS63178829U publication Critical patent/JPS63178829U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0538357Y2 publication Critical patent/JPH0538357Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は印画紙等の感光材料へ処理槽内で現像
等の処理を行うための感光材料処理装置に関す
る。
[従来の技術] 印画紙、X線フイルム等の感光材料現像装置で
は、処理装置内へ複数対のローラが掛け渡され、
これらのローラに挟持搬送されながら感光材料が
現像処理されるようになつている。
このような現像処理装置では、現像槽内の空気
中の酸素による現像主薬の酸化、感光材料の処理
による現像主薬又はその他の成分の消費あるい
は、感光材料から放出される現像抑制物質の作用
等に基づく疲労現像液が現像槽の一部に停滞しな
いように現像槽内の現像液を循環させて現像槽内
を全体的に撹拌している。現像主薬の酸化は、主
として現像液と空気との界面で起るから、この循
環量は空気による酸化を少なくするという目的に
対しては必要最少限であることが好ましい。
ところで、現像槽内で感光材料が現像処理され
ると、現像によつて生じた疲労現像液が感光材料
の表面に停滞するため、局部的に現像効率が低下
し現像むらを生ずる。特に超迅速処理において
は、現像後半部に停滞する疲労現像液によつて、
現像むらを生じ易い。この疲労現像液を除去する
ため感光材料の表面上へ現像液を吹き付ける等部
分的に撹拌すると現像液を現像槽内の全体的な撹
拌のための循環とは別に循環することになるた
め、現像液の循環量は全体的な撹拌のための循環
量と部分的な撹拌のための循環量の合計の循環量
となるので空気による現像液の酸化が多くなる。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記事実を考慮して、感光材料の現像
効率を向上させると共に現像液の空気による酸化
疲労を少なくすることができる感光材料処理装置
を得ることが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る感光材料処理装置は、感光材料を
現像槽内で該現像槽の側壁に沿つて搬送すること
により現像処理する感光材料処理装置であつて、
前記現像槽の底部に設けられた現像液排出口と前
記側壁のほぼ中央に設けられた第1の吐出口とを
連通する第1の現像液案内手段と、前記現像液排
出口から前記第1の吐出口へ前記第1の現像液案
内手段による現像液を送るポンプと、前記現像液
排出口と前記現像槽内を搬送される感光材料の搬
送経路の後半部に対応する側壁部分に設けられた
第2の吐出口とを連通する第2の現像液案内手段
と、感光材料の非処理中には前記ポンプを駆動し
第1の現像液案内手段を介して現像液を循環させ
ると共に感光材料の処理中には第1の現像液案内
手段に加えて第2の現像液案内手段を介して現像
液を循環させる制御手段と、を有することを特徴
としている。
[作用] 従つて感光材料が現像処理されない場合はポン
プにより吸込まれた現像液によつて現像槽内の広
範囲に亘つて現像液を撹拌するだけなので現像液
の空気による酸化疲労を最小限にすることができ
る。
また感光材料が現像処理される場合はポンプに
より吸込まれた現像液で現像槽内を広範囲に亘つ
て撹拌すると共に、その一部を感光材料の搬送方
向後半部へ送るので感光材料の表面の現像液が撹
拌され感光材料の現像むらを防止することができ
る。
本考案は本出願人がさきに出願した特願昭61−
280386号、同61−280387号、同61−297672号、同
61−297673号、同61−315537号、実願昭62−
10886号、同62−10887号等に記載された超迅速処
理用処理装置等に特に好適である。
[考案の実施例] 第1図には本考案に係る感光材料処理装置が適
用された現像装置10が示されている。
この現像槽12内には現像液が収容されてお
り、感光材料14が、現像槽12の上部に配置さ
れた一対の搬送ローラ16に案内されて現像槽1
2内へ送入されるようになつている。現像槽12
内には一対の側板34,36が配置されている。
これらの側板34,36間には複数対(この実
施例では5対)の搬送ローラ対38Aと38B,
40Aと40B,42Aと42B,44Aと44
B,46Aと46B、が掛け渡されて軸支されて
いる。これらの搬送ローラ対38〜46は両端部
から回転軸58が延長され、これらの回転軸58
は側板34,36に取り付けられた図示しない軸
受に支持されている。これらの回転軸58の一方
は側板34を貫通して側板34,36から外側に
延長され、その先端部には図示しない歯車が取り
付けられて、図示しない駆動手段の駆動力が伝達
されるようになつている。この駆動力により搬送
ローラ38〜46が回転するようになつている。
従つて一対の搬送ローラ16で現像装置10内
へ感光材料が案内搬送され、搬送ローラ42Aと
42Bとで反転されて、搬送ローラ46Aと46
Bとで次工程へ送り出されるようになつている。
現像装置10にはポンプ22が備えられてい
る。このポンプ22の吸込口は、配管23Aを介
して現像槽12の底部を貫通して現像槽12内と
連通されている。またこのポンプ22の吐出口は
配管23B及び熱交換器24を介して、現像槽1
2の底部を貫通して上方に延び側板36のほぼ中
央部に設けられた現像液吐出口12Aと連通され
ている。従つてこのポンプ22の作動により現像
槽12の底部から吸い込まれた現像液は熱交換器
24を通つて、側板36の現像液吐出口12Aか
ら再び現像槽12内へ送られ循環されるようにな
つている。配管23A,23Bは第1の現像液案
内手段を構成している。
また現像装置10には現像槽12の下方にポン
プ26が備えられており、ポンプ26の吸込口は
配管23Cを介して熱交換器24と連通されてい
る。ポンプ26の吐出口は、配管23Dを介して
側板36の感光材料14搬送方向後半部に設けら
れた現像液吐出口28と連通されている。配管2
3C,23Dが第2の現像液案内手段を構成して
いる。
これらのポンプ22,26及び熱交換器24
は、現像装置10に備えられた制御装置30のマ
イクロコンピユータへ接続されている。この制御
装置30へは、感光材料14の現像槽12内への
入口に配置された検出器32が接続されている。
この検出器32は感光材料14が現像槽12内へ
送入されたことを検出して制御装置30へ信号を
送るようになつている。
従つてこの制御装置30は、検出器32の信号
に基づいてポンプ22,26及び熱交換器24の
作動を制御するようになつている。
次に本実施例の作用について説明する。
感光材料14は一対の搬送ローラ16に案内さ
れて現像槽12内へ送入され、一対の搬送ローラ
38〜46に挟持案内されて次工程へ送られる。
この現像槽12内を通過することにより感光材料
14は現像処理される。
現像槽12内を感光材料14が通過していない
場合すなわち非処理中の場合は制御手段30によ
つてポンプ22、熱交換器24が作動され、現像
槽12内の現像液が循環される。この循環は現像
槽12の現像液を全体的に撹拌して空気による酸
化疲労を少なくさせている。
現像槽12内を感光材料14が通過する場合す
なわち処理中の場合は検出器32が感光材料14
の通過を検出して制御装置30へ信号を送る。こ
の信号に基づいて制御装置30はポンプ26を作
動させ、ポンプ22(例えば6/分)によつて
吸込まれた現像液の一部を感光材料14搬送方向
後半部に設けられた現像液吐出口28から現像槽
12内へ送る。この送られた現像液は、ポンプ2
2によつて吸い込まれた現像液の一部(例えば3
/分)であり、ポンプ22が現像液吐出口12
Aから現像槽12内へ送る現像液の量(例えば3
/分)は少なくなつている。すなわち、現像槽
12内に送られる現像液の全体の量はポンプ26
が作動されてもほとんど変化することはない。
従つて、感光材料14が処理される場合には感
光材料14の搬送方向後半部に現像液が吐出され
て、現像むらの原因となりやすい現像後半部に滞
留する疲労現像液が除去されるので、現像むら防
止できる。また非処理中にはポンプ22によつて
現像槽12内の現像液が全体的に撹拌されるので
空気による酸化疲労を必要最少限とすることがで
きる。
なお、上記実施例のポンプ26を省略して、熱
交換器24部分へ現像液吐出口12Aのみへ現像
液を送る状態と、これに加えて現像液吐出口28
へ現像液を送る状態が選択できる弁を設けてもよ
い。
[考案の効果] 以上説明した如く本考案に係る感光材料処理装
置は、感光材料の現像効率が向上し、現像むらを
防止すると共に現像液の空気による酸化疲労を少
なくすることができるという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る感光材料処理装置が適用
された現像装置を示す斜視図、第2図は第1図
−に沿つて切断した断面図である。 12……現像槽、12A……現像液吐出口、1
4……感光材料、22,26……ポンプ、28…
…現像液吐出口、30……制御装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 感光材料を現像槽内で該現像槽の側壁に沿つて
    搬送することにより現像処理する感光材料処理装
    置であつて、 前記現像槽の底部に設けられた現像液排出口と
    前記側壁のほぼ中央に設けられた第1の吐出口と
    を連通する第1の現像液案内手段と、 前記現像液排出口から前記第1の吐出口へ前記
    第1の現像液案内手段による現像液を送るポンプ
    と、 前記現像液排出口と前記現像槽内を搬送される
    感光材料の搬送経路の後半部に対応する側壁部分
    に設けられた第2の吐出口とを連通する第2の現
    像液案内手段と、 感光材料の非処理中には前記ポンプを駆動し第
    1の現像液案内手段を介して現像液を循環させる
    と共に感光材料の処理中には第1の現像液案内手
    段に加えて第2の現像液案内手段を介して現像液
    を循環させる制御手段と、 を有することを特徴とする感光材料処理装置。
JP6992087U 1987-05-11 1987-05-11 Expired - Lifetime JPH0538357Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6992087U JPH0538357Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6992087U JPH0538357Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63178829U JPS63178829U (ja) 1988-11-18
JPH0538357Y2 true JPH0538357Y2 (ja) 1993-09-28

Family

ID=30911079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6992087U Expired - Lifetime JPH0538357Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0538357Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63178829U (ja) 1988-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6318350A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の自動現像装置
CA2121442C (en) Automatic tray processor
JPH0816778B2 (ja) 写真処理装置
US5070351A (en) Method and apparatus for processing photosensitive material
JP2726235B2 (ja) 織物面のチャネルを有する感光材処理装置
JPH11190897A (ja) 感光材料処理装置
JP3222464B2 (ja) 写真処理装置
JPH0538357Y2 (ja)
US5721999A (en) Method and apparatus for processing photosensitive material
JP2522818B2 (ja) 感光性平版印刷版処理機
US5353088A (en) Automatic tray processor
JPH075662A (ja) モジュラー処理チャネルを有する感光材処理装置
JPH05341535A (ja) 感光性平版印刷版処理装置の廃液回収方法
JPH0146058B2 (ja)
JPH075661A (ja) 感光材処理装置
JP2700472B2 (ja) 写真感光材料の処理機
US5708903A (en) Processing apparatus for light-sensitive materials
US4189803A (en) Wet-processing apparatus for photographic emulsion carriers with novel disposal of drier-unit exhaust air
JPH0738918Y2 (ja) 感光性平版印刷版処理機の補充液供給部構造
JP2501273Y2 (ja) 感光性平版印刷版処理機
JP2928089B2 (ja) 感光材料処理装置
JP2543201B2 (ja) 感光材料処理装置
JPH0695333A (ja) 感光材料処理装置
JPH0438343B2 (ja)
JP2931486B2 (ja) 自動現像機の処理液ろ過機構