JPH075662A - モジュラー処理チャネルを有する感光材処理装置 - Google Patents

モジュラー処理チャネルを有する感光材処理装置

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JPH075662A
JPH075662A JP6094083A JP9408394A JPH075662A JP H075662 A JPH075662 A JP H075662A JP 6094083 A JP6094083 A JP 6094083A JP 9408394 A JP9408394 A JP 9408394A JP H075662 A JPH075662 A JP H075662A
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リン パットン デビッド
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理液の少ない感光材の処理装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 狭い水平な処理チャネルを利用した、処理液
の少ない感光材の処理装置である。チャネルはモジュラ
ー絞りピンチローラとモジュラー衝撃スロットノズルを
繰り返し結合した構成を採用することにより形成され
る。写真処理液は衝撃スロットノズルを通して導入さ
れ、絞りピンチローラは処理液を感光材から取り出し且
つ感光材を搬送するために使用される。処理液のレベル
の制御は、アップターン部の上部下方に位置するドレイ
ンにより行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真の分野に関し、更に
詳しくは、感光材の処理装置に関する。感光材の処理に
は例えば現像、ブリーチ、定着、洗浄及び乾燥などのい
くつかの段階を含む。これらの段階は、連続したフイル
ムのウェブ、又はフイルム若しくは写真紙のカットシー
トを、各ステーションにおいてその処理段階に適切な処
理液を含んだ一連のステーション又はタンクに順次搬送
することにより、それら自体機械化されている。
【0002】写真フイルム処理装置には各種のサイズの
もの、即ち大型の写真完成装置及びマイクロラボがあ
る。大型の写真完成装置は各処理液をほぼ100リット
ル収容できるラックやタンク形態を使用する。小型の写
真完成装置及びマイクロラボはは各処理液をほぼ10リ
ットル収容できるラックやタンク形態を使用する。
【0003】
【従来の技術】従来技術において、各種のサイズの写真
処理装置に含まれる各種のタンクの容積を減少し、一方
で使用済でその後に廃棄する写真処理液の量を減少した
場合に、同じ量のフイルム又は写真紙を処理できること
が示唆されている。小さいタンクを使用してこれらの問
題を解決する方法の1つとして、典型的にタンクの内部
及び外部を離すのではなく固定する方法がある。小さい
タンクを使用する場合の他の典型的な問題として、処理
すべき材料がジャムを起こしやすいことである。また、
洗浄や保守の目的でラックをタンクから分離するのは困
難で且つ時間のかかる作業である。
【0004】1つの従来技術では写真タンクを使用した
低容量の感光材処理装置が容易に分離することができる
内部ラック部及び外部タンク部を有する。処理装置は、
通常サイズの処理タンクにおいて従来使用されていた同
じ処理液を少量含んでいた。事実、いくつかの例では、
通常サイズの処理タンクにおいて写真処理液の容量は9
0パーセントまで減少された。この装置タンクの内部ラ
ック部を他のタンクから容易に分離可能であり、一方感
光材に対しても処理液に対しても狭い通路を与えてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術において感光
材を処理するために自動写真処理装置が使用されてき
た。自動処理装置は処理液が容量内に浸された搬送ラッ
クを連続的に配置した構成である。ラック及びタンクの
形状ないし形態は所定の環境、例えばオフィス、家庭、
コンピュータのある領域などでは不適当であった。
【0006】その理由は、写真処理液が溢れた場合にそ
れに対する対応に欠けること、即ちタンクからラックや
フラッシュを洗浄すべき処理液や雫等に対する対応に欠
けることから装置及び環境を破損することである。ま
た、写真材料はシャッター装置内でジャムを起こすこと
がある。この場合にラックをタンクから切り離してジャ
ム材料を取り除くために写真材料にアクセスしなければ
ならない。ラックやタンクの形状によっては処理液を零
すことなくラックをタンクから取り外すことは困難であ
る。
【0007】従来の処理装置の他の問題は、ロールない
しカットシート形状の写真材料を所定の時間内でのみ処
理できることである。更に、カットシート形態の感光材
を処理するように設計された処理装置では搬送される感
光材の最短又は最長の長さによって感光材を処理するも
のに限られていた。更に、ローラはより短い長さの感光
材を搬送することが要求される。その理由は、感光材の
一部は常に1対の搬送ローラに物理的に接触していなけ
ればならず、又は感光材のカットシートが処理装置全体
を通して移動できないからである。要求される搬送ロー
ラの数が増加すればする程、処理装置のサイズは大きく
なる。従来の処理装置のさらに別の問題は1種類の感光
材、即ち写真紙に対してのみ所定時間内で処理するよう
に設計されている点である。従来の処理装置ではX線フ
イルムの処理に容易に適用することはできない。
【0008】その後モジュラー化が求められたが達成さ
れていない。モジュラー化がもたらす生産効率、及び異
なる消費者のニーズに適合する写真処理装置に対して柔
軟であることが必要であるにもかかわらず、写真装置工
業では完全に異なった処理要素を使用したものはなかっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、チャネル内に
処理液を含んだ入口及び出口を具備する狭い水平の処理
チャネルを使用する少容量の写真材処理装置を提供する
ことにより上述の従来技術における問題を解決するもの
である。チャネルはモジュラー絞り式ピンチローラ及び
モジュラー衝突型スロットノズルの組み合わせを繰り返
し配置ことによって形成される。圧搾ピンチローラ及び
衝撃スロットノズルのモジュラーセットの狭い、内部拡
散した配置により、連続した薄い水平な処理チャネルが
形成される。写真処理液はモジュラー衝撃スロットノズ
ルを介して処理チャネルに導入するために使用され、圧
搾ピンチローラはこの狭いチャネルを通して感光材を搬
送するのに使用される。処理液のレベル制御は上方回転
部分の上部に位置するドレインによって達成される。
【0010】上述の圧搾ピンチローラ及び衝撃スロット
ノズルの構成はカットシート状又はロール状の何れかの
感光材の搬送を行い、感光材に新しい処理液を供給する
一方で使用済の処理液を感光材から取り除く。処理装置
は、通常のサイズの処理タンク内で以前に使用されてい
た同じ写真処理液をより少量の容積で含んでいる。圧搾
ピンチローラ及び衝撃スロットノズルは処理装置が種々
の異なる形状を有することを許容する。そのような形状
は容易に変更できる。例えば処理装置は一方の面にエマ
ルジョンを有する形式の感光材を処理する処理装置から
両面にエマルジョンを有する感光材を処理する処理装置
に容易に変更することができる。これはモジュラースロ
ットノズルを、感光材の両面にモジュラースロットノズ
ルが現れている形態のものに再配置することによって行
える。
【0011】モジュラースロットノズル及びモジュラー
ローラは、各モジュラースロットノズル及び各モジュラ
ーローラが容易に除去でき又はコンテナに挿入でき、連
続した処理装置を形成できる形態のものである。これは
処理器の保守及び洗浄が容易で感光材のジャムを容易に
補修することができる。その理由は単一のノズルを単に
取り外すだけでよいからである。また個々のスロットノ
ズル及びモジュラーローラがチャネルを形成するために
使用されているので、処理器の物理的なサイズが減少さ
れる。スロットノズル及びローラがモジュラー形式であ
り、処理器の多数の構成要素は従来の処理器に比較して
少なくなる。
【0012】本発明によると、モジュラースロットノズ
ル及びモジュラーローラを使用することにより、モジュ
ラー化の設計を鹿支援する共通化が達成されることが見
出された。上述のことは、本発明の感光材を処理する装
置によって達成される。即ち、本発明のモジュラー処理
チャネルを有する感光材処理装置は、コンテナと該コン
テナ内部に設置された少なくとも1つの処理アッセンブ
リとを具備し、該少なくとも1つの処理アッセンブリは
処理液が流れる処理チャネルを構成し、該処理チャネル
は入口及び出口を有し、該処理チャネルは処理モジュー
ルに有効な処理液の全量の少なくとも40パーセントを
含み且つ前記処理チャネルで処理されるべき感光材の厚
さの約100倍以下の厚さを有し、該処理アッセンブリ
は該チャネルへ処理液を排出する少なくとも1つのスロ
ットノズルを有し、該処理アッセンブリは少なくとも1
つの処理チャネルへ処理液を排出する少なくとも1つの
モジュラースロットノズルを有する処理モジュールと、
前記チャネルを通してチャネル入口からチャネル出口へ
感光材を搬送する搬送手段と、前記処理液チャネルによ
って規定された小さな容積を通して処理液を循環させる
手段と、を含むことを特徴とする。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。特に図1において、符号10は
処理モジュールを示し、単独で設置されるか、又は他の
処理モジュールと結合若しくは組合をして感光材処理用
の連続した列のユニットを構成することもできる。
【0014】処理モジュール10は、コンテナ11、非
回転入口通路100(図2について説明する)、入口搬
送ローラアッセンブリ12、搬送ローラアッセンブリ1
3、出口搬送ローラアッセンブリ15、非回転出口通路
101(図2について説明する)、高衝撃スロットノズ
ル17a、17b、17c、駆動部16及び回転アッセ
ンブリ18を具備し、アッセンブリ18は駆動部16を
回転する周知の手段、例えばモータ、ギア、ベルト、チ
ェーン等である。コンテナ11内にアクセス穴61が設
けられる。穴61はモジュール間の連結に使用される。
アッセンブリ12、13、15はコンテナ12内におい
てコンテナの壁に近接して配置され、スロットノズル1
7a、17b、17cはコンテナ11の壁に近接して配
置される。駆動部16はローラアッセンブリ12、13
及び15及び回転アッセンブリ18に連結され、アッセ
ンブリ16はアッセンブリ18の動作をアッセンブリ1
2、13及び15に伝達するのに使用される。
【0015】ローラアッセンブリ12、13及び15、
及びスロットノズル17a、17b、17cはコンテナ
11に対して挿入及び離脱が容易である。ローラアッセ
ンブリ13は上ローラ22と、底ローラ23と、底ロー
ラ23に対して上ローラ22を圧縮状態に維持する緊張
ローラ62と、ベアリングブラケット26と、薄くて小
さい容積の処理チャネル25を有するチャネル部24と
から成る。狭いチャネル開口27が部分24の内部に存
在する。部分24の入口側の開口27は部分24の出口
側の開口25と同じサイズ及び形状を有する。部分24
の入口側の開口27は面取り、テーパ状、半径状であっ
ても良く、或いは部分24の出口側より大きくても良
く、各種の感光材21の剛性の違いを容認する。チャネ
ル開口27は処理チャネル25の一部を形成する。ロー
ラ22及び23は駆動又は被駆動ローラであり、ローラ
22及び23はブラケット26に連結される。ローラ2
2及び23はギア28に噛合することにより回転され
る。
【0016】感光材21はローラアッセンブリ12、1
3及び15により処理チャネル25を通して自動的にA
又はBのいずれかの方向へ搬送される。感光材21はカ
ットシート又はロール状、或いは感光材21は1つのロ
ールであって且つ同時にカットシート状にされる。感光
材21は両面又は片面にエマルジョンを含有する。カバ
ー20がコンテナ11上に設置されると、光遮蔽した被
覆体が形成される。このように、モジュール10は、図
5にて説明する循環システム60を伴って光遮蔽モジュ
ールとして単独で設置され、感光材を処理することがで
きるもの、即ち、モノバスを構成する。2又はそれ以上
のモジュール10が結合されると多段の連続した処理ユ
ニットが形成される。1又は2以上のモジュール10の
組合は図7にて説明する。
【0017】図2は図1のモジュール10の一部を切断
して示すものである。アッセンブリ12、13、及び1
5、ノズル17a、17b、17c、背板9は処理チャ
ネル25、コンテナ11、循環システム60(図5)及
び間隙49a、49b、49c及び40d内に含まれる
処理液の量が最小となるように設計されている。モジュ
ール10の入口において非回転チャネル100は処理チ
ャネル25の入口を形成する。モジュール10の出口に
おいて非回転チャネル101は処理チャネル25の出口
を形成する。アッセンブリ12はアッセンブリ13と同
様である。アッセンブリ12は上ローラ30、底ローラ
31、底ローラ31に対して上ローラ30を保持する緊
張ローラ62(図示せず)、ベアリングブラケット2
6、及びチャネル部24から成る。狭い処理開口25の
部分がチャネル24によって形成される。ローラ30及
び31は駆動又は被駆動ローラであり、ローラ30及び
31はブラケット26に連結される。アッセンブリ15
はアッセンブリ13と同様である。ただし、アッセンブ
リ15はローラ32及び33と同様の作用をする2つの
追加のローラ130及び131を有する。アッセンブリ
15は上ローラ32、底ローラ33、緊張ローラ62
(図示せず)、上ローラ130、底ローラ131、ベア
リングブラケット26、及びチャネル部24から成る。
狭い処理開口25の部分が部分24内に形成される。チ
ャネル部24は処理チャネル25の一部を形成する。ロ
ーラ32、33、130及び131は駆動又は被駆動ロ
ーラであり、ローラ32、33、130及び131はブ
ラケット26に連結される。
【0018】背板9及びスロットノズル17a、17
b、17cはコンテナ11に取付けられる。図2に示す
実施例は感光材21がその面の一方にエマルジョンを有
する場に使用される。感光材21のエマルジョンの側は
スロットノズル17a、17b、17cに面している。
感光材21はローラ30及び31間のチャネル25に入
り、背板9とノズル17aを越えて移動する。そして感
光材21はローラ17b及び17c間を移動し、背板9
及びノズル17b及び17cを越えて移動する。この地
点において感光材21はローラ32及び33間を移動し
且つローラ130及び131間を移動し処理チャネル2
5を出る。
【0019】通路48aはポート44aを通して間隙4
9aに連通し、ポート44(図5)を通して循環システ
ム60に連通する。これついては図5でより詳細に説明
する。通路48bはポート45aを通して間隙49bに
連通し、ポート45(図5)を通して循環システム60
に連通する。通路48cはポート46aを通して間隙4
9cに連通し、ポート46(図5)を通して循環システ
ム60に連通し、且つ通路48dはポート47aを通し
て間隙49dに連通し、ポート47(図5)を通して循
環システム60に連通する。スロットノズル17aは通
路50aを通して循環システム60に、ポート44(図
5)を通して入口ポート41aに連通し、且つスロット
ノズル17bは通路50bを通して循環システム60
に、入口ポート42(図5)を通して入口ポート42a
に連通する。通路50cはポート43aを通してノズル
17cに連通し、ポート43(図5)を通して循環シス
テム60に連通する。センサ52はコンテナ11に連通
し且つセンサ52は通路51に対する処理溶液のレベル
235を保持するために使用される。過度の処理液は溢
流通路51から取り除かれる。
【0020】織物面200又は205は処理チャネル2
5に面する背板9の表面に、及び処理チャネル25に面
するスロットノズル17a、17b及び17cの表面に
付着される。図3は図2に示したモジュール10の他の
実施例を一部破断した断面図で示すものであり、感光材
21は一方の面にエマルジョンを有し、且つノズル17
d、17e及び17fはコンテナ11の上部にある。ア
ッセンブリ12、13及び15、ノズル17d、17e
及び17f、並びに背板9は処理チャネル25及び間隙
49e、49g及び49hに含まれる処理液の量を最少
にするように設計されている。モジュール10の入口に
おいて、チャネル100は処理チャネル25への入口を
構成する。モジュール10の出口において、上向きチャ
ネル101は処理チャネル25の出口を構成する。アッ
センブリ12はアッセンブリ13と同様である。アッセ
ンブリ12は上ローラ30、底ローラ31、底ローラ3
1に対して上ローラ30を保持する緊張ローラ62(図
示せず)、ベアリングブラケット26、及びチャネル部
24から成る。狭い処理開口25の部分がチャネル24
によって形成される。ローラ30、31、130及び1
31は駆動又は被駆動ローラであり、ローラ30、3
1、130及び131はブラケット26に連結される。
即ち、ほぼ連続した処理チャネルが提供されることとな
る。
【0021】背板9及びスロットノズル17d、17
e、17fはコンテナ11に固着される。図3に示す実
施例は感光材21がその面の一方にエマルジョンを有す
る場合に使用される。感光材21のエマルジョンの側は
スロットノズル17d、17e、17fに面している。
感光材21はローラ30及び31間をチャネル25に入
り、背板9とノズル17dを越えて移動する。そして感
光材21はローラ22及び23間を移動し、背板9及び
ノズル17e及び17fを越えて移動する。この地点に
おいて感光材21はローラ32及び33間を移動し且つ
ローラ130及び131間を移動し処理チャネル25を
出る。
【0022】通路48eはポート44bを通して間隙4
9eに連通し、ポート44(図5)を通して循環システ
ム60に連通し、且つ通路48fはポート45bを通し
て間隙49fに連通し、ポート45(図5)を通して循
環システム60に連通する。通路48gはポート46b
を通して間隙49gに連通し、ポート46(図5)を通
して循環システム60に連通し、且つ通路48hはポー
ト47bを通して間隙49hに連通し、ポート47(図
5)を通して循環システム60に連通する。スロットノ
ズル17dは通路50dを通して循環システム60に、
入口41(図5)を通して入口ポート41bに連通し、
且つスロットノズル17eは通路50eを通して循環シ
ステム60に、ポート42(図5)を通して入口ポート
42bに連通する。通路50fは入口ポート43bを通
してノズル17fに連通し、ポート43(図5)を通し
て循環システム60に連通する。センサ52はコンテナ
11に連通し且つセンサ52は通路51に対する処理溶
液のレベル235を保持するために使用される。過度の
処理液は溢流通路51から取り除かれる。
【0023】織物面200又は205は処理チャネル2
5に面する背板9の表面に、及び処理チャネル25に面
するスロットノズル17d、17e及び17fの表面に
付着される。図4は図2に示したモジュール10の更に
他の実施例を一部破断した断面図で示すものであり、感
光材21は両方の面にエマルジョンを有し、且つノズル
17g、17h及び17iはコンテナ11の上部にあっ
て、感光材21の1つのエマルジョンの面に面し、且つ
ノズル17j、17k及び17Lは感光材21の他方の
エマルジョンの面に面している。アッセンブリ12、1
3及び15、ノズル17g、17h、17i、17j、
17k及び17Lは処理チャネル25及び間隙49i、
49j、49k及び49Lに含まれる処理液の量を最少
にするように設計されている。モジュール10の入口に
おいて、チャネル100は処理チャネル25への入口を
構成する。モジュール10の出口において、チャネル1
01は処理チャネル25への出口を構成する。アッセン
ブリ12はアッセンブリ13と同様である。アッセンブ
リ12は上ローラ30、底ローラ31、底ローラ31に
対して上ローラ30を保持する緊張ローラ62(図示せ
ず)、ベアリングブラケット26、及びチャネル部24
から成る。狭い処理チャネル25の一部が部分24に存
在する。チャネル部24は処理チャネル25の一部であ
る。ローラ30、31、130及び131は駆動又は被
駆動ローラであり、ローラ30、31、130及び13
1はブラケット26に連結される。アッセンブリ15は
アッセンブリ13と同様である。ただし、アッセンブリ
15はローラ32及び33と同様の作用をする2つの追
加のローラ130及び131を有する。アッセンブリ1
5は上ローラ32、底ローラ33、緊張ローラ62(図
示せず)、上ローラ130、底ローラ131、ベアリン
グブラケット26、及びチャネル部24から成る。狭い
処理開口25の部分が部分24内に形成される。チャネ
ル部24は処理チャネル25の一部を形成する。ローラ
32、33、130及び131は駆動又は被駆動ローラ
であり、ローラ32、33、130及び131はブラケ
ット26に連結される。
【0024】スロットノズル17g、17h、17iは
コンテナ11の上部に固着される。スロットノズル17
j、17k、17Lはコンテナ11の下部に固着され
る。図4に示す実施例は感光材21がその両面にエマル
ジョンを有する場合に使用される。感光材21の一方の
エマルジョンの側はスロットノズル17g、17h、1
7jに面しており、感光材21の他方のエマルジョンの
側はスロットノズル17j、17k、17Lに面してい
る。感光材21はローラ30及び31間をチャネル25
に入り、ノズル17g及び17jを越えて移動する。そ
して感光材21はローラ22及び23間を移動し、ノズ
ル17h、17k、17i及び17Lを越えて移動す
る。この地点において感光材21はローラ32及び33
間を移動し且つローラ130及び131間を移動し処理
チャネル25を出る。
【0025】通路48iはポート44cを通して間隙4
9iに連通し、ポート44(図5)を通して循環システ
ム60に連通し、通路48jはポート45cを通して間
隙49kに連通し、ポート45(図5)を通して循環シ
ステム60に連通する。通路48kは間隙49Lに連通
し、ポート46cを通して循環システム60に連通し、
且つ通路48Lはポート47cを通して間隙49jに連
通し、ポート47(図5)を通して循環システム60に
連通する。スロットノズル17gは通路50gを通して
循環システム60に、ポート41(図5)を通して通路
50gに連通し、且つスロットノズル17hは通路50
hを通して循環システム60に、ポート42(図5)を
通して入口ポート62に連通する。通路50iは入口ポ
ート63を通してノズル17iに連通し、ポート43
(図5)を通して循環システム60に連通する。スロッ
トノズル17jは通路50jを通して循環システム60
に、ポート41(図5)を通して入口ポート41に連通
し、且つスロットノズル17kは通路50kを通して循
環システム60に、ポート42(図5)を通して入口ポ
ート42cに連通する。スロットノズル17Lは通路5
0Lを通して循環システム60に、ポート43(図5)
通して入口ポート43cに連通する。センサ52はコン
テナ11に連通し且つセンサ52は通路51に対する処
理溶液のレベル235を保持するために使用される。過
度の処理液は溢流通路51から取り除かれる。感光材2
1はチャネル入口100に入ってローラ30及び31間
をチャネル25のチャネル部24を通過し、ノズル17
g及び17jを越えて移動する。そして感光材21はロ
ーラ22及び23間を移動し、ノズル17h及び17
k、17L及び17iを越えて移動する。この地点にお
いて感光材21はローラ32及び33間を移動し、処理
チャネル25を出る。
【0026】通路48iはポート44cを通して間隙4
9iに連通し、ポート44(図5)を通して循環システ
ム60に連通し、且つ通路48jはポート45cを通し
て間隙49kに連通し、ポート45(図5)を通して循
環システム60に連通する。通路48kはポート46c
を通して間隙49Lに連通し、ポート46(図5)を通
して循環システム60に連通し、且つ通路48Lはポー
ト47cを通して間隙49jに連通し、ポート47(図
5)を通して循環システム60に連通する。センサ52
はコンテナ11に連通し且つセンサ52は通路51に対
する処理溶液のレベル235を保持するために使用され
る。過度の処理液は溢流通路51から取り除かれる。
【0027】織物面200又は205は処理チャネル2
5に面するスロットノズル17g、17h、17i、1
7j、17k及び17Lの表面に固着される。図5は本
発明の装置における処理液循環システムの概略図であ
る。モジュール10はチャネル25の容積を最少にする
ように設計されている。モジュール10の出口44、4
5、45及び47は通路85を通して循環ポンプ80に
連通されている。循環ポンプ80は通路4を通してチャ
ネル25に連通している。熱交換器86もまた通路63
を通して分岐管64に連通され、分岐管64は通路66
によりフィルタ64に連結されている。フィルタ65は
熱交換器86に連通され、熱交換器86はワイヤ68を
介して制御ロジック67に連結されている。制御ロジッ
ク67はワイヤ71を介して熱交換器87に連結され、
センサ52はワイヤ71を介して制御ロジック67に連
結されている。計量ポンプ72、73、及び74はそれ
ぞれ通路75、76及び77を通して分岐管64に連通
されている。このように、処理液はリザーバを使用する
ことなく出口通路から入口通路に直接汲み上げられる。
【0028】写真溶液を含む写真処理化学物質は計量ポ
ンプ72、73及び74に供給される。感光材センサ2
10が感光材21(図1)がチャネル25に流入したこ
とを検知し、センサ210が線211を介してポンプ7
2、73及び74、並びに制御ロジック67に信号を伝
達した時、ポンプ72、73及び74は適正量の化学物
質を分岐管64に供給する。分岐管64は写真処理液を
通路66に導入する。
【0029】写真処理液は通路66を通してフィルタ6
5に流入する。フィルタ65は写真処理液に含まれるこ
とのある不純物ないし汚染物を除去する。写真処理液が
フィルタを通過した後、処理液は熱交換器86に流入す
る。センサ52は処理液のレベルを検出し、センサ8は
処理液の温度を検出、それぞれワイヤ71及び7を介し
て制御ロジック67に処理液レベル及び処理液温度を伝
達する。例えば、制御ロジック67は、コネティカット
州・06907・スタンフォード・オメガドライブ1
(1 Omega Drive, Stamford, Connecticut06907) のオ
メガ・エンジニアリング社 (Omega Engineering, Inc.)
にて製造されているシリーズCN310・ソリッドステ
ート温度コントローラである。ロジック67はセンサ8
で検出された処理液温度と交換器86がワイヤ70を介
してロジック67に伝達した温度とを比較する。ロジッ
ク67は交換器86に情報を伝え処理液の熱を増加又は
減少する。このように、ロジック67及び熱交換器86
は処理液の温度を修正し、処理液の温度を一定レベルに
維持する。
【0030】センサ52はチャネル25内の処理液レベ
ルを検出し、検出した処理液レベルをワイヤ71を介し
て制御ロジック67に伝達する。ロジック67はワイヤ
71を介してセンサ52によって検出された処理液レベ
ルをロジック67に設定されている処理液レベルと比較
する。ロジック67はワイヤ83を介して情報をポンプ
72、73及び74に伝達し、処理液のレベルが低い場
合は処理液を追加する。一旦処理液レベルが所望値に達
すると制御ロジック67はポンプ72、73及び74に
伝達し、処理液の追加を停止する。
【0031】過剰の処理液はレベル10からポンプで除
去されるか、又はレベル・ドレイン溢流部84から通路
81を通してコンテナ82に除去される。この地点にお
いて処理液は入口41、42及び43を通してモジュー
ル10に流入する。モジュール10が過剰の処理液を含
んでいる場合は過剰の処理液は溢流通路51、ドレイン
溢流部84及び通路81を通してリザーバ82に流れ
る。リザーバ82に処理液レベルはセンサ212により
監視される。センサ212は線213を介して制御ロジ
ック67に連結されている。センサ212がリザーバ8
2に内の処理液の存在を検出した時は線213を介して
ロジック67に信号が伝達され、ロジック67はポンプ
214を作動する。これによりポンプ214は処理液を
分岐管64に汲み上げる。センサ212が処理液の存在
を検出しないときは線213を介してロジック67への
信号により不作動とされる。リザーバ82内の処理液が
溢流部215に達した時は、処理液は通路216を通し
てリザーバ217へ伝わる。残りの処理液はチャネル2
17を循環し、出口通路44、45、46、及び47に
到達する。したがって、処理液は出口通路44、45、
46、及び47から導管85を通り循環ポンプ80に到
達する。本発明の装置内に含まれる写真処理液は、感光
材に露呈された時は、写真処理液の量が少ないので、従
来技術より一層すばやく乾燥した状態に達する。
【0032】図6は図1の一部を示す斜視図である。処
理モジュール10は、コンテナ11、非回転入口通路1
00(図2について説明した)、入口搬送ローラアッセ
ンブリ12、搬送ローラアッセンブリ13、出口搬送ロ
ーラアッセンブリ15、非回転出口通路101(図2に
ついて説明した)、高衝撃スロットノズル17a、17
b、17c、及び背板9を具備する。アッセンブリ1
2、13、15はコンテナ12内においてコンテナの壁
に近接して配置され、スロットノズル17a、17b、
17cはコンテナ11の壁に近接して配置される。
【0033】ローラアッセンブリ12、13及び15、
背板9及びスロットノズル17a、17b、17cはコ
ンテナ11に対して挿入及び離脱が容易である。ローラ
アッセンブリ12、13及び15、背板9及びスロット
ノズル17a、17b及び17cがコンテナ11内に挿
入されることによりモジュールチャネル25が形成され
る。ローラアッセンブリ13は上ローラ22、底ローラ
23、底ローラ23に対して上ローラ22を圧縮状態に
維持する緊張ローラ62、ベアリングブラケット26、
及びチャネル部24から成る。狭いチャネル開口25が
部分24の内部に存在する。部分24の入口側の開口2
5は部分24の出口側の開口25と同じサイズ及び形状
を有する。部分24の入口側の開口25は面取り、テー
パ状、半径状であっても良く、或いは部分24の出口側
より大きくても良く、各種の感光材21の剛性の違いを
受け入れる。チャネル開口25は処理チャネル25の一
部を形成する。ローラ22及び23は駆動又は被駆動ロ
ーラであり、ローラ22及び23はブラケット26に連
結される。感光材21はローラアッセンブリ12、13
及び15により処理チャネル25を通して自動的にA又
はBのいずれかの方向へ搬送される。感光材21はカッ
トシート又はロール状、或いは感光材21は1つのロー
ルであって且つ同時にカットシート状にされる。感光材
21は両面又は片面にエマルジョンが含有する。
【0034】図7は複数のモジュール10を連結して連
続した処理ユニットが形成する場合を示す。モジュール
10には同一又は類似の処理液を含んで処理装置の処理
効率を向上するか、又は異なる処理液を含んで異なる処
理を行う。所定数のモジュール10が連結されている
が、図示の目的で3つのモジュールのみを示す。各モジ
ュール10からの駆動部16(図1)は駆動アクセス穴
を介して公知の手段、例えばカップリング、キー路、ベ
ルト、チェーン、ヘリカル駆動部等によって互いに連結
されている。モジュール10は公知の機械的結合手段、
例えばベルト、ネジ、スナップ、リベット等によって相
互に物理的に連結されている。
【0035】図8は複数のモジュール10を連結して単
一体102として構成し、1つ以上のチャネルを有する
1つの連続写真処理装置としたものである。各モジュー
ル10は1つ又は複数のアッセンブリ及びスロットノズ
ルを有し、1つの連続写真処理装置を形成する。モジュ
ール10は同一又は類似の処理液を含み処理装置の処理
効率を高め、又は異なる処理液を含むことにより異なる
処理機能を発揮させる。モジュール10は図示の目的で
3つのみを示しているが、所定数のものを連結すること
ができる。各モジュール10からの駆動部16(図1)
は駆動アクセス穴を介して公知の手段、例えばカップリ
ング、キー路、ベルト、チェーン、ヘリカル駆動部等に
よって互いに連結されている。モジュール10は公知の
機械的結合手段、例えばベルト、ネジ、スナップ、リベ
ット等によって相互に物理的に連結されている。
【0036】本発明に係る処理装置は処理液を保持する
ために小さな容積をもつ。処理液の容積を限定する部分
として、狭い処理チャネルが与えられる。例えば写真紙
の使用される処理装置用の処理チャネル25は、処理さ
れる紙の厚さの50倍、好ましくは10倍に等しいか又
はより少ない厚さtを有する。写真フイルムを処理する
処理装置において処理チャネル25の厚さtは感光材フ
イルムの厚さの100倍、好ましくは写真フイルムの厚
さの18倍に等しいか又はより少ない。本発明に係る処
理装置の例として約0.008インチの厚さの処理紙を
処理するものはチャネル厚さtは約0.080インチで
ある。また、約0.0055インチの厚さの処理紙を処
理するものはチャネル厚さtは約0.10インチであ
る。
【0037】処理チャネル25及び循環システム内の処
理液の全容積は従来の処理装置と比較して少ない。特
に、特定のモジュールに対して処理装置全体の処理液の
全量はシステムそのシステム内の処理液の全容積の少な
くとも40パーセントである。好ましくは、処理チャネ
ル25の容積はそのシステム内の処理液の全容積の約5
0パーセントである。図示の実施例では処理チャネルの
容積は処理液の全容積の約60パーセントである。
【0038】典型的にはシステム内の有効な処理液量は
処理装置によって、即ちその装置が、処理可能な感光材
の量によって変化するものである。例えば、典型的な従
来技術のマイクロラボ処理器では感光材(一般に搬送速
度は約50インチ/分より少ない)を約5平方フィート
/分で処理する処理装置は約17リットルの処理液を有
する。本発明により構成した処理装置では約5リットル
である。典型的な従来技術のミニラボ処理装置について
は、感光材(一般に搬送速度は約50インチ/分ないし
約20インチ/分である)を約5平方フィート/分ない
し約15平方フィート/分で処理する処理装置は約10
0リットルの処理液を有する。本発明により構成した処
理装置では約10リットルである。従来技術の大型のラ
ボ処理装置については、感光材(一般に搬送速度は約7
〜60フィート/分)を約50平方フィート/分までで
処理する処理装置は典型的に約150〜300リットル
の範囲の処理液を有する。本発明により構成した大型の
ラボ処理装置では約15〜100リットルである。本発
明により構成したミニラボザイズの処理装置であって感
光材を1分あたり15平方フィートで処理するものは、
従来技術の典型例では約17リットルであるのに対し、
処理液は約7リットルである。
【0039】ある状況では処理液の渦流を生じさせない
ように通路48a−1内に及び間隙49a−1に溜まり
を設けるのが適当である。このような溜まりのサイズや
形状は処理液が循環される速度及び循環システムの一部
を構成する連通路のサイズによるのは勿論である。例え
ば、ポンプへの通路48a−1及び間隙49a−1内に
おける連通路をできる限り小さくすべきであり、しかも
処理チャネルからポンプへの連通路が大きくなればなる
程渦流をおこしやすくなる。例えば、約3〜4ガロン/
分の循環速度を有する場合処理装置においては、循環ポ
ンプへのトレイの出口において約4インチのヘッド圧を
渦流なしに維持するように溜まりを設けるのが好まし
い。溜まりはトレイの出口に隣接する局部的な領域にの
み設ける必要がある。このように、処理装置に要求され
る流速に対して有効となるように少ない処理液の量をバ
ランスさせることが重要である。
【0040】ノズルを通って処理チャネルへ処理液が流
れるのを有効にするため、処理液を処理チャネルへ排出
するノズル開口部が次の関係を満たすのが望ましい。 1 ≦F/A≦ 40 ここで、Fはノズルを通る処理液の流速度で1分当たり
のガロン、Aはノズルの断面積で平方インチで与えられ
る。
【0041】上記の関係を満たすノズルにより感光材に
対する処理液の適当な排出が保証される。以上、本発明
を添付図面を参照して実施例について詳細に説明した
が、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、
本発明の精神ないし範囲内において種々の形態、変形、
修正等が可能であることに留意すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】モジュール10の斜視図である。
【図2】モジュール10の一部破断図であって、材料2
1がその1つの面上にエマルジョンを有し、材料21の
エマルジョンの面に向ってコンテナ11の底部にノズル
17a、17b及び17cを有する状態を示す。
【図3】図2のモジュール10の他の実施例の一部破断
図であって、材料21がその1つの面上にエマルジョン
を有し、材料21のエマルジョンの面に向ってコンテナ
11の底部にノズル17a、17b及び17cが設けら
れている状態を示す。
【図4】図2のモジュール10の更に他の実施例の一部
破断図であって、材料21がその両面上にエマルジョン
を有し、材料21の一方のエマルジョンの面に向ってコ
ンテナ11の底部にノズル17g、17h及び17i
が、材料21の他方のエマルジョンの面に向ってコンテ
ナ11の底部にノズル17j、17k及び17Lがそれ
ぞれ設けられている状態を示す。
【図5】本発明の装置の処理液循環システムの概略図で
ある。
【図6】図1の装置の一部を断面で示した斜視図であ
る。
【図7】モジュール10を連結して1つの連続写真処理
装置を構成した状態を示す。
【図8】モジュール10を結合して一体的な1つの連続
写真処理装置を構成した状態を示す。
【符号の説明】
4…通路 7…ワイヤ 8…センサ 9…背板 10…処理モジュール 11…コンテナ 12…搬送ローラアッセンブリ 13…搬送ローラアッセンブリ 15…搬送ローラアッセンブリ 16…駆動部 17a−1…ノズル 18…回転アッセンブリ 20…カバー 21…感光材 22…ローラ 23…ローラ 24…チャネル部 25…チャネル 26…支持ブラケット 28…噛合ギア 30…ローラ 31…ローラ 32…ローラ 33…ローラ 41…ポート 41a−c…入口ポート 42…ポート 42a−c…入口ポート 43…ポート 43a−c…入口ポート 44…ポート 44a−c…ポート 45…ポート 45a−c…ポート 46…ポート 46a−c…ポート 47…ポート 47a−c…ポート 48a−1…ポート 49a−1…通路 50a−1…間隙 51…溢流通路 52…センサ 60…循環システム 61…アクセス穴 62…緊張スプリング 63…通路 64…分岐管 65…フィルタ 67…制御ロジック 68…ワイヤ 70…ワイヤ 71…ワイヤ 72…計量ポンプ 73…計量ポンプ 74…計量ポンプ 75…通路 76…通路 77…通路 80…循環ポンプ 81…通路 82…コンテナ 83…ワイヤ 84…ドレイン溢流部 85…通路 86…熱交換器 100…入口チャネル 101…出口チャネル 102…単一体 130…ローラ 131…ローラ 200…織物面 205…織物面 210…センサ 211…線 212…センサ 213…線 214…ポンプ 215…溢流部 216…通路 217…リザーバ 235…処理液レベル
フロントページの続き (72)発明者 ラルフ レナード ピッチニーノ,ジュニ ア アメリカ合衆国,ニューヨーク 14543, ラッシュ,ファイブ ポインツ ロード 665 (72)発明者 デビッド リン パットン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14580, ウェブスター,マジェスティック ウエイ 1218 (72)発明者 ジョン ハワード ローゼンバーグ アメリカ合衆国,ニューヨーク 14468, ヒルトン,モール ロード 128

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材を処理する装置において、 コンテナと該コンテナ内部に設置された少なくとも1つ
    の処理アッセンブリとを具備し、該少なくとも1つの処
    理アッセンブリは処理液が流れる処理チャネルを構成
    し、該処理チャネルは入口及び出口を有し、該処理チャ
    ネルは処理モジュールに有効な処理液の全量の少なくと
    も40パーセントを含み且つ前記処理チャネルで処理さ
    れるべき感光材の厚さの約100倍以下の厚さを有し、
    該処理アッセンブリは該チャネルへ処理液を排出する少
    なくとも1つのスロットノズルを有し、該処理アッセン
    ブリは少なくとも1つの処理チャネルへ処理液を排出す
    る少なくとも1つのモジュラースロットノズルを有する
    処理モジュールと、 前記チャネルを通してチャネル入口からチャネル出口へ
    感光材を搬送する搬送手段と、 前記処理液チャネルによって規定された小さな容積を通
    して処理液を循環させる手段と、 を含む、モジュラー処理チャネルを有する感光材処理装
    置。
  2. 【請求項2】 感光材を処理する装置において、 コンテナと該コンテナ内部に設置された少なくとも1つ
    の処理アッセンブリと、該少なくとも1つの処理アッセ
    ンブリに隣接して設置された少なくとも1つの搬送アッ
    センブリとを具備し、該少なくとも1つの処理アッセン
    ブリ及び該少なくとも1つの搬送アッセンブリは処理液
    が流れる実質的に連続した処理チャネルを構成し、該処
    理チャネルは入口及び出口を有し、該処理チャネルは処
    理モジュールに有効な処理液の全量の少なくとも40パ
    ーセントを含み且つ前記処理チャネルで処理されるべき
    感光材の厚さの約100倍以下の厚さを有し、少なくと
    も1つの排出開口が設けられ且つ前記少なくとも1つの
    搬送アッセンブリは前記チャネルを通して処理液を導入
    するために前記少なくとも1つの処理アッセンブリを越
    えている処理モジュールと、 前記少なくとも1つの排出口を通して直接前記処理液チ
    ャネルによって規定された前記小さな容積から処理液を
    循環させる手段と、 を含む、モジュラー処理チャネルを有する感光材処理装
    置。
  3. 【請求項3】 感光材を処理する装置において、 コンテナと該コンテナ内部に設置された少なくとも1つ
    の処理アッセンブリとを具備し、該少なくとも1つの処
    理アッセンブリは処理液が流れる処理チャネルを構成
    し、該処理チャネルは入口及び出口を有し、前記チャネ
    ルに処理液を導入するために前記少なくとも1つの処理
    アッセンブリの内部に少なくとも1つのスロットノズル
    が設けられた処理モジュールと、 感光材を前記チャネル入口から前記処理チャネルを通し
    てチャネル出口へ搬送する搬送手段であって、前記少な
    くとも1つの処理アッセンブリに隣接して配置されかつ
    前記チャネルの一部を構成する搬送手段と、 前記処理液チャネルによって規定された小さな容積を通
    して処理液を循環させる手段と、 を含む、モジュラー処理チャネルを有する感光材処理装
    置。
  4. 【請求項4】 感光材を処理する装置において、 コンテナと該コンテナ内部に設置された少なくとも1つ
    の処理アッセンブリと、該少なくとも1つの処理アッセ
    ンブリに隣接して設置された少なくとも1つの搬送アッ
    センブリとを具備し、該少なくとも1つの処理アッセン
    ブリ及び該少なくとも1つの搬送アッセンブリは処理液
    が流れる実質的に連続した処理チャネルを構成し、該処
    理チャネルは処理モジュールに有効な処理液の全量の少
    なくとも40パーセントを含み且つ前記処理チャネルで
    処理されるべき感光材の厚さの約100倍以下の厚さを
    有し、もって少なくとも1つの搬送アッセンブリが前記
    チャネルを通して処理液を導入する少なくとも1つのス
    ロットノズルを有する処理モジュールと、 前記モジュール内部に規定される小さな容積を通して処
    理液を循環させる手段と、 を含む、モジュラー処理チャネルを有する感光材処理装
    置。
  5. 【請求項5】 感光材を処理する装置において、 コンテナと該コンテナ内部に設置された少なくとも1つ
    の処理アッセンブリとを含み、該コンテナ及び該少なく
    とも1つの処理アッセンブリは処理液が流れる実質的に
    連続した処理チャネルを構成し、該処理チャネルは入口
    及び出口を有し、前記少なくとも1つの処理アッセンブ
    リは前記チャネルを通して処理液を排出するためのスロ
    ットノズルを有し、前記チャネルに処理液を導入するた
    めに前記少なくとも1つの処理アッセンブリの内部に少
    なくとも1つの排出開口が設けられ、前記処理チャネル
    は処理モジュールに有効な処理液の全量の少なくとも4
    0パーセントを含み且つ前記処理チャネルで処理される
    べき感光材の厚さの約100倍以下の厚さを有する処理
    モジュールと、 前記排出開口を通して前記モジュール内部に規定される
    小さな容積から直接処理液を循環させる手段と、 を含む、モジュラー処理チャネルを有する感光材処理装
    置。
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