JPH0538159Y2 - - Google Patents

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JPH0538159Y2
JPH0538159Y2 JP19494087U JP19494087U JPH0538159Y2 JP H0538159 Y2 JPH0538159 Y2 JP H0538159Y2 JP 19494087 U JP19494087 U JP 19494087U JP 19494087 U JP19494087 U JP 19494087U JP H0538159 Y2 JPH0538159 Y2 JP H0538159Y2
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JP
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concrete
trowel
brush
seal
flexible
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、コンクリート吹きつけ機械に係
り、特にトンネル工事等においてトンネル側壁面
にコンクリートを塗りつけるのに用いるコテ装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来この種の工事において壁面にコンクリート
を塗装する場合には、 (1) フラツトな板であるコテを用いてコンクリー
トを対象物である壁面に塗りつけるか、或い
は、 (2) 圧縮空気や遠心力を利用してコンクリートを
吹きつけることが一般に行なわれている。
(考案が解決しようとする問題点) しかして上記(1)のコテを用いる場合には、コテ
の周囲からコンクリートが洩れると共に、コテと
対象物との間に十分な内圧が確保できないため、
対象物にコンクリートを塗り付けることが困難で
あるというような不具合を有している。
また上記(2)のコンクリートを吹き付ける方式の
ものは、粉塵が発生し、しかもコンクリートのは
ねかえりが生じて甚だ無駄が多い。
この考案は上記問題点を解消したコテ装置を得
ようとするものである。
(問題点を解決するための手段及び作用) この考案は上記の点に鑑みなされたものであつ
て、コンクリート塗り付け用のコテの一方の面の
周辺にブラシ状のフレキシブルシールを設け、該
フレキシブルシールのうちコンクリート塗り付け
方向に対しテイル部分のフレキシブルシールの毛
の長さを他のシールの毛の長さよりも短くして成
り、コテの周囲からコンクリートが洩れるのを防
止すると共に、コテと対象物との間に十分な内圧
を確保し、さらに対象物の凹凸面に対してもコテ
周囲をフレキシブルに変形させて、コンクリート
の塗り付けを容易に行うようにしたものである。
(実施例) つぎにこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図乃至第3図を参照して、1はこの考案の
コテ装置を示し、コテ1は通常四角形状をなしそ
の一方の面の周囲に各辺に沿つて複数個(4個)
のブラシ2を取付ける。
ブラシ2は柄体にフレキシブルなブラシ状のシ
ールを植設したものであつて、21,22,23
4は各柄体を示し、3,4はブラシ状のシール
である。
5はコンクリート供給用パイプで、上記コテ1
のブラシ状のシールを設けてない方の面に取付け
られている。いまコンクリートの塗りつけ方向を
Xとすると、このX方向に対してテイル部分に相
当するブラシ柄体24に植設されたブラシ状のフ
レキシブルシール4の長さは、第2図に示すよう
にその他のブラシ柄体21〜23に植設されたブラ
シ状のフレキシブルシール3の長さに比べてΔl
だけ短くなつていて、塗りつけの厚さを確保でき
るようにされている。
また上記ブラシ状のフレキシブルシールは柔軟
性を有していて、第3図に示すように対象物Wの
凹凸に対してもコテ周囲が自在に変形してコンク
リートの洩れ出すことを防止している。
このようにこの考案の実施例によればコテの各
周辺がブラシによつておおわれて、十分なシール
が出来るので、コテと対象物との間に十分な内圧
が確保でき、対象物にコンクリートを容易にぬり
つけることが可能となる。
第4図はこの考案のコテを取付けてトンネル壁
面に対してコンクリートを塗り付けるコテマニプ
レータの概要を示した。10はコンクリートポン
プ、11はマニプレータ、12はレバーを示し、
これらの構成については現在用いられている掘削
機械と実質的に異るところはない。
(考案の効果) この考案は上述のようにして成るので、コテの
周囲からコンクリートが洩れることがなく、コテ
と対象物との間に十分な内圧が確保できるので、
対象物にコンクリートを塗り付けることが容易に
なる。
さらにブラシ状のフレキシブルシールを用いて
いるので、ブラシの柔軟性により対象物の凹凸面
にもコテ周囲がフレキシブルに変形してコンクリ
ートを容易に塗りつけることができ、また塗り付
け方向に対しテイル部分のフレキシブルシールの
毛の長さを短くなつているので塗りつけ厚さを確
保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の要部であるコテ
の斜視図、第2図は第1図のA−Aに沿う断面
図、第3図は凹凸部を有する対象物にコンクリー
ト塗り付けを行う説明図、第4図はこの考案を適
用するコテマニプレータの概略図である。 1……コテ、2……ブラシ、21,22,23
……ブラシ柄体、24……テイル部分のブラシ柄
体、3,4……ブラシ状のシール、5……コンク
リート供給用パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート塗りつけ用のコテの一方の面の周
    辺にブラシ状のフレキシブルシールを設け、該フ
    レキシブルシールのうちコンクリート塗り付け方
    向に対してテール部分となる箇所のフレキシブル
    シールの毛の長さを他のフレキシブルシールの毛
    の長さより短くすると共に、これらシールを設け
    ていないコテの他方に面にコンクリート供給パイ
    プを接続して成る、コテ装置。
JP19494087U 1987-12-24 1987-12-24 Expired - Lifetime JPH0538159Y2 (ja)

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JP19494087U JPH0538159Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

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JPH01102292U JPH01102292U (ja) 1989-07-10
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JPH01102292U (ja) 1989-07-10

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