JPS6145278Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6145278Y2 JPS6145278Y2 JP1978037831U JP3783178U JPS6145278Y2 JP S6145278 Y2 JPS6145278 Y2 JP S6145278Y2 JP 1978037831 U JP1978037831 U JP 1978037831U JP 3783178 U JP3783178 U JP 3783178U JP S6145278 Y2 JPS6145278 Y2 JP S6145278Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal wall
- seal
- wall
- packing
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 17
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 claims description 7
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はシールド堀進機のテール部に取りつ
けて使用するウレタンゴム製テールシール用パツ
キン(以下パツキンと称す)の改良に関するもの
である。
けて使用するウレタンゴム製テールシール用パツ
キン(以下パツキンと称す)の改良に関するもの
である。
従来かゝるパツキンとして第1図に示す如く中
心軸に対して平行に形成した円筒状の取り付け部
12と円筒部より内側に向かつて屈折する円錐状
のシール壁13とよりなるウレタンゴム製テール
パツキン11は公知である。ところがかゝるパツ
キン11であると第2図に示す如く、パツキン1
1に大きな変形が与えられて堀進される場合、シ
ール壁13がセグメント6表面に腹接触し、シー
ル壁13の先端部13aが浮き上がり、セグメン
ト6表面の凹凸にシール壁13がなじみにくゝ、
シール効果を低下させる欠点があつた。
心軸に対して平行に形成した円筒状の取り付け部
12と円筒部より内側に向かつて屈折する円錐状
のシール壁13とよりなるウレタンゴム製テール
パツキン11は公知である。ところがかゝるパツ
キン11であると第2図に示す如く、パツキン1
1に大きな変形が与えられて堀進される場合、シ
ール壁13がセグメント6表面に腹接触し、シー
ル壁13の先端部13aが浮き上がり、セグメン
ト6表面の凹凸にシール壁13がなじみにくゝ、
シール効果を低下させる欠点があつた。
又シール壁13の先端部13aが浮き上がりセ
グメント6との間に間隙7を生ぜせしめるためこ
の間隙7より裏込注入材が浸入し、浸入した裏込
材が作業休止中に疑固して堀進機の始動時にパツ
キン11を破損するという欠点があつた。更にシ
ール壁の屈曲に対して応力が取付部12付近に
かゝり易く早期にパツキンを破損するという欠点
があつた。
グメント6との間に間隙7を生ぜせしめるためこ
の間隙7より裏込注入材が浸入し、浸入した裏込
材が作業休止中に疑固して堀進機の始動時にパツ
キン11を破損するという欠点があつた。更にシ
ール壁の屈曲に対して応力が取付部12付近に
かゝり易く早期にパツキンを破損するという欠点
があつた。
この考案はかゝる点に鑑み考案したものであつ
て、その目的の一つはパツキンのシール壁にいか
なる変形が加わえられても、シール壁がセグメン
トと腹接触せず、確実に先端部にて接触し、セグ
メントの凹凸に対してよく追従出来、確実なシー
ル効果を期待出来るパツキンを提供することにあ
り、他の一つはパツキンのシール壁の先端部に大
きな応力を発生出来、高いシール効果の期待出来
るパツキンを提供することにあり、他の一つは取
付部付近に応力がかかりにくゝ長期に亘つて使用
出来るパツキンを提供することにある。即ちこの
考案はこの目的を達成するため、中心軸に対して
平行に形成した円筒状の取付部と円筒部より内側
に向かつて屈折する円錐状のシール壁よりなるウ
レタンゴム製テールパツキンにおいて、円錐状の
シール壁を2ケ所以上の点にて内側に向かつて屈
折させた屈曲部を形成したことにある。
て、その目的の一つはパツキンのシール壁にいか
なる変形が加わえられても、シール壁がセグメン
トと腹接触せず、確実に先端部にて接触し、セグ
メントの凹凸に対してよく追従出来、確実なシー
ル効果を期待出来るパツキンを提供することにあ
り、他の一つはパツキンのシール壁の先端部に大
きな応力を発生出来、高いシール効果の期待出来
るパツキンを提供することにあり、他の一つは取
付部付近に応力がかかりにくゝ長期に亘つて使用
出来るパツキンを提供することにある。即ちこの
考案はこの目的を達成するため、中心軸に対して
平行に形成した円筒状の取付部と円筒部より内側
に向かつて屈折する円錐状のシール壁よりなるウ
レタンゴム製テールパツキンにおいて、円錐状の
シール壁を2ケ所以上の点にて内側に向かつて屈
折させた屈曲部を形成したことにある。
以下図面の一実施例によりこの考案を詳細に説
明すると、1はウレタンゴムで形成したパツキン
で軸心に対して平行に形成した円筒状の取付部2
と円筒体より内側に向かつて屈折延長する円錐状
のシール壁3よりなり、シール壁3は少くとも2
ケ所以上の点で内側に向かつて屈曲させた屈曲部
4,5が形成してあり、屈曲部が2ケ所の場合図
示の如くシール壁3は3辺の壁3a′,3a″,3a
よりなる。
明すると、1はウレタンゴムで形成したパツキン
で軸心に対して平行に形成した円筒状の取付部2
と円筒体より内側に向かつて屈折延長する円錐状
のシール壁3よりなり、シール壁3は少くとも2
ケ所以上の点で内側に向かつて屈曲させた屈曲部
4,5が形成してあり、屈曲部が2ケ所の場合図
示の如くシール壁3は3辺の壁3a′,3a″,3a
よりなる。
屈曲部を形成する位置としてはシール壁3を等
分した箇所、好ましくは屈曲部と屈曲部との間の
長さの比率が先端に向かうに従い小とした方がよ
い。
分した箇所、好ましくは屈曲部と屈曲部との間の
長さの比率が先端に向かうに従い小とした方がよ
い。
又シール壁の厚みは第3図に示すが如くパツキ
ン1の先端部に向かうに従い薄肉に形成せしめれ
ば、シール効果を一層高めることが出来ると共に
屈曲部と先端に向かうに従い薄肉に形成したこと
が相重なつてパツキン取り付け部付近に高い応力
が発生し亀裂が生ずるのを防止することが出来
る。この考案のパツキンは公知の如くシールド堀
進機のスキンプレート後端にボルトにて円筒部を
締結固定して用いるものである。この考案のパツ
キンは上述の構成の如くシール壁が直線上でな
く、2ケ所以上の点にて内側に向かつて屈曲させ
た屈曲部を形成してあるので第5図に示す如く常
にシール壁先端がセグメント外周面に接触した状
態で撓ませることが出来、シール壁の先端部がセ
グメントの凹凸にもよく追従し確実なシール効果
が期待出来る。
ン1の先端部に向かうに従い薄肉に形成せしめれ
ば、シール効果を一層高めることが出来ると共に
屈曲部と先端に向かうに従い薄肉に形成したこと
が相重なつてパツキン取り付け部付近に高い応力
が発生し亀裂が生ずるのを防止することが出来
る。この考案のパツキンは公知の如くシールド堀
進機のスキンプレート後端にボルトにて円筒部を
締結固定して用いるものである。この考案のパツ
キンは上述の構成の如くシール壁が直線上でな
く、2ケ所以上の点にて内側に向かつて屈曲させ
た屈曲部を形成してあるので第5図に示す如く常
にシール壁先端がセグメント外周面に接触した状
態で撓ませることが出来、シール壁の先端部がセ
グメントの凹凸にもよく追従し確実なシール効果
が期待出来る。
又シール壁が2ケ所以上の点にて内側に向かつ
て屈曲させた屈曲部を設けてあるので、シール壁
が直線上である公知のパツキンに比らべ屈曲部に
よる撓み剛性が大きくシール壁の先端部に大きな
応力を発生出来、高いシール効果を期待出来る。
て屈曲させた屈曲部を設けてあるので、シール壁
が直線上である公知のパツキンに比らべ屈曲部に
よる撓み剛性が大きくシール壁の先端部に大きな
応力を発生出来、高いシール効果を期待出来る。
更にシール壁が2ケ所以上の点にて内側に向か
つて屈曲させた屈曲部を設けてあるのでシール壁
の撓み屈曲に対して取付部付近に応力がかゝりに
くゝ耐久性のよいパツキンを提供出来る。
つて屈曲させた屈曲部を設けてあるのでシール壁
の撓み屈曲に対して取付部付近に応力がかゝりに
くゝ耐久性のよいパツキンを提供出来る。
第1図は従来のテールシール用パツキンの要部
断面図。第2図はシールド堀進機の後部に従来の
テールシール用パツキンを取り付けた実施態様を
示す縦断面図。第3図、第4図はこの考案による
テールシール用パツキンの変形実施例を示す要部
断面図。第5図はシールド堀進機の後端にこの考
案のテールシール用パツキンを取り付けた実施態
様を示す縦断面図。 1……テールシール用パツキン、2……取付
部、3……シール壁、4,5……屈曲部、6……
セグメント、7……間隙。
断面図。第2図はシールド堀進機の後部に従来の
テールシール用パツキンを取り付けた実施態様を
示す縦断面図。第3図、第4図はこの考案による
テールシール用パツキンの変形実施例を示す要部
断面図。第5図はシールド堀進機の後端にこの考
案のテールシール用パツキンを取り付けた実施態
様を示す縦断面図。 1……テールシール用パツキン、2……取付
部、3……シール壁、4,5……屈曲部、6……
セグメント、7……間隙。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中心軸に対して平行に形成した円筒状の取付
部と、円筒部より内側に向かつて屈折する円錐
状のシール壁よりなるウレタンゴム製テールシ
ール用パツキンにおいて、円錐状のシール壁を
2ケ所以上の点にて内側に向かつて屈曲させた
屈曲部を形成したことを特徴とするウレタンゴ
ム製テールシール用パツキン。 (2) シール壁が先端部に近ずくに従い先細に形成
したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
(1)項記載のウレタンゴム製テールシール用パツ
キン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978037831U JPS6145278Y2 (ja) | 1978-03-23 | 1978-03-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978037831U JPS6145278Y2 (ja) | 1978-03-23 | 1978-03-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54140536U JPS54140536U (ja) | 1979-09-29 |
JPS6145278Y2 true JPS6145278Y2 (ja) | 1986-12-19 |
Family
ID=28901626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978037831U Expired JPS6145278Y2 (ja) | 1978-03-23 | 1978-03-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6145278Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4812182U (ja) * | 1971-06-25 | 1973-02-10 |
-
1978
- 1978-03-23 JP JP1978037831U patent/JPS6145278Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4812182U (ja) * | 1971-06-25 | 1973-02-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54140536U (ja) | 1979-09-29 |
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