JPH0537919U - 造花置物 - Google Patents

造花置物

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JPH0537919U
JPH0537919U JP9663291U JP9663291U JPH0537919U JP H0537919 U JPH0537919 U JP H0537919U JP 9663291 U JP9663291 U JP 9663291U JP 9663291 U JP9663291 U JP 9663291U JP H0537919 U JPH0537919 U JP H0537919U
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勲 三田村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本物の花の鮮やかさ、優美さ、可愛らしさ、
生命感を具現可能な造花置物を提供する。 【構成】 ベースと、このベースに植設された造花とを
備え、花冠内に電球が設置され、前記ベースには、外部
音を検知するための音検知手段と、この音検知手段の出
力信号に応じて前記電球を点滅させるための電子回路部
とが設けられている。 【効果】 本物の花のもつ鮮やかさ、優美さ、可愛らし
さ、生命感が具現可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、造花置物に関するもので、さらに詳しくは、電球付きの造花置物に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
紙、布あるいはプラスチックなどで作る造花にあっては、従来、本物の花の艶 やかさ、優美さ、可愛らしさなどを表現するため、花弁の形状、模様あるいは色 彩に工夫を凝らしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、花弁の形状、模様あるいは色彩に工夫だけでは、本物の花の鮮やかさ 、優美さ、可愛らしさなどが十分に表現できないばかりか、本物の花のもつ生命 感などを具現化するのが困難であった。
【0004】 本考案は、かかる問題点に鑑みなされたもので、本物の花の鮮やかさ、優美さ 、可愛らしさ、生命感を具現可能な造花置物を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る造花置物は、ベースと、このベースに植設された造花とを備え、 花冠内に電球が設置され、前記ベースには、外部音を検知するための音検知手段 と、この音検知手段の出力信号に応じて前記電球を点滅させるための電子回路部 とが設けられているものである。
【0006】
【作用】
上記した手段によれば、外部音に反応して花冠内に設置した電球が点灯するの で、点灯の際には、花冠の色が鮮やかになり、恰も、日光が当たって花が綻びる かのようなイメージを看者に与え、反対に、消灯の際には、花冠の色があせて、 花が窄むかのようなイメージを看者に与えることになる。その結果、花の持つ生 命感が具現化されることになる。
【0007】 また、人が語り掛けに対しても反応するので、その語り掛けに応答して花が恰 も喋べっているかのイメージを与え、愉快な気持を惹起させることになる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案に係る造花置物の実施例を図面に基いて説明する。
【0009】 図1には造花置物の一例として蛍袋の造花置物(第1実施例)が示されている 。
【0010】 この造花置物1の概略について説明すれば、この造花置物1においては、ベー ス2に蛍袋の花(造花)3が植設され、当該花3が透明ドーム30で覆われた構 造となっている。ここで、蛍袋の花3は、図2に示すように、茎(花柄を含む) 4先端に額5を介して釣鐘状の花冠6が複数付設され、また、茎4の途中部分に 葉7が多数付設された構造となっている。そして、この蛍袋の花3の花冠6内に は、特に制限はされないが細長の電球70が設置され、この電球70は外部音に よって点灯するようになっている。
【0011】 次に、その詳細を説明する。
【0012】 先ず、花3について説明すれば、茎4は、前記電球70に接続された配線コー ド41に緑色の紙テープ42を巻くことにより構成されている。この茎4の芯に は、必要に応じて、前記配線コード41に加えて例えば金属ワイヤを用い、これ によって茎4自体の剛性を高めるようにされる。また、葉7は例えば布材をプレ ス加工することにより成形され、その中肋7aには補強用に例えば金属ワイヤが 取り付けられている。この葉7は、その基端が前記紙テープ42の重合部分に差 し込まれた状態で、前記茎4に固定される。また、花冠6を構成する各花びらは 布材をプレス加工することにより成形され、花冠6の基端が前記紙テープ42の 重合部分に差し込まれた状態で、茎4に固定される。なお、花冠6下には例えば 紙からなる額34が設けられる。
【0013】 次に、ベース2について説明すれば、ベース2は上枠20および下枠21から 構成されている。
【0014】 このうち上枠20には、その中央に、前記茎4下端を差し込むための孔20a が設けられている。
【0015】 一方、前記下枠21には、図3に示すように、その外周にマイク用開口部21 aが形成され、また、前記マイク用開口部21a内方には、マイク8が設置され ている。そして、このマイク8により集音された外部音は、このマイク8によっ て外部音に対応する電気信号に変換され、マイク用コード16を介しプリント基 板17上の電子回路部18に入力されるようになっている。なお、図1および図 3において符号19はバッテリボックスを表している。
【0016】 次に、この電子回路部18の構成を図4に従って説明する。 図5に示すように、マイク8(音検知手段)と前記電球70との間には、マイ ク8により集音された外部音の有無を検出し、その検出結果に応じて、電球70 を点灯させるための電子回路部18が接続されている。この電子回路部18は、 マイク8から出力された、外部音の大きさに対応する電気信号を増幅するアンプ 51、このアンプ51から出力される電気信号の有無によりオン、オフされる第 1のトランジスタ52、第2のトランジスタ53および第3のトランジスタ54 、電源となるバッテリ21に直接接続された電源スイッチ9、この電源スイッチ 9のオン・オフ操作に応答して充電・放電される時定数回路56、およびノイズ カット用コンデンサ57等から構成されている。
【0017】 前記アンプ51は、直流分カット用のカップリングコンデンサ58,59、前 記カップリングコンデンサ58からの出力電位レベルがハイレベルかローレベル かに応じてオン・オフするトランジスタ60、感度調整用半固定ボリューム61 、負荷抵抗62およびバイアス抵抗63から構成されている。また、前記時定数 回路56は、前記電源スイッチ9に直列接続された負荷抵抗64および積分コン デンサ65から構成されている。
【0018】 次に、このような構成を有する置物1の作用について説明する。
【0019】 電源スイッチ9のオン操作を行なった状態のもとで、人間の声、拍手、音楽な どの所定値レベル以上の外部音の発生があると、この外部音の大きさに対応した 電気信号がマイク8から出力される。この場合、出力される電気信号は微小な電 気信号であるので、アンプ51により増幅されるとともに、トランジスタ60で 適正レベルの信号に調整される。この適正なレベルに調整された後の電気信号の 出力レベルがハイレベルの場合、第1のトランジスタ52、第2のトランジスタ 53および第3のトランジスタ54はそれぞれオンとなるため、電球70が同時 にゆっくりと点灯することになる。
【0020】 以上のように構成された造花置物1によれば、下記のような効果を得ることが できる。
【0021】 すなわち、外部音に反応して花冠6内に設置した電球70が点灯するので、点 灯の際には、花冠6の色が鮮やかになり、恰も、日光が当たって花が綻びるかの ようなイメージを看者に与え、反対に、消灯の際には、花冠6の色があせて、花 が窄むかのようなイメージを看者に与えることになる。その結果、花の持つ生命 感が具現化されることになる。
【0022】 また、人が語り掛けに対しても反応するので、その語り掛けに応答して花が喋 べっているかのイメージを看者に与え、愉快な気持を惹起させることになる。
【0023】 なお、前記実施例では、2つの電球70を直列に繋いで同時点滅させるように したが、別々に時間差をもって点滅させるようにしても良いし、また、電球70 の点灯時間を変えるようにしても良い。
【0024】 また、図5および図6には鈴蘭の造花置物が示されている。
【0025】 この造花置物1が第1実施例のそれと異なる点は、茎4が図6に示すようにプ ラスチックあるいはゴムのパイプによって構成されていることと、上枠20上に 形成された凹部に土色あるいは緑色をした下地部材22を敷設していることであ る。その他の点は第1実施例と同様であり、したがって、同一部材については同 一符号を付し、その説明は省略する。
【0026】 この実施例にあっても第1実施例と同様な効果を得ることができる。
【0027】 なお、この鈴蘭の造花置物1にあっても、図7に示すように、茎4を紙テープ 42などによって構成しても良い。
【0028】 以上、本考案の実施例について説明したが、本考案は、かかる実施例に限定さ れず、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
【0029】 例えば、前記実施例では、花びらを静的なものとして構成したが、形状記憶合 金を用いて、電球の熱によって、蕾状態の花を開かせたり、窄ませたりするよう にしても良い。
【0030】 また、前記実施例では、蛍袋や鈴蘭の造花置物1について説明したが、チュー リップその他の花の置物にも適用できる。
【0031】
【考案の効果】
本願考案によれば、外部音に反応して花冠内に設置した電球が点灯するので、 点灯の際には、花冠の色が鮮やかになり、恰も、日光が当たって花が綻びるかの ようなイメージを看者に与え、反対に、消灯の際には、花冠の色があせて、花が 窄むかのようなイメージを看者に与えることになり、その結果、花の持つ生命感 が具現化されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の造花置物の分解図である。
【図2】第1実施例の造花置物における花の外観図であ
る。
【図3】第1実施例の造花置物におけるベース内の構成
を示す斜視図である。
【図4】第1実施例の造花置物における電気回路図であ
る。
【図5】第2実施例の造花置物の分解図である。
【図6】第2実施例の造花置物における花の分解図であ
る。
【図7】他の実施例の造花置物における花の外観図であ
る。
【符号の説明】
1 造花置物 2 ベース 3 花(造花) 70 電球

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、このベースに植設された造花
    とを備え、花冠内に電球が設置され、前記ベースには、
    外部音を検知するための音検知手段と、この音検知手段
    の出力信号に応じて前記電球を点滅させるための電子回
    路部とが設けられていることを特徴とする造花置物。
JP1991096632U 1991-10-29 1991-10-29 造花置物 Expired - Lifetime JP2519132Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57182156A (en) * 1981-05-01 1982-11-09 Toyota Central Res & Dev Lab Inc Oxygen concentration sensor
JPS6263695A (ja) * 1985-09-05 1987-03-20 ピ−ピ−ジ− インダストリ−ズ インコ−ポレ−テツド 電解槽用隔膜、その製造方法および使用方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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