JPH0742475Y2 - 人形飾り用油灯 - Google Patents

人形飾り用油灯

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JPH0742475Y2
JPH0742475Y2 JP1991095098U JP9509891U JPH0742475Y2 JP H0742475 Y2 JPH0742475 Y2 JP H0742475Y2 JP 1991095098 U JP1991095098 U JP 1991095098U JP 9509891 U JP9509891 U JP 9509891U JP H0742475 Y2 JPH0742475 Y2 JP H0742475Y2
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JP
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doll
oil lamp
light
fire bag
oil
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JP1991095098U
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Inventor
茂 藤木
Original Assignee
株式会社フジキ工芸産業
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、五月人形や雛人形等の
人形飾りの備え物として使用する人形飾り用油灯に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】従来より、五月人形や雛人形等の人形飾り
には、照明用の備え物として、いわゆる油灯(燭台とも
いう)が配置使用されている。現在の人形飾り用の油灯
は、安全で手間のかからない電灯式である。油灯は、燈
光によって落ち着いた雰囲気をかもしだすために、燈光
を和らげるように工夫されている。その手段としては、
照明用の電灯を和紙で形成した火袋で覆うものが一般的
である。この構造によると、油灯は火袋を透過したやわ
らかな燈光で人形飾りを照らし出すことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】けれども、上記した和
紙製の火袋を使用した従来の油灯には次のような課題が
あった。すなわち、 (a)和紙製の火袋は柔らかくコシがないので、わずか
な外力で変形したり破れてしまう。このため、輸送のた
めの梱包の際や、家庭でしまい込む際の梱包のときに、
相当に注意を払う必要があり、取扱いが面倒である。 (b)長い間使用していると、火袋は電灯による加熱な
どにより変色しやすく、また塵埃が付着して汚れやす
い。そのため、手入れが大変である。 (c)和紙は透光性が十分とはいえないため、電灯の光
の大部分は火袋の上部開口部から天井へ向けて漏れる。
これでは、人形飾りを照らし出す光量も十分ではなく、
落ち着いた雰囲気をかもしだすには好適でない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本考案の手段は次のとおりである。すなわち本
考案は、人形飾りの照明具として使用される油灯であっ
て、この油灯は、ステンレス製のメッシュ体により形成
された火袋を備えている油灯である。火袋に用いられる
メッシュ体の目の大きさは、例えばM20であるが、限
定はされず、適宜設定が可能である。
【0005】
【実施例】本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本考案の一実施例を示す一部切欠
正面図である。符号Aは油灯で、円盤状の台座1を有し
ている。台座1の中心部には中空の支柱2が立設してあ
る。支柱2の上端部には、受枠3が取付けてある。受枠
3にはソケット4が設けてある。ソケット4から延ばさ
れた電源コード5は、支柱2の中空部を通って下部の台
座1から外部に延出されており、先端部にはプラグ6が
取付けてある。ソケット4には電球7が装着されてい
る。また、前記受枠3には、この電球7を覆うように火
袋8が取付けてある。火袋8はステンレス製のメッシュ
体を上部がとがった筒状に丸めて形成してあり、上部側
はほぼ菱形の開口部80となっている。また、火袋8の
縁部は一定の幅で折り返されて補強部81が形成されて
いる。本実施例においては、火袋8のメッシュ体はM2
0(20番)のものが使用されている。なお、符号9は
飾り紐である。
【0006】(作 用) 図1を参照して本実施例の作用を説明する。例えば、五
月人形や雛人形等の人形飾りの脇に、本考案にかかる油
灯Aを立てる。次に電源コード5のプラグ6を電源に接
続して油灯Aに灯をともす。電球7からの光は、火袋8
を形成しているメッシュ体の細かな網目を透過し、十分
な光量のやわらかな燈光となって人形飾りを照らし出
す。また、光の一部は火袋8のメッシュ体の細かにクロ
スした線材に反射して趣あるきらめきを発する。そし
て、見る者が移動しながら視点を変えると、それにつれ
て細かなきらめきが火袋8表面を流れ瞬いて、従来にな
い独特の雰囲気をかもしだすことができる。なお、本考
案は図示の実施例に限定されるものではなく、実用新案
登録請求の範囲の記載内において種々の変形が可能であ
る。
【0007】
【考案の効果】本考案は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)ステンレス製のメッシュ体で形成された火袋は適
度な弾力と強度を有しており、多少の外力では変形した
り破れてしまうことはない。従って、輸送のための梱包
の際や、家庭でしまい込む際の梱包のときにも、従来の
ように極度に注意を払う必要はなく、取扱いが簡単であ
る。 (b)火袋は長期の使用によっても、電灯による加熱な
どで変色や変質を起こす心配はない。また、錆びること
もないので、例えば塵埃が付着して汚れても、濡れ布巾
などで拭き取ることができるなど、手入れが簡単にでき
る。 (c)メッシュ体は透光性が十分であるため、適度な光
量のやわらかな燈光で周囲を万遍なく照らし出すことが
できる。また、光の一部は火袋のメッシュ体の細かにク
ロスした線材に反射して趣あるきらめきを発する。そし
て、見る者が移動しながら視点を変えると、それにつれ
て細かなきらめきが火袋表面を流れ瞬いて、従来にない
独特で落ち着いた雰囲気をかもしだすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部切欠正面図であ
る。
【符号の説明】
A 油灯 1 台座 2 支柱 3 受枠 4 ソケット 5 電源コード 6 プラグ 7 電球 8 火袋 81 補強部 9 飾り紐

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人形飾りの照明具として使用される油灯
    であって、 この油灯は、ステンレス製のメッシュ体により形成され
    た火袋(8) を備えていることを特徴とする油灯。
JP1991095098U 1991-10-22 1991-10-22 人形飾り用油灯 Expired - Lifetime JPH0742475Y2 (ja)

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JPH0537287U JPH0537287U (ja) 1993-05-21
JPH0742475Y2 true JPH0742475Y2 (ja) 1995-10-04

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JP5616477B2 (ja) * 2013-04-08 2014-10-29 大谷 弘 電装式祈願灯

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