JPH0356961Y2 - - Google Patents

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JPH0356961Y2
JPH0356961Y2 JP1983142470U JP14247083U JPH0356961Y2 JP H0356961 Y2 JPH0356961 Y2 JP H0356961Y2 JP 1983142470 U JP1983142470 U JP 1983142470U JP 14247083 U JP14247083 U JP 14247083U JP H0356961 Y2 JPH0356961 Y2 JP H0356961Y2
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transistor
sound
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lantern
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JP1983142470U
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、神棚や仏壇等に飾る音感知作動の
ミニ燈籠に関するものである。
(従来の技術) 従来は、燈籠本体の火袋部内に豆電球を配設
し、この豆電球を、燈籠本体外に電線コードを介
して接続されたスイツチにて単なる点灯させるよ
うにしたもの(例えば、実開昭56−81421号公報)
や、音を感知して、造花、額縁、壁画、置物、見
回り品、非常口、靴のカカト等に設けた豆電球を
点灯させるようにしたもの(例えば、特開昭54−
77473号公報)等が提供されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、神棚や仏壇等を礼拝する際に、
予めスイツチを入れて燈籠本体の火袋部内の豆電
球を点灯させておかなければならないため、礼拝
操作が面倒であるばかりでなく、豆電球がスイツ
チにて最初から点灯されているため、興趣性に欠
け、しかも豆電球が燈籠本体の火袋部内に単なる
配設されているのみであるため、装飾的効果が低
かつた。また、音を感知して豆電球を点灯させる
手段は、神棚や仏壇等に飾る燈籠には採用されて
いないばかりでなく、音感知作動スイツチの構成
が複雑で部品数が多かつた。
そこで、この考案は、叙上のような問題点を解
決するために案出されたもので、礼拝操作が容易
で、且つ興趣性に富み、しかも装飾的効果を大な
らしめ、更に音感知作動スイツチの構成を簡素に
して部品数の減少を図れるような音感知作動のミ
ニ燈籠を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この考案は、従来の問題点を解決するための技
術的手段として、傘部、火袋部、受台部、脚部、
台石部等が連結された一対の小型の燈籠本体を設
け、この燈籠本体の火袋部内には、表面を赤色に
着色した豆電球を配設し、且つ火袋部外周には白
色の透光性薄板を配設すると共に、燈籠本体の台
石部内には、音を感知するマイクと、このマイク
で感知した音の電気信号を増幅する増幅回路と、
この増幅回路で増幅された電気信号で前記豆電球
を一定時間点灯するスイツチング回路と、電源平
滑用の電解コンデンサと、乾電池とが連繋された
音感知作動スイツチを配設し、前記増幅回路は、
適数個の抵抗とトランジスタとから成り、これの
入力端子をコンデンサを介して前記マイクに接続
し、前記スイツチング回路は、適数個のトランジ
スタと、適数個の抵抗と、これとは別の抵抗と充
放電用の電解コンデンサとから成るCR回路と、
ダイオードとから構成され、これを前記増幅回路
の出力端子に接続したものである。
(作用) この考案は、叙上のような技術的手段により、
神棚や仏壇等を礼拝する際に、柏手を打つことに
より、音感知作動スイツチのマイクがその音を感
知し、増幅回路がその音の電気信号を増幅し、こ
の増幅された電気信号によつてトランジスタが
ON状態となり、このトランジスタのONにより、
次のトランジスタのベース電流が流れてこのトラ
ンジスタがON状態となり、そして、このトラン
ジスタのコレクタ電流が次のトランジスタQ4の
ベースに流れてこのトランジスタがON状態とな
り、燈籠本体の火袋部内の豆電球が点灯する。す
ると、豆電球に着色した赤が白色の透光性薄板に
投映されて、火袋部内の豆電球が点灯する。する
と、豆電球に着色した赤が白色透光性薄板に投映
されて、火袋部の外周面が赤く着色されるように
なる。
この豆電球の点灯と同時に、前記トランジスタ
のコレクタ電流は抵抗と電解コンデンサとから成
るCR回路を介して、電解コンデンサが充電され
るまで前記トランジスタのベースに電流を流すた
め、このトランジスタは外部音の増幅された電気
信号がなくなつてもON状態を続けることにな
り、従つて、このトランジスタもON状態を続い
て豆電球は点灯を続け、やがて、前記電解コンデ
ンサが充電を完了すると、このトランジスタへの
ベース電流は流れなくなり、このトランジスタが
OFF状態になり、このトランジスタのOFF状態
への移行により他の各トランジスタもOFF状態
となつて、豆電球が消灯する。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
図において符号1は合成樹脂で成形した一対の
小型の燈籠本体であつて、この燈籠本体1は、傘
部2,火袋部3、受台部4、脚部5、台石部6を
嵌着、若しくは取付ビスや接着剤等による固着等
により上方から順次連結するように形成されてい
る。
そして、前記燈籠本体1の火袋部3内には、表
面を赤色に着色した豆電球7を配設し、且つ火袋
部3外周にはケント紙や合成樹脂等で成形した白
色の透光性薄板8を配設する。
また、一方の燈籠本体1の台石部6内には、音
を感知して前記豆電球7をある一定時間点灯する
音感知作動スイツチ10を配設する。
この音感知作動スイツチ10は、音を感知する
マイク11と、このマイク11で感知した音の電
気信号を増幅する増幅回路12と、この増幅回路
12で増幅された電気信号で前記豆電球7を一定
時間点灯するスイツチング回路13とが連繋され
るように形成されている。
前記増幅回路12は、各抵抗R1,R2,R3
とNPN型トランジスタQ1とから成り、この増
幅回路12の入力端子14にコンデンサC1を介
してコンデンサマイク11を接続するようにす
る。
そして、この増幅回路12の出力端子15には
抵抗R4を介してスイツチング回路13のNPN
型トランジスタQ2のベースを接続する。
このスイツチング回路13は、2個のNPN型
トランジスタQ2,Q4及び1個のPNP型トラ
ンジスタQ3と、7個の各抵抗R4,R5,R
6,R8,R9,R10,R11と、これとは別
の抵抗R7と充放電用の電解コンデンサC2とか
ら成るCR回路と、ダイオードDとから構成され
ている。
即ち、増幅回路12の出力端子15が抵抗R4
を介してベースに接続されたNPN型トランジス
タQ2のコレクタは、直流電源としての乾電池1
6の+端子に抵抗R5を介して接続すると共に、
そのエミツタを前記乾電池16の一端子に接続す
るようにする。
更に、前記NPN型トランジスタQ2のコレク
タには、抵抗R6を介してPNP型トランジスタ
Q3のベースを接続し、このトランジスタQ3の
エミツタには前記乾電池16の+端子を接続す
る。また、そのコレクタには抵抗R8を介して乾
電池16の一端子を接続する。そして、このコレ
クタにはCR回路の電解コンデンサC2と抵抗R
8とを並列に接続したその連結端で電解コンデン
サC2の+端子を接続し、且つこの電解コンデン
サC2の一側端子はCR回路の抵抗R7を介して
前記NPN型トランジスタQ2のベースを接続す
ると共に、ダイオードDを介して乾電池16の一
端子を接続する。尚、ダイオードDの接続はその
アノード側を乾電池16の一端子に接続するよう
にする。
一方、前記スイツチング素子としてのPNP型
トランジスタQ3のコレクタには、抵抗R10を
介して同様にスイツチング素子としてのNPN型
トランジスタQ4のベースを接続し、このトラン
ジスタQ4のエミツタには乾電池16の一端子を
接続する。そして、このトランジスタQ4のコレ
クタには抵抗R11を接続してこの接続端とは反
対側の端子と、乾電池16の+端子とをスイツチ
ング回路13の出力端子とし、この出力端子に前
記豆電球7を接続するようにする。電源平滑用の
電解コンデンサC3は乾電池16に並列に接続さ
れている。
従つて、柏手等の外部音を与えると、音感知作
動スイツチ10のマイク11がその音を感知し、
増幅回路12がその音の電気信号を増幅する。こ
の増幅された電気信号によつてトランジスタQ2
はON状態となる。このトランジスタQ2のON
により、トランジスタQ3のベース電流が流れて
トランジスタQ3をON状態とする。そして、こ
のトランジスタQ3のコレクタ電流がトランジス
タQ4のベースに流れてトランジスタQ4はON
状態となり、豆電球7を点灯することとなる。
この豆電球7の点灯と同時に、トランジスタQ
3のコレクタ電流は抵抗R7と電解コンデンサC
2とから成るCR回路を介して、電解コンデンサ
C2が充電されるまでトランジスタQ2のベース
に電流を流すため、トランジスタQ2は外部音の
増幅された電気信号がなくなつてもON状態を続
けることになる。従つて、トランジスタQ3,Q
4もON状態を続け豆電球7は点灯を続ける。や
がて、前記電解コンデンサC2が充電を完了する
とトランジスタQ2へのベース電流は流れなくな
り、トランジスタQ2をOFF状態とする。この
トランジスタQ2のOFF状態への移行により他
のトランジスタQ3,Q4もOFF状態となつて、
豆電球7が消灯する。
(考案の効果) この考案は、叙上のように構成したから、神棚
や仏壇等を礼拝する際に、柏手を打つのみで、燈
籠本体1の火袋部3内の豆電球7が一定時間点灯
するため、従来のように予めスイツチを入れて燈
籠本体の火袋部内の豆電球を点灯させておくこと
なく、礼拝操作が容易である。しかも、柏手を打
つと、豆電球7が点灯するため、豆電球をスイツ
チにて最初から点灯させる従来のものより興趣性
に富んでいる。それに、豆電球7が点灯すると、
豆電球7に着色した赤が白色の透光性薄板8に投
映されて、火袋部3の外周面が赤く着色されるた
め、装飾的効果が大である。
しかも、音感知作動スイツチ10は、音を感知
するマイク11と、このマイク11で感知した音
の電気信号を増幅する増幅回路12と、この増幅
回路12で増幅された電気信号で前記豆電球7を
一定時間点灯するスイツチング回路13と、電解
コンデンサC3と、乾電池16とが連繋されてお
り、そして、増幅回路12は、適数個の抵抗R
1,R2,R3とトランジスタQ1とから成り、
これの入力端子14をコンデンサC1を介して前
記マイク11に接続し、また、スイツチング回路
13は、適数個のトランジスタQ2,Q3,Q4
と、適数個の抵抗R4,R5,R6,R8,R
9,R10,R11と、これとは別の抵抗R7と
充放電用の電解コンデンサC2とから成るCR回
路と、ダイオードDとから構成され、これを増幅
回路12の出力端子に接続するように形成したこ
とにより、音感知作動スイツチ10の構成が簡素
になり、部品数の減少を図ることができる。それ
ばかりでなく、音を感知して作動しているとき以
外は、増幅回路12の抵抗R1,R2等にのみ電
流を流すものであり、それは微電流であるから消
費電力を小とできるようになる。そのうえ、消費
電力が少ないことは、乾電池16の消耗が少ない
から電源スイツチ等を不要として、常に外部音を
感知する状態としての使用ができるようになる。
以上説明したように、この考案によれば、礼拝
操作が容易で、且つ興趣性に富み、しかも装飾的
効果が大であり、、更に音感知作動スイツチの構
成を簡素にして部品数の減少を図ることができる
等の諸効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は全体正面図、第2図は要部縦断面図、第3図
は音感知作動スイツチの回路図である。 1……燈籠本体、2……傘部、3……火袋部、
4……受台部、5……脚部、6……台石部、7…
…豆電球、8……透光性薄板、10……音感知作
動スイツチ、11……マイク、12……増幅回
路、13……スイツチング回路、14……入力端
子、15……出力端子、16……乾電池、Q1〜
Q4……トランジスタ、C1……コンデンサ、C
2,C3……電解コンデンサ、R1〜R11……
抵抗、D……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 傘部、火袋部、受台部、脚部、台石部等が連結
    された一対の小型の燈籠本体を設け、この燈籠本
    体の火袋部内には、表面を赤色に着色した豆電球
    を配設し、且つ火袋部外周には白色の透光性薄板
    を配設すると共に、燈籠本体の台石部内には、音
    を感知するマイクと、このマイクで感知した音の
    電気信号を増幅する増幅回路と、この増幅回路で
    増幅された電気信号で前記豆電球を一定時間点灯
    するスイツチング回路と、電源平滑用の電解コン
    デンサと、乾電池とが連繋された音感知作動スイ
    ツチを配設し、前記増幅回路は、適数個の抵抗と
    トランジスタとから成り、これの入力端子をコン
    デンサを介して前記マイクに接続し、前記スイツ
    チング回路は、適数個のトランジスタと、適数個
    の抵抗と、これとは別の抵抗と充放電用の電解コ
    ンデンサとから成るCR回路と、ダイオードとか
    ら構成され、これを前記増幅回路の出力端子に接
    続したことを特徴とする音感知作動のミニ燈籠。
JP14247083U 1983-09-14 1983-09-14 音感知作動のミニ燈篭 Granted JPS6050409U (ja)

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JP14247083U JPS6050409U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 音感知作動のミニ燈篭

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JPS6050409U JPS6050409U (ja) 1985-04-09
JPH0356961Y2 true JPH0356961Y2 (ja) 1991-12-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5477473A (en) * 1977-12-02 1979-06-20 Satoru Sakamoto Method of firing lamp upon catching of sound

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5681421U (ja) * 1979-11-28 1981-07-01

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5477473A (en) * 1977-12-02 1979-06-20 Satoru Sakamoto Method of firing lamp upon catching of sound

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JPS6050409U (ja) 1985-04-09

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