JPH0537867Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0537867Y2 JPH0537867Y2 JP10088189U JP10088189U JPH0537867Y2 JP H0537867 Y2 JPH0537867 Y2 JP H0537867Y2 JP 10088189 U JP10088189 U JP 10088189U JP 10088189 U JP10088189 U JP 10088189U JP H0537867 Y2 JPH0537867 Y2 JP H0537867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat cushion
- bed
- bed body
- cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 6
- 241001669679 Eleotris Species 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、据付部位に座席とベツド体とが前後
に配設され、座席のシートバツクを倒してベツド
体と滑らかに連続させベツドとして使用するよう
にした車両用シートに関する。
に配設され、座席のシートバツクを倒してベツド
体と滑らかに連続させベツドとして使用するよう
にした車両用シートに関する。
「従来の技術」
従来、この種の車両用シートとしては、例え
ば、第６図および第７にそれぞれ示すようなもの
がある。
ば、第６図および第７にそれぞれ示すようなもの
がある。
すなわち、前者は、座席１とベツド体２とが前
後に配され、シートバツク３を前倒させてその裏
面３ａをベツド体２と滑らかに連続させたもので
ある。
後に配され、シートバツク３を前倒させてその裏
面３ａをベツド体２と滑らかに連続させたもので
ある。
後者は、シートバツク３の裏面３ａに、シート
バツク３が前後した際にその出入れ口が上方へ向
くコンソール体４を固設したものである。
バツク３が前後した際にその出入れ口が上方へ向
くコンソール体４を固設したものである。
「考案が解決しようとする課題」
しかしながら、このような従来の車両用シート
では、前者においては、シートバツク３の裏面３
ａをベツドとして使用するために、裏面３ａは平
な状態でなければならず、裏面３ａにコンソール
体４のようなものを設けることができないという
問題点があつた。
では、前者においては、シートバツク３の裏面３
ａをベツドとして使用するために、裏面３ａは平
な状態でなければならず、裏面３ａにコンソール
体４のようなものを設けることができないという
問題点があつた。
また、後者においは、シートバツク３の裏面３
ａにコンソール体４が固設してあるため、シート
バツク３を前倒しても、その裏面３ａをベツド体
として使用することができないという問題点があ
つた。
ａにコンソール体４が固設してあるため、シート
バツク３を前倒しても、その裏面３ａをベツド体
として使用することができないという問題点があ
つた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、シートバツクをベツド状態に倒
した際にシートクツシヨンが跳上がつてシートク
ツシヨンの裏面の物入れを使用することができる
ようにしたことにより、ベツド状態においても物
入れを使用することができ、使い勝手がよい車両
用シートを提供することを目的としている。
なされたもので、シートバツクをベツド状態に倒
した際にシートクツシヨンが跳上がつてシートク
ツシヨンの裏面の物入れを使用することができる
ようにしたことにより、ベツド状態においても物
入れを使用することができ、使い勝手がよい車両
用シートを提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」
かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 据付部位に座席とベツド体とが前後に配設さ
れ、座席のシートバツクを倒してベツド体と滑ら
かに連続させベツドとして使用するようにした車
両用シートにおいて、 シートクツシヨンとシートバツクとを、互いが
なす開き角度を一定角度に保持可能なよう一体的
に連結するとともに、シートバツクは前記ベツド
体に開設された嵌合凹部に嵌り込んで該ベツド体
の一部になる形状に構成し、 シートクツシヨンとシートバツクとを、前記連
結した部位をほぼ中心にしてシートクツシヨンが
前倒してシートバツクが起立する着座位置と、シ
ートクツシヨンが起立してシートバツクが後倒す
るベツド位置とに揺動可能に据付部位に枢支し、 シートクツシヨンとシートバツクとの各裏面側
に物入れをそれぞれ設けたことを特徴とする車両
用シートに存する。
るところは、 据付部位に座席とベツド体とが前後に配設さ
れ、座席のシートバツクを倒してベツド体と滑ら
かに連続させベツドとして使用するようにした車
両用シートにおいて、 シートクツシヨンとシートバツクとを、互いが
なす開き角度を一定角度に保持可能なよう一体的
に連結するとともに、シートバツクは前記ベツド
体に開設された嵌合凹部に嵌り込んで該ベツド体
の一部になる形状に構成し、 シートクツシヨンとシートバツクとを、前記連
結した部位をほぼ中心にしてシートクツシヨンが
前倒してシートバツクが起立する着座位置と、シ
ートクツシヨンが起立してシートバツクが後倒す
るベツド位置とに揺動可能に据付部位に枢支し、 シートクツシヨンとシートバツクとの各裏面側
に物入れをそれぞれ設けたことを特徴とする車両
用シートに存する。
「作用」
着座位置において、シートクツシヨンは前倒し
てシートバツクが起立しており、シートバツクの
裏面に設けた物入れを使用することができる。
てシートバツクが起立しており、シートバツクの
裏面に設けた物入れを使用することができる。
シートクツシヨンとシートバツクとをベツド位
置にすべく、例えばシートバツクを後倒すると、
シートクツシヨンとシートバツクとが、互いのな
す開き角度を一定角度に保持したままシーソーの
ように揺動し、シートバツクが嵌合凹部に嵌り込
んでベツド体と滑らかに連続する一方、シートク
ツシヨンが起立する。
置にすべく、例えばシートバツクを後倒すると、
シートクツシヨンとシートバツクとが、互いのな
す開き角度を一定角度に保持したままシーソーの
ように揺動し、シートバツクが嵌合凹部に嵌り込
んでベツド体と滑らかに連続する一方、シートク
ツシヨンが起立する。
それにより、シートバツクをベツドとして使用
することができるとともに、シートクツシヨンは
就寝者の落下止めになり、またシートクツシヨン
の裏面に設けた物入れを使用することができる。
することができるとともに、シートクツシヨンは
就寝者の落下止めになり、またシートクツシヨン
の裏面に設けた物入れを使用することができる。
「実施例」
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第１図から第５図は本考案の一実施例を示して
いる。
いる。
第２図、第３図および第５図に示すように、キ
ヤブオーバ車の据付部位である車体フロア１０の
後部には横長のベツド体２０が据え付けられてい
る。ベツド体２０の前方には、センターシート３
０と、センターシート３０を挟むようにして図示
省略したドライバーシートとアシストシートとが
配設されている。
ヤブオーバ車の据付部位である車体フロア１０の
後部には横長のベツド体２０が据え付けられてい
る。ベツド体２０の前方には、センターシート３
０と、センターシート３０を挟むようにして図示
省略したドライバーシートとアシストシートとが
配設されている。
センターシート３０はシートクツシヨン３１と
シートバツク３２とを有し、それらのフレーム部
材３３は、略矩形状のパイプ枠の両側枠部を長手
方向の略中央部３４で略直角に折曲した一体的な
ものである。
シートバツク３２とを有し、それらのフレーム部
材３３は、略矩形状のパイプ枠の両側枠部を長手
方向の略中央部３４で略直角に折曲した一体的な
ものである。
フレーム部材３３の中央部３４が枢支ブラケツ
ト１１を介して揺動可能に車体フロア１０に支持
されている。シートバツク３２が後倒した後に、
シートバツク３２がベツド体２０と滑らかに連続
するように嵌り込む嵌合凹部２１がベツド体２０
に形成されている。
ト１１を介して揺動可能に車体フロア１０に支持
されている。シートバツク３２が後倒した後に、
シートバツク３２がベツド体２０と滑らかに連続
するように嵌り込む嵌合凹部２１がベツド体２０
に形成されている。
フレーム部材３３の前枠部３５にはＵ字形断面
の被掛止部材３６が固着され、車体フロア１０に
は、被掛止部材３６に係脱してシートクツシヨン
３１を起立不能に拘束するバツクル部材１２が設
けられている。
の被掛止部材３６が固着され、車体フロア１０に
は、被掛止部材３６に係脱してシートクツシヨン
３１を起立不能に拘束するバツクル部材１２が設
けられている。
フレーム部材３３の後枠部３７には、車体フロ
ア１０側の係止部材１３に係脱してシートバツク
３２を起立不能に拘束するフツク部材３８が固着
されている。
ア１０側の係止部材１３に係脱してシートバツク
３２を起立不能に拘束するフツク部材３８が固着
されている。
シートバツク３２の裏面３２ａには網状の物入
れ４１が装着され、同じく、シートクツシヨン３
１の裏面３１ａには網状の物入れ４２が装着され
ている。
れ４１が装着され、同じく、シートクツシヨン３
１の裏面３１ａには網状の物入れ４２が装着され
ている。
第１図〜第４図に示すように、車体フロア１０
には、シートクツシヨン３１の起倒動作により上
方へ開いた出入れ口４６が開閉されるコンソール
４５が固設されている。
には、シートクツシヨン３１の起倒動作により上
方へ開いた出入れ口４６が開閉されるコンソール
４５が固設されている。
次に作用を説明する。
第３図に示すように、シートクツシヨン３１が
前倒しシートバツク３２が起立する着座位置にお
いて、例えばドライバーシートの着座者はシート
バツク３２の裏面３２ａに設けた物入れ４１を使
用することができる。
前倒しシートバツク３２が起立する着座位置にお
いて、例えばドライバーシートの着座者はシート
バツク３２の裏面３２ａに設けた物入れ４１を使
用することができる。
このとき、バツクル部材１２がシートクツシヨ
ン３１側の被掛止部材３６に係止しているシート
クツシヨン３１は起立不能に拘束されている。ま
た、コンソール４５の出入れ口４６は、前倒状態
のシートクツシヨン３２により閉じられている。
ン３１側の被掛止部材３６に係止しているシート
クツシヨン３１は起立不能に拘束されている。ま
た、コンソール４５の出入れ口４６は、前倒状態
のシートクツシヨン３２により閉じられている。
シートクツシヨン３１とシートバツク３２とを
ベツド位置にすべく、バツクル部材１２を被掛止
部材３６から外して、例えば、シートバツク３２
を後倒すると、シートクツシヨン３１とシートバ
ツク３２とが、フレーム部材３３の中央部３４を
略中心にして一体的に揺動する。
ベツド位置にすべく、バツクル部材１２を被掛止
部材３６から外して、例えば、シートバツク３２
を後倒すると、シートクツシヨン３１とシートバ
ツク３２とが、フレーム部材３３の中央部３４を
略中心にして一体的に揺動する。
それにより、シートバツク３２がベツド体２０
の嵌合凹部２１に嵌り込んでベツド体２０と滑ら
かに連続し、フツク部材３８が係止部材１３に係
止し、シートバツク３２が起立不能に拘束され
る。一方、シートクツシヨン３１が起立する。
の嵌合凹部２１に嵌り込んでベツド体２０と滑ら
かに連続し、フツク部材３８が係止部材１３に係
止し、シートバツク３２が起立不能に拘束され
る。一方、シートクツシヨン３１が起立する。
それにより、シートバツク３２をベツドとして
使用することができるとともに、シートクツシヨ
ン３１の裏面３１ａに設けた物入れ４２を使用す
ることができる。
使用することができるとともに、シートクツシヨ
ン３１の裏面３１ａに設けた物入れ４２を使用す
ることができる。
このとき、コンソール４５の出入れ口４６が開
かれ、コンソール４５も使用することができる。
かれ、コンソール４５も使用することができる。
センタシート３０を着座位置に戻すには、フツ
ク部材３８を係止部材１３から外し、シートバツ
ク３２を起立可能にすればよい。
ク部材３８を係止部材１３から外し、シートバツ
ク３２を起立可能にすればよい。
シートバツク３２を起立すると、シートクツシ
ヨン３１とシートバツク３２とが一体的に揺動し
て、シートクツシヨン３１によりコンソール４５
の出入れ口４６が閉じられて使用不能になり、シ
ートクツシヨン３１の裏面３１ａ側の物入れ４２
も使用不能になる一方、シートバツク３２側の物
入れ４１が使用可能になる。
ヨン３１とシートバツク３２とが一体的に揺動し
て、シートクツシヨン３１によりコンソール４５
の出入れ口４６が閉じられて使用不能になり、シ
ートクツシヨン３１の裏面３１ａ側の物入れ４２
も使用不能になる一方、シートバツク３２側の物
入れ４１が使用可能になる。
前記実施例においては、シートクツシヨン３１
とシートバツク３２との各フレーム部材を一体的
に形成したものを示したが、別体にして、相互の
開き角度を調整可能なリクライニング装置を装着
したものであつてもよい。
とシートバツク３２との各フレーム部材を一体的
に形成したものを示したが、別体にして、相互の
開き角度を調整可能なリクライニング装置を装着
したものであつてもよい。
前記実施例に係る車両用シートによれば、シー
トクツシヨン３１が起立した際に、コンソール４
５の出入れ口４６を開くようにしたので、コンソ
ール４５から小物を出し入れすることができ、さ
らに使い勝手をよくすることができる。
トクツシヨン３１が起立した際に、コンソール４
５の出入れ口４６を開くようにしたので、コンソ
ール４５から小物を出し入れすることができ、さ
らに使い勝手をよくすることができる。
「考案の効果」
本考案に係る車両用シートによれば、シートク
ツシヨンとシートバツクとを、互いがなす開き角
度を一定角度にして、一体的に揺動するように
し、シートクツシヨンおよびシートバツクの各裏
面に物入れをそれぞれ設けたので、シーソーのよ
うに前後に反転させるだけで、シートクツシヨン
が前倒しシートバツクが起立する着座位置ではシ
ートバツク側の物入れを使用することができ、シ
ートクツシヨンが起立しシートバツクが後倒して
後方のベツド体と滑らかに連続するベツド位置で
は、シートクツシヨンは就寝者の落下止めになる
とともに、シートクツシヨン側の物入れを使用す
ることができ、極めて使い勝手をよくすることが
できる。
ツシヨンとシートバツクとを、互いがなす開き角
度を一定角度にして、一体的に揺動するように
し、シートクツシヨンおよびシートバツクの各裏
面に物入れをそれぞれ設けたので、シーソーのよ
うに前後に反転させるだけで、シートクツシヨン
が前倒しシートバツクが起立する着座位置ではシ
ートバツク側の物入れを使用することができ、シ
ートクツシヨンが起立しシートバツクが後倒して
後方のベツド体と滑らかに連続するベツド位置で
は、シートクツシヨンは就寝者の落下止めになる
とともに、シートクツシヨン側の物入れを使用す
ることができ、極めて使い勝手をよくすることが
できる。
第１図から第５図は本考案の一実施例を示して
おり、第１図および第２図は車両用シートの装着
状態を示す斜視図、第３図および第４図は車両用
シートの装着状態を示す側面図、第５図はフレー
ム部材の斜視図、第６図および第７図は従来例を
示しており、それぞれ車両用シートの装着状態を
示す側面図である。 １０……車体フロア、２０……ベツド体、３０
……センタシート（車両用シート）、３１……シ
ートクツシヨン、３２……シートバツク、４１，
４２……物入れ、４５……コンソール。
おり、第１図および第２図は車両用シートの装着
状態を示す斜視図、第３図および第４図は車両用
シートの装着状態を示す側面図、第５図はフレー
ム部材の斜視図、第６図および第７図は従来例を
示しており、それぞれ車両用シートの装着状態を
示す側面図である。 １０……車体フロア、２０……ベツド体、３０
……センタシート（車両用シート）、３１……シ
ートクツシヨン、３２……シートバツク、４１，
４２……物入れ、４５……コンソール。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 据付部位に座席とベツド体とが前後に配設さ
れ、座席のシートバツクを倒してベツド体と滑ら
かに連続させベツドとして使用するようにした車
両用シートにおいて、 シートクツシヨンとシートバツクとを、互いが
なす開き角度を一定角度に保持可能なよう一体的
に連結するとともに、シートバツクは前記ベツド
体に開設された嵌合凹部に嵌り込んで該ベツド体
の一部になる形状に構成し、 シートクツシヨンとシートバツクとを、前記連
結した部位をほぼ中心にしてシートクツシヨンが
前倒してシートバツクが起立する着座位置と、シ
ートクツシヨンが起立してシートバツクが後倒す
るベツド位置とに揺動可能に据付部位に枢支し、 シートクツシヨンとシートバツクとの各裏面側
に物入れをそれぞれ設けたことを特徴とする車両
用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10088189U JPH0537867Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10088189U JPH0537867Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0342732U JPH0342732U (ja) | 1991-04-23 |
| JPH0537867Y2 true JPH0537867Y2 (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=31649863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10088189U Expired - Lifetime JPH0537867Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0537867Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2742462A1 (en) * | 2010-06-09 | 2011-12-09 | World Wide Stationery Manufacturing Co., Ltd. | Ring binder mechanism having unitary structure |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP10088189U patent/JPH0537867Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0342732U (ja) | 1991-04-23 |
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