JPH053776U - 管継手用挿口リング - Google Patents

管継手用挿口リング

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Publication number
JPH053776U
JPH053776U JP5168291U JP5168291U JPH053776U JP H053776 U JPH053776 U JP H053776U JP 5168291 U JP5168291 U JP 5168291U JP 5168291 U JP5168291 U JP 5168291U JP H053776 U JPH053776 U JP H053776U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
fastening body
fitted
ring body
fastening
Prior art date
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Pending
Application number
JP5168291U
Other languages
English (en)
Inventor
厚 槇
敏雄 戸島
陽 永井
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 挿口2に形成された挿口溝5に外ばめして装
着する挿口リング6であって、周方向一つ割りに形成し
たリング体8と、分割部におけるリング体8の両端間に
架け渡して設けた形状記憶合金よりなる締結体10とを
有し、締結体10が設定温度において収縮した形状をな
すように形成した。 【効果】 締結体10の収縮によりリング体8を縮径さ
せて挿口溝5に装着することができるので、挿口リング
6の装着にあたって、従来のようにボルト穴を設ける必
要や防食のための補修作業が不要となり、防食性の向上
と装着作業の容易化を図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、管継手用挿口リングに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、耐震継手においては、挿口の外周に形成された挿口溝に周方向一つ割り に構成された挿口リングを装着し、この挿口リングを受口の内周面に装着したロ ックリングで係止することにより受け止めを行っている。また、挿口リングは挿 口溝に装着後にボルト止めし、ボルト穴における防食のために補修材でボルト穴 およびボルトを覆っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の構成によれば、挿口リングの装着に際して挿口へのボ ルト穴の形成やボルト止め、ボルト穴における防食のための補修等の作業が必要 となり、装着に手間がかかる問題があった。
【0004】 本考案は上記課題を解決するもので、継手における防食性の向上を図ることが できるとともに、容易に装着することができる管継手用挿口リングを提供するこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、挿口に形成された挿口溝に外ばめして装 着する挿口リングであって、周方向一つ割りに形成したリング体と、分割部にお けるリング体の両端間に架け渡して設けた形状記憶合金よりなる締結体とを有し 、締結体が設定温度において収縮した形状をなすように形成した構成としたもの である。
【0006】
【作用】 上記構成により、装着前の初期状態において締結体は伸長した状態にあり、リ ング体は拡径している。この拡径した状態のリング体を挿口の挿口溝に遊嵌して 配置し、締結体を設定温度に加熱する。このとき、締結体が製作時に記憶した形 状、すなわち収縮した形状に戻ることによりリング体を縮径して挿口溝に装着す る。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図4において、一 方の管1の挿口2は他方の管3の受口4に挿入されており、挿口2の外周面には 挿口溝5が形成されている。また、挿口溝5に外ばめして挿口リング6が装着さ れており、挿口リング6が受口4の内周面に設けたロックリング7に係合するこ とにより管継手における抜け止めが行われる。
【0008】 この挿口リング6は周方向一つ割りに形成されたリング体8であり、リング体 8の分割部9にはリング体8の両端間に架け渡して締結体10が設けられている 。また、締結体10は形状記憶合金よりなり、設定温度において収縮した形状を なすように形成されている。さらに、締結体10の端部はリング体8に形成した 係合雌部11に着脱自在に係合する係合雄部12に形成されている。
【0009】 以下、上記構成における作用を説明する。図2に示すように、装着前の初期状 態において締結体10は伸長した状態にあり、リング体8は拡径している。この 拡径した状態のリング体8を挿口2の挿口溝5に遊嵌して配置し、締結体8を設 定温度に加熱する。このとき、締結体8が製作時に記憶した形状、すなわち図3 に示すように収縮した形状に戻ることによりリング体8を縮径して挿口溝5に外 ばめする。
【0010】 したがって、挿口リング6の装着にあたって、従来のようにボルト穴を設ける 必要や防食のための補修作業が不要となり、防食性が向上するとともに、装着作 業が容易なものとなる。
【0011】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、締結体の収縮によりリング体を縮径させて 挿口溝に装着することができるので、挿口リングの装着にあたって、従来のよう にボルト穴を設ける必要や防食のための補修作業が不要となり、防食性の向上と 装着作業の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す管継手用挿口リングの
全体正面図である。
【図2】同実施例における締結体の伸長状態を示す平面
図である。
【図3】同実施例における締結体の収縮状態を示す平面
図である。
【図4】同実施例における管継手用挿口リングの装着状
態を示す全体側面図である。
【符号の説明】
2 挿口 5 挿口溝 6 挿口リング 7 ロックリング 8 リング体 9 分割部 10 締結体

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 挿口に形成された挿口溝に外ばめして装
    着する挿口リングであって、周方向一つ割りに形成した
    リング体と、分割部におけるリング体の両端間に架け渡
    して設けた形状記憶合金よりなる締結体とを有し、締結
    体が設定温度において収縮した形状をなすように形成し
    たことを特徴とする管継手用挿口リング。
JP5168291U 1991-07-04 1991-07-04 管継手用挿口リング Pending JPH053776U (ja)

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JP5168291U JPH053776U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 管継手用挿口リング

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JP5168291U JPH053776U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 管継手用挿口リング

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Publication Number Publication Date
JPH053776U true JPH053776U (ja) 1993-01-22

Family

ID=12893659

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5168291U Pending JPH053776U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 管継手用挿口リング

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JP (1) JPH053776U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013511010A (ja) * 2009-11-16 2013-03-28 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 管接合部の接合

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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