JPH0537461A - 移動無線端末機 - Google Patents

移動無線端末機

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Publication number
JPH0537461A
JPH0537461A JP3193216A JP19321691A JPH0537461A JP H0537461 A JPH0537461 A JP H0537461A JP 3193216 A JP3193216 A JP 3193216A JP 19321691 A JP19321691 A JP 19321691A JP H0537461 A JPH0537461 A JP H0537461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
state
wireless terminal
base station
area
Prior art date
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Pending
Application number
JP3193216A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimitoshi Funekawa
公敏 舟川
Masaki Shimada
勝紀 嶋田
Shigeo Takeda
栄夫 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPH0537461A publication Critical patent/JPH0537461A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動に伴い無線端末機が通信不可能な状態と
通信可能な状態との間の遷移を行ったことを、音或いは
振動によって報知する移動無線端末機を提供すること。 【構成】 無線基地局より発せられる電波信号に基づい
て、制御装置5により無線基地局との通信が可能か否か
を判定し、この判定結果に基づいて、通信不可能状態か
ら通信可能状態に移行したときに、報知装置7を介して
通信状態が変わったことを音或いは振動等によって報知
する。 【効果】 通信不可能な場所にいるときに通信を行いた
い場合、移動に伴って通信可能な場所に移動したことを
即時に知ることができる。さらに、従来のようにディス
プレイ、ランプ等を見続ける必要が無いので、操作性が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動無線通信における
無線端末機に関し、特にエリアによって異なる複数の無
線基地局の通信接続サ−ビスを受ける自動車電話等の移
動無線端末機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の無線基地局の通信接続サ−
ビスを行う移動無線通信では、自動車電話等の無線端末
機は無線基地局からの電波を受信し、受信した電波の受
信状況に従って無線基地局との通信が可能か否かを判断
している。さらに、この判断結果を使用者に通知する手
段として、無線端末機にディスプレイ、ランプ等を備
え、通信が可能な状態にあるのか、不可能な状態にある
のかを表示していた。
【0003】図2は従来の無線端末機の一例である自動
車電話の構成図である。図において、1は無線端末機
で、電波の受信装置2、電波の送信装置3、受話器及び
プッシュスイッチ等からなるインタフェ−ス装置4、こ
れらの制御を行う制御装置5、及び制御装置5に接続さ
れた表示装置6から構成されている。
【0004】電波の受信装置2は常時或いは定期的に無
線基地局からの送信電波を受信し、制御装置5は受信装
置2の受信状況により無線基地局との通信が可能である
か否かを判断して、通信が可能であれば通信可、通信が
不可能であれば通信不可を表示装置6に表示する。ま
た、使用者の操作によりインタフェ−ス装置4を介して
受信装置2及び送信装置3により電波の送受信が行われ
る。
【0005】図3は移動無線通信における無線基地局の
送信する電波の有効領域の例を示す図であり、11,1
2は無線基地局、13,14はそれぞれ無線基地局1
1,12の送出電波の有効領域、15はいずれの無線基
地局からの送出電波も無効である領域、1A〜1Cは無
線端末機である。無線端末機が領域13或いは領域14
に存在する場合、即ち無線端末機1A或いは1Cの場合
は、それぞれ無線基地局11,12に対して通信するこ
とが可能であるため、無線端末機1A,1Cの表示装置
6のディスプレイ、ランプ等に通信可能である旨が表示
される。無線端末機が領域15に存在する場合、即ち無
線端末機1Bの場合は、いずれの無線基地局11,12
とも通信することが不可能であるため、無線端末機1B
のディスプレイ、ランプ等には通信不可能である旨が表
示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の無線端末機1A〜1Cにおいては、通信可能状
態であるか否かが表示装置6のディスプレイ或いはラン
プに表示される。このため、無線端末機1A〜1Cの使
用者は、現在、通信ができる場所にいるのか否かを判断
するために、無線端末機1A〜1Cのディスプレイ、ラ
ンプ等を見る必要があった。従って、特に、通信を行い
たいときに通信ができない場所にいた場合、通信が可能
な場所に移動したか否かを判定するために、頻繁に無線
端末機1A〜1Cのディスプレイ、ランプ等を見る必要
があり、使い勝手が不便であるといういう問題点があっ
た。
【0007】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、移動
に伴い無線端末機が通信不可能な状態と通信可能な状態
との間の遷移を行ったことを、音或いは振動によって報
知する移動無線端末機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、請求項1では、無線基地局より発せられ
る電波信号を受信し、該電波信号に基づいて、前記無線
基地局と通信可能か否かを判定する通信可能状態判定手
段を備えた移動無線端末機において、前記通信可能状態
判定手段の判定結果に基づいて、通信不可能状態から通
信可能状態に移行したときに、該通信状態が変わったこ
とを音或いは振動等によって報知する報知手段を設けた
移動無線端末機を提案する。
【0009】また、請求項2では、請求項1記載の移動
無線端末機において、前記通信可能状態判定手段の判定
結果に基づいて、通信可能状態から通信不可能状態に移
行したときに、該通信状態が変わったことを音或いは振
動等によって報知する第2の報知手段を設けた移動無線
端末機を提案する。
【0010】さらに、請求項3では、請求項1又は2記
載の移動無線端末機において、前記報知手段の動作の可
否を切り替える切り替え手段を設けた移動無線端末機を
提案する。
【0011】
【作用】本発明の請求項1によれば、通信可能状態判定
手段によって無線基地局との通信が可能か否かが判定さ
れ、該判定結果に基づいて、報知手段により、通信可能
状態から通信不可能状態に移行したときに、該通信状態
が変わったことが音或いは振動等によって報知される。
【0012】また、請求項2によれば、前記通信可能状
態判定手段の判定結果に基づいて、第2の報知手段によ
り、通信不可能状態から通信可能状態に移行したとき
に、該通信状態が変わったことが音或いは振動などによ
って報知される。
【0013】さらに、請求項3によれば、切り替え手段
によって前記報知手段の動作の可否が切り替えられる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の無線端末機を
示す構成図である。図において、前述した従来例と同一
構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略す
る。即ち、1は無線端末機で、電波の受信装置2、電波
の送信装置3、送受話器及びプッシュスイッチ等からな
るインタフェ−ス装置4、これらの制御を行う周知のC
PUからなる制御装置5、制御装置5に接続された表示
装置6、制御装置5に接続されたブザ−からなる報知装
置7、及び制御装置5に接続され、且つ報知装置7の動
作の可否を切り替えるためのモ−メンタリのスイッチ8
から構成されている。
【0015】前述した従来例と同様に、受信装置2は常
時或いは定期的に無線基地局からの送信電波を受信し、
制御装置5は受信装置2の受信状況により無線基地局と
の通信が可能であるか否かを判断して、通信が可能であ
れば通信可、通信が不可能であれば通信不可を示す表示
を表示装置6に行う。また、制御装置5は、スイッチ8
のオン・オフ状態を常に監視し、スイッチ8がオンされ
たときは、通信状態が通信不可能状態から通信可能状態
に遷移したか否かを監視する監視機能を動作させ、監視
機能が動作していることを表示装置6に表示する。この
監視機能が動作している間、制御装置5は、通信状態が
通信不可能状態から通信可能状態に遷移し、且つこの
後、通信可能状態が所定時間tだけ継続したときに、報
知装置7に駆動制御信号を出力してブザ−を所定時間鳴
動させ、前記監視機能の動作を停止する。
【0016】次に、前述の構成よりなる第1の実施例の
動作を図4に基づいて説明する。図4は第1の実施例の
動作例を説明する図であり、ER1は通信可能な領域、
ER2は通信不可能な領域である。図4を用いて各種ケ
−スでの無線端末機1の動作を説明する。
【0017】ケ−ス1:無線端末機1が通信可能な領域
ER1外の場所P1に存在するときにスイッチ8をオン
にして監視機能を動作させた後、通信可能な領域ER1
内の場所P2に移動し、この後、継続して領域ER1内
に存在し、前記所定時間tが経過したときに無線端末機
1が領域ER1内の場所P3に存在した場合は、無線端
末機1のブザ−は場所P3で鳴動し、監視機能は停止状
態にされる。
【0018】ケ−ス2:無線端末機1が通信可能な領域
ER1外の場所P1に存在するときにスイッチ8をオン
にして監視機能を動作させた後、通信可能な領域ER1
内の場所P2に移動し、前記所定時間t内に領域ER1
を出て、領域ER2の場所P4に移動した場合は、無線
端末機1のブザ−は鳴動せず、監視機能は動作状態のま
まである。その後、再度領域ER1に移動した場合は、
領域ER1内に存在する時間に応じて、前述したケ−ス
1の動作をとるか、或いはケ−ス2の動作が繰り返され
る。
【0019】ケ−ス3:無線端末機1が通信可能な領域
ER1内の場所P3に存在するときにスイッチ8をオン
にして監視機能を動作させた場合は、無線端末機1のブ
ザ−は即時に鳴動し、監視機能は停止状態にされる。
【0020】ケ−ス4:無線端末機1が通信可能な領域
ER1内の場所P3に存在するときに監視機能が停止状
態であり、監視機能が停止状態のまま領域ER1を出て
領域ER2内の場所P5に移動した場合は、ブザ−は鳴
動されない。
【0021】ケ−ス5:無線端末機1が通信不可能な領
域ER2内の場所P1に存在するときに監視機能が停止
状態であり、監視機能が停止状態のまま領域ER2から
領域ER1内の場所P2に移動し、領域ER1内で前記
所定時間tが経過した場合は、ブザ−は鳴動されない。
【0022】このように、第1の実施例では、無線端末
機1と無線基地局との間の通信状態が通信不可能な状態
から通信可能な状態への遷移を行った際に、通信可能状
態になったことを使用者に対して音によって報知してい
るので、特に、通信不可能な場所にいるときに通信を行
いたい場合、移動に伴って通信可能な場所に移動したこ
とを即時に知ることができる。さらに、従来のようにデ
ィスプレイ或いはランプ等を見続ける必要が無いので、
操作性が向上される。また、通信可能状態が前記所定時
間tの間継続したときにこれを報知しているので、電波
伝搬状態の一時的な変化による誤報を防止することがで
きる。
【0023】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図5は第2の実施例を示す構成図である。図において、
前述した第1の実施例と同一構成部分は同一符号をもっ
て表し、その説明を省略する。また、第1の実施例と第
2の実施例との相違点は、通信可能状態から通信不可能
状態に遷移したときにこれを報知する機能を付加すると
共に、第2のスイッチ9を設けた点にある。
【0024】第2のスイッチ9はスイッチ8と同様にモ
−メンタリのスイッチからなり、制御装置5に接続され
ている。また、制御装置5はスイッチ8のオン・オフ状
態を監視すると共に、第2のスイッチ9のオン・オフ状
態を常に監視し、スイッチ9がオンされたときは、通信
状態が通信可能状態から通信不可能状態に遷移したか否
かを監視する第2の監視機能を動作させ、第2の監視機
能が動作していることを表示装置6に表示する。この第
2の監視機能が動作している間、制御装置5は、通信状
態が通信可能状態から通信不可能状態に遷移した時に、
報知装置7に駆動制御信号を出力してブザ−を所定時間
鳴動させ、前記第2の監視機能を停止する。この場合ブ
ザ−は、前述した通信不可能状態から通信可能状態に遷
移したときとは異なる音色、或いは断続音にて鳴動さ
れ、通信状態の遷移方向が音により判別できるように設
定されている。
【0025】このように第2の実施例によれば、通信状
態が通信可能状態から通信不可能状態に遷移したことを
知ることができるので、さらに操作性を向上させること
ができる。
【0026】尚、第1及び第2の実施例では、監視機能
の動作の可否をスイッチ8,9によって切り替えられる
ようにしたが、監視機能を常に動作させておいても同様
の効果が得られる。
【0027】また、第1及び第2の実施例では、報知装
置7をブザ−によって構成したが、これに限定されるこ
とはなく、チャイム、メロディ−等を発して報知するよ
うにしても良い。或いは、周知の振動装置を用いて体感
的に報知するようにしても同様の効果が得られる。
【0028】さらに、第1及び第2の実施例では、自動
車電話を例として説明したが、これに限定されることは
なく、携帯電話、ポケットベル等の移動無線端末機への
適用も可能であることは言うまでもないことである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、通信状態が通信不可能状態から通信可能状態
へ遷移した際に、通信可能状態になったことを使用者に
対して音或いは振動によって報知しているので、特に、
通信不可能な場所にいるときに通信を行いたい場合、移
動に伴って通信可能な場所に移動したことを即時に知る
ことができる。さらに、従来のように使用者がディスプ
レイ或いはランプ等を見続ける必要が無いので、操作性
が向上されるという優れた効果を奏するものである。
【0030】また、請求項2によれば、上記の効果に加
えて、通信状態が通信可能状態から通信不可能状態へ遷
移した際に、通信不可能状態になったことを使用者に対
して音或いは振動によって報知しているので、さらに操
作性を向上させることができる。
【0031】さらに、請求項3によれば、上記の効果に
加えて、移動に伴い通信状態が通信不可能な状態と通信
可能な状態との間の遷移を行った場合に、この状態変化
を報知するか否かを任意に切り替えることができるの
で、必要なときだけ報知させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の無線端末機を示す構成
【図2】従来の無線端末機の一例である自動車電話の構
成図
【図3】移動無線通信における無線基地局の送信する電
波の有効領域の例を示す図
【図4】第1の実施例の動作例を説明する図
【図5】本発明の第2の実施例を示す構成図
【符号の説明】
1…無線端末機、2…受信装置、3…送信装置、4…イ
ンタフェ−ス装置、5…制御装置、6…表示装置、7…
報知装置、8,9…スイッチ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局より発せられる電波信号を受
    信し、該電波信号に基づいて、前記無線基地局と通信可
    能か否かを判定する通信可能状態判定手段を備えた移動
    無線端末機において、 前記通信可能状態判定手段の判定結果に基づいて、通信
    不可能状態から通信可能状態に移行したときに、該通信
    状態が変わったことを音或いは振動等によって報知する
    報知手段を設けた、 ことを特徴とする移動無線端末機。
  2. 【請求項2】 前記通信可能状態判定手段の判定結果に
    基づいて、通信可能状態から通信不可能状態に移行した
    ときに、該通信状態が変わったことを音或いは振動等に
    よって報知する第2の報知手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の移動無線端末機。
  3. 【請求項3】 前記報知手段の動作の可否を切り替える
    切り替え手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の移動無線端末機。
JP3193216A 1991-08-01 1991-08-01 移動無線端末機 Pending JPH0537461A (ja)

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