JPH0537412A - ラジオ受信機及びチユーナ回路 - Google Patents

ラジオ受信機及びチユーナ回路

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JPH0537412A
JPH0537412A JP19196591A JP19196591A JPH0537412A JP H0537412 A JPH0537412 A JP H0537412A JP 19196591 A JP19196591 A JP 19196591A JP 19196591 A JP19196591 A JP 19196591A JP H0537412 A JPH0537412 A JP H0537412A
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Hisao Ishii
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チューナICの端子個数を減らし、チューナ
ICとマイコンの間の結線を減らしI/Oポートを効率
使用可能にする。 【構成】 マイコン/PLL7が強制モノラル信号をス
イッチ14に与えている状態でAM‐SD又はFM‐S
Dが発生すると、SD/ST端子共用部15はこのSD
を表示出力端子15からマイコン/PLL7に与える。
マイコン/PLL7はBAND SWがFMであれば強
制モノラル信号をオフさせ、SD/ST端子共用部15
は表示出力端子15からSTを出力可能にする。SD、
STを単一の表示出力端子15を用いて出力可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子同調方式のラジオ
受信機に関し、特にIC(集積回路)化されたチューナ
回路を含むラジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】電子同調方式のラジオ受信機が、従来公
知である。このラジオ受信機は、PLLを構成するプロ
グラマブルディバイダに、選局周波数に対応する分周比
を設定し、前記PLLから得られる選局用の制御信号を
局部発振回路に印加して局部発振周波数を定め、選局を
行なうものである。
【0003】図5には、電子同調方式のラジオ受信機の
一例構成が示されている。この図に示されるラジオ受信
機は、チューナ用IC1、マイコン2、PLL(Phase
Locked Loop )3、表示部4を備えている。チューナ用
IC1は、アンテナ、FMフロントエンド等IC化ので
きない部分を除くチューナ回路を単一の集積回路基板上
に形成したもので、AM及びFM波を受信し選局する。
マイコン2は、図示しないボタン等からの使用者の指示
に応じ、帯域切替のための信号BAND SWを供給し
てチューナ用IC1の受信帯域をAM帯域とFM帯域で
切り替える。また、マイコン2は、AM受信等の場合に
強制モノラル信号をチューナ用IC1に供給し、チュー
ナ用IC1に内蔵されるマルチプレックス回路(以下、
MPX)に切り替えてモノラル受信を行わせる。
【0004】チューナ用IC1は、表示出力端子5を備
える。この端子は、過去に一般に使用されていたマニュ
アル同調式においてLED等を直接接続・駆動するため
に用いられていた端子である。電子同調式では、この表
示出力端子5はマイコンの動作に必要な信号の出力端子
として用いられ、2個の表示出力端子5を必要とする。
すなわち、AM又はFM波に同調したことを示す選局表
示信号(以下、SD)と、FM受信を行っている場合に
おいてステレオ再生が可能なレベルで受信されているこ
とを示すステレオ表示信号(以下、ST)と、を出力す
べく、2個の表示出力端子5を必要とする。
【0005】マイコン2は、SD及びSTを監視し、そ
の結果に応じてPLL3の発振周波数の制御及び表示部
4の表示制御を行う。すなわち、マイコン2は、少なく
ともSDが得られるよう、PLL3を制御し、チューナ
回路の局部発振周波数を制御する。また、マイコン2
は、STが得られているか否かに応じて表示部4に設け
られている表示ランプ6を点灯させる。
【0006】なお、マイコン2は、以上の制御動作の
他、付随する各機能(例えばカセットテープレコーダ)
の制御等にも用いられることが多い。
【0007】このように、従来の電子同調式チューナI
Cを用いたラジオ受信機では、SD及びSTの監視及び
この結果に基づく制御により、PLL3の制御やステレ
オ表示を行うことができた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子同
調式チューナがIC化された従来のラジオ受信機におい
ては、表示出力端子が2個必要であり、装置規模の拡大
につながる問題点となっていた。一般に、ラジオ受信機
等の電子機器をIC化して設計・製造する場合、ICの
端子の個数は回路規模、価格に著しく関わる。具体的に
は、ICの端子数が1個増加すると、それに伴いICと
他の部材を接続する基板の配線が複雑となり、またGN
D電極の面積が減少し、配線の線幅が細くなる。また、
ICの端子数はある飛び飛びの本数に規格化されている
ため、必要な端子増加が1個であっても本数が合わない
と、数本の端子増加を余儀無くされることがある。さら
に、図5に示されるラジオ受信機では、このような一般
的な問題のほか、マイコン2のI/Oポートの使用効率
の問題や、チューナ用IC1とマイコン2の相互結線の
本数が多くなるという問題もある。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、チューナICの端
子数を減少させんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のラジオ受信機は、IC化されたチュ
ーナ回路及び制御手段を備える。チューナICは、SD
及びSTを出力するための共用端子、AM又はFM波に
同調しており強制モノラル信号が供給されている場合に
AM又はFM‐SDを共用端子から出力する手段、及び
FM波がステレオ再生可能なレベルで受信されており強
制モノラル信号が供給されていない場合にSTを共用端
子から出力する手段を有する。また、制御手段は、チュ
ーナICに強制モノラル信号を供給し、強制モノラル信
号を供給している状態でチューナICからSDが出力さ
れたときに、バンドスイッチの設定に基づき当該SDが
AM‐SDであるかFM‐SDであるかを判別し、判別
の結果AM‐SDである場合にはチューナICにAM受
信動作を実行させ、判別の結果FM‐SDである場合に
は強制モノラル信号を断ち、STがチューナICから出
力されているか否かを強制モノラル信号が断たれている
状態で判別し、当該判別の結果に応じて表示部に表示を
行なわせチューナICにFM受信動作を実行させる。
【0011】また、本発明のチューナ回路は、内部にF
M受信部及びAM受信部を含むIC化されたチューナ回
路であって、ST及び強制モノラル信号が印加される第
1の回路と、FM及びAM‐SDが印加される第2の回
路と、負荷が接続されるICの出力端子とを備え、前記
第1及び第2の回路の出力端を前記出力端子に共通接続
し、強制モノラル信号の印加期間には前記第2の回路の
出力信号を前記出力端子に発生させ、強制モノラル信号
が印加されない期間には、前記第1の回路の出力信号を
前記出力端子に発生させるようにしたことを特徴とす
る。
【0012】さらに、本発明のチューナ回路は、前記第
2の回路に、強制モノラル信号と逆極性の信号を禁止信
号として印加するようにしたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明のラジオ受信機においては、まず、制御
手段からチューナICに強制モノラル信号が供給され
る。強制モノラル信号が供給されている状態でAM又は
FM波に同調すると、チューナICからは、AM又はF
M‐SDが共用端子から出力される。チューナICから
SDが出力されると、これに応じ、制御手段によりその
SDがAM‐SDであるかFM‐SDであるかが判別さ
れる。前者である場合には、AM受信が行われる。後者
である場合には、さらにステレオ受信に移行するための
動作に移る。
【0014】この動作では、まず、強制モノラル信号が
断たれる。この状態でステレオ受信が可能であれば、チ
ューナICからはSTが共用端子を介して出力される。
制御手段においては、STが出力されているか否かに応
じて表示部の制御が行われ、さらにFM受信動作に移行
する。
【0015】このように、本発明においては、SDとS
Tが単一の共用端子から出力される。共用端子から出力
されているのがSDであるかSTであるかは強制モノラ
ル信号が発生しているか否かで判別され、またAM‐S
DであるかFM‐SDであるかはバンドスイッチの設定
により判別される。このように、単一の端子が支障なく
共用される。
【0016】本発明のチューナ回路においては、強制モ
ノラル信号が第1の回路に印加されている期間には第2
の回路の出力信号がICの出力端子に発生する。また、
印加されていない期間には、第1の回路の出力信号がI
Cの出力端子に発生する。
【0017】さらに、請求項3においては、強制モノラ
ル信号と逆極性の禁止信号が第2の回路に印加される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図5に示される従来例と同様の
構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0019】図1には、本発明の一実施例に係るラジオ
受信機の構成が示されている。この図に示されるラジオ
受信機においては、IC化されているチューナ用IC1
の表示出力端子5が1個であり、この1個の表示出力端
子からAM‐SD,FM‐SD,STがそれぞれ異なる
タイミングでマイコン2に出力される。本発明の特徴
は、このように単一の表示出力端子5を用いつつ支障な
くPLL3の制御及び表示部4の制御を行うことができ
る点にあり、また、これによりチューナ用IC1とマイ
コン2の間の結線を簡略化しマイコン2のI/Oポート
を効率的に使用可能になる点にある。以下、この特徴に
ついて、図2〜図4を参照しつつ説明する。
【0020】図2には、この実施例のチューナ用IC1
の詳細構成が示されている。但し、図示の簡略化のた
め、マイコン2とPLL3は一体のマイコン/PLL7
として描かれており、表示部4は省略されている。
【0021】図2において、FM波を受信する構成は、
アンテナANT,FMフロントエンド(以下、FM‐F
E)8,FM中間周波数回路(以下、FM‐IF)9,
MPX10である。すなわち、アンテナANTに受信さ
れたFM信号は、FM‐FE8に印加され、増幅された
後中間周波数信号(IF信号)に変換される。IF信号
はFM‐IF9に印加され、FM‐IF9はこれを復調
してオーディオ信号に変換する。オーディオ信号は、M
PX10によりLチャンネルとRチャンネルに分離さ
れ、後段の図示しない回路に出力される。
【0022】また、この図に示される回路において、A
M波を受信する構成はアンテナANT,AM受信部11
及びMPX10である。アンテナANTによる受信信号
は、AM受信部11に印加され、オーディオ信号に変換
された後MPXを介して後段の回路に出力される。
【0023】FM受信動作とAM受信動作の切り替え
は、マイコン/PLL7によって行なわれる。マイコン
/PLL7は、図示しない選局ボタン等の操作によって
使用者が行う指令に応じ、信号(BAND SW)を発
し、バンドスイッチ12を制御する。バンドスイッチ1
2は、FM‐IF9及びAM受信部に接続されており、
BAND SWがFM局を示す内容である場合にはFM
‐IF9が動作し、AM局を示す内容である場合にはA
M受信部11が動作する。FM‐IF9及びAM受信部
11は、従って、BAND SWに示される局を選択
し、この局に係るオーディオ信号をMPX10に供給す
ることとなる。また、FM‐FE8及びAM受信部11
には、マイコン/PLL7から図においてVCO‐FM
及びVCO‐AMで示される制御信号が与えられ、これ
により局部発振周波数が変化し、周波数変換動作が実行
される。
【0024】さらに、FM‐IF9及びAM受信部11
は、それぞれSDを出力する。前者が出力するSDをF
M‐SDと呼び、後者が出力するSDをAM‐SDと呼
ぶ。SDは、AM又はFM波に同調したことを示す信号
であり、この信号が得られている状態であれば、使用者
はFM又はAM放送を概ね良好に聴取することができ
る。また、MPX10は、内部にST発生部13および
これに接続されるスイッチ14を備えており、マイコン
/PLL7は、スイッチ14を強制モノラル信号により
制御して、STの発生を禁止/解除する。
【0025】FM‐IF9又はAM受信部11から出力
されるSD及びST発生部13から出力されるSTは、
SD/ST端子共用部15に取り込まれる。SD/ST
端子共用部は、図3に示されるように、2個のトランジ
スタ16及び17を有しており、これらのトランジスタ
16及び17は表示出力端子5に対して並列に接続され
ている。表示出力端子5は1個であり、ICであるチュ
ーナ用IC1の有する端子のうち1つである。表示出力
端子5は、抵抗18を介して電源に接続されており、ま
た、マイコン/PLL7に接続されている。表示出力端
子5は、FM‐ST,FM‐SD,STをそれぞれ異な
るタイミングで出力する端子である。強制モノラル信号
(「L」)及びSTは、アンドゲート19に印加され、
アンドゲート19の出力はトランジスタ16のベースに
接続されている。FM‐SDは、強制モノラル信号の反
転信号とともにアンドゲート20に印加され、アンドゲ
ート20の出力信号はAM‐SDとともにノアゲート2
1に印加され、ノアゲート21の出力信号はトランジス
タ17のベースに印加される。
【0026】なお、図2においては、チューナ用IC1
にFM‐FE8が含まれていないが、これは含まれるよ
うにしても構わない。
【0027】図4には、この実施例におけるマイコン/
PLL7のフローチャートが示されている。
【0028】マイコン/PLL7は、まず、強制モノラ
ル信号をチューナ用IC1に与え、スイッチ14を制御
することにより、チューナ用IC1を強制モノラルモー
ドに設定する。この状態では、アンドゲート19の出力
が「L」になり、SD/ST端子共用部15のトランジ
スタ16からのST出力が禁止される。この状態で、F
M‐IF9又はAM受信部11が局に同調した場合、ト
ランジスタ17がオンになり、FM‐SD又はAM‐S
Dが発せられ、表示出力端子5は「H」となり、同調状
態を示す信号としてマイコン/PLL7に伝送される
(表1参照)。
【0029】
【表1】
【0030】マイコン/PLL7は、表示出力端子5の
出力を監視し(102)、「H」であるか否かを判定し
(103)、「H」となるまでSD検出動作を繰り返
す。
【0031】この動作の結果、表示出力端子5の出力極
性が「H」となり、局に同調したと見なせる状態となっ
た場合、マイコン/PLL7は、BAND SWがFM
を示す内容か否かを判別する(104)。すなわち、使
用者がFM受信を選択しているか否かを判定する。この
結果、FMではなくAM受信が選択されている場合に
は、マイコン/PLL7は、チューナ用IC1によるA
M受信動作を開始する(105)。これとは異なり、F
M受信が選択されていると判別された場合には、マイコ
ン/PLL7は強制モノラル信号をオフし、チューナ用
IC1をステレオモードに設定する(106)。
【0032】強制モノラル信号がオフされると、表1に
示されるように、SD/ST端子共用部15はST出力
に応じて動作可能な状態となる。この場合、STが発生
すると表示出力端子5の出力は「L」となる。マイコン
/PLL7は、表示出力端子5の出力極性が「L」であ
るか否かを判別し(107)、この結果に応じてステレ
オ表示(108)、ステレオオフ表示(109)のいず
れかを表示部4により実行させる。この後、マイコン/
PLL7は、チューナ用IC1によるFM受信開始する
(110)。このように、本実施例によれば、単一の表
示出力端子5を用いつつ、複数の信号、すなわちAM‐
SD、FM‐SD、STを出力させることができる。こ
れは、SDに関する判別と、STに関する判別とを異な
るタイミングで行ない、かつ、1個の表示出力端子5を
共用可能なようにトランジスタ16及び17を設けたこ
とによる。この結果、チューナ用IC1とマイコン/P
LL7との結線は簡素化されることとなり、マイコン/
PLL7のI/Oポートも1ピンのみで済む。さらに、
両者を接続するために使用する基板の設計もより容易と
なる等の効果が得られる。このような利点は、さらに、
回路規模の縮小、回路価格の低減につながるものであ
り、例えばカーステレオのようにより小型かつ安価で操
作性の良いラジオ受信機に適するものが得られることと
なる。
【0033】ところで、一旦FM同調が行なわれた後、
マルチパス等により受信信号が弱電界になると、STが
無くなるとともに、FM‐SDも無くなってしまう。そ
の様な場合、単にFM‐SDをノアゲート21に印加す
る構成であると、トランジスタ17がオンし、STが無
いにもかかわらず、ST表示信号の発生という誤動作を
生じる。しかしながら、図3の如く、FM‐SDととも
に強制モノラル信号の反転信号をアンドゲート20に印
加する構成とすれば、ST判別時に、トランジスタ17
を強制オフとすることができ、前記誤動作を防止でき
る。
【0034】なお、図2においてはマイコンとPLLが
一体に示されているが、本発明は両者が別体の構成でも
構わない。また、図3においては、SD/ST端子共用
部15が2個のトランジスタ16及び17を含む構成で
あるが、トランジスタに代え他の種類のスイッチング素
子を用いても構わない。すなわち、SD及びSTを並列
に取り込み切り替えて出力する手段であれば構わない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単一の共用端子からSDとSTを出力可能であるため、
チューナICの端子個数を削減でき、配線の簡素化、マ
イコン等の制御手段のI/Oポートの効率的使用、ひい
ては回路規模の縮小及び価格低減を実現できる。
【0036】また、請求項3によれば、マルチパス等に
より受信信号が弱電界になりST及びFM‐SDが無く
なってしまった場合において、誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るラジオ受信機の構成、
特にそのチューナIC近傍の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】この実施例の詳細な回路構成を示すブロック図
である。
【図3】この実施例におけるSD/ST端子共用部の構
成を示す回路図である。
【図4】この実施例におけるマイコン/PLLの動作を
示すフローチャートである。
【図5】一従来例に係るラジオ受信機の構成、特にその
チューナIC近傍の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 チューナ用IC 2 マイコン 3 PLL 4 表示部 5 表示出力端子 6 表示ランプ 7 マイコン/PLL 15 SD/ST端子共用部 16,17 トランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選局表示信号及びステレオ表示信号を出
    力するための共用端子、AM又はFM波に同調しており
    強制モノラル信号が供給されている場合にAM又はFM
    選局表示信号を共用端子から出力する手段、及びFM波
    がステレオ再生可能なレベルで受信されており強制モノ
    ラル信号が供給されていない場合にステレオ表示信号を
    共用端子から出力する手段を有するIC化されたチュー
    ナ回路と、 チューナICに強制モノラル信号を供給し、強制モノラ
    ル信号を供給している状態でチューナICから選局表示
    信号が出力されたときに、バンドスイッチの設定に基づ
    き当該選局表示信号がAM選局表示信号であるかFM選
    局表示信号であるかを判別し、判別の結果AM選局表示
    信号である場合にはチューナICにAM受信動作を実行
    させ、判別の結果FM選局表示信号である場合には強制
    モノラル信号を断ち、ステレオ表示信号がチューナIC
    から出力されているか否かを強制モノラル信号が断たれ
    ている状態で判別し、当該判別の結果に応じて表示部に
    表示を行わせチューナICにFM受信動作を実行させる
    制御手段と、 を備えることを特徴とするラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 内部にFM受信部及びAM受信部を含む
    IC化されたチューナ回路であって、 ステレオ表示信号及び強制モノラル信号が印加される第
    1の回路と、 FM及びAM選局表示信号が印加される第2の回路と、 負荷が接続されるICの出力端子とを備え、 前記第1及び第2の回路の出力端を前記出力端子に共通
    接続し、 強制モノラル信号の印加期間には前記第2の回路の出力
    信号を前記出力端子に発生させ、強制モノラル信号が印
    加されない期間には、前記第1の回路の出力信号を前記
    出力端子に発生させるようにしたことを特徴とするチュ
    ーナ回路。
  3. 【請求項3】 前記第2の回路に、強制モノラル信号と
    逆極性の信号を禁止信号として印加するようにした請求
    項2記載のチューナ回路。
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