JPH0537380Y2 - - Google Patents

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JPH0537380Y2
JPH0537380Y2 JP6784189U JP6784189U JPH0537380Y2 JP H0537380 Y2 JPH0537380 Y2 JP H0537380Y2 JP 6784189 U JP6784189 U JP 6784189U JP 6784189 U JP6784189 U JP 6784189U JP H0537380 Y2 JPH0537380 Y2 JP H0537380Y2
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switch
housing
plunger
built
seal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の対象技術分野〕 この考案はリミツトスイツチのシール装置に係
り、とくに内蔵スイツチのシールに関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来この種のリミツトスイツチに使用される内
蔵スイツチは第5図および第6図に示すように2
対の固定接点32、32間で反転する可動接点板
33を設け、この可動接点板を操作する操作軸3
5を往復動自在に設け、さらにこの操作軸の上端
にプランジヤー16を当接し、その上端部をケー
ス21を貫通して外部に突出させている。そして
このケースとプランジヤー16との間にはこれら
両者間のシールを司るキヤツプ状のシール部材3
6が設けられる。そしてこのシール部材はプラン
ジヤー16を貫通させた状態でこのプランジヤー
に固着される。
〔この考案が解決しようとする問題点〕 内蔵スイツチ2のプランジヤー16にシール部
材36を直接取付けるものにあつては周囲温度が
低下したばあいにシール部材36が硬化し、これ
がプランジヤー16の復帰力を減少させ、スイツ
チ2の動作不良をひきおこす欠点があつた。
またシール部材36をプランジヤー16に直接
取付けるものにあつては構造が複雑で、機械加工
も複雑となる上、その取付けは手作業であるため
製作が煩雑となるおそれがある。
〔考案の目的〕
この考案はこのような従来の欠点にかんがみ、
シール性を確保しながらもプランジヤーの復帰不
良を解消することを目的とするものである。
〔考案の概要〕
この考案は内蔵スイツチのケースとプランジヤ
ーとの間にシール部材を設けるものではなく、そ
のケースと内蔵スイツチを収容するハウジングと
の間にシール部材を設けることにより内蔵スイツ
チをハウジング内において隔離するもので、内蔵
スイツチのケースとカバーは接着剤によりシール
される。これによつて2重のシールが確立され
る。
〔実施例〕
以下図によつてこの考案の1実施例について説
明する。
すなわち第1図ないし第2図において、ハウジ
ング1内には内蔵スイツチ2が収容される。カバ
ー3はハウジング1の開口部4を覆うようそのハ
ウジングに着脱自在に取付けられる。またハウジ
ング1の一端すなわち頭部にはヘツド5が取付け
られる。このヘツドは回転軸6を回転自在に支持
する軸受部7を有する。そしてこの軸受部と回転
軸6との間にはOリングシール10が設けられ
る。また回転軸6は軸受部7から突出し、その突
出した部分にローラー8を有するレバー9が取付
けられる。ヘツド5内にはハウジング1の軸心線
方向に沿つて摺動自在に案内される摺動筒11が
設けられ、この一端は回転軸6と係合し、この回
転軸の回転運動を直線運動に変換する。ヘツド5
のハウジング1側の端部には端板12が固定さ
れ、この端板と摺動筒11との間にはこの摺動筒
を回転軸6に対し常時付勢する復帰スプリング1
3が設けられる。摺動筒11内には操作杆15が
収容され、その一端は摺動筒11と当接し、また
その他端は端板12およびハウジング1の端壁を
貫通して内蔵スイツチ2のプランジヤー16と当
接している。そして摺動筒11とともにハウジン
グ1の軸心線方向に往復動し、これによつてプラ
ンジヤー16を操作する。また端板12と操作杆
15との間にはこの操作杆を摺動筒11に対して
常時付勢するスプリング17が設けられる。
ハウジング1とヘツド5との間にはこのヘツド
とハウジング1との間のシールを司るダイヤフラ
ムシール19が設けられる。このダイヤフラムシ
ールはあらかじめ操作杆15を貫通させた状態で
これに気密に取付けられる。またハウジング1の
他端にはケーブル(図に示してない)引出し用の
コンジツト20が設けられる。
ハウジング1内においてこれに取付けられる内
蔵スイツチ2は実質的に第5図および第6図に示
すものと同様のスイツチ機構を有しているが、ケ
ース21とカバー22との結合手段およびシール
部材の構成を異にする。すなわち第3図および第
4図においてケース21とカバー22とは接着剤
23により接着され、これによつて両者はシール
される。またケース21とカバー22を結合した
状態でその上面すなわちヘツド5と対向する壁面
には第3図から明らかなようにプランジヤー16
が貫通する孔24を中心として、かつこの孔から
所定の間隔をおいて環状の凹所26が形成され
る。そしてこの凹所にはリング状のシール部材2
7が位置する。
なお第4図においてねじ用端子28はケース2
1にこれを貫通した状態で一体成形される。また
ケース21には取付け耳部29が必要個数設けら
れこれに取付け孔30が設けられる。
そして内蔵スイツチ2をハウジング1に取付け
た状態ではシール部材27はハウジング1と内蔵
スイツチ2との間において圧縮され、これによつ
てハウジング1と内蔵スイツチ2間のシールがな
される。このときシール部材27はプランジヤー
16から離間しており、したがつてこのプランジ
ヤーの動きには連動しない。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように内蔵スイツチ2のケー
ス21とカバー22を接着剤23によつてシール
し、かつ内蔵スイツチ2のプランジヤー16が突
出する壁部とハウジング1の内壁との間におい
て、プランジヤー16の周囲にこれと所定の間隔
をおいてシール部材27を設けているので、従来
のようにプランジヤー16にシール部材が直接接
触することなく、したがつてプランジヤー16の
往復運動時にシール部材27が共働しないので、
環境によつてプランジヤー16が復帰しなくなる
不安はまつたくない。またシール部材27は内蔵
スイツチ2のハウジング21に対する取付け時に
その内蔵スイツチに載せた状態でハウジング1と
の間に挟み込むだけで取付けられるのでその取付
け作業が容易である。
また内蔵スイツチ2は接着剤23とシール部材
27とにより2重にシールされ、かつそのシール
部材はプランジヤー16の動きと連動しないの
で、コンジツト20からハウジング1内に侵入し
た水や油が内蔵スイツチ2内に侵入することがな
い。
さらにシール部材27は内蔵スイツチ2のハウ
ジング1に対する取付け時にその内蔵スイツチに
載せた状態でハウジング1との間に挟み込むだけ
で取付けられるのでその取付け作業が容易とな
る。
なお内蔵スイツチ2のプランジヤー16が設け
られた側壁にシール部材27を位置させる凹所2
6を設けたものにあつてはそのシール部材の取付
け時にその位置決めが容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案におけるリミツトス
イツチのシール装置を示すもので、第1図はカバ
ーを取外した状態のリミツトスイツチの正面図、
第2図は第1図の縦断面図、第3図は内蔵スイツ
チの平面図、第4図は第3図の縦断面図、第5図
は従来の内蔵スイツチをカバーを取外して示す正
面図、第6図は第5図の縦断面図である。 1……ハウジング、2……内蔵スイツチ、3…
…カバー、4……開口部、5……ヘツド、6……
回転軸、7……軸受部、8……ローラー、9……
レバー、10……Oリングシール、11……摺動
筒、12……端板、13……復帰スプリング、1
5……操作杆、16……プランジヤー、17……
スプリング、19……ダイヤフラムシール、20
……コンジツト、21……ケース、22……カバ
ー、23……接着剤、24……孔、26……凹
所、27……シール部材、28……ねじ用端子、
29……取付け耳部、30……取付け孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内蔵スイツチ2を収容するハウジング1の一
    端にヘツド5を取付け、このヘツドには上記内
    蔵スイツチ2のプランジヤー16を操作する操
    作杆15を上記ハウジング1の軸心線方向に往
    復動自在に支持するとともに、上記ハウジング
    1と上記ヘツド5との間にはこれら両者の間の
    シールを司るダイヤフラムシール19を上記操
    作杆15を貫通させた状態で設けたものにおい
    て、上記内蔵スイツチ2はケース21とカバー
    22とを接着剤23により結合するとともに、
    この接着剤により両者間をシールし、かつ上記
    内蔵スイツチ2の上記プランジヤー16が突出
    される壁部と上記ハウジング1内壁との間にお
    いて、上記プランジヤー16の周囲に、これと
    所定の間隔をおいて、シール部材27を設け、
    このシール部材によつて上記プランジヤー16
    を上記ハウジング1内において気密に隔離した
    リミツトスイツチのシール装置。 (2) 上記内蔵スイツチ2の上記プランジヤー16
    が設けられる側壁に上記シール部材27を位置
    決めする環状の凹所26を上記プランジヤー1
    6から所定の間隔をおいて設けた実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のリミツトスイツチのシ
    ール装置。
JP6784189U 1989-06-09 1989-06-09 Expired - Lifetime JPH0537380Y2 (ja)

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JPH037238U JPH037238U (ja) 1991-01-24
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JPS5047503U (ja) * 1973-08-31 1975-05-12
JP6371718B2 (ja) * 2015-02-20 2018-08-08 アズビル株式会社 スイッチ装置の製造方法

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JPH037238U (ja) 1991-01-24

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