JPH0310586Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0310586Y2 JPH0310586Y2 JP1984086136U JP8613684U JPH0310586Y2 JP H0310586 Y2 JPH0310586 Y2 JP H0310586Y2 JP 1984086136 U JP1984086136 U JP 1984086136U JP 8613684 U JP8613684 U JP 8613684U JP H0310586 Y2 JPH0310586 Y2 JP H0310586Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- case wall
- shaft
- connecting member
- switch body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000004243 sweat Anatomy 0.000 description 3
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、スイツチ装置に関するものであ
り、とりわけ、耳かけ式補聴器のような超小形の
電子機器に使用するためのスイツチ装置に関する
ものである。
り、とりわけ、耳かけ式補聴器のような超小形の
電子機器に使用するためのスイツチ装置に関する
ものである。
従来、この種の装置として第３図に示すものが
あつた。図において、スイツチ装置１は、略直方
体状のスイツチ本体２から操作ハンドル３が突出
してなり、これを耳かけ式補聴器に使用した例を
第４図に示す。第４図において、耳かけ式補聴器
４の２分割ケースの一方のケース部分５の端部
に、操作ハンドル３をケース外に突出させてスイ
ツチ本体２を収納し、他方のケース部分６をケー
ス部分５に結合していた。
あつた。図において、スイツチ装置１は、略直方
体状のスイツチ本体２から操作ハンドル３が突出
してなり、これを耳かけ式補聴器に使用した例を
第４図に示す。第４図において、耳かけ式補聴器
４の２分割ケースの一方のケース部分５の端部
に、操作ハンドル３をケース外に突出させてスイ
ツチ本体２を収納し、他方のケース部分６をケー
ス部分５に結合していた。
しかし、以上の構成になる従来の装置にあつて
は、スイツチ装置１とケース壁との接合部が大き
いことから、完全な防水処理ができず、補聴器装
用者の発汗による汗や雨滴がケース内部に侵入す
るおそれがあり、かつ、回動操作される操作ハン
ドル３とスイツチ本体２との摺動面の防水処理も
困難であつたため、水分の侵入によるスイツチ装
置の故障を惹起するという欠点があつた。
は、スイツチ装置１とケース壁との接合部が大き
いことから、完全な防水処理ができず、補聴器装
用者の発汗による汗や雨滴がケース内部に侵入す
るおそれがあり、かつ、回動操作される操作ハン
ドル３とスイツチ本体２との摺動面の防水処理も
困難であつたため、水分の侵入によるスイツチ装
置の故障を惹起するという欠点があつた。
この考案は、以上のような従来の装置の欠点を
解消し、容易に防水処理を施しうる上に、修理、
交換等が容易な超小形のスイツチ装置を提供する
ことを目的とするものである。
解消し、容易に防水処理を施しうる上に、修理、
交換等が容易な超小形のスイツチ装置を提供する
ことを目的とするものである。
この考案は、ケース内に装着されるスイツチ本
体と、ケース外に配設される操作ハンドルとを、
回動軸がケース壁を貫通する連結部材で連結し、
ケース両面に回動軸を囲むＯ−リングを介在させ
た構成になるものである。
体と、ケース外に配設される操作ハンドルとを、
回動軸がケース壁を貫通する連結部材で連結し、
ケース両面に回動軸を囲むＯ−リングを介在させ
た構成になるものである。
第１図および第２図はこの考案の一実施例を示
し、スイツチ本体１１は直径4.5mm程の欠円筒状
の固定部１２と、固定部１２の周面に可摺動に結
合された欠円環状の可動部１３でなり、固定部１
２には可動部１３の摺動によつて接離する接点が
内蔵され、固定部１２の外面には接続端子１４が
設けられている。可動部１３には固定部１２の上
面より上方まで延びた係合片１５が一体に形成さ
れている。固定部１２の下面中心には取付ネジ１
６が突設されていて、ケース壁１７と平行にケー
ス内に固定されているプリント板１８にナツト１
９により固定部１２が装着される。
し、スイツチ本体１１は直径4.5mm程の欠円筒状
の固定部１２と、固定部１２の周面に可摺動に結
合された欠円環状の可動部１３でなり、固定部１
２には可動部１３の摺動によつて接離する接点が
内蔵され、固定部１２の外面には接続端子１４が
設けられている。可動部１３には固定部１２の上
面より上方まで延びた係合片１５が一体に形成さ
れている。固定部１２の下面中心には取付ネジ１
６が突設されていて、ケース壁１７と平行にケー
ス内に固定されているプリント板１８にナツト１
９により固定部１２が装着される。
連結部材２０は、スイツチ本体１１の上面に載
置されるもので、係合片１５に係合する係合凹部
２１が形成された腕２２が側方に一体に形成さ
れ、ケース壁１７に穿設した孔２３を貫通する軸
２４が上面に突設された円板状のもので、軸２４
には平面を形成する切欠き２５および締付用のネ
ジ２６が形成されていて、切欠き２５およびネジ
２６はケース壁１７の上面から突出している。
置されるもので、係合片１５に係合する係合凹部
２１が形成された腕２２が側方に一体に形成さ
れ、ケース壁１７に穿設した孔２３を貫通する軸
２４が上面に突設された円板状のもので、軸２４
には平面を形成する切欠き２５および締付用のネ
ジ２６が形成されていて、切欠き２５およびネジ
２６はケース壁１７の上面から突出している。
操作ハンドル２７は、軸２４の切欠き２５部分
に嵌合する孔２８を中心に有する円板状のもので
ツマミ２９が一体に形成されており、下面にＯ−
リング３０を装着する円環溝３１が形成されてい
る。操作ハンドル２７の上面は円形の段部によつ
て凹部３２が形成されていて、孔２８から突出し
たネジ２６にナツト３３が螺着し、連結部材２０
と操作ハンドル２７とを締結する。凹部３２の上
端は円板状のカバー３４で塞がれる。
に嵌合する孔２８を中心に有する円板状のもので
ツマミ２９が一体に形成されており、下面にＯ−
リング３０を装着する円環溝３１が形成されてい
る。操作ハンドル２７の上面は円形の段部によつ
て凹部３２が形成されていて、孔２８から突出し
たネジ２６にナツト３３が螺着し、連結部材２０
と操作ハンドル２７とを締結する。凹部３２の上
端は円板状のカバー３４で塞がれる。
ケース壁１７の下面には孔２３を囲んで円環溝
３５が形成されており、円環溝３５にＯ−リング
３６が装着される。
３５が形成されており、円環溝３５にＯ−リング
３６が装着される。
以上の構成により、ツマミ２７を操作して操作
ハンドル２７を回動すると、連結部材２０が回動
され、この動作に伴つて係合凹部２１と係合片１
５との係合により、可動部１３が固定部１２の外
周を摺動して固定部１２内の接点を接離させ、ス
イツチ機能を果たす。
ハンドル２７を回動すると、連結部材２０が回動
され、この動作に伴つて係合凹部２１と係合片１
５との係合により、可動部１３が固定部１２の外
周を摺動して固定部１２内の接点を接離させ、ス
イツチ機能を果たす。
しかして、ケース壁１７の内外は、Ｏ−リング
３０と３６によつて防水処理がなされており、汗
や雨滴がケース内部ないしスイツチ本体１１に侵
入することが防止され、加えて、スイツチ本体と
防止機構部が互いに独立して組立てられているの
で、組立てが容易であり、かつ、スイツチ本体の
故障時の交換がきわめて簡単にできる。
３０と３６によつて防水処理がなされており、汗
や雨滴がケース内部ないしスイツチ本体１１に侵
入することが防止され、加えて、スイツチ本体と
防止機構部が互いに独立して組立てられているの
で、組立てが容易であり、かつ、スイツチ本体の
故障時の交換がきわめて簡単にできる。
以上のように、この考案は、操作ハンドルとス
イツチ本体とを、ケース壁を貫通する軸を有する
連結部材によつて連結した構成により、Ｏ−リン
グによる防水処理を簡単、かつ、確実に施すこと
ができ、電子機器の信頼性を著しく向上する上
に、スイツチ本体の修理、交換が容易にできるな
どの効果がある。
イツチ本体とを、ケース壁を貫通する軸を有する
連結部材によつて連結した構成により、Ｏ−リン
グによる防水処理を簡単、かつ、確実に施すこと
ができ、電子機器の信頼性を著しく向上する上
に、スイツチ本体の修理、交換が容易にできるな
どの効果がある。
第１図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第
２図は同じく正断面図、第３図は従来のものの斜
視図、第４図は同じく使用状態の分解斜視図であ
る。 １１…スイツチ本体、１２…固定部、１３…可
動部、１５…係合片、１７…ケース壁、２０…連
結部材、２１…係合凹部、２４…軸、２５…切欠
き、２６…ネジ、２７…操作ハンドル、２９…ツ
マミ、３０，３６…Ｏ−リング、３３…ナツト、
３４…カバー。
２図は同じく正断面図、第３図は従来のものの斜
視図、第４図は同じく使用状態の分解斜視図であ
る。 １１…スイツチ本体、１２…固定部、１３…可
動部、１５…係合片、１７…ケース壁、２０…連
結部材、２１…係合凹部、２４…軸、２５…切欠
き、２６…ネジ、２７…操作ハンドル、２９…ツ
マミ、３０，３６…Ｏ−リング、３３…ナツト、
３４…カバー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 接点を内蔵し電気機器のケース内に固定された
円筒状の固定部１２と、係合片１５が形成され前
記固定部１２の外周に沿つて摺動する欠円環状の
可動部１３とを備えたスイツチ本体１１と、 前記固定部１２と同心の軸２４と、前記係合片
１５に係合する係合凹部２１とを備えた連結部材
２０と、 前記電気機器のケース壁１７を貫通した前記軸
２４に結合し前記連結部材２０を操作する操作ハ
ンドル２７と、 前記軸２４を囲んで、前記連結部材２０の上面
と前記ケース壁１７の下面間および前記操作ハン
ドル２７の下面と前記ケース壁１７の上面間にそ
れぞれ配設されたＯーリングと、 からなるスイツチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8613684U JPS613639U (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | スイツチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8613684U JPS613639U (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | スイツチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS613639U JPS613639U (ja) | 1986-01-10 |
| JPH0310586Y2 true JPH0310586Y2 (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=30637164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8613684U Granted JPS613639U (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | スイツチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS613639U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102013003240B4 (de) * | 2013-02-27 | 2022-01-27 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg | Elektrogerät, insbesondere Umrichter, mit Gehäuseteil und Schalteinheit |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS474470U (ja) * | 1971-02-05 | 1972-09-11 |
-
1984
- 1984-06-12 JP JP8613684U patent/JPS613639U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS613639U (ja) | 1986-01-10 |
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