JPS6144354Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144354Y2 JPS6144354Y2 JP7603378U JP7603378U JPS6144354Y2 JP S6144354 Y2 JPS6144354 Y2 JP S6144354Y2 JP 7603378 U JP7603378 U JP 7603378U JP 7603378 U JP7603378 U JP 7603378U JP S6144354 Y2 JPS6144354 Y2 JP S6144354Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- circuit board
- printed circuit
- dial
- printed wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 229920001342 Bakelite® Polymers 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000004637 bakelite Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ダイヤルを回転することにより、
その出力回路を種々に閉成するデイジタルスイツ
チの組立構造に関するものである。
その出力回路を種々に閉成するデイジタルスイツ
チの組立構造に関するものである。
一般に、デイジタルスイツチは、ケースに穿設
した貫通孔にダイヤルの軸部を挿入し、上記軸部
に摺動子を有するロータを係合的に取りつけると
ともに、先端部をホイールで支持し、プリント基
板、絶縁板に穿設した貫通孔で軸端を軸支する構
造のものが実用に供されているが、この構造で
は、ダイヤル軸部とケース、プリント基板、絶縁
板に穿設した貫通孔との間隙から摺動部に粉塵あ
るいは水分が侵入し、そのスイツチ性能が阻害さ
れることがあつた。
した貫通孔にダイヤルの軸部を挿入し、上記軸部
に摺動子を有するロータを係合的に取りつけると
ともに、先端部をホイールで支持し、プリント基
板、絶縁板に穿設した貫通孔で軸端を軸支する構
造のものが実用に供されているが、この構造で
は、ダイヤル軸部とケース、プリント基板、絶縁
板に穿設した貫通孔との間隙から摺動部に粉塵あ
るいは水分が侵入し、そのスイツチ性能が阻害さ
れることがあつた。
また、この対策として、従来、第6図に示すよ
うに、ダイヤル61の下面に突設した軸部62を
ケース63に穿設した貫通孔64にOリング65
を介して挿通し、ケース63に設定されたプリン
ト基板66上を摺動する摺動子67を有するロー
タ68を上記軸部62の先端に固着することによ
り、上記ダイヤル61とロータ68とをケース6
3内に回転自在に装着し、さらに蓋体69でケー
ス63の下端開口部70を閉塞する構造とするこ
とにより、粉塵や水分の摺動部71への侵入を防
止することが提案されている。
うに、ダイヤル61の下面に突設した軸部62を
ケース63に穿設した貫通孔64にOリング65
を介して挿通し、ケース63に設定されたプリン
ト基板66上を摺動する摺動子67を有するロー
タ68を上記軸部62の先端に固着することによ
り、上記ダイヤル61とロータ68とをケース6
3内に回転自在に装着し、さらに蓋体69でケー
ス63の下端開口部70を閉塞する構造とするこ
とにより、粉塵や水分の摺動部71への侵入を防
止することが提案されている。
ところがこの構造では、ケースを密封する手段
として、Oリング65と蓋体69が必要で部品点
数が多くなり、またそれだけ組み立て作業も面倒
となる。
として、Oリング65と蓋体69が必要で部品点
数が多くなり、またそれだけ組み立て作業も面倒
となる。
一方、デイジタルスイツチの出力回路数が多く
なり、なおかつスイツチの小型化を図るために
は、プリント基板の両側面にプリント配線を行な
わねばならず、これにともなつて、両側面のプリ
ント配線部を電気的に接続するための透孔、いわ
ゆるスルーホールを基板に形成するが、この透孔
を通して粉塵や水分が侵入する恐れがある。
なり、なおかつスイツチの小型化を図るために
は、プリント基板の両側面にプリント配線を行な
わねばならず、これにともなつて、両側面のプリ
ント配線部を電気的に接続するための透孔、いわ
ゆるスルーホールを基板に形成するが、この透孔
を通して粉塵や水分が侵入する恐れがある。
この考案は、両面配線されたプリント基板の摺
動子が摺動する側とは反対側に被覆部を形成し、
この被覆部が形成されたプリント基板でケースの
開口部を閉塞する構造とすることにより、部品点
数が少なくて、耐塵性、耐水性をはかつたデイジ
タルスイツチを提供することを目的とする。
動子が摺動する側とは反対側に被覆部を形成し、
この被覆部が形成されたプリント基板でケースの
開口部を閉塞する構造とすることにより、部品点
数が少なくて、耐塵性、耐水性をはかつたデイジ
タルスイツチを提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
第1図および第2図において、11は先端部に
切欠き12を有する軸部13を突設したダイヤル
で、その円筒状の側壁14の外側面には、たとえ
ば0から9までの数字が印字され、この数字の上
方には10個のノツチ15が突設している。また、
上記軸部13および側壁14は下記するケース1
6の貫通孔17と環状溝18内に嵌合するもので
ある。
切欠き12を有する軸部13を突設したダイヤル
で、その円筒状の側壁14の外側面には、たとえ
ば0から9までの数字が印字され、この数字の上
方には10個のノツチ15が突設している。また、
上記軸部13および側壁14は下記するケース1
6の貫通孔17と環状溝18内に嵌合するもので
ある。
16は下端に開口部19を有するケースで、そ
の板状部20のほぼ中央には上記ノツチ15の厚
みだけ窪んだ凹部21を有するとともに、上記凹
部21には貫通孔17と環状溝18を備えてい
る。
の板状部20のほぼ中央には上記ノツチ15の厚
みだけ窪んだ凹部21を有するとともに、上記凹
部21には貫通孔17と環状溝18を備えてい
る。
22は中心に上記ダイヤル11の軸部13に嵌
合する嵌合孔23を有する円盤状のロータで、後
述するように、その下面には上記ケース16の下
端開口部19に設定されたプリント基板24上を
摺動して出力回路を閉成する摺動子25を備える
とともに、上記ダイヤル11の軸部13の先端に
カシメにより取付けられ、ダイヤル11と一体的
に回転するようになつている。すなわち、ダイヤ
ル11の軸部13はケース16の板状部20の貫
通孔17によつて軸支されている。
合する嵌合孔23を有する円盤状のロータで、後
述するように、その下面には上記ケース16の下
端開口部19に設定されたプリント基板24上を
摺動して出力回路を閉成する摺動子25を備える
とともに、上記ダイヤル11の軸部13の先端に
カシメにより取付けられ、ダイヤル11と一体的
に回転するようになつている。すなわち、ダイヤ
ル11の軸部13はケース16の板状部20の貫
通孔17によつて軸支されている。
第2図に示す26はケース16の凹部21内に
一端を固定され、先端部はダイヤル11のノツチ
15間に突入するダイヤル11の位置決め用バ
ネ、27は上記ダイヤル11の軸部13とケース
16の板状部20の貫通孔17間に装着した軸封
手段、たとえばOリングであり、この軸封手段2
7によつて、ダイヤル11の軸部13とケース1
6間は軸封されている。
一端を固定され、先端部はダイヤル11のノツチ
15間に突入するダイヤル11の位置決め用バ
ネ、27は上記ダイヤル11の軸部13とケース
16の板状部20の貫通孔17間に装着した軸封
手段、たとえばOリングであり、この軸封手段2
7によつて、ダイヤル11の軸部13とケース1
6間は軸封されている。
上記プリント基板24は、第3図および第4図
に示すように、その一側面28に同心円状のプリ
ント配線29が、また他側面30に上記プリント
配線部29の必要個所を接続するプリント配線3
1がそれぞれ施こされ、さらに、両プリント配線
部29,31の接続部個所に相当する基板24に
は透孔(スルーホール)32が形成されており、
第5図のように、この透孔32にハンダ33を流
すことにより、上記一側面28のプリント配線2
9と他側面30のプリント配線31とを電気的に
接続している。
に示すように、その一側面28に同心円状のプリ
ント配線29が、また他側面30に上記プリント
配線部29の必要個所を接続するプリント配線3
1がそれぞれ施こされ、さらに、両プリント配線
部29,31の接続部個所に相当する基板24に
は透孔(スルーホール)32が形成されており、
第5図のように、この透孔32にハンダ33を流
すことにより、上記一側面28のプリント配線2
9と他側面30のプリント配線31とを電気的に
接続している。
上記ロータ22の摺動子25は、第4図のよう
に、上記プリント基板24の一側面28に形成さ
れたプリント配線部29上を摺動するように設定
され、第1図、第2図に示すダイヤル11のノツ
チ15を回転させることにより、この摺動子25
が、第3図に示す円心円状のプリント配線29の
幅広部分34と順次当接し、コモン端子35とバ
イナリーコード化された出力端子36,36…間
が導通してスイツチング作用をする。
に、上記プリント基板24の一側面28に形成さ
れたプリント配線部29上を摺動するように設定
され、第1図、第2図に示すダイヤル11のノツ
チ15を回転させることにより、この摺動子25
が、第3図に示す円心円状のプリント配線29の
幅広部分34と順次当接し、コモン端子35とバ
イナリーコード化された出力端子36,36…間
が導通してスイツチング作用をする。
第4図、第5図に示すように、上記プリント基
板24の摺動子25が摺動する一側面28とは反
対側の他側面30には、絶縁材、たとえばプリン
ト基板と同じ材質からなる被覆部37が形成され
ている。なお、この被覆部37を形成するには、
プリント基板24に、これとは別体のベークライ
ト板を接着剤または熱圧着によつて貼り合せても
よい。
板24の摺動子25が摺動する一側面28とは反
対側の他側面30には、絶縁材、たとえばプリン
ト基板と同じ材質からなる被覆部37が形成され
ている。なお、この被覆部37を形成するには、
プリント基板24に、これとは別体のベークライ
ト板を接着剤または熱圧着によつて貼り合せても
よい。
こうすることにより、他側面30のプリント配
線部31の保護がなされるとともに電気絶縁が保
障され、しかも、プリント基板24に形成された
透孔32を塞ぐことができる。
線部31の保護がなされるとともに電気絶縁が保
障され、しかも、プリント基板24に形成された
透孔32を塞ぐことができる。
このような、被覆部37が形成されたプリント
基板24は、第1図に示すように、上記ケース1
6の下端開口部19を閉塞するようにケース16
に設定される。すなわち、プリント基板24は、
その一側面28をロータ22の摺動子25に当接
するよう上にして、また他側面30を下にして、
つまり被覆部37がスイツチの外方に位置するよ
うケース16に設定される。
基板24は、第1図に示すように、上記ケース1
6の下端開口部19を閉塞するようにケース16
に設定される。すなわち、プリント基板24は、
その一側面28をロータ22の摺動子25に当接
するよう上にして、また他側面30を下にして、
つまり被覆部37がスイツチの外方に位置するよ
うケース16に設定される。
以上詳述したように、この考案に係るデイジタ
ルスイツチは、両面にプリント配線されたプリン
ト基板の摺動子が摺動する側とは反対側に被覆部
を形成し、この被覆部が形成されたプリント基板
で、ケースの開口部を閉塞するようにしたから、
従来のように蓋体を設けることなく、ケースの開
口部を閉塞できるとともに、両面配線の場合に基
板に必然的に形成される透孔も上記被覆部で塞ぐ
ので、この透孔からの粉塵や水分の侵入を防止で
きる。しかもこの考案によれば、上記被覆部によ
つて、スイツチの外部部材との接触によるプリン
ト配線部の短絡現象や剥離を防止できる効果もあ
る。
ルスイツチは、両面にプリント配線されたプリン
ト基板の摺動子が摺動する側とは反対側に被覆部
を形成し、この被覆部が形成されたプリント基板
で、ケースの開口部を閉塞するようにしたから、
従来のように蓋体を設けることなく、ケースの開
口部を閉塞できるとともに、両面配線の場合に基
板に必然的に形成される透孔も上記被覆部で塞ぐ
ので、この透孔からの粉塵や水分の侵入を防止で
きる。しかもこの考案によれば、上記被覆部によ
つて、スイツチの外部部材との接触によるプリン
ト配線部の短絡現象や剥離を防止できる効果もあ
る。
第1図はこの考案に係るデイジタルスイツチの
断面図、第2図は同平面図、第3図はプリント基
板の平面図、第4図は同側面図、第5図は第4図
の5部における拡大断面図、第6図は従来のデイ
ジタルスイツチの断面図である。 11……ダイヤル、13……軸部、16……ケ
ース、17……貫通孔、19……開口部、22…
…ロータ、24……プリント基板、25……摺動
子、27……軸封手段(Oリング)、28……一
側面、29……プリント配線部、30……他側
面、31……プリント配線部、32……透孔、3
7……被覆部。
断面図、第2図は同平面図、第3図はプリント基
板の平面図、第4図は同側面図、第5図は第4図
の5部における拡大断面図、第6図は従来のデイ
ジタルスイツチの断面図である。 11……ダイヤル、13……軸部、16……ケ
ース、17……貫通孔、19……開口部、22…
…ロータ、24……プリント基板、25……摺動
子、27……軸封手段(Oリング)、28……一
側面、29……プリント配線部、30……他側
面、31……プリント配線部、32……透孔、3
7……被覆部。
Claims (1)
- ダイヤル下面に突設した軸部を、開口部を有す
るケースに穿設した貫通孔に軸封手段を介して挿
通するとともに、両側面にプリント配線が施さ
れ、かつこれらプリント配線部を電気的に接続す
るための透孔が形成されたプリント基板を上記ケ
ースに設定し、上記プリント基板の一側面のプリ
ント配線部上を摺動する摺動子を有するロータ
を、上記軸部先端に固着することにより、上記ダ
イヤルとロータとをケース内に回転自在に装着
し、さらに、上記プリント基板の他側面に被覆部
を形成し、このプリント基板で上記ケース開口部
を閉塞することを特徴とするデイジタルスイツ
チ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7603378U JPS6144354Y2 (ja) | 1978-06-03 | 1978-06-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7603378U JPS6144354Y2 (ja) | 1978-06-03 | 1978-06-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54176872U JPS54176872U (ja) | 1979-12-13 |
JPS6144354Y2 true JPS6144354Y2 (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=28990954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7603378U Expired JPS6144354Y2 (ja) | 1978-06-03 | 1978-06-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6144354Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-03 JP JP7603378U patent/JPS6144354Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54176872U (ja) | 1979-12-13 |
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