JPH0727583Y2 - 電子機器の外部端子構造 - Google Patents

電子機器の外部端子構造

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JPH0727583Y2
JPH0727583Y2 JP14537488U JP14537488U JPH0727583Y2 JP H0727583 Y2 JPH0727583 Y2 JP H0727583Y2 JP 14537488 U JP14537488 U JP 14537488U JP 14537488 U JP14537488 U JP 14537488U JP H0727583 Y2 JPH0727583 Y2 JP H0727583Y2
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terminal
mounting plate
external terminal
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吉照 谷川
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は電子機器が外部機器と接続するための外部端
子に係り、特に防滴構造の電子機器に好適な外部端子に
関する。
(ロ)従来技術・考案が解決しようとする問題点 従来から電子機器の筺体後部(底部)に設けられた外部
端子の構造は、第3図及び第4図のものが提供されてい
た。
図において、2は外部端子部分など必要箇所を打ち抜い
た底板、6及び7は正及び負の外部端子、8は取り付け
ネジ、20は電子機器本体の筺体フレーム、21は樹脂など
の絶縁体でできた外部端子を取り付ける取付板、22は外
部端子に接続したラグ端子、23はスプリングワッシャ、
24はナットである。
筺体フレーム20は電子機器本体を組み上げる外枠フレー
ムで、例えばダイキャスト金型で作られたものである。
この筺体フレーム20の後部は外部端子の取付板21を取り
付けるための凹部の取付板嵌合部20a,及び底板2を取り
付けるためのネジ穴20bが形成されている。
外部端子の取付板21は第4図の分解した斜視図のよう
に、正及び負の外部端子6,7を外側に取り付け、取付板2
1の内側には正及び負の外部端子6,7と接続したラグ端子
22が取り付けられている。
正及び負の外部端子6,7とラグ端子22の取り付けは、取
り付け用ネジ8を外側の正及び負の外部端子6,7を介し
て、取付板21の取付穴21a及び21bを貫通して差し込ま
れ、取付板21の内側で上記ラグ端子22を介して、スプリ
ングワッシャ23及びナット24で締め付けて取り付ける。
このように組み立てられた取付板21は、筺体フレーム20
の後部の取付板嵌合部20aに組み込まれる。この時、取
付板21の内部に出たラグ端子22は、筺体フレーム20の後
部の穴20b及び20cより筺体フレーム20の内部に導かれ、
ラグ端子22は筺体フレーム20の内部に突き出して配線さ
れる。
底板2は上記取付板21を図のように挟持し、取り付け用
ネジ8で筺体フレーム20の取り付け穴20dに取り付けら
れる。
底板2の外部端子用穴26に取付板21の外側後部が出で来
て、正及び負の外部端子6,7が表れる。この正及び負の
外部端子6,7は外部機器(例えば外部電源または電池な
ど)の出力端子(図示せず)と接続し、ラグ端子22を介
して電子機器本体に供給される。
しかし、上記した従来の電子機器の外部端子構造は、筺
体フレーム20の取付板嵌合部20aと底板2で取付板21を
挾み込んで取り付ける構造であるため、取付板21を取り
付けた後、取り付けガタが発生するという欠点があっ
た。
また正及び負の外部端子6,7とラグ端子22を共にナット
で取り付けるため取り付けが困難であった。
更に、防滴構造を施した電子機器には、この外部端子構
造が使えないという欠点もあった。
更に、防滴構造を施した電子機器には、この外部端子構
造が使えないという欠点もあった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは従来例の欠点を解消し、防滴構造
を施し、しかも正及び負の外部端子の取り付けを容易に
した外部端子構造を提供するところにある。
(ハ)問題を解決するための手段 この考案の電子機器の外部端子構造は外部端子を取り付
けた取付板と、底板とを電子機器のアースとして用いら
れる筺体フレームに取り付けて構成した電子機器の外部
端子構造において、上記取付板に装着した正の外部端子
と接続したL端子を設け、このL端子の端部を該筺体フ
レームの貫通穴から内部に突き出した構造とすることに
より筺体内部の電子機器と前記正の外部端子を導通させ
ると共に、負の外部端子を直接筺体フレームに取り付け
る取付手段により前記筺体フレームと前記負の外部端子
を導通させ、この取付板と筺体フレームとの間に前記L
端子の端部と前記取付手段の貫通口を有するゴムシート
を挟着して構成したものである。
(ニ)作用 外部端子を取り付けた取付板にゴムシートを加え、筺体
フレームと底板の間に取付板を挾み込んで、正/負の外
部端子を底板より外部に出した構造である。
正/負の外部端子は取り付けネジで、L端子及びアース
接点に取付板やゴムシートを介してネジ込んで取り付け
る。負の外部端子は筺体フレームのアース接点にアース
され、、正の外部端子はL端子に接続され、L端子はゴ
ムシートで絶縁されて、筺体フレームの内部に突き出る
ように取り付けられ、筺体フレーム内で正電極の配線が
行われる。
またゴムシートは防滴作用を行って、外部端子の取り付
け部の防水または防滴を可能にすると同時に、取付板を
堅固に固定するため取り付けガタの防止にもなる。
(ホ)実施例 この考案に係る電子機器の外部端子構造の実施例を第1
図及び第3図に基づいて説明する。
第1図は筺体フレーム、取付板及び底板を分解した斜視
図、第2図は取付板を分解した斜視図である。図におい
て、1は電子機器本体の筺体フレームで、例えばダイキ
ャスト金型で作られ、取付板嵌合部1aの凹部や負の外部
端子を取り付けるアース接点1b及び正の外部端子用穴1c
を形成している。2は外部端子用穴2bなど必要箇所を打
ち抜いた底板、3は外部端子を取り付ける取付板、4は
取付板3に取り付けられる正の外部端子と接続したL端
子、5は正のL端子4用の穴5b、及び負のアース接点1b
用の穴5aが開けられたゴムシート、6及び7は正及び負
の外部端子、8は取り付けネジ、10は他の実施例を示す
L端子、11はOリング、12は取り付けネジ8を締め付け
る角ナットである。
筺体フレーム1の後部には、従来例と同じように取付板
3と底板2が取り付けられ、この底板2の外部端子用穴
2bより、取付板3に取り付けられた正及び負の外部端子
6,7が外部に出される。
取付板3は第2図(A)及び(B)に示した斜視図のよ
うに、取付板3の外側(図面では下側)に正及び負の外
部端子6,7が取り付けネジ8で取り付けられ、取付板3
の内側(図面では上側)にL端子4または10が取り付け
られる。
取付板3にはL端子4または10押さえ突出部3c及び取り
付けネジ用穴3bが設けられ、この突出部3c及びネジ用穴
3bに合わせて、L端子4または10が嵌め込まれる。
第2図(A)においては、取り付けネジ8は外部端子6
を介して、取付板3のネジ用穴3bを貫通し、L端子4の
タップネジ穴4aで締め付けられて、取付板3に正の外部
端子6及びL端子4が堅固に取り付けられる。
また、他の実施例として第2図(B)のようにL端子10
を角ナット12で取り付けることもできる。
角ナット12はL端子10の取り付け穴10aに挿入され、O
リング11を介して取付板3の取り付けネジ穴3bに合わせ
て、L端子10が取付板3に嵌め込まれる。
取り付けネジ8は外部端子6を介して、取付板3のネジ
用穴3bを貫通し、上記角ナット12で締め付けられて、取
付板3に正の外部端子6及びL端子10が堅固に取り付け
られる。
以下、第2図(A)のL端子4の実施例で説明する。
L端子4の端子部4bは取付板3の突出部3cに嵌め込まれ
て固定し、ゴムシート5のL端子用穴5bを通って、筺体
フレーム1の正の外部端子用穴1cから、筺体フレーム1
の内部に突き出されて正電極の配線がなされる。
一方、筺体フレーム1の後部取付板3の嵌合部1aに設け
られたアース接点1bは、ゴムシート5の負の外部端子用
穴5aを通り、取付板3の負の外部端子用穴3aを貫通して
組み立てられる。
このアース接点1bは図のように円柱形で、その先端の平
坦部の中心にタップネジ穴が設けられている。負の外部
端子7は取り付けネジ8で、アース接点1bの上記タップ
ネジ穴に締め付けられて取り付けられる。
取付板3はゴムシート5が図のように取付板3の内側に
嵌合するよう作られていて、ゴムシート5の抜き穴5a,5
bが取付板3のL端子4及び抜き穴3aに合致するように
なっている。特にL端子4を筺体内部に突き出すため、
L端子4が筺体フレーム1に接触しないようゴムシート
5及び取付板3の突出部3cは絶縁体として働いている。
このようにして、正及び負の外部端子6,7は取り付けら
れ、筺体フレーム1の嵌合部1aに取付板3を挾み込ん
で、底板2を図のように4本の取り付けネジ8で筺体フ
レーム1の取り付け穴1dに取り付ける。
ゴムシート5は弾力性のあるゴム材で作られていて、取
付板3と筺体フレーム1の嵌合部1aに密着して取り付け
られるので、筺体フレーム1に底板2を固定する際、ゴ
ムシート5は押し縮められて取付板3の取り付けガタを
防止している。
また筺体フレーム1後部の外部端子部は、上記ゴムシー
ト5のパッキングによって防水または防滴構造になって
いる。
電子機器の背面は正及び負の外部端子6,7だけを出力し
て、外部機器(例えば外部電池など)と接続することが
できる。しかも防滴構造になっているので、防滴構造の
電子機器などに有効な外部端子の構造である。
(ヘ)考案の効果 この考案に係る電子機器の外部端子構造は、取付板と筺
体フレームの間にゴムシートを用いたので、防滴構造が
可能となり、しかも取付板の取付ガタを無くすことがで
きるという効果がある。
また外部端子の取付構造が、L端子やアース接点を用い
ることによって容易になり、しかも正のL端子の絶縁が
ゴムシートで完全に確保でき、このゴムシートは市販品
を金型で打ち抜くだけの加工で製作できるので、コスト
も安いというメリットがある。
しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成するこ
とができるため実施も容易であるなどの優れた特徴を有
している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案に係る電子機器の外部端子
構造の実施例を示し、第1図は筺体フレーム、取付板及
び底板を分解した斜視図、第2図(A)は取付板の分解
斜視図、第2図(B)は他の実施例を示した取付板の分
解斜視図である。 第3図及び第4図は従来例を示し、第3図は筺体フレー
ム、取付板及び底板を分解した斜視図、第4図は取付板
を分解した斜視図である。 主な符号の説明 1:筺体フレーム 1a:嵌合部、1b:アース接点 1c:正の外部端子用穴 2:底板 2b:外部端子用穴 3:取付板 3a:負の外部端子用穴、3b:L端子の取付用穴 3c:突出部 4,10:L端子 4a:タップネジ穴 10a:取り付け穴 4b:端子部 5:ゴムシート 5a:負の外部端子用穴、5b:正の外部端子用穴 6:正の外部端子 7:負の外部端子 8:取り付け用ネジ 11:Oリング 12:角ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部端子を取り付けた取付板と、底板とを
    電子機器のアースとして用いられる筺体フレームに取り
    付けて構成した電子機器の外部端子構造において、 上記取付板に装着した正の外部端子と接続したL端子を
    設け、このL端子の端部を該筺体フレームの貫通穴から
    内部に突き出した構造とすることにより筺体内部の電子
    機器と前記正の外部端子を導通させると共に、負の外部
    端子を直接筺体フレームに取り付ける取付手段により前
    記筺体フレームと前記負の外部端子を導通させ、この取
    付板と筺体フレームとの間に前記L端子の端部と前記取
    付手段の貫通口を有するゴムシートを挾着して構成した
    ことを特徴とする電子機器の外部端子構造。
JP14537488U 1988-11-09 1988-11-09 電子機器の外部端子構造 Expired - Lifetime JPH0727583Y2 (ja)

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