JPS5810265Y2 - 防水形押ボタンスイツチ - Google Patents

防水形押ボタンスイツチ

Info

Publication number
JPS5810265Y2
JPS5810265Y2 JP1976148285U JP14828576U JPS5810265Y2 JP S5810265 Y2 JPS5810265 Y2 JP S5810265Y2 JP 1976148285 U JP1976148285 U JP 1976148285U JP 14828576 U JP14828576 U JP 14828576U JP S5810265 Y2 JPS5810265 Y2 JP S5810265Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
shaft
sleeve
push button
pushbutton
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976148285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5364270U (ja
Inventor
木内勝彦
Original Assignee
日本信号株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本信号株式会社 filed Critical 日本信号株式会社
Priority to JP1976148285U priority Critical patent/JPS5810265Y2/ja
Publication of JPS5364270U publication Critical patent/JPS5364270U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5810265Y2 publication Critical patent/JPS5810265Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は屋外の操作盤等に使用する防水形押ボタンスイ
ッチに関するもので、押ボタン軸とその軸受間の摩擦力
を増大させることなく、この間の防水性を確実に保持で
き、耐久性、信頼性ともに優れたこの種押ボタンスイツ
ナの提供を目的としている。
屋外の操作盤等に使用されるスイッチには防水性が要求
される。
そのため押ボタンスイツナにおいても従来様々の防水方
法、例えばゴムまたは金属ベローズで覆う方法あるいは
押ボタン軸をOリングでシールする方法等があるが、小
形にする場合は通常ゴム等の弾性体から戊るOリングに
よる方法が用いられている。
しかしOリングによる方法はスラスト方向の動作では摩
擦力の増加が甚だしいので押ボタンスイツナに使用する
場合はストロークを短かくしてOリングの摩擦力の増加
を防いでいる。
また特に押しろの少いスイッチとしてはマイクロスイワ
ナ等を使用したものもあるが、接点の信頼性や絶縁性能
の向上が難しく、さらに01Jングを使用した場合は注
油を必要とし、耐久性の高いこの種押ボタンスイツナを
得ることが困難であった。
すなわち、0リングの使用方法は一般的には第4図A、
Bに示すごとく、押ボタン軸aまたは軸受すのいずれか
一方に環状溝Cを設け、この溝内にOリングdを嵌着し
たものであるが、軸受孔の寸法とその表面のあらさに高
い精度が要求され、大ストロークとなれば注油が必要と
なっていた。
本考案は上記の点に鑑み、防水形押ボタンスイッチにお
いて、金属性の押ボタン軸を案内する軸受の内側に弾体
性から成る0 1Jングを嵌着し、押ボタン軸外周のO
リングに接する部分にテフロンまたはナイロンのごとく
、伸縮性および可撓性を有し、前記Oリングとの間の摩
擦係数が、金属と前記01Jングとの間の摩擦係数より
小さい合成樹脂から成るスリーブを圧嵌−し、かつ該ス
リーブで被覆される部分の中間の軸径を小さくしたもの
で、摩擦力を軽減でき、しかも注油を必要としない点が
特色である。
次に、本考案の構成を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案防水形押ボタンスイツナの実施例を示す
一部截断平面図、第2図は同上側面図、第3図は同上要
部の拡大断面図である。
図中、1はスイッチ枠体、2は接点部、3は接点作動腕
、4は金属製の押ボタン軸、5は押ボタン軸4を案内す
る軸受で、枠体1に取付けられている。
6は押ボタン軸の復旧用コイルバネ、7は防水構造の筐
体前面の操作盤で、スイッチ本体はこの操作盤7の内側
にバッキング8を介してナツト9により水密に取付けら
れている。
本考案は上記のような防水形押ボタンスイッチにおいて
、金属製の押ボタン軸4を案内する軸受5の内側に弾性
体から成る0 1Jング10を嵌着し、押ボタン軸4の
外周の01Jング10と接する部分にテフロンまたはナ
イロンのごとく伸縮性および可撓性を有し、Oリング1
0との間の摩擦係数が金属と01Jングとの間の摩擦係
数より小さい合成樹脂から成るスリーブ11を圧嵌する
と共に該スリーブ11で被覆される部分の中間の軸径を
小さくしたものである。
第3図は上記軸受部分の詳細図で、0リング10は軸受
5の内面に形成された環状溝12内に嵌め込まれ、また
スリーブ11はその嵌着部の中間をや\小径とされた軸
4上に先端から圧嵌され、その首部13に互い違いに差
し込まれた2枚の座板14と復旧バネ6と゛こよって抜
は止めされている0 ここで、軸4と軸受5との間の防水性および操作力を考
察する。
まず、Oリング10と環状溝12間の防水性、および0
1Jング10とスリーブ11間の防水性は、一般的に用
いられる構造によるもので、0リング10の弾性により
防水性が得られる。
また、スリーブ11と軸4との関係は、軸4に対してス
リーブ11の両端部が圧嵌されており、スリーブ11の
伸縮性によって防水性が得られる。
次に操作力は、Oリング10と軸4との軸方向の摩擦力
によることになるがOリング10と接する軸部分を合成
樹脂から成るスリーブ11としたことによりOリング1
0と金属性の軸とが直接摺動する場合に較べて著しく摩
擦力を軽減することができる。
また、環状溝12の中心と軸4の中心が一致しない(偏
心)場合、この問題は工作精度等に起因するもので避け
られないものであるが、この場合、軸4のスリーブ11
に被覆される部分の中間がスリーブ11の内径より小径
となっていること、およびスリーブ11が可撓性を有す
ることによって、スリーブ11の外周の中心位置は環状
溝の中心に移動可能となる。
よって、Oリング10の弾性とスリーブ11の可撓性と
は常にバランスの良い状態にあり、軸4とOリング10
との偏心による摩擦力の増加を避けることができる。
なおスリーブ11の両端部は軸4への圧嵌によって若干
直径が増加するが、この部分には0リング10が摺動し
ないように軸方向寸法に余裕を与えれば、軸方向の操作
力に悪影響は生じない0 本考案は上述のように構成上たので、低摩擦性のスリー
ブにより軸とOリング間の摩擦力を著しく軽減できるの
みか、押ボタン軸と軸受間に注油を必要とせず、さらに
軸の荷重支持は軸受の金属部が行うので、スリーブや0
1Jングを変形させることがなく、また軸のスリーブ嵌
合部の中間を細めたので、スリーブの偏心重や軸の工作
精度不良品に対してもスリーブの有する物理的性質であ
る低摩擦性、伸縮性および可撓性によって摩擦の増加を
押えられる等、Oリングを使用しても大ストロークが注
油せずに可能で、しかも耐久性に富む等、防水形押ボタ
ンスイッチとして優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案防止形押ボタンスイッチの実症例を示す
一部截断平面図、第2図は同上側面図、第3図は同上要
部の拡大断面図、第4図は従来の01Jンダ使用方法を
示す断面図である。 1:スイッチ枠体、2:接点部、4:押ボタン軸、5:
軸受、10:Oリング、11ニスリーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製の押ボタン軸を案内する軸受の内側に弾性体から
    成るOリングを嵌着し、押ボタン軸外周のOリングに接
    する部分にテフロンまたはナイロンのごとく、伸縮性お
    よび可撓性を有し、前記Oリングとの間の摩擦係数が、
    金属と前記01Jングとの間の摩擦係数より小さい合成
    樹脂からなるスリーブを圧嵌し、押ボタン軸の該スリー
    ブによって被覆される部分の中間を、該スリーブの内径
    より小径としたことを特徴とする防水形押ボタンスイッ
    チ。
JP1976148285U 1976-11-04 1976-11-04 防水形押ボタンスイツチ Expired JPS5810265Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976148285U JPS5810265Y2 (ja) 1976-11-04 1976-11-04 防水形押ボタンスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976148285U JPS5810265Y2 (ja) 1976-11-04 1976-11-04 防水形押ボタンスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5364270U JPS5364270U (ja) 1978-05-30
JPS5810265Y2 true JPS5810265Y2 (ja) 1983-02-24

Family

ID=28756677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976148285U Expired JPS5810265Y2 (ja) 1976-11-04 1976-11-04 防水形押ボタンスイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5810265Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4032596Y1 (ja) * 1964-10-10 1965-11-16
US3566053A (en) * 1969-05-23 1971-02-23 Gause Dynamics Corp Adaptable repairable and sealed limit switch
JPS5037068B2 (ja) * 1972-05-24 1975-11-29

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037068U (ja) * 1973-08-01 1975-04-18

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4032596Y1 (ja) * 1964-10-10 1965-11-16
US3566053A (en) * 1969-05-23 1971-02-23 Gause Dynamics Corp Adaptable repairable and sealed limit switch
JPS5037068B2 (ja) * 1972-05-24 1975-11-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5364270U (ja) 1978-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4031348A (en) Push-button assembly switch for watches
US3819963A (en) High voltage generating piezoelectric igniter
JPS5810265Y2 (ja) 防水形押ボタンスイツチ
CN110202614A (zh) 防护装置和工业机器人
FR2428172A1 (fr) Roulement a billes de precision aisement transformable
JPH0448361Y2 (ja)
JP2522565Y2 (ja) 自在継手のシール装置
JPH0132262Y2 (ja)
JPS63177361U (ja)
JPH0537270Y2 (ja)
JPH0728456Y2 (ja) オイルシール
JPH02110760U (ja)
JP2537288Y2 (ja) オイルシ−ル
JPH0125366Y2 (ja)
JPS5913179Y2 (ja) ステアリングギヤの防塵・防水装置
JPS63147971U (ja)
JPH0540897U (ja) 携帯時計外部操作部構造
JPS6318859Y2 (ja)
JPS6285302U (ja)
JPS6119245Y2 (ja)
JPS6383692U (ja)
JPH029690Y2 (ja)
JPS6088213U (ja) 寸法偏位検出器の防塵機構
JPS63121220A (ja) 電気機器のスイツチ
JPH01173574U (ja)