JPH05371Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH05371Y2
JPH05371Y2 JP1988055881U JP5588188U JPH05371Y2 JP H05371 Y2 JPH05371 Y2 JP H05371Y2 JP 1988055881 U JP1988055881 U JP 1988055881U JP 5588188 U JP5588188 U JP 5588188U JP H05371 Y2 JPH05371 Y2 JP H05371Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink ribbon
ink
detection pattern
film
ribbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988055881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01161056U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988055881U priority Critical patent/JPH05371Y2/ja
Publication of JPH01161056U publication Critical patent/JPH01161056U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH05371Y2 publication Critical patent/JPH05371Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリンタに用いられるインクリボン
に係り、特に、末端部を容易に検出することがで
きるようにしたインクリボンに関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来のインクリボンのひとつの例を示
すものであり、この第3図に示すインクリボン
は、リボン状の樹脂製フイルム1の一方の面に印
字用のインクを塗布してなるインク塗布部2を設
けるとともに、前記フイルム1の末端部に、この
フイルム1の長手方向に区画された光の反射率の
異なるそれぞれ複数の2種類の検知領域3A,3
A,3B,3B…を交互に形成してなる末端検知
パターン3を形成して構成されている。そこで、
この末端検知パターン3をフオトセンサなどの検
知手段4により検知することによりインクリボン
の末端部を検知することができる。なお、フイル
ム1の末端にはフイルム1を巻くためのコア5が
固定されている。
また、第4図は従来のインクリボンの他の例を
示すものであり、この第4図に示すインクリボン
は、前述した第3図に示すインクリボンの末端検
知パターン3と異なり、この末端検知パターン3
が、アルミ蒸着によつて形成された光を反射する
検知領域3Cのみによつて形成されている。その
他の構成は第3図のものと同様である。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述した第3図に示す従来のイ
ンクリボンは、末端検知パターン3がフイルム1
の長手方向に区画された各複数の検知領域3A,
3Bにより構成されているため、インクリボンを
末端検知パターン3に沿つて走行させてみないと
この検知領域3Aおよび検知領域3Bのパターン
を検知できないという欠点があつた。また、操作
者が末端検知済のインクリボンを間違つて使用し
ようとした場合、末端検知パターンのまだ走行さ
せていない領域が末端検知のために充分な長さ分
残されていなければ、プリンタがインクリボンの
末端を検知できない場合があつた。
また、第4図に示すインクリボンは、末端検知
パターン3がアルミ蒸着によつて形成された光を
反射する検知領域3Cによつて形成されているた
め、インク塗布部2自体を金属色などの光を反射
する材料によつて形成した場合には、前記末端検
知パターン3と区別できないおそれがある。
本考案は、前述した従来のインクリボンにおけ
る欠点を解決し、インクリボンが静止状態にあつ
ても末端部に設けられた末端検知パターンを外部
の検知手段により確実に検知することができ、し
かもフイルムに塗布されるインクを金属色、モノ
クローム、マルチカラーなど光を反射する材料に
より形成しても末端検知パターンを外部のフオト
センサのような検知手段により確実に検知するこ
とができるインクリボンを提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
前述した目的を達成するため本考案に係るイン
クリボンは、リボン状のフイルムに印字用のイン
クを塗布してなるインク塗布部を設けるととも
に、前記フイルムの末端部に末端検知パターンを
形成したインクリボンにおいて、前記末端検知パ
ターンを、前記フイルムの幅方向に区画され相互
に光の反射率および透過率の少なくとも一方を異
にした2つの検知領域により構成したことを特徴
としている。
〔作用〕
前述した構成の本考案によれば、インクリボン
をプリンタの印字動作にしたがつて繰出して行
き、インクリボンの末端部の末端検知パターンの
部分まで繰出されると、この末端検知パターンが
フオトセンサなどの検知手段によつて検知され、
この検知信号により印字を停止するとともにイン
クリボンが末端部まで繰出されたことを警告ラン
プなどの点灯により知らせることができる。この
とき、本考案のインクリボンの末端検知パターン
は、フイルムの幅方向に区画された相互に光の反
射率および透過率の少なくとも一方を異にした2
つの検知領域により構成したので、これらの両検
知領域における光の状態を同時に検知して数値の
差を演算することにより、インクリボンが静止状
態にあつても、また、インクリボンを光で反射す
る材料により形成しても末端検知パターンを確実
に検知することができる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
第1図は本考案に係るインクリボンの実施例を
示す斜視図であり、第1図において符号10は本
考案によるインクリボンを示しており、インクリ
ボン10のベースを形成しているリボン状の樹脂
製フイルム11には、フイルム11の一方の面に
印字用のインクを塗布してなるインク塗布部12
が形成されている。また、前記フイルム11の一
方の末端部には、前記フイルム11の幅方向に区
画された2つの検知領域13A,13Bからなる
末端検知パターン13が形成されており、これら
の両検知領域13A,13Bは相互に光の反射率
および透過率の少なくとも一方が相互に異なるよ
うに形成されている。したがつて、末端検知パタ
ーン13の各検知領域13A,13Bに対向する
ようにプリンタに配設した反射型または透過型の
フオトセンサなどの検知手段14A,14Bによ
りそれぞれ対向する検知領域13A,13Bの反
射率、透過率、あるいはこれらの両者を検知する
と、両検知手段14A,14Bが検知した値には
差がでるので、この差を演算することによりイン
クリボンの末端を検知することができる。この結
果、インクリボン10のインク塗布部12の色彩
などが、例えばモノクローム、マルチカラー、金
属色、透明色などであつたとしてもインクリボン
10の末端を検知することができる。なお、末端
検知パターン13の末端には円筒形のコア15が
接続されている。
第2図は本考案のインクリボン10を使用した
熱転写プリンタ20を示す平面図であり、プラテ
ン21の長手方向に沿つて印字位置を規定するプ
ラテンゴム22が配設されており、前記プラテン
21の下方には、前記プラテン21に巻回される
用紙23を前記プラテンゴム22に沿うように案
内する円弧状の紙ガイド24が配設され、この紙
ガイド24の上方には、回転軸25Aに軸方向に
間隔を隔てて取付けられた円弧状の紙送りローラ
25,25が配設されている。前記プラテンゴム
22に対向する位置には、印字方向の後方側端部
に発熱素子の集合体たる発熱部26aが形成され
たサーマルヘツド26が配設され、このサーマル
ヘツド26は、前記プラテン21に沿つて配設さ
れたキヤリツジガイド溝27内に第2図において
左右方向に移動可能に嵌合されたキヤリツジ28
に搭載されている。また、このキヤリツジ28上
には、内部に2つの巻取りボビン29a,29b
が設けられたリボンカセツト29が装着され、こ
のリボンカセツト29内には、前述した本考案に
よるインクリボン10が前記巻取りボビン29
a,29bに巻付けられた状態で収納されてお
り、このインクリボン10は、その中間部が前記
用紙23とサーマルヘツド26との間に介在する
ようになつている。さらに、前記キヤリツジ28
のインクリボン10の走行方向においてサーマル
ヘツド26の上流側には、インクリボン10の検
知領域13A,13Bが通過する位置に対応する
部位に前記検知手段14A,14Bが配設されて
いる。
また、前記プラテン21の一端部には、駆動源
としてのパルスモータ32およびこのパルスモー
タ32の回転駆動力を伝達する歯車列33が配設
され、このパルスモータ32による駆動力は、ク
ラツチ機構34を介して用紙23の紙送りのため
の回転軸24およびキヤリツジ28の移動機構に
伝達されるようになつている。
つぎに、前述した構成からなる本実施例の作用
について説明する。
本考案のインクリボンを装着したリボンカセツ
ト29を使用した前記熱転写プリンタにより印字
を行なうには、パルスモータ32を駆動し、歯車
列33およびクラツチ機構34を介して回転軸2
4を回転させ、用紙23を印字位置にセツトす
る。そして、前記パルスモータ32を駆動するこ
とにより、インクリボン10をサーマルヘツド2
6により用紙23に圧接させた状態でキヤリツジ
28をプラテン21に沿つて移動させながら、サ
ーマルヘツド26の発熱部26aに印字用エネル
ギを付与することにより、この発熱部26aが発
熱されて対向するインクリボン10のインクを溶
融して用紙23にインクが転写され印字が行なわ
れる。このようにして印字がなされるにしたがつ
て、インクリボン10はボビン29bから繰出さ
れてボビン29aに巻取られて行く。そして、イ
ンクリボン10の末端部が検知手段14A,14
Bの位置に来るまで繰出されると、検知手段14
A,14Bにより末端検知パターン13が検知さ
れ、この検知信号により印字を停止するとともに
インクリボン10が末端部まで繰出されているこ
とを警告ランプにより知らせることができる。こ
のとき、検知手段14A,14Bにより異なる反
射率、透過率などからなる検知領域13A,13
Bの光の反射率などを同時に検知し、その差を演
算することにより正確に末端検知パターン13を
検知することができるので、インク塗布部12に
塗布されている印字用のインクの材質にかかわり
なくインクリボン10の末端を検知できるし、ま
た、インクリボン10の繰出しが停止された状態
においてもインクリボン10の末端を確実に検知
することができる。
なお、本考案は、前述した実施例に限定される
ものではなく、必要に応じて種々の変更が可能で
ある。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るインクリボン
によれば、静止状態にある場合においても末端部
に設けられた末端検知パターンを確実に検知する
ことができるし、また、インクを金属色などの光
を反射する材料で形成しても両検知領域における
反射率、透過率などの差により検知パターンを確
実に検知することができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るインクリボンの実施例を
示す斜視図、第2図は第1図のインクリボンを使
用したプリンタを示す平面図、第3図および第4
図はそれぞれ従来のインクリボンを示す斜視図で
ある。 10……インクリボン、11……フイルム、1
2……インク塗布部、13……末端検知パター
ン、13A,13B……検知領域、14A,14
B……検知手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リボン状のフイルムに印字用のインクを塗布し
    てなるインク塗布部を設けるとともに、前記フイ
    ルムの末端部に末端検知パターンを形成したイン
    クリボンにおいて、前記末端検知パターンを、前
    記フイルムの幅方向に区画され相互に光の反射率
    および透過率の少なくとも一方を異にした2つの
    検知領域により構成したことを特徴とするインク
    リボン。
JP1988055881U 1988-04-27 1988-04-27 Expired - Lifetime JPH05371Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988055881U JPH05371Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988055881U JPH05371Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01161056U JPH01161056U (ja) 1989-11-08
JPH05371Y2 true JPH05371Y2 (ja) 1993-01-07

Family

ID=31281771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988055881U Expired - Lifetime JPH05371Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05371Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608089A (ja) * 1983-06-28 1985-01-16 Dainippon Printing Co Ltd 感熱転写シ−ト
JPS6145852A (ja) * 1984-08-09 1986-03-05 Fuji Xerox Co Ltd 記録媒体の終端検知装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608089A (ja) * 1983-06-28 1985-01-16 Dainippon Printing Co Ltd 感熱転写シ−ト
JPS6145852A (ja) * 1984-08-09 1986-03-05 Fuji Xerox Co Ltd 記録媒体の終端検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01161056U (ja) 1989-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5393149A (en) Color video printer and an ink ribbon cartridge used therein
US5326182A (en) Ribbon roll drive
US5549400A (en) High precision dye donor web positioning in a thermal color printer
EP1749674B1 (en) Print apparatus, ribbon movement control device, ribbon film, ribbon movement control method, and program
US4771296A (en) Transfer ribbon feed arrangement
KR920008495B1 (ko) 감일 전사 기록 장치
US5087925A (en) Small diameter drum thermal printer using edge detector
JPH05371Y2 (ja)
JPH0561106B2 (ja)
KR930006791B1 (ko) 열 전사 프린터용 칼라잉크 리본
US5162816A (en) Method for setting color of color ink ribbon in thermal transfer printer
US5743664A (en) Thermal color printer adapted to detect end of dye donor web by use of light beams and light reflective spindle
JP3701697B2 (ja) プリンタの紙送り装置およびその制御方法
JP6016553B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPS6260680A (ja) プリント装置
JPH0872372A (ja) 印字装置及びそのインクリボン
JPS60219081A (ja) 熱転写プリンタ
JPS6038191A (ja) サ−マルリボン送り機構
JPH08119509A (ja) テープの識別用マーク
JPH0611826Y2 (ja) 転写印刷装置
JPH0193384A (ja) 熱転写式カラー記録装置
JPS5894483A (ja) カラ−転写装置及びリボン
JP2655712B2 (ja) インクリボンの色検出方法
JPH0525900Y2 (ja)
JP2826231B2 (ja) カラープリンターに用いるインクフィルム