JPH05369U - 釘打機の釘の飛出し防止構造 - Google Patents
釘打機の釘の飛出し防止構造Info
- Publication number
- JPH05369U JPH05369U JP4762291U JP4762291U JPH05369U JP H05369 U JPH05369 U JP H05369U JP 4762291 U JP4762291 U JP 4762291U JP 4762291 U JP4762291 U JP 4762291U JP H05369 U JPH05369 U JP H05369U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail
- nose
- gate
- driving chamber
- nailing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビニールカバー等を不要にしつつ、釘がノー
ズの側面から飛出しを防止できる構造を備えた釘打機を
提供する。 【構成】 打込室7へ釘を給送する給送装置10のゲー
ト16とこのゲートに対向するノーズ8のプレート22
によって釘軸部を打込室へ通過させる隙間を維持しつつ
包囲する構成にされ、ゲート16の部分21は釘9の軸
部を十分に覆う幅に形成され、対向するノーズプレート
22の釘打出し側に形成された直立壁24が後方に曲が
って出張った出張部26を有することを特徴とする釘打
機が提供され、釘の姿勢が斜めになっても出張部によっ
て、釘がノーズ側面から打出されないようにしている。
ズの側面から飛出しを防止できる構造を備えた釘打機を
提供する。 【構成】 打込室7へ釘を給送する給送装置10のゲー
ト16とこのゲートに対向するノーズ8のプレート22
によって釘軸部を打込室へ通過させる隙間を維持しつつ
包囲する構成にされ、ゲート16の部分21は釘9の軸
部を十分に覆う幅に形成され、対向するノーズプレート
22の釘打出し側に形成された直立壁24が後方に曲が
って出張った出張部26を有することを特徴とする釘打
機が提供され、釘の姿勢が斜めになっても出張部によっ
て、釘がノーズ側面から打出されないようにしている。
Description
【0001】
本考案は、釘打機に関し、特に、釘を打出す場合にノーズ側面から釘が飛出す のを防止できる構造を備えた釘打機に関する。
【0002】
ノーズに延び出すブレードによってノーズの打込室に給送された釘を打出す釘 打機はよく知られており、建築現場で多用されている。この釘打機において、打 込室へ釘を給送する給送装置のゲートとこのゲートに対向するノーズ側のプレー トによって、釘軸部を打込室へ通過させる隙間を維持しつつ包囲する構成にされ ていて、釘を支障なく打込室へ給送するとともに、釘が人体を傷つけることのな いように配慮されている。
【0003】
上記の構造によって、通常の使用状態すなわち、釘打機のノーズ先端を下に向 けて打つ場合には釘は正常に打出されて、人体を傷つける事故は殆どない。しか し、釘が打込室に正しい姿勢で給送されない場合や、釘打機を天井等の上向きで 使用して釘の姿勢が傾くと、釘の打出し時に釘がノーズ先端からではなくノーズ 側面から飛出すことがあった。
【0004】 この釘の飛出しに対して、ノーズ部分を給送装置のゲートの一部も含めてビニ ールカバーを設けたものもあるが、カバーがノーズの先端付近にあるので、先端 部分がふくらんでしまい、打込み作業が煩わしくなり、狭いコーナー部分や細か い部分への打込みには適していない。
【0005】 従って、本考案の目的は、ビニールカバー等を不要にしつつ、釘の飛出しを防 止できる構造を備えた釘打機を提供することにある。
【0006】
かかる目的を達成するため、本考案によれば、打込室へ釘を給送する給送装置 のゲートとこのゲートに対向するノーズ側のプレートによって釘軸部を打込室へ 通過させる隙間を維持しつつ包囲する構成にされ、ゲートは釘軸部を十分に覆う 幅に形成され、対向するノーズプレートの釘打出し側に形成された直立壁が後方 に曲がって出張った出張部を有することを特徴とする釘打機が提供され、釘の姿 勢が斜めになっても出張部によって、釘がノーズ側面から打出されないようにし ている。
【0007】
以下、本考案による実施例について、図面を参照しながら説明する。図1にお いて、釘打機1は、ハンドル2を一体成形した本体3と、本体の内部に設けたシ リンダ4と、このシリンダ4に設けられてブレード5が固定されたピストン6と 、本体3の先端に一定長さ延び出るように設けられ、ブレード5が延び出て釘を 打出す打込室7が設けられたノーズ8と、ノーズ8の打込室7に釘9を給送する 給送装置10と、釘の連設体を収容するマガジン11とを有する。
【0008】 釘打機1を動作させるには、ハンドル2の端部にあるニップル13に加圧空気 を供給して、シリンダ4の端部に設けられたメインバルブ14を図1の下方に移 動させて、ピストン6を固定する。この状態では、ピストン6は本体の軸線15 の右側の位置にあり、ブレード5は引込んだ状態にある。また、釘9は給送装置 10によってノーズ8の打込室7にあるものとする。なお、給送装置10のゲー ト16は、本考案の説明の便宜上、180°回転して開放しているが、通常動作 では、給送装置10の固定ガイドの側と平行になるように回転して釘9の給送を 固定ガイドとゲートとによって案内している。
【0009】 かかる状態で、ノーズ先端を打込対象物に押し付けてハンドル2のトリガレバ ー18を引くと、トリガバルブ19が動作して、メインバルブ14を、図1の軸 線15の左側の位置に示すように、上方に移動させてシリンダ4に加圧空気を供 給してピストン6の背面を加圧空気で押す。これにより、ピストン6が下方に移 動してブレード5がノーズ8の先端に延び出て、打込室7にあった釘9を対象物 に打込む。
【0010】 本考案においては、図1に示されるように、給送装置10のゲート16が通常 のゲートより幅広に形成されている。特に、このゲート16のノーズに近い部分 21は相当に大きく形成されている。また、このゲート16(特に、ゲート部分 17)に対向するノーズプレート22も幅広に形成されている。従って、釘9を カバーする範囲が拡がって、飛出しの防止範囲が大きくなっている。
【0011】 また、本考案においては、通常、ノーズプレートの釘の打出し側に釘の飛出し を規制するように設けられた直立壁24が、図2及び図3にも示されるように、 更に後方に曲がって出張った出張部を有する。すなわち、直立壁24は、真っ直 ぐに延びる部分25だけでなく、後方すなわち図1の上方に曲がって出張った出 張部26を有する。図2に示すように、この出張部26には、釘7が姿勢を斜め にしてノーズの先端側からではなくノーズ側面から飛出そうとしても、釘の先端 28がこの出張部26に係止して、釘の飛出しが防止できる。
【0012】
本考案の釘打機によれば、給送装置のゲートとこのゲートに対向するノーズ側 のプレートが釘軸部を十分に覆う幅に形成され、ノーズプレートの釘打出し側に 形成された直立壁が後方に曲がって出張った出張部を有するので、ビニールカバ ー等を使用しなくとも、釘の飛出しが確実に防止でき、人体への危険性を最少に でき、ビニールカバー等がないので、狭い個所への釘打ち作業もできる。
【図1】本考案に係る釘打機の破断正面図である。
【図2】図1の釘打機のノーズの先端部分の図である。
【図3】図2のノーズ先端部分の右側面図である。
1 釘打機 2 ハンドル 3 本体 4 シリンダ 5 ブレード 6 ピストン 8 ノーズ 9 釘 10 給送装置 11 マガジン 16 ゲート 18 トリガレバー 21 ゲートの幅広部分 22 ノーズプレート 24 直立壁 26 出張部
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ノーズに延び出すブレードによってノー
ズの打込室に給送された釘を打出す釘打機において、打
込室へ釘を給送する給送装置のゲートとこのゲートに対
向するノーズ側のプレートによって釘軸部を打込室へ通
過させる隙間を維持しつつ包囲する構成にされ、ゲート
は釘軸部を十分に覆う幅に形成され、対向するノーズプ
レートの釘打出し側に形成された直立壁が後方に曲がっ
て出張った出張部を有することを特徴とする釘打機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4762291U JPH05369U (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 釘打機の釘の飛出し防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4762291U JPH05369U (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 釘打機の釘の飛出し防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05369U true JPH05369U (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=12780315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4762291U Pending JPH05369U (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 釘打機の釘の飛出し防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05369U (ja) |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP4762291U patent/JPH05369U/ja active Pending
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