JPH0536938Y2 - - Google Patents

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JPH0536938Y2
JPH0536938Y2 JP5174987U JP5174987U JPH0536938Y2 JP H0536938 Y2 JPH0536938 Y2 JP H0536938Y2 JP 5174987 U JP5174987 U JP 5174987U JP 5174987 U JP5174987 U JP 5174987U JP H0536938 Y2 JPH0536938 Y2 JP H0536938Y2
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shaft
door
opening
holes
edges
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、扉の開き勝手を左右任意に変更でき
るロツカーに係るものである。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 ボーリング競技場等では、競技者のボール、
靴、着衣、携帯品等を収容するロツカーが用いら
れる。
近年、このロツカーの高さを低くして、上面に
ボール等を載せるようにしたものが用いられるよ
うになつている。
この種のロツカーは、前面開口の複数の収納室
を有し、これらの収納室の各口部に左勝手又は右
勝手の扉が設けられ、それぞれにロツク手段が講
じられている。
しかし、その勝手具合から、置き場所により扉
の開閉に不都合を生ずることがあり、また、その
ために、置き場所の変更が容易でない等の不便が
ある。
ところで、単一の扉を有するロツカー等にあつ
ては、扉の開き勝手を右・左任意に変更できるよ
うにしたものがある。
例えば、実公昭47−19292号公報に示されてい
るものは、前面開口の容筺の天板を着脱自在と
し、該天板と底板との前縁左右にそれぞれ上下対
応させて軸孔を穿設し、扉の片側の上下に前記軸
孔に嵌まる軸を突設して、天板を一旦取り外すこ
とにより、両軸を扉の正立又は倒立の任意な態勢
にて右上下の軸孔又は左上下の軸孔へ回転自在に
嵌合させるものである。
また、実公昭49−15975公報に示されているも
のは、冷蔵庫等の箱体において、その扉の上面と
下面の左右にそれぞれ軸孔を設け、下面の両軸孔
に各々下部丁番金具を装備させて、該下部丁番金
具の一方を選択的にその箱体の下前縁の左又は右
に取り付けるとともに、これに対応する箱体の上
前縁の左又は右に上部丁番金具を取り付けて、扉
の上面の軸孔に嵌合させたものである。つまり、
扉のの左勝手又は右勝手に適合するよう上部丁番
金具及び下部丁番金具を使用するものである。
しかし、これらの手段は、扉が単一のものであ
ればこそ比較的容易に取り付け・取り外しができ
るのであつて、複数の収納室を横一列に配列して
それぞれに扉を装備させたロツカーの場合には、
すべての扉についての取り付け開始から終了に至
るまでの各扉の位置合わせや状態の維持は容易で
なく、その煩わしさは寛大である。
本考案は、かかる問題点を解決しようとするも
のであり、複数の収納室を横一列に配列したロツ
カーであつても、それぞれの収納室に設けた扉の
開き勝手を右又は左に容易に変更できるようにし
ようとするものである。
「課題を解決するための手段」 上記目的達成のため、本考案は、前面開口の複
数の収納室11を横一列に配列したロツカー本体
1を設け、各収納室11の口部12の上縁と下縁
とを前方へ突出させて各口部12の上下に張出縁
14,15を形成するとともに、各口部12の上
下の張出縁14,15の左端と右端に、上下共通
の軸支承用軸孔16,16をそれぞれロツカー本
体の上面に開放させて設け、また、各口部12に
それぞれ正立・倒立反転可能な扉2を配して、こ
れらの扉2の枢着端たる基部21に、上下に開通
しかつ正立又は倒立姿勢に従い前記左端又は右端
の軸支承用軸孔16に位置的に対応する透孔2
6,26を穿設し、各口部12の前記左端又は右
端の上下の軸孔16,16及び各口部12に配し
た各扉2の基部21の透孔26,26に、長い通
しの軸3を上方から着脱自在に挿入して上下の軸
孔16,16に支承させ、前記ロツカー本体1の
上に、そのロツカー本体の上面を覆う適宜上載部
材を取り外し可能に装着したことを特徴とする。
なお、上記構成では、扉2に正立・倒立の概念
を使用しているが、これは便宣上のものであつ
て、どちらをもつて正立姿勢とするかは固定的な
ものではない。
「作用」 如上の構成であるから、いずれか一乃至全部の
扉2の開き勝手を変更する際は、一旦上載部材を
取り外し、該当する扉2の軸3を上方へ引き抜い
て、その扉2を正立・倒立反転させ、右・左いず
れかの反対側の上下の軸孔16,16及びこれに
対応するその扉2の基部21の透孔26,26
に、先程引き抜いた軸3を挿入して上下の軸孔1
6,16に支承させ、再び上載部材をロツカー本
体1の上に装着する。これにより、当該扉2は、
左勝手から右勝手へ、若しくは、右勝手から左勝
手へと簡単に変更できる。
「実施例」 図面は、本考案の実施例を示す。
図において、1は、前面開口の複数の収納室1
1を横一列に配列した鋼板製のロツカー本体、2
は、各収納室の口部12に配した正立・倒立反転
可能な鋼板製の扉、3は、各扉の枢着端たる基部
21枢支した軸、4は、各扉の先端部22に設け
たロツク装置、5は、ロツカー本体の上面に取り
外し可能に装着した上載部材たる木製のボールラ
ツクである。
ロツカー本体1は、各収納室11をそれぞれ単
位体1aとして形成し、これらの単位体には上面
と下面に浅い凹部を形成して、該凹部にてねじ1
3により相互に連結し、これをキヤスタ付きフレ
ーム1bに載せてねじ止めしている。なお、数個
の収納室を単位体としてもよいし、全体を一つと
してもよい。
また、ロツカー本体1は、各収納室の口部12
の上縁と下縁とを前方へ突出させ、かつ、外側へ
断面図コ字状に折り返させて、張出縁14,15
を形成し、各々の上下の張出縁14,15の左端
と右端に、それぞれ内側にて上下共通の軸孔1
6,16を穿設するとともに、上部張出縁の上側
にてそれらの軸孔と対応させて抜き差し用の窓孔
17を穿設し、もつて、左右の軸支承手段として
いる。したがつて、軸3は、窓孔17を通じて上
下の軸支孔16,16へと挿通し、支承させる。
各収納室の口部12の両側縁18,18は、そ
れぞれ断面コ字状に内側へ折り返している。な
お、両側縁18,18には、適宜に緩衝用ゴム片
19を付設するとよい。
扉2は、内周縁23を内側へ折曲させ、上壁2
4と下壁25において、枢着端たる基部21に上
記軸3を挿通させる透孔26,26を穿設し、こ
れをもつて軸3に枢支させ、その際、下に座金2
9を介在させている。また、窓壁27において、
先端部22の中央部分をやや窪ませ、該部にロツ
ク装置4を設けている。なお、28は、扉2の開
放角度を規制する鎖である。
ロツク装置4は、前面に鍵穴を有する装置本体
41をナツト42により固定し、該装置本体の後
方に挿入された鍵の回動により縦横90度回動する
クランク状の係合腕43を設けて成り、該係合腕
を扉2の正立・倒立の態勢に応じて上記各口部1
2の両側縁18,18のいずれか一方に係合させ
るようにしている。
ボールラツク5は、上面51を前方に傾斜さ
せ、該上面に複数のボール座52を配列し、前縁
にバー53を付設しており、下面54にロツカー
本体1の上面の凹部へ挿入係合させる係合部材5
5を付設している。
なお、上載部材としては、テーブル、展示ケー
ス等でもよく、また、ロツカー本体を重てもよ
い。
「考案の効果」 本考案によれば、所要の扉2の開き勝手を変更
するときは、上載部材を取り外して、該当する扉
2の軸3を上方へと引き抜くことにより、簡単に
取り外すことができ、また、こうして取り外した
扉2を正立・倒立反転させ、右・左いずれか反対
側の上下の軸孔16,16及びこれに対応するそ
の扉2の基部21の透孔26,26に、先程引き
抜いた軸3を挿入して上下の軸孔16,16に支
承させ、上載部材をロツカー本体1の上に戻すこ
とにより、扉2の左勝手、右勝手を容易に変更す
ることができ、したがつて、横一列に配列された
複数の収納室11の複数の扉2にあつても、それ
ぞれの扉について他の扉等に影響されることなく
個別に自在に、しかも、何らの制約もなく所要数
同時に、任意に変更できて、相互の位置合わせや
状態の維持の煩わしさは生じない。
而して、置き場所による扉2の開閉の不都合を
を解消でき、置き場所の変更を容易にすることが
できる。
更に、係止手段等の不具合等により扉2を開け
ることができなくなつた場合にも、上述のように
して軸3を抜けば、その扉2を簡単に取り外すこ
とができる。
構造並びに製作簡単で安価に提供でき、実用上
頗る有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示し、第1図は、斜
視図、第2図は、要部の斜視図、第3図は、要部
の拡大縦断側面図、第4図は、要部の拡大横断平
面図である。 1……ロツカー本体、1a……単位体、1b…
…キヤスタ付きフレーム、2……扉、3……軸、
4……ロツク装置、5……ボールラツク、11…
…収納室、12……口部、14,15……張出
縁、16……軸孔、17……窓孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面開口の複数の収納室11を横一列に配列し
    たロツカー本体1を設け、各収納室11の口部1
    2の上縁と下縁とを前方へ突出させて各口部12
    の上下に張出縁14,15を形成するとともに、
    各口部12の上下の張出縁14,15の左端と右
    端に、上下共通の軸支承用軸孔16,16をそれ
    ぞれロツカー本体の上面に開放させて設け、ま
    た、各口部12にそれぞれ正立・倒立反転可能な
    扉2を配して、これらの扉2の枢着端たる基部2
    1に、上下に開通しかつ正立又は倒立姿勢に従い
    前記左端又は右端の軸支承用軸孔16に位置的に
    対応する透孔26,26を穿設し、各口部12の
    前記左端又は右端の上下の軸孔16,16及び各
    口部12に配した各扉2の基部21の透孔26,
    26に、長い通しの軸3を上方から着脱自在に挿
    入して上下の軸孔16,16に支承させ、前記ロ
    ツカー本体1の上に、そのロツカー本体の上面を
    覆う適宜上載部材を取り外し可能に装着したこと
    を特徴とするロツカー。
JP5174987U 1987-04-06 1987-04-06 Expired - Lifetime JPH0536938Y2 (ja)

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JP5174987U JPH0536938Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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JP5174987U JPH0536938Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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JPS63159073U JPS63159073U (ja) 1988-10-18
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JP5174987U Expired - Lifetime JPH0536938Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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JP5449847B2 (ja) * 2009-04-27 2014-03-19 清光 大野 ボールラック付きロッカー
JP5449916B2 (ja) * 2009-08-12 2014-03-19 清光 大野 ボウリングボール用ラック及びボールラック付きロッカー

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JPS63159073U (ja) 1988-10-18

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