JPH0536919A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
- Publication number
- JPH0536919A JPH0536919A JP3188502A JP18850291A JPH0536919A JP H0536919 A JPH0536919 A JP H0536919A JP 3188502 A JP3188502 A JP 3188502A JP 18850291 A JP18850291 A JP 18850291A JP H0536919 A JPH0536919 A JP H0536919A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- input
- mos transistor
- circuit
- gate electrode
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】入力パッドに電源電圧以上の電圧が加わった場
合に、入力バッファ回路のMOSトランジスタのゲート
と基板間にかかる電圧をVDD程度以下に抑える。 【構成】入力パッド1と入力バッファ回路2の間にしき
い値電圧が0Vに近いゲート用NチャンネルMOSトラ
ンジスタMを接続し、そのゲート電極GMをVDDに接続
する。
合に、入力バッファ回路のMOSトランジスタのゲート
と基板間にかかる電圧をVDD程度以下に抑える。 【構成】入力パッド1と入力バッファ回路2の間にしき
い値電圧が0Vに近いゲート用NチャンネルMOSトラ
ンジスタMを接続し、そのゲート電極GMをVDDに接続
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置に関
し、特にMOS集積回路装置の入力回路に関する。
し、特にMOS集積回路装置の入力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路装置の入力回路は
静電保護部を除けば図3に示す様に、入力パッド1と入
力バッファ回路3であるCMOSインバータ回路の共通
ゲート電極Gとが直接されていた。
静電保護部を除けば図3に示す様に、入力パッド1と入
力バッファ回路3であるCMOSインバータ回路の共通
ゲート電極Gとが直接されていた。
【0003】この様な入力回路は入力信号SIすなわち
入力バッド1の電位がそのまま入力バッファ回路3の共
通ゲート電極Gにかかり、その電位SGがCMOSイン
バータ回路の論理しきい値電圧よりも高いか、低いかに
よって入力バッファ回路3の出力信号SOに異なる電位
を出力するものであった。
入力バッド1の電位がそのまま入力バッファ回路3の共
通ゲート電極Gにかかり、その電位SGがCMOSイン
バータ回路の論理しきい値電圧よりも高いか、低いかに
よって入力バッファ回路3の出力信号SOに異なる電位
を出力するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体集積
回路装置の入力回路では、入力パッドの電位がそのまま
入力バッファ回路の入力端子にかかるので、LSIの電
源電位より高い電位の入力信号が入った場合にも、その
ままの電位が入力バッファ回路であるインバータ回路の
NチャンネルMOSトランジスタのゲート電極と基板間
にLSIの電源電圧以上の電圧がかかることになる。
回路装置の入力回路では、入力パッドの電位がそのまま
入力バッファ回路の入力端子にかかるので、LSIの電
源電位より高い電位の入力信号が入った場合にも、その
ままの電位が入力バッファ回路であるインバータ回路の
NチャンネルMOSトランジスタのゲート電極と基板間
にLSIの電源電圧以上の電圧がかかることになる。
【0005】ゲートと基板間の耐圧が十分有るCMOS
インバータの場合は問題はないが、MOSトランジスタ
のパターンの微細化が進みゲート酸化膜が薄くなり電源
電圧を落としている場合、例えば3.3V動作用として
設計されたLSIに5V振幅の入力が入力される様な場
合に、ゲートと基板間の耐圧が4V程度であっても直接
5Vの電圧が加わってしまいゲート酸化膜に過大な電界
がかかり、破壊されてしまうという問題点があった。
インバータの場合は問題はないが、MOSトランジスタ
のパターンの微細化が進みゲート酸化膜が薄くなり電源
電圧を落としている場合、例えば3.3V動作用として
設計されたLSIに5V振幅の入力が入力される様な場
合に、ゲートと基板間の耐圧が4V程度であっても直接
5Vの電圧が加わってしまいゲート酸化膜に過大な電界
がかかり、破壊されてしまうという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
装置の入力回路は、CMOSインバータ型入力バッファ
回路の共通ゲート電極と入力パッドとを間に接続された
ゲート用Nチャンネル型MOSトランジスタを有し、該
ゲート用Nチャンネル型MOSトランジスタのゲート電
極が電源端子に接続され、前記ゲート用Nチャンネル型
MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値が、同一基
盤上の他の部分に使用されているNチャンネル型MOS
トランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも低くして構
成されている。
装置の入力回路は、CMOSインバータ型入力バッファ
回路の共通ゲート電極と入力パッドとを間に接続された
ゲート用Nチャンネル型MOSトランジスタを有し、該
ゲート用Nチャンネル型MOSトランジスタのゲート電
極が電源端子に接続され、前記ゲート用Nチャンネル型
MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値が、同一基
盤上の他の部分に使用されているNチャンネル型MOS
トランジスタのしきい値電圧の絶対値よりも低くして構
成されている。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
図1は本発明の第1の実施例の回路図である。本実施例
の入力回路は、図3に示した従来の入力パッド1と入力
バッファ回路3の内のCMOSインバータ回路の共通ゲ
ート電極Gとの間に、ゲート用NチャンネルMOSトラ
ンジスタMを接続し、そのトランジスタMのゲート電極
GMを電源端子2に接続している。ここでトランジスタ
Mのしきい値電圧をほぼ0Vにしておく。
図1は本発明の第1の実施例の回路図である。本実施例
の入力回路は、図3に示した従来の入力パッド1と入力
バッファ回路3の内のCMOSインバータ回路の共通ゲ
ート電極Gとの間に、ゲート用NチャンネルMOSトラ
ンジスタMを接続し、そのトランジスタMのゲート電極
GMを電源端子2に接続している。ここでトランジスタ
Mのしきい値電圧をほぼ0Vにしておく。
【0008】次に動作について説明する。電源端子2の
電位をVDDとし、トランジスタMのしきい値電圧をVTM
とすると入力パッド1の電位が(VDD−VTM)以下の場
合はトランジスタMが導通しているので、入力信号SI
はそのまま入力バッファ回路3のゲート電極Gに入力さ
れる。
電位をVDDとし、トランジスタMのしきい値電圧をVTM
とすると入力パッド1の電位が(VDD−VTM)以下の場
合はトランジスタMが導通しているので、入力信号SI
はそのまま入力バッファ回路3のゲート電極Gに入力さ
れる。
【0009】入力信号SIが(VDD−VTM)を越えると
トランジスタMは遮断状態になる為、ゲート電極Gの電
位SGは(VDD−VTM)に保って抑えられる。つまり、
外部入力信号SIがVDD以上になった場合でも、ゲート
信号SGをVDD以下にすることが可能となる。
トランジスタMは遮断状態になる為、ゲート電極Gの電
位SGは(VDD−VTM)に保って抑えられる。つまり、
外部入力信号SIがVDD以上になった場合でも、ゲート
信号SGをVDD以下にすることが可能となる。
【0010】この時に回路中の各MOSトランジスタ
M,P,Nゲートと基板間の電位差は、ゲート用トラン
ジスタMの場合はVDD,入力バッファ回路のNチャンネ
ルMOSトランジスタNの場合は(VDD−VTM),Pチ
ャンネルMOSトランジスタP1はVTM以下になる。
M,P,Nゲートと基板間の電位差は、ゲート用トラン
ジスタMの場合はVDD,入力バッファ回路のNチャンネ
ルMOSトランジスタNの場合は(VDD−VTM),Pチ
ャンネルMOSトランジスタP1はVTM以下になる。
【0011】例えば電源電圧として3.3Vが供給され
ているLSIに5V振幅の入力信号SIが入っても、ゲ
ートと基板の電位差は3.3V程度以下にすることがで
き、4Vの耐圧でも耐圧を越えないので、破壊を防止す
ることができる。
ているLSIに5V振幅の入力信号SIが入っても、ゲ
ートと基板の電位差は3.3V程度以下にすることがで
き、4Vの耐圧でも耐圧を越えないので、破壊を防止す
ることができる。
【0012】次に本発明の第2の実施例の回路図を図2
に示す。これは図1に示した第1の実施例の入力バッフ
ァ回路3の入力端子と電源端子2の間に抵抗Rを付加し
たものである。
に示す。これは図1に示した第1の実施例の入力バッフ
ァ回路3の入力端子と電源端子2の間に抵抗Rを付加し
たものである。
【0013】図1に示した第1の実施例の回路では入力
信号SIが(VDD−VTM)以上になった場合にゲートト
ランジスタMがカットオフしてしまうので、入力ゲート
電極Gがハイピーダンス状態になってしまうのでノイズ
等の影響を受て易いが、本実施例では抵抗R1によって
ゲート信号SGを電源電圧VDDに固定することができ
る。
信号SIが(VDD−VTM)以上になった場合にゲートト
ランジスタMがカットオフしてしまうので、入力ゲート
電極Gがハイピーダンス状態になってしまうのでノイズ
等の影響を受て易いが、本実施例では抵抗R1によって
ゲート信号SGを電源電圧VDDに固定することができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入力パッ
ドと入力バッファ回路の間に他の場所に使用するNチャ
ンネルMOSトランジスタを接続し、そのゲート用トラ
ンジスタのゲートを電源端子に接続することにより、電
源電圧よりも大きな電位の入力信号が入った時にも入力
バッファ回路の各MOSトランジスタにかかるゲートと
基板間の電圧を抑えることが出来る。
ドと入力バッファ回路の間に他の場所に使用するNチャ
ンネルMOSトランジスタを接続し、そのゲート用トラ
ンジスタのゲートを電源端子に接続することにより、電
源電圧よりも大きな電位の入力信号が入った時にも入力
バッファ回路の各MOSトランジスタにかかるゲートと
基板間の電圧を抑えることが出来る。
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図3】従来の半導体集積回路装置の一例の回路図であ
る。
る。
1 入力パッド 2 電源端子 3 入力バッファ回路 M ゲート用NチャンネルMOSトランジスタ N NチャンネルMOSトランジスタ P PチャンネルMOSトランジスタ R プルアップ抵抗 G 共通ゲート電極 GM ゲート用トランジスタゲート電極 SI 入力信号 SG ゲート信号 SO 出力信号 VDD 電源電圧
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 CMOSインバータ型入力バッファ回路
の共通ゲート電極と入力パッドとの間に接続されたゲー
ト用Nチャンネル型MOSトランジスタを有し、該ゲー
ト用Nチャンネル型MOSトランジスタのゲート電極が
電源端子に接続され、前記ゲート用Nチャンネル型MO
Sトランジスタのしきい値電圧の絶対値が、同一基盤上
の他の部分に使用されているNチャンネル型MOSトラ
ンジスタのしきい値電圧の絶対値よりも低いことを特徴
とする半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3188502A JPH0536919A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3188502A JPH0536919A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0536919A true JPH0536919A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16224852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3188502A Pending JPH0536919A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0536919A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06169250A (ja) * | 1992-11-30 | 1994-06-14 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路装置の入力回路 |
US6094067A (en) * | 1997-04-08 | 2000-07-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Output buffer circuit |
JP2003504860A (ja) * | 1999-06-29 | 2003-02-04 | コックレア リミティド | 標準cmosプロセスの高電圧保護回路 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP3188502A patent/JPH0536919A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06169250A (ja) * | 1992-11-30 | 1994-06-14 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路装置の入力回路 |
US6094067A (en) * | 1997-04-08 | 2000-07-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Output buffer circuit |
JP2003504860A (ja) * | 1999-06-29 | 2003-02-04 | コックレア リミティド | 標準cmosプロセスの高電圧保護回路 |
JP4763192B2 (ja) * | 1999-06-29 | 2011-08-31 | コクレア リミテッド | 標準cmosプロセスの高電圧保護回路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000704 |