JPH0536489A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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Publication number
JPH0536489A
JPH0536489A JP19001791A JP19001791A JPH0536489A JP H0536489 A JPH0536489 A JP H0536489A JP 19001791 A JP19001791 A JP 19001791A JP 19001791 A JP19001791 A JP 19001791A JP H0536489 A JPH0536489 A JP H0536489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper pattern
static electricity
resistance element
conductor
semiconductor element
Prior art date
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Pending
Application number
JP19001791A
Other languages
English (en)
Inventor
栄作 ▲巽▼
Eisaku Tatsumi
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体素子を静電気による破壊から保護する
こと。 【構成】 半導体素子8と、この半導体素子8に接続さ
れる導体4,7と、導体4,7の途中に設けた抵抗素子
5と、導体4に抵抗素子5の両極間距離より接近して配
置したGND(グランド)電位の銅パターン9とを具え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電気による破壊から保
護されるようにした電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、静電気保護手段としては、通常、
バリスタを用い、これを静電気印加点と半導体素子の間
に配置していた。
【0003】またバリスタは高価なためリード線付きの
抵抗を使用することもあった。
【0004】なお、リード線付きの抵抗は実装面積を大
きくとるのでチップ抵抗を使うこともある。
【0005】図5は従来例の模式図である。図中、1は
人間の指などの静電気放射物、2は静電気放射物1から
放電された火花、3は静電気印加点、51は抵抗素子、
4は静電気印加点3から抵抗素子51までの銅パター
ン、7は抵抗素子51から半導体素子8までの銅パター
ン、52は抵抗素子51を貫通する放電電流、53は銅
パターン4の付近の(隣接する)銅パターン、54は銅
パターン4と銅パターン53をつなぐ放電電流である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例においては、静電気放射物1から放射された静電気
による電流は、印加点3,銅パターン4を通って抵抗5
1に達する。ここで、抵抗51のインピーダンスが高い
と、沿面放電が起き、放電電流52が半導体素子8の入
力部まで達してこの半導体素子8を破壊する。
【0007】しかも、このとき抵抗素子51の両極間の
距離が大きければ、銅パターン4の付近の銅パターン5
3等に沿面放電し、その銅パターン53につながってい
る半導体素子を破壊する。
【0008】このように、抵抗素子51の値を大きくす
ると沿面放電が起こり、半導体素子等を破壊することに
なる。
【0009】以上のように従来例においては次のような
問題がある。
【0010】(1)バリスタを使うと高価であり、実装
面積が大きい。
【0011】(2)リード線付きの抵抗を使うと実装面
積が大きく、しかも、他の信号線に放電して他の半導体
素子が破壊してしまう。
【0012】(3)チップ抵抗を使うと、静電気の高い
電圧によって両極間に放電が起こり、半導体素子が破壊
してしまう。
【0013】そこで、本発明の目的は以上のような問題
を解消した電子装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は半導体素子と、該半導体素子に接続され、静電
気が印加される導体と、該導体の途中に設けた抵抗素子
と、前記導体から前記抵抗素子の両極間距離よりも短い
距離の箇所であって、当該抵抗素子両端のうちの前記静
電気が印加される箇所側に配置した静電気を放電するた
めの放電用導体とを具えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明によれば静電気は、静電気が印加される
導体から放電用導体に放電されることになり、半導体素
子は静電気による破壊から保護される。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0017】図1は本発明の第1実施例の模式図であ
り、図中、1は人間の指などの静電気放射物、2は静電
気放射物1から放電された火花、3は静電気印加点、4
は静電気印加点3から抵抗素子5までの銅パターン、6
は抵抗素子5のリード、7は抵抗素子5から半導体素子
8までの銅パターン、9は回路内におけるグランドレベ
ルの銅パターンである。銅パターン9は、その一部が抵
抗素子5の印加点3側のリード6と銅パターン4との接
続部分を囲むように配置され、この接続部分と銅パター
ン9との間の距離は、抵抗素子5の両端のリード6間の
距離より短い。
【0018】この構成において、静電気放射物1から放
射された静電気による電流は印加点3,銅パターン4を
通り、抵抗素子5を経由し、銅パターン7を通って半導
体素子8に達するので、半導体素子8の入力からグラン
ドまたは電源に流れ込む。これによって抵抗素子5に発
生する電圧が高くなり、半導体素子8に流れ込む電流を
制限する。そして抵抗素子5の両端電圧が高くなりすぎ
ると、抵抗素子5の両端のリード6間の距離よりも短い
距離の銅パターン4と銅パターン9との間で放電が起こ
り、半導体素子8には電流が流れ込まなくなる。よって
半導体素子8は破壊に到らない。
【0019】(他の実施例)図2は本発明の第2実施例
の模式図であり、図中1,2,3,4,7,8は図1と
同じであり、21は銅パターンによるランドであって、
銅パターン4および7の端に各々設けられている。22
はチップ抵抗素子、23はチップ抵抗素子23の両端の
電極であってランド21に接続されている。24は銅パ
ターン4およびこの銅パターン4に接続されたランド2
1に一部が隣接した、回路中のグランド電位の銅パター
ンである。
【0020】この構成においては、チップ抵抗素子22
を使用しており、銅パターン24の一部をチップ抵抗素
子22の両端の電極23間の距離よりも短くなるように
十分に銅パターン4側のランド21に近づけておく。
【0021】以上の構成の動作は第1実施例と同様であ
り、この構成においてはチップ抵抗素子22を使ってい
るため、実装面積を小さくすることが可能である。
【0022】図3は本発明の第3実施例の模式図であ
り、図中1〜8は図1と同じであり、31は回路内にお
ける電源電位の銅パターンであって、その一部が銅パタ
ーン4側の抵抗素子5のリード6と銅パターン4との接
続部を囲むように配置されている。
【0023】この構成においては、静電気放射物1から
放射された静電気による電流は、銅パターン4から銅パ
ターン31に放電し、半導体素子8を保護する。この構
成では、基板上のGND(グランド)パターン(図1の
9)が付近にない時に有効である。
【0024】図4は本発明の第4実施例の模式図であ
り、図中、1,2,3,4,7,8は図1と同じであ
り、21,22,23は図2と同じであり、41は銅パ
ターン4および銅パターン4側のランド21に隣接した
銅パターン、44は回路内のGND電位の銅パターン、
42は銅パターン41および44に接続したランド、4
3はランド42間に設けた低抵抗のチップ抵抗素子であ
る。
【0025】この構成においては、静電気放射物1から
放射された静電気による電流は第2実施例と同じ経路を
とった後、銅パターン4から銅パターン41に放電し、
ランド42に接続された低抵抗のチップ抵抗素子43を
通り、銅パターン44に達する。この時に流れる最大電
流は、チップ抵抗素子43により制限される。またこの
チップ抵抗素子43は低抵抗なので両極間の放電は起き
ない。この構成では、静電気がグランドパターン(銅パ
ターン44)に流れることにより、CPU等が誤動作す
るのを防止することができる。
【0026】図6は本発明の第5実施例の模式図であ
り、図中、1,2,3,5,6,7,8は図1と同じで
あり、61は他装置内の印加点3が接続されている銅パ
ターン、62は他装置の銅パターン61の端に接続され
ているコネクタ、63は他装置と本発明装置とをつなぐ
ケーブル、64はケーブル63と本発明装置とをつなぐ
コネクタ、65はコネクタ62,ケーブル63,コネク
タ64を通じて銅パターン61と電気的につながってい
る銅パターンである。
【0027】この構成において、他装置の印加点3に静
電気が印加された時、その電流は印加点3から銅パター
ン61,コネクタ62,ケーブル63,コネクタ64,
銅パターン65,抵抗5,銅パターン7を通じて半導体
素子8の入力に達する。このように他装置から伝搬して
きた静電気に対しても、第1実施例と同様の動作により
GNDパターン(銅パターン9)に放電し、半導体素子
8は保護される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば半導
体素子などの静電気に弱い素子を静電気による破壊から
保護することができ、しかも他の保護素子に比べて安価
に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の模式図である。
【図2】本発明第2実施例の模式図である。
【図3】本発明第3実施例の模式図である。
【図4】本発明第4実施例の模式図である。
【図5】従来例の模式図である。
【図6】本発明第5実施例の模式図である。
【符号の説明】
4,7,9 銅パターン 5 抵抗素子 6 リード 8 半導体素子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 半導体素子と、該半導体素子に接続さ
    れ、静電気が印加される導体と、該導体の途中に設けた
    抵抗素子と、前記導体から前記抵抗素子の両極間距離よ
    りも短い距離の箇所であって、当該抵抗素子両端のうち
    の前記静電気が印加される箇所側に配置した静電気を放
    電するための放電用導体とを具えたことを特徴とする電
    子装置。
JP19001791A 1991-07-30 1991-07-30 電子装置 Pending JPH0536489A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19001791A JPH0536489A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 電子装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19001791A JPH0536489A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 電子装置

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JPH0536489A true JPH0536489A (ja) 1993-02-12

Family

ID=16250986

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JP19001791A Pending JPH0536489A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 電子装置

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