JPH0536464U - クリーニングブレード - Google Patents

クリーニングブレード

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Publication number
JPH0536464U
JPH0536464U JP40408290U JP40408290U JPH0536464U JP H0536464 U JPH0536464 U JP H0536464U JP 40408290 U JP40408290 U JP 40408290U JP 40408290 U JP40408290 U JP 40408290U JP H0536464 U JPH0536464 U JP H0536464U
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JP
Japan
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blade
double
cleaning
adhesive tape
sided adhesive
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Withdrawn
Application number
JP40408290U
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English (en)
Inventor
宏 根岸
Original Assignee
北辰工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 感光体表面をクリーニングするクリーニング
ブレードのブレード部のズレを防止すると共にクリーニ
ングブレードを廉価に製造する。 [構成] 両面粘着テープ16を用いてブレード部11
とブレード保持部15とを接着するに際し、ブレード保
持部15のブレード部11当接側の端面部20の少なく
とも一部に両面接着テープ16の一部21が貼着してブ
レード部11を接着している。これによりクリーニング
ブレードを使用してもブレード部のズレが発生せず、製
造工程も簡略されるので廉価に製造できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複写機、レーザープリンター等の電子写真感光体の表面の残留トナ ー、紙粉、コロナ生成物を除去するのに用いるクリーニングブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5に示すように、例えば複写機、高速LBPプリンター,LEDプリ ンター等に用いられる画像形成装置内の電子写真感光体10の表面をクリーニン グするクリーニング部において、該感光体10の表面の残留トナーの除去にはフ ァーブラシ,ウエブ,クリーニングブレード,又はスポンジ等を用いた弾性クリ ーニングローラ等が使用されており、なかでもクリーニング性能及びスペースの 面から構成が簡単なポリウレタン製のブレード部11を有するクリーニングブレ ード12が用いられている。
【0003】 このクリーニングブレード12は図5に示すようにブレード部11の電子写真 感光体と当接する当接部13と対向する他端部14には、該ブレード部11を保 持するブレード保持部15が例えば両面粘着テープ16を介して設けられており 、図示しないブレード用ステーと固着するようにしている。
【0004】 上記クリーニングブレードのブレード部11とブレード保持部15との接着方 法として、前述した両面粘着テープ16を単独で用いる他には、両面粘着テー プと瞬間接着剤17とを組合わせる方法、両面粘着テープで接合した後ホルダ を用いて挾み込む方法、熱接着を行う方法などが挙げられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、クリーニング部内においては熱が発生するため(約60℃前後 となる)、前述したブレード部11とブレード保持部15との接着方法には以下 のような問題点がある。 保持力の強い両面粘着テープは剥離強度が弱く衝撃に対して弱点があり、ブ レード部がズレてしまう(約60℃で0.5mmのズレが発生する。)という問 題がある。 瞬間接着剤17を用いる場合には、ブレード部のズレ(約60℃で0.2m m以下)は防止されるのものの、ブレードの幅方向に亙って瞬間接着剤17を塗 布する必要があるため、コストと手間が嵩んでしまうという問題がある。 ホルダーで挾み込み固定する場合にはズレは防止されるものの、真直度に影 響が出ると共に、コストと手間が嵩んでしまうという問題がある。
【0006】 本考案は以上述べた事情に鑑み、ブレード部のズレが防止されると共に廉価に 製造できるクリーニングブレードを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本考案に係るクリーニングブレードの構成は、電子写真感 光体の表面に当接し且つ感光体表面上の残留トナーを除去するブレード部と、こ のブレード部を両面粘着テープを介して保持するブレード保持部とからなるクリ ーニングブレードにおいて、上記両面粘着テープの少なくともその一部がブレー ド保持部のブレード部との当接側の端面部の少なくとも一部に貼着していること を特徴とする。
【0008】
【作用】
前記構成のクリーニングブレードにおいて、両面粘着テープの一部がブレード 保持部のブレード部当接側の端面部の一部に貼着すると共に、該両面粘着テープ を折り曲げてブレード部とブレード保持部とを貼着しているので、約60℃前後 の条件であってもブレード部のズレの発生が防止される。
【0009】
【実施例】
以下本考案の好適な一実施例を図面を参照して説明する。図1は本実施例のク リーニングブレードの側面図、図2は両面粘着テープの概略図を示す。なお、前 述した従来技術に係るクリーニングブレードと同様の機能を有する部材について は同符号を付してその説明を省略する。
【0010】 これらの図面に示すように、本実施例に係るクリーニングブレードはブレード 保持部15にブレード部11が両面粘着テープ16を介して設けられていると共 に、上記両面粘着テープ16はブレード保持部15のブレード部11との当接側 の端面部20に、該テープ16のテープ先端部21が貼着されている。すなわち 、ブレード保持部15の端面部20の全面に、該テープのテープ先端部21が貼 着された両面粘着テープ16は、ブレード保持部15の端面部20のコーナ部2 0aで折り曲げられてブレード部11を接着する接着代M分だけ貼着されること となる。そして、ブレード部11はその感光体当接側の自由長Lを残してブレー ド保持部15に、両面粘着テープ16を介して取り付けられることとなる。
【0011】 図3には、このブレード部11の斜視図を示す。同図中、Wは全幅を,Hは自 由端長L+接着代Mを,Tは厚さをそれぞれ示す。一般の電子写真感光体のクリ ーニング部で用いられるブレード部11の一例としてはW=350mm,H=2 0mm,T=2mmである。
【0012】 尚、両面粘着テープ16の貼着は、図2に示すようにブレード保持部分の端面 部20の少なくとも一部に、該両面粘着テープ16の一部21が引っかかるよう に貼着するようにすれば、ズレが防止される。
【0013】 ここで上記両面粘着テープ16は、図1(b)に示すように支持体(d=0. 15mm)16aの両面に下塗剤層(図示せず)を介して粘着剤層16b,16 bを設けてなるもので、具体的には日東社製「N500」(商品名),DIC社 製「8103D」(商品名),住友3M社製「ST416P」(商品名)などの ものを挙げることができる。
【0014】 本考案は上記両面粘着テープ16を用いてブレード部11とブレード保持部1 5とを接着する際、ブレード保持部15のブレード部11側端面部20の少なく とも一部に該両面粘着テープ16のテープ先端部21が引っかかるように粘着し てあるので、ブレードを使用して高温となってもブレード部11のズレが発生す ることが防止される。
【0015】 また、上記両面粘着テープ16の一部を貼着するブレード保持部11の端面部 20の厚さDは、その材質によって異なるが、アルミ材の場合では2.0mm, ステンレス材の場合では1.6mmのものが電子写真感光体のクリーニング部で は好ましい。
【0016】 次に、ブレード部11とブレード保持部15とを両面粘着テープ16で貼着し た際の、本実施例と従来技術とのズレのデータを次の表1に示す。
【0017】 両面粘着テープは日東社製「N500」(商品名)とDIC社製「8103D 」(商品名)とを用い、ブレード部11は自由長L=10mm、接着代M=10 mmとし、図1に示すようにテープを貼着して60℃で3日間加圧放置後、ズレ の度合を測定した。なお、60℃×3日後のズレの規格は、0.2mm以下であ る。比較例として図4に示す従来例についても同様にズレを測定した。 この結果を本実施例を表1に、比較例を表2に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】 表1,表2に示すように本実施例のブレードは従来例に比べてズレがほとんど 発生しないことが確認された。
【0021】
【考案の効果】
以上実施例と共に詳しく述べたように、本考案に係るクリーニングブレードは 両面粘着テープを用いてブレード部とブレード保持部とを接着する際ブレード保 持部のブレード部当接側の端面部の少なくとも一部にそのテープの一部が貼着し ているので、クリーニングブレードを使用してもブレード部のズレが発生せず良 好なクリーニングを行うことができる。よって従来のように瞬間接着剤を塗布す る必要がないので手間と材料とが省かれクリーニングブレードを廉価に製造する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のクリーニングブレードの概略図であ
る。
【図2】他の実施例のクリーニングブレードの概略図で
ある。
【図3】ブレード部の斜視図である。
【図4】従来技術に係るクリーニングブレードの概略図
である。
【図5】クリーニングブレードのトレール方式による当
接使用状態を示す概略図である。
【符号の説明】
11 ブレード部 12 クリーニングブレード 15 ブレード保持部 16 両面粘着テープ 20 端面部 21 テープ先端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体の表面に当接し且つ感光
    体表面上の残留トナーを除去するブレード部と、このブ
    レード部を両面粘着テープを介して保持するブレード保
    持部とからなるクリーニングブレードにおいて、 上記両面粘着テープの少なくともその一部がブレード保
    持部のブレード部との当接側の端面部の少なくとも一部
    に貼着していることを特徴とするクリーニングブレー
    ド。
JP40408290U 1990-12-21 1990-12-21 クリーニングブレード Withdrawn JPH0536464U (ja)

Priority Applications (1)

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JP40408290U JPH0536464U (ja) 1990-12-21 1990-12-21 クリーニングブレード

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JP40408290U JPH0536464U (ja) 1990-12-21 1990-12-21 クリーニングブレード

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JPH0536464U true JPH0536464U (ja) 1993-05-18

Family

ID=18513779

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JP40408290U Withdrawn JPH0536464U (ja) 1990-12-21 1990-12-21 クリーニングブレード

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Effective date: 19950518