JPH0536338B2 - - Google Patents

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JPH0536338B2
JPH0536338B2 JP59076676A JP7667684A JPH0536338B2 JP H0536338 B2 JPH0536338 B2 JP H0536338B2 JP 59076676 A JP59076676 A JP 59076676A JP 7667684 A JP7667684 A JP 7667684A JP H0536338 B2 JPH0536338 B2 JP H0536338B2
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JP
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paper
signal
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ejection
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JP59076676A
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JPS60220753A (ja
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Uji Kamigaki
Masami Oomori
Kazuo Yokoyama
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Duplo Corp
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Duplo Corp
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Publication date
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Publication of JPH0536338B2 publication Critical patent/JPH0536338B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H7/00Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles
    • B65H7/02Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles by feelers or detectors

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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は印刷機の排紙装置に関し、更に詳しく
は、特にオフセツト印刷機において、使用する印
刷用紙のサイズを変更したときその用紙幅を検知
して、排紙ユニツトの間隔を自動的に調整すると
ともに、作業中に用紙が無くなつたとき機械を非
作動状態とする排紙装置に関する。
[従来の技術] 近年製版技術が簡素化されたため小型のオフセ
ツト印刷機が普及し、事務用機械として一般に広
く利用されている。このような小型オフセツト印
刷機の構造を、一例として第1図の側面説明図に
ついて説明する。図において10は版胴、11は
ゴム胴、12は圧胴であり、給紙台13上の用紙
Pは送りローラ14により送り出され、圧胴12
に設けられているグリツパ(図示省略)にその先
端を銜込まれ、圧胴12の回転によりゴム胴11
に圧接され、ここでオフセツト印刷が行なわれ
る。印刷を終わつた用紙Pは、詳細は後述する排
紙装置15を通り、その後圧胴12のグリツパが
開くことにより圧胴12から先端が解放され、続
いて排紙爪16によつて案内され、排紙装置15
のコロ21とローラ23との間を通つて排紙台1
7上に排出される。
排紙装置15は、固定軸18上を一体的に移動
可能に装着されている。アームとコロとからなる
一対の部材と、排紙ローラ23上を移動可能な一
対の排紙リング24とから構成されている。すな
わち、図示のように固定軸18には、圧胴12面
を押圧する押圧コロ19を有するアーム20が遊
嵌されており、一方排紙ローラ23を押圧する押
圧コロ21を有するアーム22が同軸的に遊嵌さ
れている。そして、両コロ19,21はそれぞれ
両アーム20,22の互いに反対の側面に取り付
けられていて、用紙Pの進行方向に対して一直線
上に並ぶよう配置されている。一方、排紙リング
24は排紙ローラ23上に移動可能に2個嵌合さ
れており、それぞれ押圧コロ21の両側縁にかる
く折り目を付けるいわゆる腰付を行ない、排紙を
円滑且つ容易にする役目を果すためのものであ
る。排紙装置15が一般にこのように構成されて
いるのは、1つにはオフセツト印刷用のインキの
粘性が大きいため、押圧コロ19とアーム20と
が無い時には、圧胴12のグリツパが開いて用紙
Pの先端が解放されると、用紙Pはゴム胴11に
付着して巻き付いてしまい排紙し難くなるためで
ある。
従来の小型オフセツト印刷機の排紙装置は上記
のような構成であるから、使用者が印刷用紙のサ
イズを、例えばB4からA4に変更したいときに
は、その都度まず用紙Pを空送りして、その先端
を排紙装置15の位置で止め、用紙幅に合わせて
排紙リング24の位置をそれぞれ手動により調整
し、ついで一体となつている両アーム20,22
をそれぞれ同じく手によつて移動させて、押圧コ
ロ21と排紙リング24との間隔を最適腰付け幅
(通常1cm程度)に調整する必要があつた。この
作業は、合計4つの部材の位置調整をするためか
なりの習熟を必要とするばかりか、固定軸18は
ゴム胴11の下にあるためエツチ液やインキ等の
付着により汚れ易く、そのため事務室内の作業と
しては甚だ不愉快な作業であつた。
このため上記の位置調整を、機械的な機構を介
して行なうことのできる装置が、特開昭56−
139962号により提案されている。第2図は、この
発明により提案された公知排紙装置の一部切断正
面図で、第1図において説明した部材と同じもの
には同一の符号を付してある。図から明らかなよ
うに、この装置では押圧コロ21を取り付けたア
ーム22の一端はねじブロツク25とされてお
り、このねじブロツク25に押圧コロ19を有す
るアーム20が揺動可能に遊嵌されている。両ね
じブロツク25は別々の螺桿26に螺合してお
り、螺桿26はギアトレン27及び28を介して
図示しない外部の操作ハンドルに連結されてい
る。なお、この図には示されていないが、この装
置では排紙リング24の位置調整をするために、
各排紙リング24ごとにねじブロツクと螺桿との
組み合せが備えられ、それぞれ別個のギアトレン
及びスプロケツトとチエンを介して上記操作ハン
ドルに連結されている。
この装置で位置調整を行なうには、図示しない
ハンドルを回すことによりギアトレン27及びス
プロケツトとチエンを介して、図の左側の螺桿2
6と、左側排紙リング24を移動させるための図
示してない螺桿が、ハンドルの回転方向に応じて
正逆回転し、図中左側のアーム20,22及び排
紙リング24を左右方向に移動させる。図示しな
いハンドルを軸方向に引き出した状態として回転
すると、図示しないギアクラツチが切り替り、今
度はギアトレン28及びスプロケツトとチエンを
介して、上記と同様図の右側のアーム20,22
及び排紙リング24が、ハンドルの回転方向に応
じて図中左右方向に移動する。このように、この
公知例の装置は従来装置に比べるとはるかに容易
に位置調整をすることができる。
しかしながら、この公知装置でも使用に先立つ
て用紙幅に応じて位置調整を、用紙を空送りして
その先端に合わせて人手によりハンドル操作によ
り行なうものであり、かなりの習熟を要する点は
従来装置と変るものではない。その上、位置調整
のためにギアトレンを始め多数の複雑な伝達機構
が必要であり、従つて装置の製造原価も高くつ
き、また使用中故障を起す機会も多いという欠点
があつた。
この問題を解決するために印刷用紙のサイズを
自動的に検知して用紙幅に合わせて排紙リングの
位置を自動調整する装置が特開昭57−56262号公
報に開示されている。しかしながらこの装置は使
用し得る用紙幅ば数種類に特定されていて、それ
以外の用紙サイズのものには使用できないという
問題があつた。
[発明が解決しようとする問題点] そこでこの発明の第1の目的は、使用する印刷
用紙を給紙台上に載せただけで、その用紙幅を検
知して排紙ユニツトの間隔を自動的に最適位置に
調整する印刷機の排紙装置を提供することであ
る。
この発明の第2の目的は、給紙台上に用紙が無
いときは勿論、印刷作業中に用紙が無くなつた時
にも、これを検知して警報を発するとともに、機
械を非作動状態とすることのできる印刷機の排紙
装置を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 上記第1の目的を達成するため本発明装置にお
いては、押圧コロと、この押圧コロの協動して排
紙される印刷用紙に腰付けする腰付け排紙ローラ
を支持して用紙幅方向に移動可能な排紙ユニツト
を備えた印刷機の排紙装置において、給紙台に載
置された用紙をこの給紙台の中心線上に位置決め
する用紙ガイドと、螺桿に移動可能に螺合され、
給紙台上の用紙のサイズを検知する検知装置と、
一対の排紙ユニツトを上記中心線に対し左右対称
に移動する螺桿を備えた排紙機構と、上記検知装
置と排紙機構の両螺桿の回転を連動し、上記検知
装置と排紙機構とを同期的に駆動制御する制御回
路とを設けた。さらに、上記第2の目的を達成す
るため本発明装置においては、前記特徴に加えて
用紙検知装置からの信号を制御装置において処理
し、給紙台上の用紙が無くなつたとき警報を発す
るとともに、機械を非作動状態にする信号をも発
することを特徴とする。
[作用] このように構成されたものにあつては、用紙ガ
イドは給紙台上に載置された用紙幅の両端にこの
用紙ガイドを合わせることによつて、用紙幅の中
心線を給紙台の中心線上に位置決めするように作
用する。ここで印刷位置に置かれた用紙のサイズ
を検知するために検知装置が作動して、検知装置
は用紙の縁部を求めて螺桿のねじ送りによつて左
右に移動する。この検知装置の螺桿の回転に同期
して排紙機構の螺桿も回転するので、排紙ユニツ
トは前記中心線に対し左右対称に移動し、検知装
置が用紙の縁部を検知して停止すると、排紙ユニ
ツトも同時に停止して、用紙幅に合致した位置を
自動的に設定することができる。また、検知装置
が用紙を検知できないときには、用紙が載置され
ていないと判断して、警報信号を発するととも
に、機械を停止させるようにすることもできる。
[実施例] 第3図乃至第6図は本発明の実施例を示すもの
で、従来装置と同じ部分に対しては同一の符号を
付してある。第3図は本発明の一実施例の要部を
示す斜視図、第4図は本発明の排紙装置部分を第
3図中白ぬき矢印方向から見た正面図、第5図は
第4図中A−A線に沿つた断面図、第6図は制御
回路のブロツク図である。図から明らかなよう
に、圧胴12の一方には給紙台13が、他方には
排紙装置15がそれぞれフレーム30に取り付け
られている。給紙台13上には適当なリンク装置
のような連動機構を介して、一方を移動させれば
他方も応動して移動する一対の用紙ガイド31が
設けられ、用紙Pの中心線が正しく給紙台13の
中心線上に位置するようにされている。また、給
紙台13は軸32によりフレーム30に揺動可能
に支承され、図示しないレバーを動かすことによ
り、準備位置から第3図図示の印刷位置へと揺動
するようになつている。給紙台13側のフレーム
30には支桁33が両壁間に架設され、その中央
付近には、ブラケツト34が固設されている。支
桁33の下方には一端をブラケツト34に支承さ
れ、他端はフレーム壁を貫通して歯付プーリ35
に連結された螺桿36が、支桁33と平行に配設
されている。また、支桁33には検知装置37が
懸架されており、該検知装置は下端に用紙を検知
するための検知子38を有するとともに、螺桿3
6に螺合するねじブロツク39を介して支桁33
上で移動可能とされている。
フレーム30の排紙装置15のある方には、一
端をフレームに軸支され、他端はフレーム壁を貫
通して駆動ギアに連結された排紙軸40があり、
該軸の表面には軸方向に溝41が刻まれている。
また、排紙軸40の上方にはこれと平行に、中央
から両側に巻き方向を異にするねじ部を有する螺
桿42が一端をフレーム30に軸支され、他端は
フレーム壁を貫通して歯付プーリ43に連結され
ている。螺桿42の上方には、更にこれと平行に
押圧ガイド桿44があり、その両端はフレーム3
0に開けられた長孔を貫通して突出し、ばね45
により下方に向けて弾持されている。
排紙機構は、前記排紙軸40、螺桿42及び押
圧ガイド桿44のそれぞれにより支持される一対
の左右対称で同じ構造の排紙ユニツト46を螺桿
42により給紙台の中心線に対し左右対称に移動
するように構成して、検知装置37と同期的に駆
動制御されるようになつている。排紙ユニツト4
6は、第3図に示したような形状のホルダ47の
一端に押圧コロ19を回転自在に支承し、他端に
第4図に示すような形状の腰付け排紙ローラ48
を回転自在に支承している。前記腰付け排紙ロー
ラ48は排紙軸40に遊嵌し、係止ピン49によ
つて溝41と係合し、排紙軸40が回転すること
により回転する。ホルダ47中間付近には螺桿4
2に螺合するねじブロツク25が、排紙ユニツト
46の揺動方向に対して若干の間隙50(第5
図)をもつよう遊嵌状態に嵌着され、更に該ねじ
ブロツク25には、押圧コロ21を回転自在に支
承したアーム22が従動自在に遊嵌していて、押
圧コロ21を自重により腰付け排紙ローラ48上
に押し付けるようになつている。ホルダ47の押
圧コロ19付近には押圧ガイド桿44が遊嵌して
貫通しており、ばね45の張力と前記間隙50の
遊びにより、押圧コロ19を圧胴12の周面上に
押し付けている。
なお、螺桿36と螺桿42とにおけるねじの巻
き方向は、第3図において両歯付プーリ35及び
43がそれぞれ図中時計回り方向に回転すると
き、検知装置37はブラケツト34方向に移動
し、両排紙ユニツト46は互の間隔を狭めるよ
う、中央に向け相互に移動するようにされてお
り、両歯付プーリが反時計方向回りに回転すると
きは、この逆となるようになつている。また、前
記両歯付プーリ35及び43は図示を省略した正
逆回転可能なモータMの歯付プーリ51により、
歯付ベルト52を介して同じ向きに同期的に回転
するようにされている。
前記モータMは、第6図にブロツク図で示した
制御回路53により、検知子38からの信号S1
応じてその回転が制御される。制御回路53は、
セレクタ回路54、第1判断回路55及び第2判
断回路56により構成されており、初期状態にお
いて検知子38からの信号S1は、セレクタ回路5
4を介して第1判断回路55に入力するようにさ
れている。制御回路53内の各回路の作動につい
ては、本発明の実施例装置の作動説明を通じて以
下詳細に説明する。
第3図乃至第6図に示した実施例装置を使用す
るときは、先ず図示しないメインスイツチを入れ
る。これにより制御回路53は通電されて初期状
態となり、同時に装置内の各電気部品も準備状態
となる。ついで、版胴10に印刷用原版を取付け
る等の準備作業を終えた後、給紙台13上に用紙
Pを載置し用紙ガイド31を用紙幅に合わせて調
節する。
いま第3図の装置について、用紙幅が検知装置
37の図示位置より狭い用紙Pを、給紙台13上
に載置した場合について先ず説明をする。軸32
に連結された図示しないレバーを回動して給紙台
13を第3図の印刷位置にすると、レバーと連動
したスイツチがオンされて検知子38から信号S1
が出力される。この場合検知子38は用紙Pより
も外側にあり検知子が例えばフオトセンサの場合
は用紙Pからの反射光を受けていないので、信号
S1は低レベルである。制御回路53内の第1判断
回路55は、セレクタ回路54を介して受けた信
号S1が低レベルである間、ドライバに向けモータ
Mの歯付プーリ51を正転(図中時計回り方向)
させる信号を出力する。これにより、歯付ベルト
52、両歯付プーリ35及び43を介して、2つ
の螺桿36及び42はそれぞれ時計回り方向に回
転し、検知子38をブラケツト34方向に移動さ
せるとともに、両排紙ユニツト46は中央に向け
て相互に移動し互の間隔は同時に狭められる。こ
のようにして検知子38が移動して用紙Pの縁部
に達すると、用紙面からの反射光により信号S1
急激に高レベルに変化する。制御回路53内の第
1判断回路55は、この信号S1のレベル変化を検
知すると、内部にあるタイミング回路を作動さ
せ、検知子38が用紙Pの縁部よりおよそ5mm程
内側に移動した時、ドライバに対する出力を停止
するとともに、セレクタ回路に対して切換信号S2
を出力する。ドライバに対する出力が停止した結
果モータMは停止し、検知子38は用紙Pの縁部
よりおよそ5mm程内側に位置し、両排紙ユニツト
46はその腰付け排紙ローラ48の側端が、用紙
Pの両側縁の位置と一致する最適位置においてそ
れぞれ停止し、いつでも印刷作業を介できる状態
となる。一方、切換信号S2を受けたセレクタ回路
54は、検知子38からの検知信号S1を第2判断
回路56に入力させるべく切換える。第2判断回
路56の作動は、次に述べる用紙Pを幅の大きな
ものと代えたときと同じであるから、後で一括し
て説明する。
次に、それまで使用していた用紙よりも、用紙
幅が大きい用紙Pに代えた場合について説明す
る。第3図図示の例がこのような場合に相当する
が、給紙台13上に用紙Pを載置(図示せず)し
て、図示しないレバーを回動して給紙台13を第
3図の印刷位置にすると、検知子38はそれまで
の用紙幅が狭かつたため、用紙Pの側縁よりかな
り内側に位置することになる。従つて、レバーと
連動したスイツチがオンされると検知子38は用
紙面からの反射光による高いレベルの検知信号S1
を制御回路53に入力させる。制御回路53内の
第1判断回路55は、初期状態にリセツトされて
いるときに、低いレベルの検知信号S1が入力する
と、前記のようにモータMを正回転させる出力を
発するが、初期状態のときに高いレベルのS1が入
力したときは、モータMを逆回転(図中反時計方
向)させるような出力をドライバに対し発するよ
うにされている。そこで、両歯付プーリ35及び
43と両螺桿36及び42は逆回転し、検知子3
8は用紙Pの側縁方向に移動し、同時に両排紙ユ
ニツト46は互の間隔を広くする方向に移動す
る。かくして、検知子38が用紙Pの側縁部を過
ぎると、用紙面からの反射光は突然無くなり、信
号S1のレベルが急激に低下する。制御回路53内
の第1判断回路55は、信号S1のレベル変化を検
知すると直ちにモータMの駆動を停止する信号を
発し、ついで内部にあるタイミング回路を作動さ
せるとともに、モータMに対して正回転信号を発
し、検知子38が用紙Pの縁部よりおよそ5mm程
内側に戻つた時、ドライバに対する出力を停止し
てモータMを再度止めるとともに、セレクタ回路
54に対して切換信号S2を出力する。これによ
り、前記と同様両排紙ユニツト46は、いつでも
印刷作業を開始し得る最適位置にあるよう調整さ
れる。一方、切換信号S2を受けたセレクタ回路5
4は、前記と同様検知信号S1を第2判断回路56
に入力するように切換える。
前記のようなサーボ機構により、両排紙ユニツ
ト46が最適位置となつた後印刷作業を開始する
と、検知子38は作業中給紙台13上の用紙Pか
らの反射光により、高いレベルの検知信号S1を第
1判断回路56に入力し続けている。この状態に
おいて、もし所定印刷枚数を刷り終えないで用紙
Pが無くなつたとすると、検知信号S1は高いレベ
ルから突如として低いレベルに変化する。第2判
断回路56はこの検知信号S1のレベルが低くなる
と、ドライバに対して警報信号S3を出力して警報
器Aを作動させるとともに、機械各部制御回路5
7に対しストツプ信号S4を出力する。ストツプ信
号S4を受けた機械各部制御回路57は、予め定め
られた順序で機械内の各部を停止させる信号を発
し、機械が停止するとセレクタ回路54に対しリ
セツト信号S5を出力する。リセツト信号S5を受け
たセレクタ回路54は、自己の内部を総て初期状
態に戻すとともに、両判断回路55及び56に対
してもリセツト信号S5を転送し、かくして制御回
路53の内部は総て初期状態にリセツトされる。
以上の説明から、作業者が給紙台13上に所定印
刷枚数よりも少ない量の用紙Pを載置し、誤つて
そのまゝ作業を開始したようなときに、本発明の
検知装置37は単に用紙Pの用紙幅を検知するだ
けではなく、作業中に用紙Pの有無をも検知する
安全装置となるものであることが理解されよう。
従つて、給紙台13上に充分な用紙Pが載置され
ている場合には、所定枚数の印刷が終つても前記
警報信号S3とストツプ信号S4は出力されないか
ら、作業者が版を取り代えて次の印刷作業に入る
と、制御回路53は引続き検知子38からの検知
信号S1により用紙Pの有無を検知する安全装置と
して作動する。
なお、第3図においてブラケツト34には、い
ま一つの安全装置として例えばマイクロスイツチ
のような検知装置センサ58が取付けられてい
る。もし、作業者が給紙台13上に用紙Pを載置
しないまま、誤つて図示しないレバーを操作して
給紙台13を作動位置にすると、検知子38は給
紙台13上の用紙Pの検知を開始し、この場合給
紙台13上には用紙Pが無いため低いレベルの検
知信号S1が出力される。前記した通り、初期状態
にある制御回路53に低いレベルの検知信号S1
始めて入力すると、第1判断回路55はモータM
を正回転させる出力を発するから、検知装置37
は螺桿36の回転によりブラケツト34に向けて
移動を開始する。この場合には用紙Pが無いた
め、検知信号S1が高いレベルに変化することがな
いから、終りには検知装置37がブラケツト34
に当接してしまうことになる。この当接する寸前
に、検知装置センサ58が作動し信号を発するよ
うにされている。この信号は第1判断路55に直
接入力するようになつており、第1判断回路55
はこの信号によりモータMを停止する信号を発す
るとともに、切換信号S2をセレクタ回路54に対
して出力する。セレクタ回路54は切換信号S2
受けると、直ちに検知子信号S1を第2判断回路5
6に入力するように切換えるが、検知子信号S1
低いレベルであるため、第2判断回路56は直ち
に警報器Aを作動させる警報信号S3とストツプ信
号S4を出力する。かくして、モータMが止まり警
報器Aが作動するので作業者が自己の誤動作に気
づくとともに、検知装置37がブラケツト34に
当接して損傷を受けるのが未然に防止される。一
方機械の各部はまだ作動をしていないため、スト
ツプ信号S4は機械各部制御回路57内でリセツト
信号S5に変換され、制御回路53の内部は初期状
態にリセツトされる。
以上図示実施例について説明したが、本発明は
当然のことながら図示の例に限らず各種の変更が
可能である。一例を上げれば、給紙台13上はレ
バーによつて作動状態とするものでなくカセツト
形式でもよく、カセツトの脱着によつて検知子3
8の信号S1用のスイツチを開閉してもよい。ま
た、エレベータ方式の多数枚積載可能型の場合、
用紙Pが給紙位置に達したことを検知するスイツ
チが備えられているから、このスイツチを複式と
して信号S1のために用いることもできる。かくの
ごとく、当業者にとつて別の変更方法は容易に考
え得られよう。
[発明の効果] 以上説明した所から明らかなように、本発明に
よれば検知子および検知子と螺桿によるサーボ機
構を設けたので、次のような優れた効果を得るこ
とができる。
(1) 用紙を給紙台上に載置するだけで、検知装置
により用紙の側縁部を検知し、これにより両排
紙ユニツトの間隔を、用紙幅に合わせた最適位
置に自動的に調整することができる。
(2) 両排紙ユニツトの位置調整を終了後、検知装
置は給紙台上の用紙の有無を常に検知し、もし
印刷作業中に用紙が無くなつた時には、直ちに
警報を発するとともに機械の作動を停止するか
ら、作業者は自己の誤ちに気付き、用紙を補給
して必要枚数の印刷を行なうことができる。
(3) 非常な熟練を必要とした排紙装置の位置調整
が自動的に行なわれるから、機械の扱いに不慣
れな女子事務員をはじめ、初心者でも容易に印
刷作業を行なうことができる。
(4) とかく汚れ易い給紙装置部分に、一切手を触
れる必要なく排紙ユニツトの間隔調整が行なえ
るから、事務室内での作業を快適に行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のオフセツト印刷機の側面説明
図、第2図は、公知排紙装置の一部切断正面図、
第3図は、本発明の一実施例の要部斜視図、第4
図は、第3図中白ぬき矢印方向から見た排紙装置
の正面図、第5図は、第4図中A−A線に沿つた
断面図、第6図は、制御回路のブロツク図であ
る。 12……圧胴、13……給紙台、15……排紙
装置、25……ねじブロツク、36……螺桿、3
7……検知装置、38……検知子、42……螺
桿、46……排紙ユニツト、53……制御回路、
M……モータ、A……警報器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 押圧コロと、この押圧コロと協動して排紙さ
    れる印刷用紙に腰付けする腰付け排紙ローラを支
    持して用紙幅方向に移動可能な排紙ユニツトを備
    えた印刷機の排紙装置において、 給紙台13に載置された用紙をこの給紙台13
    の中心線上に位置決めする用紙ガイド31と、 螺桿36に移動可能に螺合され、給紙台上の用
    紙のサイズを検知する検知装置37と、 一対の排紙ユニツト46を上記中心線に対し左
    右対称に移動する螺桿42を備えた排紙機構と、 上記検知装置と排紙機構の両螺桿36,42の
    回転を連動し、上記検知装置37と排紙機構とを
    同期的に駆動制御する制御回路53と を設けたことを特徴とする印刷機の排紙装置。 2 前記制御装置53は、給紙台13上に用紙が
    無いとき、検知装置37からの信号により警報機
    Aを作動する信号を発するとともに、機械を停止
    する信号を発する特許請求の範囲第1項に記載の
    印刷機の排紙装置。
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