JPH053622U - 部品の取付構造 - Google Patents

部品の取付構造

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JPH053622U
JPH053622U JP5084691U JP5084691U JPH053622U JP H053622 U JPH053622 U JP H053622U JP 5084691 U JP5084691 U JP 5084691U JP 5084691 U JP5084691 U JP 5084691U JP H053622 U JPH053622 U JP H053622U
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JP
Japan
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bolt
mounting seat
notch
stopper
mounting
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Pending
Application number
JP5084691U
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English (en)
Inventor
正文 重田
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルト2の取付座10への自動組み付けが可
能な部品の取付構造を提供することを目的とする。 【構成】 挿入部21をストッパ13に当て、かつフラ
ンジ部22を切欠12の開口側の縁に載置させて、ボル
ト2を取付座10に仮セットさせた際に、ストッパ13
と挿入部21の当接点からボルト2の重心24までの距
離T3が、前述の当接点から取付座10の切欠12の開
口端までの距離T4より小さい。この結果、ボルト2の
重心24が切欠12の開口端14より内側に位置するの
で、ボルト2を取付座10に正姿勢で仮セットすること
ができる。従って、上述の仮セットの状態から、自動機
でボルト2を取付座10の切欠12に押し込むことによ
り、ボルト2を取付座10に自動的に組み付けができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばフォグランプを始めとする車両用灯具や車両用リヤーフィニ ッシャーなどの被取付体を、車体などの取付体に、ボルトおよびナットにより、 取り付ける部品の取付構造に係り、特にボルトを被取付体の取付座に組み付ける のを自動化することができる部品の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の部品の取付構造を図5乃至図9を参照して説明する。 図において、1は例えばフォグランプを始めとする車両用灯具や車両用リヤー フィニッシャーなどの被取付体のハウジングである。10は前記ハウジング1に そのハウジング1との間に間隔11を置いて設けた取付座である。この取付座1 0は、中空状のボックス形状をなし、底壁と一側壁とが開口され、上面壁と三側 壁とによりほぼ直方体形状の内部空間部(前記間隔11)が閉塞されている。1 2は前記取付座10の上面壁に一側壁の開口から設けた切欠である。この切欠1 2は、ほぼ長円形状をなしており、長手方向が被取付体のハウジング1の熱伸縮 方向とほぼ一致し、かつ短手方向の距離が後述する挿入部21の外径より若干大 きい。13は前記切欠12の開口側の縁に突設したストッパである。このストッ パ13は、前記取付座10に取り付けた後述するボルト2がその取付座10から 脱落するのを防ぐものである。
【0003】 図において、2はボルトである。20は前記ボルト2の一端の頭部である。こ の頭部20は、長方形形状をなし、前記取付座10の内部空間部11に位置し、 このボルト2にナット30をねじ込む際に、この頭部20の角が前記取付座10 の三側壁に当接してボルト2の回り止めとしての作用を果すものである。21は 前記頭部20から突設した挿入部である。この挿入部21は、円柱形状をなし、 前記切欠12に挿入し得るものである。22は前記挿入部21から設けたフラン ジ部である。このフランジ部22は、円板形状をなし、前記頭部20と共に前記 取付座10の切欠12の縁を挟み込み、かつ前記ナット30と共に取付体として の車体31を挟着するものである。23は前記フランジ部22から突設したねじ 部である。
【0004】 かくして、図5中の矢印に示すように、ボルト2を取付座10の切欠12に押 し込んで、ボルト2の挿入部21を、切欠12の開口からストッパ13を乗り越 えて取付座10の切欠12に挿入させると共に、ボルト2の頭部20を取付座1 0の内部空間部11に位置させて、ボルト2を取付座10に組み付ける。次に、 ボルト2のねじ部23にシーリングワッシャ32を嵌め、かつそのシーリングワ ッシャ32をボルト2のフランジ部22の上面に載置する。それから、ボルト2 のねじ部23を車体31の取付穴33に挿入し、そのボルト2のねじ部23にワ ッシャ34を嵌めると共に、ナット30を締め付ける。この結果、ハウジング1 (被取付体)が車体31(取付体)に取り付けられる。
【0005】 かかる部品の取付構造においては、作業性を向上させてコストの低減化を図る ことが重要である。このコストの低減化としては、特にボルト2の取付座10へ の組み付けの自動化が考えられる。この自動化としては、以下のことが考えられ る。まず、ボルト2の挿入部21を取付座10のストッパ13に当て、かつその ボルト2のフランジ部22を取付座10の切欠12の開口側の縁に載置して、ボ ルト2を取付座10に仮セットする。次いで、自動機でボルト2を取付座10の 切欠12に押し込むことにより、ボルト2の挿入部21が、取付座10のストッ パ13を乗り越えて切欠12に挿入し、ボルト2が取付座10に本セット、すな わちボルト2が取付座10に自動的に組み付けられる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来の部品の取付構造においては、ボルト2の取付座10へ の自動組み付けのための手段が何等考慮されていないので、自動機を用いてボル ト2を取付座10に自動的に組み付けることが困難である。すなわち、従来の部 品の取付構造は、ボルト2の挿入部21を取付座10の切欠12のストッパ13 に当接させ、かつそのボルト2のフランジ部22を取付座10の切欠12の開口 側の縁に載置させて、ボルト2を取付座10に仮セットさせた際に、図7および 図8に示すように、前記ストッパ13と前記挿入部21の当接点から前記ボルト 2の重心24までの距離T1が、前述の当接点から前記取付座10の切欠12の 開口端14までの距離T2より大きい。このために、ボルト2の重心24が取付 座10の開口端14より外側に位置するので、図9に示すように、ボルト2が傾 いて仮セットされたり、あるいはボルト2が取付座10から脱落したりする。こ の結果、自動機でボルト2を取付座10の切欠12に押し込んで、ボルト2を取 付座10に本セットすることが困難であるなどの問題がある。
【0007】 本考案の目的は、ボルトの取付座への組み付けを自動化することができる部品 の取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の問題を解決するために、挿入部をストッパに当てかつフラン ジ部を切欠の開口側の縁に載置させてボルトを取付座に仮セットさせた際に、前 記ストッパと前記挿入部の当接点から前記ボルトの重心までの距離が前述の当接 点から前記取付座の切欠の開口端までの距離より小となるように、ストッパを構 成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案は、上記の構成により、ボルトの挿入部を取付座のストッパに当て、か つそのボルトのフランジ部を前記取付座の切欠の開口側の縁に載置させて、ボル トを取付座に仮セットさせた際に、前記ストッパと前記挿入部の当接点から前記 ボルトの重心までの距離が、前述の当接点から前記取付座の切欠の開口端までの 距離より小さい。この結果、ボルトの重心が取付座の切欠の開口端より内側に位 置するので、ボルトを取付座に仮セットした際に、そのボルトが傾いて仮セット されたり、あるいはボルトが取付座から脱落したりするようなことがなく、ボル トは取付座に正しい姿勢で仮セットされることとなる。従って、上述の正姿勢の 仮セットの状態から、自動機でボルトを取付座の切欠に押し込むことにより、ボ ルトを取付座に本セットすることができ、ボルトの取付座への自動組み付けが可 能となる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案に係る部品の取付構造の一実施例を図1乃至図4を参照して説明 する。図中、図5乃至図9と同符号は同一のものを示す。 図において、15はストッパである。このストッパ15は、平面への字形状を なし、開口端14から頂点までの傾斜が緩やかで、かつ頂点から切欠12の奥側 までの傾斜が急である。この結果、ボルト2の挿入部21を開口からストッパ1 5を乗り越えて切欠12に挿入することが容易であり、一方切欠12に一旦挿入 された挿入部21がストッパ15から抜け難くく構成されている。 そして、本考案の取付構造における上述のストッパ15は、ボルト2の挿入部 21を取付座10のストッパ13に当て、かつボルト2のフランジ部22を取付 座10の切欠12の開口側の縁に載置させて、ボルト2を取付座10に仮セット させた際に、ストッパ13と挿入部21の当接点からボルト2の重心24までの 距離T3が、前述の当接点から取付座10の切欠12の開口端14までの距離T 4より小さくなるように、構成されている。
【0011】 この実施例における本考案の部品の取付構造は、以上の如き構成からなるので 、ボルト2の挿入部21を取付座10のストッパ13に当て、かつそのボルト2 のフランジ部22を取付座10の切欠12の開口側の縁に載置させて、ボルト2 を取付座10に仮セットさせた際に、図2および図3に示すように、ストッパ1 5と挿入部21の当接点からボルト2の重心24までの距離T3が、前述の当接 点から取付座10の切欠12の開口端14までの距離T4より小さい。この結果 、ボルト2の重心24が切欠12の開口端14より内側に位置するので、そのボ ルト2が傾いて仮セットされたり、あるいはボルト2が取付座10から脱落した りするようなことがなく、前記ボルト2を取付座10に正姿勢で仮セットするこ とができる。従って、上述の正姿勢の仮セットの状態から、自動機4でボルト2 を取付座10の切欠12に押し込むことにより、ボルト2を取付座10に自動的 に組み付けができる。
【0012】
【考案の効果】
以上から明らかなように、本考案の部品の取付構造は、挿入部をストッパに当 てかつフランジ部を切欠の開口側の縁に載置させてボルトを取付座に仮セットさ せた際に、前記ストッパと前記挿入部の当接点から前記ボルトの重心までの距離 が前述の当接点から前記取付座の切欠の開口端までの距離より小さくなるように 、ストッパを構成したものであるから、ボルトの重心が切欠の開口端より内側に 位置する。この結果、ボルトを取付座に仮セットした際に、そのボルトが傾いて 仮セットされたり、あるいはボルトが取付座から脱落したりするようなことがな く、ボルトは取付座に正しい姿勢で仮セットされることとなる。従って、上述の 正姿勢の仮セットの状態から、自動機でボルトを取付座の切欠に押し込むことに より、ボルトを取付座に本セットすることができ、ボルトの取付座への自動組み 付けが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る部品の取付構造の一実施例を示
し、ボルトと取付座との部分斜視図である。
【図2】同じく仮セット状態の断面図である。
【図3】図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】本セット状態の断面図である。
【図5】従来の部品の取付構造を示し、ボルトと取付座
との部分斜視図である。
【図6】被取付体を取付体に取り付けた状態の断面図で
ある。
【図7】仮セット状態の断面図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII線断面図であ
る。
【図9】従来の部品の取付構造において、ボルトが傾斜
した状態で仮セットされた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング(被取付体) 10 取付座 11 内部空間部(間隔) 12 切欠 14 開口端 15 ストッパ 2 ボルト 20 頭部 21 挿入部 22 フランジ部 23 ねじ部 30 ナット 31 車体(取付体) 4 自動機

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 被取付体を取付体にボルトおよびナット
    により取り付ける部品の取付構造において、 前記被取付体は、その被取付体との間に間隔を置いて設
    けた取付座と、その取付座に設けた切欠と、その切欠の
    開口側の縁に設けたストッパとを備え、 前記ボルトは、一端側に設け、前記間隔に位置する頭部
    と、その頭部から突設し、前記開口から前記ストッパを
    乗り越えて前記切欠に挿入する挿入部と、その挿入部か
    ら設け、前記頭部と共に前記切欠の縁を挟み込み、かつ
    前記ナットと共に前記取付体を挟着するフランジ部と、
    そのフランジ部から突設したねじ部とを備え、 前記ストッパは、前記挿入部を前記ストッパに当てかつ
    前記フランジ部を前記切欠の開口側の縁に載置させて前
    記ボルトを前記取付座に仮セットさせた際に、前記スト
    ッパと前記挿入部の当接点から前記ボルトの重心までの
    距離が、前述の当接点から前記取付座の切欠の開口端ま
    での距離より小となるようなストッパであることを特徴
    とする部品の取付構造。
JP5084691U 1991-07-02 1991-07-02 部品の取付構造 Pending JPH053622U (ja)

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