JPH0634290U - 部材の取付構造 - Google Patents

部材の取付構造

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JPH0634290U
JPH0634290U JP7399392U JP7399392U JPH0634290U JP H0634290 U JPH0634290 U JP H0634290U JP 7399392 U JP7399392 U JP 7399392U JP 7399392 U JP7399392 U JP 7399392U JP H0634290 U JPH0634290 U JP H0634290U
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JP
Japan
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screw
guide
battery lid
device case
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP7399392U
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English (en)
Inventor
礼子 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池蓋などの取付部材を機器ケースなどの本
体部材から取り外す際に、取付部材をスムーズにスライ
ドさせて簡単かつ容易に取り外すことのできる部材の取
付構造を提供する。 【構成】 機器ケース10にスライド自在に配置される
電池蓋16に、ねじ部材12の首部15が挿通する挿通
孔18を設けるとともに、機器ケース10上を摺動する
ガイド部20をねじ部13の長さより少し長い間隔で設
け、かつこのガイド部20にねじ部13が螺入して挿通
するガイドねじ孔21を設けた。したがって、機器ケー
ス10から電池蓋16を取り外す際には、ねじ部材12
を回わし、ねじ部13をナット11およびガイドねじ孔
21から離脱させて、ねじ部13をガイド部20の上方
に配置させ、この状態で電池蓋16をスライドさせるこ
とにより、電池蓋16のガイド部20が機器ケース10
上を滑らかに摺動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電子機器に用いられる電池蓋などの部材の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
電卓などの電子機器の電池蓋は、機器ケースの電池収納部にスライド可能に装 着され、ねじ部材により機器ケースに固定されている。このような電池蓋の取付 構造では、電池蓋を取外したときに、ねじ部材を紛失してまうことがある。 そこで、従来では、図4および図5に示すように、電池蓋1にねじ部材2の首 部2aを挿通可能に取り付け、このねじ部材2が電池蓋1から簡単に抜けないよ うにねじ部材2のねじ部2bの外径を首部2aの外径よりも少し大きく形成し、 このねじ部2bを機器ケース3に埋め込まれたナット4に螺着させる構造を採用 している。 このような電池蓋の取付構造では、ねじ部材2のねじ部2bの外径が首部2a の外径よりも少し大きいので、ねじ部材2を回してねじ部2bを機器ケース3の ナット4から緩めると、これに伴って電池蓋1がねじ部2bにより押し上げられ 、さらにねじ部材2を回して、図5に示すようにねじ部2bがナット4から離脱 すると、電池蓋1をスライドさせて機器ケース3から取り外すことができる。こ のように電池蓋1を取り外しても、ねじ部材2が電池蓋1から抜けることがない ので、ねじ部材2を紛失することがない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の取付構造では、ねじ部2bをナット4から離 脱させて電池蓋1をスライドさせるときに、図5に示すように、ねじ部2bの下 端部がナット4の縁あるいはナット4が埋め込まれた機器ケース3の縁にひっか かるため、電池蓋1をスムーズにスライドさせることができないという問題があ る。 この考案の目的は、電池蓋などの取付部材を機器ケースなどの本体部材から取 り外す際に、取付部材をスムーズにスライドさせて簡単かつ容易に取り外すこと のできる部材の取付構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ねじ孔部が設けられた本体部材と、この本体部材のねじ孔部に螺 合するねじ部、およびこのねじ部の端部に設けられた首部、並びにこの首部の端 部に設けられた頭部を有するねじ部材と、本体部材にスライド自在に配置され、 ねじ部材の首部が挿通する挿通孔、およびねじ部材のねじ部の長さとほぼ同じか それ以上の間隔をもって本体部材上を摺動するガイド部、並びにこのガイド部に 設けられてねじ部材のねじ部が螺入して挿通するガイドねじ孔を有する取付部材 とを具備したものである。
【0005】
【作用】
この考案によれば、本体部材から取付部材を取り外す際には、ねじ部材を回わ して、ねじ部を本体部材のねじ孔部から離脱させてガイド部のガイドねじ孔に螺 入させ、さらにねじ部材を回わして、ねじ部をガイド部のガイドねじ孔から離脱 させると、ねじ部がガイド部の上方に位置してねじ部材が空回りすることになり 、この状態で取付部材を本体部材に対してスライドさせると、従来のようにねじ 部材のねじ部の端部が本体部材のねじ孔部の縁にひっかかることがないため、取 付部材のガイド部が本体部材上を滑らかに摺動する。
【0006】
【実施例】
以下、図1〜図3を参照して、この考案の一実施例を説明する。 図1〜図3は電卓などの電子機器における電池蓋の取付構造を示す。これらの 図において、10は機器ケース(本体部材)である。この機器ケース10には電 池収納部が設けられている。この電池収納部の所定個所もしくは電池収納部の近 傍の機器ケース10には、ナット(ねじ孔部)11が埋め込まれている。このナ ット11には図1に示すようにねじ部材12のねじ部13が螺合するようになっ ている。このねじ部材12は、下端部に設けられたねじ部13と、上端部に設け られた頭部14と、この頭部14とねじ部13との間に設けられた首部15とか らなり、首部15の外径がねじ部13の外径よりも少し小さく形成されている。 また、機器ケース10上には、電池収納部をスライドして開閉自在に塞ぐ電池蓋 (取付部材)16が配置されている。電池蓋16の所定個所、つまり本体ケース 10のナット11と対応する個所には凹部17が形成されているとともに、この 凹部17の底部には挿通孔18が設けられている。挿通孔18はねじ部材12の ねじ部13が螺入して挿通するねじ孔である。この挿通孔18にはねじ部材12 の首部15が挿通自在に配置されている。また、電池蓋16の下面には支持部1 9が挿通孔18を囲むように設けられているとともに、この支持部19の下部に はガイド部20が挿通孔18の下面からねじ部材12のねじ部13の長さよりも 長い間隔をもって設けられている。ガイド部20はその下面が機器ケース10上 を摺動するものである。このガイド部20にはねじ部材12のねじ部13が螺入 して挿通するガイドねじ孔21が挿通孔18とナット11とに対応して設けられ ている。
【0007】 このような電池蓋16の取付構造では、図1に示すように、機器ケース10上 に電池蓋16をスライドさせて配置して、電池蓋16のガイド部20に設けられ たガイドねじ孔21を機器ケース10のナット11に対応させ、この状態でねじ 部材12をドライバなどで回してねじ部13をナット11に螺合させることによ り、電池蓋16を機器ケース10に固定することができる。なお、この状態では 、ねじ部材12の頭部14が電池蓋16の凹部17内に配置されるため、ねじ部 材12の頭部14が電池蓋16から外部に突出することがない。 このように固定された電池蓋16を取り外す場合には、ねじ部材12の頭部1 4をドライバなどで回して、ねじ部13をナット11から緩める。すると、ねじ 部13はナット11から電池蓋16のガイド部20に設けられたガイドねじ孔2 1に螺入し、さらにねじ部材12を回すと、図2に示すようにねじ部13がナッ ト11から離脱してガイド部20のガイドねじ孔21のみに螺合する。この状態 で、さらにねじ部材12を回すと、ねじ部13はガイドねじ孔21から離脱して ガイド部20の上方に配置され、ねじ部材12が空回りする。この状態で、図3 に示すように、機器ケース10に対して電池蓋16を矢印方向にスライドさせる と、ねじ部材12のねじ部13がガイド部20の上方に配置されているので、従 来のようにねじ部13の下端部がナット11の縁などにひっかかることがなく、 ガイド部20が機器ケース10上を滑らかに摺動する。このため、電池蓋16を 機器ケース10から取り外す際に、電池蓋16をスムーズにスライドさせること ができ、これにより電池蓋16をて簡単かつ容易に取り外すことができる。
【0008】 なお、上述した実施例では、機器ケース10の電池収納部を開閉自在に塞ぐ電 池蓋16の取付構造について述べたが、これに限らず、本体部材に取付部材をス ライド可能に取り付けられる取付部材であれば、どのようなものにも適用するこ とができる。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、取付部材に本体部材上を摺動するガ イド部をねじ部材のねじ部の長さとほぼ同じかそれ以上の間隔で設け、このガイ ド部にねじ部材のねじ部が螺入して挿通するガイドねじ孔を挿通孔と対応させて 設け、取付部材を本体部材から取り外す際に、ねじ部材を回わしてねじ部をガイ ド部の上方に配置させ、この状態で取付部材を本体部材に対してスライドさせる ことにより、従来のようにねじ部材のねじ部の端部が本体部材のねじ孔部の縁に ひっかかることがなく、取付部材のガイド部が本体部材上を滑らかに摺動するの で、取付部材をスムーズにスライドさせることができ、これにより取付部材を簡 単かつ容易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例における機器ケースに電池
蓋を固定した状態を示す要部拡大断面図。
【図2】図1のねじ部材を緩めた途中状態を示す要部拡
大断面図。
【図3】図2のねじ部材をさらに緩めて電池蓋を機器ケ
ースから取り外すときの状態を示す要部拡大断面図。
【図4】従来例における機器ケースに電池蓋を固定した
状態を示す要部拡大断面図。
【図5】図4の電池蓋を機器ケースから取り外すときの
状態を示す要部拡大断面図。
【符号の説明】
10 機器ケース(本体部材) 11 ナット(ねじ孔部) 12 ねじ部材 13 ねじ部 14 頭部 15 首部 16 電池蓋(取付部材) 18 挿通孔 20 ガイド部 21 ガイドねじ孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ孔部が設けられた本体部材と、 前記本体部材のねじ孔部に螺合するねじ部、およびこの
    ねじ部の端部に設けられた首部、並びにこの首部の端部
    に設けられた頭部を有するねじ部材と、 前記本体部材にスライド自在に配置され、前記ねじ部材
    の首部が挿通する挿通孔、および前記ねじ部材のねじ部
    の長さとほぼ同じかそれ以上の間隔をもって前記本体部
    材上を摺動するガイド部、並びにこのガイド部に設けら
    れて前記ねじ部材のねじ部が螺入して挿通するガイドね
    じ孔を有する取付部材と、 を具備したことを特徴とする部材の取付構造。
JP7399392U 1992-09-30 1992-09-30 部材の取付構造 Pending JPH0634290U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001119455A (ja) * 1999-10-14 2001-04-27 Fujitsu Ltd 携帯端末の筐体構造
JP2007149926A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 筐体構造とこれを用いた情報機器

Cited By (3)

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JP2007149926A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 筐体構造とこれを用いた情報機器
JP4654893B2 (ja) * 2005-11-28 2011-03-23 パナソニック株式会社 情報機器の筐体構造

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