JPH0536223Y2 - - Google Patents

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JPH0536223Y2
JPH0536223Y2 JP1987020553U JP2055387U JPH0536223Y2 JP H0536223 Y2 JPH0536223 Y2 JP H0536223Y2 JP 1987020553 U JP1987020553 U JP 1987020553U JP 2055387 U JP2055387 U JP 2055387U JP H0536223 Y2 JPH0536223 Y2 JP H0536223Y2
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piezoelectric transducer
piezoelectric
pipe
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liquid flow
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、液流路に設けられて、該流路内を液
が流れているかどうかを検知するための液流検知
器に関する。
この液流検知器は、エンジンのシリンダーと、
注油器とを結ぶ油流路に介装されて、何らかの理
由により油が圧送されなかつた場合に、これを検
知するために用いられる。
また、工作機械等の各種機械では、多数の給油
箇所を備えており、給油作業の省力化や確実化を
図るために集中給油装置を使用することが多い。
この給油装置にあつては、その制御を施すため
に、所要油流路に潤滑油が実際に流れているかど
うかを液流検知器で検知する必要がある。
このほか、油流路のみならず、各種の流路で、
液体の流れの有無を確認する必要のある場合が想
起され得るが、このような流路にあつて、液流検
知器は必須となるものである。
<従来技術> 特開昭54−36434号に開示されているように、
圧電素子により液流路の圧力の変動を検知して、
該流路に液が正常に流れているかどうかを検知す
る構成のものは公知である。
この構成にあつては、継手管の上部周壁に、液
流路と直角状に分岐して枝路を設け、該枝路を圧
電素子板で遮断し、流体の液圧を枝路側に作用さ
せて、その圧力により、圧電素子板に圧縮圧を作
用させ、該圧力により流体の流れを検知するもの
である。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、かかる従来構成では、圧電素子板に
圧縮歪を与えて出力を発生させるものであり、し
かも流体の動圧を直接作用させないで、管壁に生
ずる静圧を作用させるものであるため、大きな歪
量を得ることができず出力信号が低く、誤検知を
生じ易い。
本考案は、前記従来構成の欠点を除去し、交換
応答性が良好であり、しかも高い出力信号を得る
ことができる液流検知器の提供を目的とするもの
である。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、継手管に、二枚の圧電素子板を貼着
したバイモルフ構造よりなる圧電変換器を、その
端部が管路を横断状に突出するようにして保持
し、さらに管壁の、該圧電変換器の取付基端部周
囲に、該基端部の流れ方向への湾動を許容する座
ぐりを形成したことを特徴とするものである。
<作用> かかる構成にあつては、継手管の管路内に液が
流れると、その動圧を圧電変換器の突出端部が受
ける。このとき圧電変換器は、基端部周囲が座ぐ
りにより非拘束状態となつて、有効長さが実質的
に延長されている。このため、液圧により該圧電
変換器は大きく湾動し得て、充分な湾曲歪を付与
され、高電圧で、しかも応答性の良い出力信号を
発生する。
<実施例> 第1〜3図について本考案の一実施例を説明す
る。
1は、液流路に介装される継手管であつて、そ
の一端方の六角状頭部2の内側には雌螺子3が形
成され、他端方外側には雄螺子4が形成されて、
雌螺子3には流入用のチユーブ口端が螺子込ま
れ、雄螺子4には流出用のチユーブ口端が螺着さ
れて、所要の液流路中に連結される。
継手管1は、その管路1aの中心部の内径を絞
つて、ベンチユリー部5を形成し、該中心部での
流れの動圧を高めている。このベンチユリー部5
の側壁は肉厚とし、これに外側から円形の装着孔
7と、これに続く矩形状の座ぐり8を連成し、該
座ぐり8で後記するように遊動間〓を形成してい
る。
前記座ぐり8には、二枚の圧電素子板11,1
2を貼着してなるバイモルフ構造の圧電変換器1
0を挿通し、その端部を継手管1のベンチユリー
部5内を横断させている。該圧電変換器10の外
端には鍔板13が外嵌し、これを装着孔7内に配
置し、さらに装着孔7に外側からエポキシ樹脂1
4を埋入して、前記圧電素子板12の上下電極面
に導通するリード線15,15のみを外部に引出
すようにして、圧電変換器10の基端部を固定し
ている。
かかる構成にあつて、継手管1の管路1a内に
潤滑油等の液体が流れると、その動圧が、ベンチ
ユリー部5内でバイモルフ構造の圧電変換器10
の端部に作用する。このとき、座ぐり8により、
圧電変換器10の基端部には、流れの方向に沿つ
た遊動間〓を生じさせて、その実質有効長さを増
加させているから、充分な湾曲がなされ得て、圧
電素子板12に大きな歪を生じ、圧電素子板12
の両面電極間に電位差を生じる。このため、前記
液体の流れ発生に伴いリード線15から応答性が
良く、かつ大きな出力電圧の信号を取出し得るこ
ととなる。
また前記実施例にあつて、圧電変換器10に
は、その装着孔7の位置で鍔板13を外嵌して保
持位置としており、鍔板13の位置で実質有効長
さを決定することができる。このため、圧電変換
器10の組込みに際して、圧電変換器10と鍔板
13の位置を設定しておいてから、圧電変換器1
0の先端を座ぐり8に挿通し、エポキシ樹脂14
を埋入することにより、圧電変換器10の有効長
を常に一定とすることができ、出力電圧のバラ付
を阻止することが可能となる。
第4図は本考案の第二実施例を示すものであ
る。
ここで20は、液流路に介装される継手管であ
つて、その一側端には流入管側と接続される流入
口21が形成され、その他側端には流出管側と接
続される流出口22が設けられている。
この継手管20内には、流入口21から該継手
管本体1の中央部付近で垂直に立ち上がり、上部
管壁に配置した開口端24側に連通する流入路2
3が設けられ、さらに該開口端24に隣接する開
口端26から直角に折曲して前記流出口22に連
通する流出路25が設けられている。
前記継手管20の上面には、内周部に雌螺子が
形成された嵌凹部27が形成され、前記開口端2
4,26は該嵌凹部27の下面に形成されてい
る。そして前記嵌凹部27には蓋体28が螺合し
て固着される。前記蓋体28の下底面には、その
螺合状態で開口端24,26を覆う空孔29が形
成され、該空孔29と流入路23、流出路25に
よつて迂回状の管路20aが構成される。
また、前記蓋体28と嵌凹部27間には、圧電
変換器30が配設され、蓋体28と、嵌凹部27
の装着座で、圧電変換器30の基端を挟持し、そ
の突端部で流入路23の開口端24を覆つて、該
開口端24に嵌着したoリング31上に当接して
いる。
かかる構成にあつて、前記空孔29は、圧電変
換器30が乗載する装着座上部にまで延設され、
この延設部を本考案の要部に係る座ぐり32と
し、該座ぐり32により、圧電変換器30の基端
部は、流れの方向に沿つて湾曲可能となり、その
実質有効長さが増加する。
また圧電変換器30のリード線33,33は、
蓋体28の螺子側面に形成した挿通孔34を通つ
て外部に引出される。
かかる構成にあつて、管路20aに潤滑油等の
液体が流れると、その動圧が、流入路23の開口
端24で、圧電変換器30の端部に作用する。こ
のとき、嵌凹部27により圧電変換器30の基端
部は、上述したように座ぐり32により、第4図
鎖線で示すように充分な湾曲がなされ得て、大き
な歪を生じ、リード線33,33から応答性が良
く、かつ大出力電圧の信号を取出し得ることとな
る。
尚、前記実施例では、流体の動圧が作用しない
間は、流入路23の開口端24を圧電変換器30
の突端側で遮断するようにしている。このため、
圧電変換器30自体が逆止弁の働きをする。
第5図は、バイモルフ構造の圧電変換器10の
外周を樹脂モールド40で被覆したものであり、
該樹脂モールド40により圧電変換器10を外部
から電気的に絶縁できるとともに、強靱性を増強
することができて、管路1a内を流れる潤滑油等
が圧電変換器10の突出端に大きな抵抗を与えて
も、その折損を防止できるとともに、圧電変換器
30の外表面がコーテイングされることとなつて
各種液体に対する耐蝕性が増大することとなる。
この樹脂モールド40は第4図に示すバイモル
フ構造の圧電変換器30にも適用され得る。
さらに、上例では二枚の圧電素子を貼着してな
るバイモルフ構造の圧電変換器を用いたが、プラ
スチツク、金属等の非圧電素子と圧電素子とを貼
り合わせてなるモノモルフ構造の圧電変換器を使
用してもよい。
<考案の効果> 本考案は、上述したように、継手管1,20の
管路1a,20a内にバイモルフ構造の圧電変換
器10を挿通し、しかも、その基端部の側壁に該
圧電変換器10,30の実質有効長を増加する座
ぐり8,32を形成したから、継手管1,20内
を流れる動圧により、圧電変換器10,30に大
きな歪を生じさせることができ、継手管1,20
内の液の流れの有無を確実に知得し得る。
このため、所要油流路に介装して、潤滑油の流
れの有無を検知するため等に最適に利用され得る
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の第一実施例を示し、第1
図は縦断側面図、第2図は同平面図、第3図は同
側面図、また第4図は第二実施例の縦断側面図で
ある。さらに第5図は他例のバイモルフ構造の圧
電変換器10の縦断側面図である。 1……継手管、1a……管路、5……ベンチユ
リー部、7……装着孔、8……座ぐり、10……
圧電変換器、11……基板、12……圧電素子
板、13……鍔板、14……エポキシ樹脂、20
……継手管、20a……管路、23……流入路、
24……開口端、25……流出路、26……開口
端、27……嵌凹部、28……蓋体、29……空
孔、30……圧電変換器、32……座ぐり、40
……樹脂モールド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 継手管に、二枚の圧電素子板を貼着したバイモ
    ルフ構造よりなる圧電変換器を、その端部が管路
    を横断状に突出するようにして保持し、 さらに管壁の、該圧電変換器の取付基端部周囲
    に、該基端部の流れ方向への湾動を許容する座ぐ
    りを形成したことを特徴とする液流検知器。
JP1987020553U 1987-02-13 1987-02-13 Expired - Lifetime JPH0536223Y2 (ja)

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JP1987020553U JPH0536223Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13

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JP1987020553U JPH0536223Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13

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JPS63128466U JPS63128466U (ja) 1988-08-23
JPH0536223Y2 true JPH0536223Y2 (ja) 1993-09-13

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CN100451435C (zh) * 2003-12-11 2009-01-14 杰富意钢铁株式会社 润滑剂供给状态监视传感器及供给状态监视装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5487559A (en) * 1977-12-23 1979-07-12 Rion Co Liquid current sensor

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