JPH0536102B2 - - Google Patents

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JPH0536102B2
JPH0536102B2 JP58503767A JP50376783A JPH0536102B2 JP H0536102 B2 JPH0536102 B2 JP H0536102B2 JP 58503767 A JP58503767 A JP 58503767A JP 50376783 A JP50376783 A JP 50376783A JP H0536102 B2 JPH0536102 B2 JP H0536102B2
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JP
Japan
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plate
film
light
reaction
housing
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JP58503767A
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Toomasu Pataason Uizaado
Garii Harorudo Guregorii Henrii Soope
Rarii Jan Kuritsuka
Jion Edoin Chaarizu Gibonzu
Roojaa Aburahamu Bansu
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Individual
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Publication of JPH0536102B2 publication Critical patent/JPH0536102B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/75Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated
    • G01N21/76Chemiluminescence; Bioluminescence
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/02Burettes; Pipettes
    • B01L3/021Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2201/00Features of devices classified in G01N21/00
    • G01N2201/04Batch operation; multisample devices

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Plasma & Fusion (AREA)
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  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

請求の範囲 1 多数の反応容器を保持するホルダを備え、こ
のホルダには一連の反応容器16を保持する一連
の孔15を有するプレート11が備えられ、ま
た、このホルダを保持するハウジング10が備え
られ、このハウジング10には光の進入を防止す
る開放自在なカバー24,249が設けられ、ま
た上記プレート11の下方に写真フイルムを保持
する手段12が備えられ、また上記写真フイルム
とプレート11との間に介在された可動のシヤツ
タ13とを備えたものにおいて、 上記の可動のシヤツタ13は、閉位置と開位置
との間を移動するように構成され、この可動のシ
ヤツタが開位置にある場合に上記写真フイルムが
露光されるように構成され、この可動のシヤツタ
13が上記閉位置にある場合には上記のプレート
11がこのシヤツタの上に保持されて上記写真フ
イルムから離されており、またこの可動のシヤツ
タ13が上記の開位置にある場合には上記のプレ
ートが上記の写真フイルム上に落下するように構
成されていることを特徴とする試験記録装置。
2 前記の可動のシヤツタ13が開いた場合には
前記のプレート11が落下してその下面が前記の
写真フイルム上に接触することを特徴とする前記
特許請求の範囲第1項に記載の試験記録装置。
3 少なくとも1個の前記容器と写真フイルムと
の間には、光学伝達特性の相違する部分を有し、
前記容器からの光を透過して前記写真フイルムに
送る部材が設けられていることを特徴とする前記
特許請求の範囲第1項または第2項に記載の試験
記録装置。
4 前記部材はデイスク100であることを特徴
とする前記特許請求の範囲第3項記載の試験記録
装置。
5 複数のデイスク100がシートの一部として
形成されていることを特徴とする前記特許請求の
範囲第4項記載の試験記録装置。
6 前記デイスク100は伝達特性がこのデイス
クの周方向に変化しているものであることを特徴
とする前記特許請求の範囲第4項または第5項記
載の試験記録装置。
7 前記デイスクの伝達特性の相違する部分は弓
形をなしていることを特徴とする前記特許請求の
範囲第6項記載の試験記録装置。
8 前記部材は光学伝達特性が段階的に変化した
ニユートラル・デンシテイ・フイルタ(neutral
dencity filter)であることを特徴とする前記特
許請求の範囲第3項ないし第7項のいずれか1に
記載の試験記録装置。
9 写真フイルム上の各像と容器内で生じた各反
応とを関連づける手段が備えられていることを特
徴とする前記特許請求の範囲第1項ないし第8項
のいずれか1に記載の試験記録装置。
10 前記関連づける手段は前記プレート11の
孔15の前部または一部の近傍に設けられた識別
マークと、この識別マークを写真フイルム上に移
す発光機構とから構成されていることを特徴とす
る前記特許請求の範囲第9項記載の試験記録装
置。
11 前記発光機構は分離した複数の光源と、こ
れらの分離した光源の発光を制御する手段とを備
えていることを特徴とする前記特許請求の範囲第
10項記載の試験記録装置。
12 前記分離した光源は発光ダイオードである
ことを特徴とする前記特許請求の範囲第11項記
載試験記録装置。
13 写真フイルム上に1個または複数の参照像
を形成する1個または複数の光の強が固定された
光源を備えていることを特徴とする前記特許請求
の範囲第10項ないし第12項のいずれか1に記
載の試験記録装置。
14 前記関連づける手段は前記写真フイルム上
の像を解析する際にこの写真フイルム上に重ねら
れる別体のシートであることを特徴とする前記特
許請求の範囲第9項記載の試験記録装置。
15 前記カバー24は試薬のための一連のサポ
ート129を保持するものであることを特徴とす
る前記特許請求の範囲第1項記載の試験記録装
置。
16 前記カバー24は一連の孔15を有するプ
レート11に接離するように一連のサポート12
9を保持するように配置されていることを特徴と
する前記特許請求の範囲第15項記載の試験記録
装置。
17 前記のカバー24,249は一連の液体供
給チユーブ28,228を保持しており、これら
のチユーブは前記のハウジング20内に延長され
ており、また、上記の各チユーブはその下端部に
開口を有し、液体はこれらの開口を介して前記の
反応容器内に供給され、またこれらのチユーブ2
8,228内は共通のチヤンバ29,241に連
通しており、またこの共通のチヤンバ29,24
1と大気とを連通する密閉可能な開口32,24
0,244,245が設けられていることを特徴
とする前記特許請求の範囲第1項ないし第13項
のいずれか1記載の試験記録装置。
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、たとえば液状の試薬の所定量を別々
の容器に供給し、各容器内で同時に生じた多数の
反応を記録する装置に関する。本発明は、これに
限定されるものではないが、特に多数の生化学的
試験を迅速かつ効率的に実施しなければならない
生化学分析の効率向上に関するものである。
[従来の技術] 従来、多数の容器内に液体を分配し、各容器内
の反応を記録する装置は各種提案されている。た
とえば、それぞれプランジヤを設けた多数のピペ
ツトを配列し、これらのプランジヤを共通した機
械的あるいは手動の駆動機構に連結し、これらプ
ランジヤによつて液体を上記のピペツト内に吸引
し、続いてこの液体を供給するものがある。
また、これらの容器内での反応、たとえばルミ
ネツセンス反応を記録するため、従来から提案さ
れてきた装置は、きわめて複雑でかつ高価である
とともに1回の試験に長時間を要する不具合があ
つた。たとえば、1回の反応のルミネツセンス特
性を測定するために1個の光電子倍増管が使用さ
れており、同時に複数の反応を生じる場合には複
数の光電子倍増管が必要になる。したがつて、こ
れら従来のものは測定に長時間を要するばかりで
なく、機器の無駄も大きかつた。このような問題
を解決するため、写真を用いた方法が開発され、
この方法は反応物を保持する容器内で発光反応を
おこなわせ、インスタント写真フイルムでこの発
光を記録するものである。(写真測定法によるぶ
どう糖測定のための新規な固体相化学発光分析装
置の研究)(“INVESTIGATION OF A
NOVEL SOLID−PHASE
CHEMILUMINESCENT ANALYTICAL
SYSTEM,INCORPORATING
PHOTOGRAPHIC DETECTION,FOR THE
MEASUREMENT OF GLUCOSE”by T.J.N.
Carter,T.P.Withhead and L.J.Krika−
Talanta vol29 page529to531 1982) このような方法では、チユーブはマスク内に配
置される。そして、暗室内において、フイルムを
覆つていたシヤツタが取除かれ、このマスクおよ
びチユーブはフイルムの感光面に対応してフイル
ムホルダ内に置かれる。そして、暗室内で注射ユ
ニツトによつてチユーブ内に液体を供給し、発光
反応を開始させる。また、このものはインダスト
リアル・ラボラトリvol40.No.8(Industrial
Laboratory vol40 No.8,February 1975
p.118)にも記載されている。しかし、このよう
なものは、暗室内で操作しなければならず、また
シヤツタを開いて反応容器にさらすと同時に反応
物を供給しなければならず、大量の分析をするこ
とができない不具合があつた。このためシヤツタ
を必要とするばかりでなく、供給機構の作動を示
す表示機構を設けなければならず、さらに、この
表示機構から漏れた光がフイルムに達しないよう
にシールドしなければならない不具合があつた。
また、US−A−3627431には、複数のチユーブ
をホルダ内に収容し、光源を有するとともに上記
にシヤツタを備え、底部に写真フイルムを備えた
キヤビネツト内で上記のホルダおよびチユーブを
摺動させ、発色反応を写真的に測定するものが提
案されている。そして、光源の点灯またはシヤツ
タの開放によつてサンプル・チユーブを介してフ
イルムに感光させる。
また、US−A−3923462には、例えば空気中の
オゾン等、流体中の物質の濃度を検出する装置が
開示され、この装置は上記の物質の存在によつて
発光してこれを検出するデイスクを通して光が漏
れないハウジング内の通路を通して流体をポンプ
で移動させるものである。写真フイルムは上記発
光デイスクの反対側に配置された光学的ステツプ
ウエツジ(optical step wedge)を横断して連
続的に駆動され、これによつて上記のデイスクの
発光の強さを記録し、上記流体中の物質の濃度を
記録する。
また、EP−A−0019786には発光反応を検出す
る装置が開示され、この装置は多層構造をなし、
被分析物と反応して反応生成物を生成する第1の
試薬システムを備えた少なくとも一つの層と、の
反応生成物と反応して発光する第2の反応システ
ムを備えた少なくとも一つの層と、この第2の試
薬システムによつて発生した光に反応する光反応
層を有している。
また、EP−A−0025350には発光反応を検出す
る装置が開示され、この装置は一列に配置された
ピペツトと、一連の反応ウエルを保持するプレー
トの反対側に一列に配列された光検出器とを備え
ている。これらのピペツトおよび光検出器は反応
ウエルを支持する共通のサポートに取付けられて
いる。このような装置は高価でかつ複雑であり、
各部分を正しく作動させるために、正確に同期さ
せる必要がある。
また、US−A−4027979には発色反応を検出す
る装置が開示され、この装置はハウジングの底部
に配置された光源からの光をこのハウジング内に
配置された反応チユーブの下方に管等で案内する
ように構成されている。このハウジングはフイル
ムホルダを取付けたカバーによつて閉塞される。
そして、このカバーからは上記の反応チユーブ内
のフイルムホルダ部分までプローブが延長されて
おり、このプローブによつてこの反応チユーブか
ら写真フイルムまで光を案内する。
また、EP−A−0071859(1983年2月16日発行)
には発光検出装置が開示され、この装置は各反応
容器を形成する不透明な反応容器ハウジングが設
けられ、これらの反応容器の上端はハウジングの
カニユーラ・ピアサブル部分(cannula−
piercable portions)によつて閉塞されている。
このハウジングは、シヤツタおよび光検出層の上
に配置された透明なスペースに保持されている。
反応は上記のカニユーラ・ピアサブル部分を通し
て注入された液体によつて開始される。
しかし、上記の6種の装置は、いずれも同時に
反応を開始させる必要のある多数の発光反応を写
真的に簡単に記録することはできなかつた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明はこれら従来の発光反応を記録する装置
を改良し、構造が簡単であるとともに複数の容器
内で同時に生じる反応を確実に記録することがで
きる試験記録装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段とその作用] 本発明は、記録装置に関し、この記録装置は多
数の反応容器を保持するホルダを有し、このホル
ダを配列された反応容器を保持する一連の孔を有
するプレートを備え、また上記のサポートを保持
するハウジングを備え、このハウジングは外部か
らの光が入らないようにシールされ、また上記の
写真フイルムを上記のプレートの下方に保持する
保持手段と、上記のフイルムとサポートとの間に
介在された取外し自在のシヤツタとを備えてい
る。
このような装置には、分配装置を使用すること
が好ましい。この分配装置は上記のハウジングを
光を通さないように閉塞して取付けられ、このハ
ウジング内に配置されるチユーブを備えている。
このような設備においては、分配装置はその開口
を閉塞されたままハウジングに嵌合され、ついで
上記のシヤツタを取除くとともにこの分配装置の
開口が開放され、液体はサポートプレート上に予
め置かれていた各容器内にチユーブから流下す
る。そして、所定の時間が経過したら、シヤツタ
を閉じ、フイルムを現像する。この場合、分析結
果が出るまでの時間を短縮するために、インスタ
ント形のフイルムを使用することが好ましい。光
の放射の時期によつては、上記のシヤツタを取除
く前に液体を供給してもよい。
発光反応によつて放射される光の強さは一般に
低いので、高感度たとえば20000ASAの高速度白
黒フイルムを使用することが必要である。また、
こ化学反応が色の異なる光を発生するような場合
には高感度カラーフイルムを使用してもよい。ま
た、本発明の別の態様の装置には、“Enhanced
Luminescent and Luminometric lmmune
Assy”と題される英国特許出願No.8206263開示さ
れているような、光の出力を強めるような発光反
応を使用するのも好適している。
[実施例] 第1図および第2図には記録装置を示し、こ記
録装置は矩形枠状のハウジング10と、サポート
プレート11と、インスタント写真フイルム・バ
ツク12を備え、このフイルム・バツクは上記の
ハウジングの下側に取付けられ、このハウジング
の底面開口を閉塞している。また、この装置には
シヤツタ13が備えられ、このシヤツタは薄い金
属板から形成され、上記のサポート11とフイル
ム・バツク12との間に介在され、このサポート
から挿脱されるように横方向に摺動自在に構成さ
れ、このフイルムを完全に露出させるように構成
されている。この実施例では、このフイルム・バ
ツク12は20000ASAの白黒フイルムを収容した
POLALOIDフイルム・バツクである。また、ワ
イヤケーブル14の一端は上記のハウジング10
に接続され、また他端は上記のシヤツタ13の外
側端に接続され、このシヤツタ13のハウジング
10に対する外側方向に移動を規制し、このシヤ
ツタ13がこのハウジング10から完全に抜けて
しまうのを防止している。また、このシヤツタ1
3にはフエルトの光漏れが防止帯14aが取付け
られ、光の漏れを防止している。また、上記のサ
ポート11には多数の円形の孔15がこれを貫通
して設けられ、これらの孔15は互いに離間し、
10×6列に配置されている。これらの孔15はそ
れぞれマイクロタイター・プレート(microtitre
plate)の小さなウエル16を収容するように構
成されている。これらのウエル16は透明な合成
樹脂材料から形成されたサポートシート17に一
体に形成されている。このマイクロタイター・プ
レートのサポート・シート17はそのウエル16
の底面がサポートプレート11の底面に接するよ
うに設置されている。また、このサポートプレー
ト11にはスタツド18が立設されており、この
ハウジング10内に容易に挿脱できるように構成
されている。そして、上記のシヤツタ13がこの
フイルムバツク12とサポートプレート11との
間に位置している場合には、このシヤツタは上記
のサポートプレートを支持し、上記のフイルムバ
ツク12のフイルムプレートから離す。そして、
このシヤツタ13が上記のハウジング10の外側
に摺動された場合には、この写真プレートがこの
ハウジング10内に露出し、このサポートプレー
ト11が落下してこの写真フイルムに完全に当接
する。この場合、もちろん写真フイルムに当接す
る。このサポートプレート11の端部は面取され
ており、シヤツタ13を移動させた場合のこのサ
ポートプレート11の落下および傾動が円滑にお
こなわれるように構成されている。この第1図お
よび第2図では、上記の写真フイルムは19で示
されている。
また、上記のフイルムバツク12はクランブ2
0によつてハウジング10に取付けられている。
このハウジング10の上面には一対の直立したリ
ブ21が形成されており、これらのリブはこのハ
ウジング10の全周を完全に囲んでいる。さら
に、このハウジング10の上面には一対の位置決
めから孔22が形成されている(第2図参照)。
そして、このハウジング10の内面はマツトブラ
ツク仕上げ(matt black finish)が施されてお
り、この内部で不所望な光の反射が生じないよう
に構成されている。
また、分配装置はサポート23を備えており、
このサポートは、下板24、中間板25および上
板26とから構成されており、これらの板は矩形
をなしている。この下板24には10×6列の孔2
7がこれを貫通して設けられており、これら各孔
にはそれぞれ両端が開放されたナイロン製のチユ
ーブ28が液密をもつて取付けられている。これ
らのチユーブ28の上端は下板24の上面と同一
平面上に配列され、またこれらのチユーブ28の
下端は上記の下板24の下面から38mm下方の同一
平面上に配列されている。また、上記の中間板2
5は上記の板24の上面に気密をもつて取付けら
れ、またこの中間板の下面には浅い矩形の凹部2
9が形成されている。この凹部29は孔27が配
置されている部分を超えて延在している。したが
つて、このサポート23内に浅いチヤンバ(1.0
mmの深さを有する)が形成され、上記の全てのチ
ユーブ28はこのチヤンバ内に直接連通してい
る。また、この中間板25の上面にはさらに縦方
向および横方向の寸法が制限された凹部30が形
成されている。この凹部30はこの中間板25の
中央の孔31からこの中間板25の縦方向の端部
近傍まで延在している。また、上記の上板26は
この中間板25の上面に気密をもつて取付けら
れ、上記の孔31から離れた部分の凹部30に対
応して孔32が形成されている。この上板26の
縦方向に縁部33は上記の中間板25の横方向に
突出し、かつ上方に傾斜して形成されており、指
を引掛けることができるように構成されている。
このような孔31,32の配置によつて、このサ
ポート23の外と凹部29によつて形成されるチ
ヤンバ内との間に迷路が形成される。よつて、外
方からの光がこれらチユーブ内に進入することが
防止される。
また、上記の下板24の下面には、その端部に
スピゴツト34が突設され、これらのスピゴツト
34は上記のハウジング10に形成された位置決
め孔22内に嵌合している。また、上記の下板2
4の下面には周方向に連続した矩形の溝35が形
成され、これらの溝35内にはハウジング10の
リブ21が嵌合しこのサポート23とハウジング
10との間にラビリンス継手を形成している。そ
して、この分配装置がハウジング10上に載置さ
れた場合(第1図および第2図に示す)には上記
チユーブ28の下端が上記ウエル16内にわずか
に突出するように構成されている。
また、第3図および第4図には、分配すべき液
体58を貯溜するリザーバ40およびこの分配装
置内に所定量の液体を吸入させる機構を示す。こ
のリザーバ40は調節自在な脚42によつてテー
ブル41上に設置され、XYスピリツトレベル
(XY spirit level)(図示せず)を使用してその
高さを正確に調整できるように構成されている。
このリザーバ40内の液体の液位は、鶏の水飲
み形の供給機構によつて設定された一定の液位に
実質的に維持される。すなわち、スタンド44に
瓶43が倒立して取付けられ、この瓶の口は上記
のリザーバ40に連通して形成されたチヤンネル
45内に位置している。この瓶43は上方に位置
したこのチヤンネル45の底部を構成するリブ4
6に支持され、このリブは第4図に示す如くブロ
ツク47に支持されている。そして、この瓶43
内の液体を流出し、上記のリザーバ40およびチ
ヤンネル45内の液位がこの瓶43の口の縁に達
するまで流出する。よつて、この液位はこの瓶4
3の口の縁の位置に実質的に一定に(±1/2mm)
に維持される。試薬が無駄になるような場合、こ
のリザーバを上記のチユーブ28を収容するよう
なウエルを有するハニカム状に形成すれば経済的
である。また、多数のサンプリングの間にピペツ
トで吸引される液体の密度が余り正確さを要求さ
れない試験で、この試薬が安価な場合には、この
リザーバ40の容量を大きくし、上記の「鶏の水
飲み」形の供給機構を省略してもよい。
このリザーバ40はガイド48によつてテーブ
ル41上に設置されている。また、分配装置は第
3図示す如くサポートブロツク49上に配置され
ている。そして、これらは調整ロツド50によつ
て鉛直方向に調整自在に構成され、液体の液面下
に浸漬されるチユーブ28の長さを調整できるよ
うに構成されている。このブロツク49はちよう
螺子51によつて任意の位置に固定できるように
構成され、またこのちよう螺子51は上記のロツ
ド50に形成されたスロツト49内に嵌合して回
り止めをなしている。このロツド50はハウジン
グ54に保持されたベアリング53によつて鉛直
方向の移動を規制されている。また、上記ハウジ
ング54には螺子55が螺装され、こ螺子55は
ロツド50に形成されたスロツト56内に嵌合し
てこのロツド50の鉛直方向の移動を制限し、ま
た、このロツドの移転を防止するように構成され
ている。また、このロツド50はスリング57に
よつて上方に付勢されている。これらのチユーブ
内の容積を同一にするため、これらのチユーブ2
8の下端は正確に水平に形成され、また全てのチ
ユーブの内径は同一の内径に形成されている。
(外径4.76mm、内径3.30mm)しかし、他の実施例
では、供給する容を変えるため、この分配装置を
傾斜させたり、またチユーブの長さや直径を相違
させる。このようなものは、たとえば化学反応の
色のトーンや反応の程度を相違させる場合に用い
られる。また、上記のチユーブは円錐形に形成し
てもよく、このようにすればこのチユーブの下端
を小さな容器内に挿入することができ、かつ内容
積が大きくなる。また、これらのチユーブを板2
4に気密をもつて取付け、これらチユーブを一本
ずつあるいは全体的に廃棄できるように構成して
もよい。この分配装置内に液体を吸入するため、
この分配装置はサポートブロツク49上に配置さ
れ、下方中心に押し下げられる。このストローク
はチユーブ28内に収容する液体の高さより大き
く設定し、表面張力の影響およびこのチユーブが
乾燥している場合にこのチユーブが濡れる際の抵
抗の影響を排除するように構成されている。
この装置を解放するとスプリングの付勢力によ
つてこの装置が上方に移動し、各チユーブ28内
の液体が表面張力によつて同じ量だけ上方に移動
し、これらチユーブ28の内面の予備的な濡らし
がなされる。そして操作者は孔32を指で閉塞
し、この装置をリザーバ40から離れるまで上昇
させる。また、この孔32を開閉する弁体を設け
てもよく、この弁体はこの装置に直接設けてもよ
くまた離れた位置に設けてもよく、さらにこの弁
体は手動で操作してもよく、また自動的に操作す
るものでもよい。また、これらチユーブ内の液柱
の重量によつてこの装置内の空気が膨張し、液体
がチユーブの下端から押出されて膨らむが、表面
張力によつてこの液体は保持される。この装置を
上昇させる際にはゆつくりかつ注意深く引上げ、
チユーブの外側に付着している液滴がリザーバ内
に落下したり、またチユーブ内の液体が滴り落ち
たり、流れ落ちたりするのを防止する。このよう
な不具合を軽減するには、この装置内の空気の部
分の容積を小さくし、またチユーブの下端の直径
を小さくする。人間が操作する場合にはその取扱
いの衝撃があるので、この液体の数学的な安定を
得るのは困難である。経験的には、水を分配する
場合で衝撃を与えないように注意して取扱うとし
て、チユーブの内径は6mm以下にすればよい。ま
た、このチユーブの内径の最小値は0.5mm以上で
あることが好ましく、このようにすれば表面張力
が液体の静水頭圧より大きくなることはない。次
に、この装置は記録装置まで移送され、第1図お
よび第2図に示す如く上述のように装着される。
そして、上記の孔32を開放すると、チユーブ2
8内の液体が前記のウエル16内に流れ落ち、こ
の中の液体と混合する。そして、シヤツタ3が引
抜から、マイクロタイトルプレートおよびプレー
ト11が写真フイルム19上に落する。もし、発
光反応が瞬間的なものである場合には、シヤツタ
13を引抜くより先に発光反応が生じるので、上
記の2工程を逆にする。また、充分な精度を得る
ために、例えば200マイクロリツトル上に0.9%
CVとし、また早期の発光を防止するため、各ウ
エル内の最終的な液位がチユーブ28の下端に接
するように位置を設定してもよく、この場合最初
の液位はチユーブの下端に接触しないようにす
る。この実施例の場合、シヤツタ13からフイル
ム表面までの距離は上記の条件を満足して液体が
分配されるように設定してある。
そして、この写真フイルムは発光反応を記録
し、短時間たとえば30秒経過したのちシヤツタ1
3が押込まれる。よつて、このフイルムを外部の
光にさらすことなく分配装置を取外すことができ
る。
そして、このPOLAROIDフイルムバツク12
から露光したフイルムを取出すと現像剤が表面に
付着し、像が形成される。このフイルムの露光の
状態によつてサンプル中に被分析物が存在するか
否かを判別する。また、露光の程度および直径に
よつて被分析物の量を判定する。このような装置
に使用される超高速度フイルムはコントラストが
極めて大きく、発光の光の範囲をカバーする白か
ら黒に至る連続的な灰色のトーンがでない。この
フイルムでは記録できる灰色のトーンの段階はあ
る露光時間に対して2〜10段階であるが、上記の
発光反応で生じる発光の度合いは10段階以上あ
り、被分析物の量を指示できない。このような不
具合を解消するため、灰色の密度デイスク
(neutral density disk)を使用し、このデイス
クは中央から外側に向かつて密度が大きくなるよ
うに構成され、上記の写真フイルムとウエル16
との間に介在される。また、被分析物の量によつ
て像の直径が変化する。
上述の装置は人間の血液中の被分析物たとえば
血清フエリチンを検出するためのスクリーン装置
の原理によつて設計されている。
この方法はサンプルを特定する優れた方法であ
る。上記のウエル16とプレート11とは正確に
配列され、この配列は上記のサポートシート17
に形成された位置決孔(図示せず)内に、上記の
プレート11から突設されたピン(図示せず)が
嵌合することによつてなされる。また、上記のプ
レート11の下面には上記マイクロタイター・プ
レート上のマークに対応した発光マーク(図示
ず)が形成されている。このようにすれば、マイ
クロタイター・プレート上の表示をこのフイルム
上に残すことができる。
上述した装置は分配装置やシヤツタ13等の作
動順序を操作者に頼つている。したがつて、操作
者が間違えた場合には、フイルムが外部の光に感
光し、またサンプルが損われる。よつて、この分
配装置とシヤツタ13とを簡単なレバーとこれの
受け機構によつて結合し、正しい順序で作動する
ように構成することが好ましい。
上記第1図ないし第3図では、中央部から外側
に向かつて密度が増加する光学密度デイスク
(optical density disk)が説明されている。この
ものは換言すれば光学密度が径方向に変化してい
るものである。第5図に示す実施例では、このデ
イスク100は密度の異なる複数のセグメント1
01に分割され、密度は360゜にわたつて零すなわ
ち最小から最大の範囲に変化する。これらのセグ
メントは互いに分割線によつて分割されている。
よつて、このデイスク100は周方向にわたつて
光学密度が変化している。また、これらセグメン
ト101を形成する代りに、デイスク100の周
方向に亙つて光学密度を連続的に変化させてもよ
い。
上記のマイクロタイター・プレートのウエルか
ら出力される光の変化は、通常その縦軸線に対し
て対称である。しかし、この光の分布はウエルの
形状が判球状であるか平底状であるかによつて変
化する。第5図に示したデイスク100の各セグ
メント101はウエルからの等しい光を受け、周
方向にこの光を測定する。このフイルタ・デイス
ク100によつてフイルム上に生じる像は時計の
文字盤の配列と同様となり、測定結果の解析や記
載が容易となる。この像の観察を容易にするた
め、上記の各デイスク100には上記の写真フイ
ルム上のデイスクの方向を示す小さな矢印102
が設けられている。
また、ある測定では、発光化学反応で生じる特
定の色の光だけをフイルムに記録することが重要
になる。このような場合には、上記のデイスク1
00は可変密度カラーフイルタを使用する。この
ようなものを使用すれば、発光反応によつて生じ
る色は相違するが光の強さの等しい光を区別して
フイルム上に記録することができる。
この出願に記載されている全てのフイルムは適
当な写真技術に対応して形成することができる。
そして、上記の如きフイルタ・デイスクを使用す
れば、単一のシート上の記録装置に使用される全
てのフイルタから構成される完全なマトリツクス
を製造するのに便利である。
失敗を防ぐため、フイルム上の結果を引出され
た見本の認定に関連して容易に比較できることが
重要である。これは多くの方法によつておこなう
ことができる。
その一つの方法は、マイクロタイター・プレー
トに対応してフイルタ・マトリツクスに識別マー
ク(たとえば、数字、文字等)を表示してもよ
い。これらの数字や文字はフイルム上の像を形成
するため、発光することが必要である。この発光
は種々の光源によつておこなうことができ、たと
えば発光塗料(たとえば液体シンチレータおよび
放射性同位体から製造される)、燐光塗料または
発光ダイオード等が使用できる。上記の発光ダイ
オード(LEDs)等を使用すれば、短いパルス状
の光を発生させることができるので、化学反応を
記録するのに必要な露光時間とは無関係にフイル
ム上に識別マークを残すことができる。第6図に
はこのパルス状の光を発生させるための簡単な回
路を示す。コンデンサ103は、2位置スイツチ
105が図示の状態にある場合、電池104によ
つて充電される。そして、このスイツチ105が
他の位置に切換えられると、このコンデンサ10
3が放電される。そして、抵抗108,109に
よつてLEDs106,107に供給される電流を
制御する。このスイツチ105は記録装置のシヤ
ツタ内に内蔵された磁石によつて作動する磁気リ
ードスイツチを使用してもよい。
また、写真像と患者の試料とを対応させる別の
方法は、フイルム上の像を解析する場合に、この
フイルム上に透明なシートを重ねる方法がある。
この透明なシート上にはマイクロタイター・プレ
ートのx−y座標に対応して文字あるいは数字が
表示されている。あるいは、すべての測定結果を
記録してもよい。フイルム上のマークの読取りを
容易とするため、黒、白または灰色の背景を用い
て観察をしてもよく、このマークは適切に着色し
てもよく、また黒色の部分の周囲で白で囲んでも
よい。また、この透明なシートをフイルムに重ね
る場合の方向を容易に判別できるように、シート
の隅に置かれるデイスク100にフイルム上に残
るような適当なマークをつけてもよい。この例を
第7図に示す。このものはデイスクの最も黒いセ
グメント101に中央部が透明な黒い円110を
設けてある。
また、この患者の表示、フイルムの方向の表示
等はフイルムに記載しておいてもよい。
また、マイクロタイター・プレートとフイル
タ・マトリツクス・プレートとの方向合せを確実
にするため、両者の間に適当なインタロツク手段
を設けてもよい。
また、フイルタ・マトリツクスには、装置、フ
イルムあるいは反応の化学的性質等を表示した別
のフイルタ・プレートを配置してもよい。このフ
イルタはLED107で発光させてもよい。
上述した分配装置は液体を正確に計量してマイ
クロタイター・プレートのウエルに同時に供給
し、発光反応を開始させる。
また、本発明の記録装置は溶液中での発光反応
に適応するだけでなく、容器すなわちウエル内面
に抗体の如き試薬を被覆した免疫試験にも適用す
ることができる。あるいはこの被覆されたサポー
トを発光剤を収容した反応容器内に浸漬してもよ
い。このような装置を第8a図および第8b図に
示し、第1図ないし第3図に示した装置に対応す
る部分は同符号を付す。この装置ではハウジング
10の上面開口にプレート24が光が漏れないよ
うに取付けられ、このプレート24にはサポート
ブロツク120が上方に突設され、このサポート
ブロツク120には孔121が鉛直に形成され、
この孔内には軸122がこのブロツク120に対
して鉛直方向に摺動自在に収容されている。この
軸122の上端にはハンドル124が取付けら
れ、またこの軸122の下端にはフランジ125
が形成され、このフランジ125にはサポートフ
レーム126が取付けられている。そして、この
サポートフレーム126には下方に向けて突設さ
れた複数のサポート129から構成された被覆さ
れたサポート列128が設けられている。これら
のサポート129には予め反応開始剤が被覆され
ており、上記のハンドル124を押し下げるとこ
れらサポート129がウエル16内の液体中に浸
漬され、発光反応が開始される。上記の軸122
からはペグ130が横方向に突設され、このペグ
130はブロツク120の側面に形成された長孔
131内に嵌合し、この軸122の上下方向の移
動量を規制するとともに、この軸122の回動を
規制し、上記のサポート列128の回動を規制す
る。第9a図に詳細に示すように、上記のサポー
ト129は下方に向かつてわずかに内側となるよ
うにテーパが付されたペグから構成されている。
また、このサポート列128は、このサポート列
128の本体から下方に突設したロツド133の
下端にボール132からなるサポート129を取
付けたものでもよい。(第9b図)さらに、ボー
ル134によつてサポートを形成し、このボール
をコイル状に巻回したワイヤ135の下端に保持
させたもの(第9c図)、またはワイヤで形成し
た篭状体136の下端に保持させたもの(第9d
図)でもよい。
また、別の実施例では、これらのサポートは物
理的な作用をするもの、たとえば電極によつてイ
オンを形成するもの、PHおよび光学密度または光
の放射を測定する光フアイバ検出器を備えてもよ
い。このようにすれば、発光のための分析技術を
同時に使用できる。
また、第10図に示す装置では、軸222の下
端にフランジ125及びサポート129と同様
に、複数のピペツトとして下方に向けてテーパが
付された裁頭円錐形のチユーブ228が設けら
れ、この軸222はサポートプレート249のサ
ポートブロツク220に鉛直方向に移動自在に保
持され、このサポートプレートの円周部(図示せ
ず)はプレート24と同様にハウジングに光が漏
れないように嵌合するように形成されている。こ
の実施例では、上記の軸222には軸方向に孔2
40が形成され、この孔の下端は共通のチヤンバ
241に連通し、この共通のチヤンバ内には上記
各チユーブ228の上端がそれぞれ直接連通して
いる。この実施例では、上記の共通のチヤンバは
下板250の上面に形成された浅い凹部から形成
され、この凹部は、この下板250の上面にシー
ル252および螺子253によつて密閉して取付
けられた上板251によつて閉塞されている。こ
の上板251は上記の軸222の下端に形成され
たフランジ254に取付けられている。また、こ
の共通のチヤンバ241の深さは1.0mmである。
上記チユーブ228は下板250と一体に形成さ
れ、これらを1回のモールド成形で一体に製造で
きるように構成されている。また、上記の上板2
51にはこれを貫通して開口255が形成されて
いる。そして、この開口255によつて上記の孔
240とチヤンバ241とが連通されている。ま
た、上記の軸222の上端部には螺条が形成さ
れ、この螺条はハンドル224に螺合している。
そして、このハンドル224によつて常閉の手動
操作弁242が操作され、この弁はプランジヤ2
43が押し下げられると開弁し、孔240とチヤ
ンバ241がハンドル224内の通路の244,
245を介して大気に連通し、チユーブ228内
の液体がウエル16内に流下する。このように構
成することによつて、反応させる必要のある時に
プランジヤを押し下げることによつてのみ軸22
2が移動してチユーブ228が下方に移動し、不
所望に反応が生じることが防止される。この点、
第1図ないし第3図に示した装置では、チユーブ
228の先端の側面に付着した液体が先にウエル
内に入ることがあり、不所望に反応が開始してし
まう可能性がある。そして、シヤツタを引抜く場
合に、マイクロタイター・プレートが傾斜するの
で、このような現象が一層生じやすくなる。この
手動操作の弁243は指で孔を閉塞するものより
便利である。この実施例では、チユーブ228の
内径は上端及び下端でそれぞれ3.3mm及び2.0mmで
ある。
第11図に示す装置は、液体を同時にウエル1
6内に供給する必要のない場合のもので、通常の
注射器350を使用できるように構成したもので
ある。この実施例では、プレート24は上および
下部分24a,24bおよび弾性を有する膜35
1から構成されている。この膜351は上および
下部分24a,24bの間に介在され、またこれ
らの部分には互いに対応して孔352,353が
貫通して形成されている。
これら対応した各孔352,353はウエル1
6の真上に配置されている。そして、上記の注射
器350の針はこの膜351を貫通し、この装置
内に光が進入しないように構成されている。
また、このマイクロタイター・プレートはそれ
自身光を伝達するので、試料の反応が強い場合に
はその光が隣接する試料に達することがある。こ
のような不具合を防止するには、光は伝達する
が、セル間の光の伝達性に比例して、セル内で大
きな影響がない程度に光を吸収する材料でマイク
ロタイター・プレートを形成する。この目的に
は、特定の波長の光を吸収するように着色された
材料またはニユートラル・デンシテイ・フイルタ
のような特性の吸収特性を有する材料が使用でき
る。
同様な問題はチユーブの先端を通過する光によ
つても生じ、この光によつて汚染が生じる。この
問題を解決するには、完全な透明材料に対して半
透明な材料チユーブの先端部を形成する。不透明
な材料はピペツトの先端部内の液体が見えないの
で好ましくない。
[発明の効果] 上述の如く本発明によれば、構造が簡単である
とともに、複数の容器内で同時に生じる反応を確
実に記録することができる等、その効果は大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は分配装置を備えた本発明装置の断面
図、第2図は第1図の一部の断面図、第3図は第
1図および第2図に示す分配装置において、分配
すべき液体を吸入する工程を説明する部分的な断
面図、第4図は第3図に示す装置の側面図、第5
図は第1図ないし第3図に示す記録装置に使用さ
れる光学密度デイスクの平面図、第6図は各サン
プルを特定するために使用される発光ダイオード
用の回路図、第7図は光学密度デイスクの他の形
態を示す図、第8a図および第8b図は記録装置
の変形例の一部の断面図、第9a図および第9b
図は第8a図および第8b図に示す被覆サポート
の変形例を示す斜視図、第10図はマイクロタイ
ター・プレートのウエルに液体を分配する多数の
ピペツトの変形例の部分断面図、第11図はマイ
クロタイター・プレートの各ウエルに液体を供給
する装置の変形例の断面図である。 10…ハウジング、11…プレート、13…シ
ヤツタ、16…反応容器。
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