JP3822637B2 - 測定装置 - Google Patents

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Description

技術分野
この発明は、化学発光法に基づく免疫検査や各種医療検査、生化学反応等に好適な測定装置に係り、例えば、トリガー分注ですぐ発光する原理のCLIA検査法による測定分析と、基質との反応後、一定時間経過の後発光量が安定する原理のCLEIA検査法による測定分析と、を一台の自動分析装置で測定することが可能な測定装置に関する。
技術の背景
周知のように、化学発光法に基づく免疫検査は非常に高感度で測定に対する信頼性が高いという利点を有している。
また、その発光法については、CLIA法のようなトリガー分注ですぐ発光する原理や、CLEIA法のように、基質との反応後、一定時間経過の後発光量が安定する原理等、その発光原理によって、発光測定時に発光試薬の分注の必要なものと不要なものがあり、装置上は、メカニズムが一定ではない。
加えて、化学発光法に基づく免疫検査の場合、測光時における遮光も厳密に保持されなければならないため、一台の検査装置で測光原理が異なる免疫検査を厳密な遮光状態のもとで行うことが事実上不可能であった。
このような理由から、従来の免疫検査等では、同じ測光原理が採用されている検査法の検査のみを行う専用の自動分析装置を用いなければならなかった。
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするところは、
第一には、改良された測定装置を提供することである。
第二には、一台の検査装置で、発光原理が異なる検査法であっても、また、種々の試薬を用いた測定であっても可能な汎用性のある測定装置を提供することである。
第三には、厳密な遮光雰囲気中で高精度に効率良く且つ迅速に測定を行うことができる信頼性のある測定装置を提供することである。
第四には、簡単な操作で、容易に測定を行うことができる使い勝手の良い測定装置を提供することである。
第五には、簡単な構成で安価に提供することができる測定装置を提供することである。
発明の開示
以上の問題を解決するために、第一の発明は、上記目的を達成するため、測光器と接続された受光部若しくは/およびその収納体と、発光試薬を含む試薬を容器内に注入するノズルを保持するノズルホルダと、試料が収容された容器若しくは/およびその収容体とを有し、上記容器若しくはその収容体と上記受光部若しくはその収納体または/およびノズルホルダは、連結されて閉空間を形成し且つ外部から遮光されたものである。
ここで、「受光部若しくは/およびその収納体」としたのは、受光部とその収容体とを別個のものとして扱う場合と、受光部と収容体とを一体のものとして扱う場合があるからである。
また、「容器若しくは/およびその収容体」としたのは、容器とその収容体が別の場合と、容器自体がその収容体を兼ねる場合があるからである。
「または/および」であるから、連結して閉空間を形成20するのは、受光部若しくはその収納体と、ノズルホルダと、容器若しくはその収容体との場合と、受光部若しくはその収納体と、容器若しくはその収容体との場合とがある。
本発明においては、試薬、受光部又はノズル等は、遮光された閉空間内に囲まれるため、試薬や発光試薬によって、生ずる微弱な光を確実に漏れなく測光器に入射させることができるとともに、外部からの光を確実に遮断する。したがって、感度の良い、信頼性のある検査等の測定を行うことができる。
第二の発明は、第一の発明において、前記容器若しくはその収容体、受光部若しくはその収納体およびノズルホルダは、各々、遮光膜でコーティングされ、または、遮光性に優れた不透明材質で形成され、或いは、遮光性に優れた彩色が施され、暗室若しくは暗箱に収容され、または、これらの遮光手段が組み合わされたものである。
本発明では、容器、受光部若しくはその収納体及びノズルホルダ等について各々遮光するようにしているので、外部からの光の侵入を防止して信頼性のある測定を行うことができる。
第三の発明は、第一の発明又は第二の発明において、前記容器若しくはその収容体と、受光部若しくはその収納体との連結部、または、容器若しくはその収容体と、ノズルホルダとの連結部及びノズルホルダと、受光部若しくはその収納体との連結部は、遮光性のパッキンが設けられたものである。
本発明では、容器と受光部等の間の連結部に遮光性のパッキンを設けることによって、接続部分での光を漏れ又は外部からの光の侵入を確実に防止し、感度の高い信頼性のある測定を行うことができる。
第四の発明は、第一の発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、前記容器若しくはノズルホルダ若しくは収納体は反射膜でコーティングされ、または、反射性に優れた材質で形成され、或いは、容器若しくはノズルホルダ若しくは収納体の内壁が反射性に優れた白色等の彩色が施され、若しくは、これらの反射手段が組み合わされたものである。
本発明によれば、容器等の光を内壁等に吸収させずに反射させるようにしているので、微弱な光を効率良く且つ漏れなく捕捉することができるので、感度の良い測定を行うことができる。
第五の発明は、第一の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、前記ノズルホルダを、検査法に応じて前記受光部若しくはその収納体と、容器若しくはその収容体との間に装着し、又は脱着させるホルダ脱着装置を有するとともに、ノズルホルダを装着させた場合には、受光部若しくはその収納体とノズルホルダと容器若しくはその収容体とを連結して閉空間を形成し、ノズルホルダを脱着させた場合には、受光部若しくはその収納体と容器若しくはその収容体とを連結して閉空間を形成するものである。
本発明によれば、発光試薬の必要不必要に応じた種々の検査等を可能にするので、汎用性の高い測定装置を提供することができる。
第六の発明は、第一の発明乃至第五の発明のいずれかにおいて、前記検査法が化学発光法(CLIA)の場合には、トリガー試薬を分注するノズルが設けられたノズルホルダを装着し、酵素・基質液反応による発光を測定する化学発光酵素法(CLEIA)の場合には前記ノズルホルダを脱着するものである。
第七の発明は、第一の発明乃至第六の発明のいずれかにおいて、前記ノズルホルダには、複数のノズルが設けられたものである。
本発明によれば、種々の試薬の分注が可能であり、さらに汎用性の高い測定装置を提供することができる。
第八の発明は、第一の発明乃至第七の発明のいずれかにおいて、容器を移送する容器移送部を設けたものである。
これによって、人手を介さずに、効率よく容器を交換して種々の測定を行うことができるので使い勝手が良い。
第九の発明は、第一の発明乃至第八の発明のいずれかにおいて、前記測光部として、光電子増倍管を用いたものである。
第十の発明は、第一の発明乃至第九の発明のいずれかにおいて、ノズルホルダを移送するノズルホルダ移送装置を設けたものである。これによって、ノズルホルダを種々交換することによって、種々の測定を行うことができるので、装置の汎用性をさらに高めることができる。
第十一の発明は、第一の発明乃至第十の発明のいずれかにおいて、容器若しくはその収容体の上端に設けられ、受光部若しくはその収納体の下端又はノズルホルダの下端と嵌合する嵌合部と、ノズルホルダの上端に設けられ、受光部若しくはその収納体の下端と嵌合する嵌合部とを有するものである。
これによって、容器等、ノズルホルダ及び受光部若しくはその収納体の間の連結部の遮光性や連結性を確実にして信頼性を高めることができる。
第十二の発明は、第一の発明乃至第十一の発明のいずれかにおいて、収納体内の測光器の入射軸上又はノズルホルダ内には、受光部として、光伝達手段若しくは円柱レンズ等の光集束手段又はこれらを組み合わせたものが設けられたものである。
これによって、発生した微弱な光を確実に測光部に入射させて感度の良い測定を行うことができる。
第十三の発明は、光電子増倍管と、光電子増倍管の入射軸上に設置された光学手段とを遮光された状態で収納する収納体と、外部から遮光されたノズルホルダと、ノズルホルダの上端に設けられ前記収納体の下端と嵌合する嵌合部と、ノズルホルダの側面を貫通して外部から容器に達する分注ノズルとからなるノズルホルダと、その上端に設けられ前記収納体の下端又はノズルホルダの下端と嵌合する嵌合部が設けられ、容器は反射性をもつ材質で形成され、又は反射性をもつ彩色若しくはコーティングが施されるとともに、遮光された容器とを有するものである。
本発明によれば、一台の検査装置で、発光原理が異なる検査法であっても、また、種々の試薬を用いた測定であっても可能な汎用性のある測定装置を提供することができる。また、厳密な遮光雰囲気中で高精度に測定を行うことができる。さらに、簡単な操作で、容易に測定を行うことができる使い勝手の良い測定装置を提供することができる。また、簡単な構成で安価に提供することができる測定装置を提供することができる。
第十四の発明は、第十三の発明において、前記光学手段は、光伝導手段若しくは円柱レンズ等の集光手段又はこれらを組み合わせて形成されたものである。
これによって、微弱な光を確実に測光部に入射させることができるので、効率の良い、迅速な測定を行うことができる。
第十五の発明は、第一の発明乃至第十四の発明のいずれかにおいて、前記収納体又はノズルホルダの下端部には環状溝が設けられ、当該環状溝には、環状の弾性体で形成されたパッキンが嵌合し、前記ノズルホルダ又は容器若しくはその収容体の上端部には、前記パッキンを押圧する環状凸部が設けられたものである。
弾性体で形成されたパッキンを押圧することによって、弾性体を溝内で確実に充満させて隙間をなくし、また、押圧部を外部から遮光させることによって、遮光を確実にして、外部からの余分な光を排除するとともに、光の漏れを防止して確実で信頼性のある測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施の形態例に係る測定装置によってCLIA検査法による測定を行う場合の測定前の状態を示す断面図である。
第2図は、同測定装置を構成する試薬ノズルホルダの拡大平面図である。
第3図は、同測定装置によってCLIA検査法による測定を行う場合の測定時の状態を示す断面図である。
第4図は、同測定装置によってCLEIA検査法による測定を行う時のPMTと容器(部)との連結状態を示す断面図である。
第5図は、他の実施の形態例に係る測定装置を示す図である。
本発明を実施する最良の形態
以下、添付図面に示す第一の実施の形態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
この発明に係る測定装置は、例えば、CLIA法のようなトリガー分注ですぐ発光する原理と、CLEIA法のように、基質との反応後、一定時間経過の後発光量が安定する原理を採用した化学発光式検査装置に適用され、両原理に基づく検査のいずれか一方の検査を選択して、検査装置出荷段階で固定化し、或は、検査依頼に対応させて両方の検査を一台の検査装置で選択して行なうことができるランダムアクセス方式の検査装置に適用される。図示の実施例は、このランダムアクセス方式の検査装置に適用した場合を示している。尚、この検査装置を構成する容器および容器移送手段や試料・試薬分注用のピペット装置および該ピペット装置の移送手段等の構成は、検査項目や検査処理に対応する公知の種々のものが適用可能であるので、その詳細な説明をここでは省略する。
そして、このような化学発光式検査装置に適用される測定装置1は、第1図に示すように、検査装置の光学測定位置に配設されており、試料と検査項目に対応する試薬が収容され、かつ、所定の反応処理が行なわれた容器2は、光学測定位置にセットされる。尚、この容器2は、その穴周縁部3が上部に凸状に突設されて形成されていると共に、その内面は、遮光膜でコーティングされて形成されている。
即ち、上記光学測定位置で試料のフォトンの計数を行う測定装置1は、第1図乃至第4図に示すように、公知の構成からなるPMT及び円柱レンズ4a,4bと、このPMT及び円柱レンズ4a,4bの下端部にあるホルダ5と、上記PMT及び円柱レンズ4a,4bを昇降させる昇降ガイド機構(図示せず)と、CLIA検査法のときにトリガー(過酸化水素H)を上記光学測定位置で上記容器2内へと所定量供給する試薬ノズル6と、該試薬ノズル6を保持する試薬ノズルホルダ7と、該試薬ノズルホルダ7を上記PMT及び円柱レンズ4a,4bと容器2との間に移送し、或は、上記PMT及び円柱レンズ4a,4bと容器2との間から除去するホルダ脱着駆動装置8と、を有して構成されている。
ホルダ5は、上記PMT及び円柱レンズ4a,4bの下端部に設けられた遮光性に優れた筒状体で形成されており、この筒状体の下端内周部には逆凹状の段部9が形成されている。ホルダ5は、収納体に相当する。
上記PMT及び円柱レンズ4a,4bを昇降させる昇降ガイド機構は、特に図示はしないが、容器2が光学測定位置に到達すると、制御系からの指令に基づき作動して上記PMT及び円柱レンズ4a,4bを降下させ、かつ、測定が終了したときには、上昇してPMT及び円柱レンズ4a,4bを待機状態にセットするもので、公知のタイミングベルトとモータとの組合せからなる昇降機構等を用いた公知の各種昇降機構を適用することができる。
ここで、PMT4bは測光器、円柱レンズ4aは受光部に相当する。通常はPMTと円柱レンズとは1つのものとして扱われる。
一方、完全に遮光された状態で上記試薬ノズル6が保持された試薬ノズルホルダ7は、第2図に示すように、その中心部に透光穴10が開設されており、上記試薬ノズル6の一端部が該透光穴10の略中心部へと延設されていると共に、他端部は、図示はしないが、発光試薬容器へと連通接続されている。
また、上記試薬ノズルホルダ7の上面には、ホルダ5の段部9と嵌合する凸部11が形成されていると共に、その下内周面には、容器2に形成された凸部3と嵌合する逆凹状の段部12が形成されている。
上記試薬ノズルホルダ7を測定法に応じて上記PMT及び円柱レンズ4a,4bと容器2との間に脱着するホルダ脱着駆動装置8は、測定部のベース部材13に取り付けられたモータ14と、このモータ14の回転軸15に巻装されたベルト16と、から構成されており、該ベルト16は、該モータ14の回転軸15とプーリ17に懸架され、上記モータ14を正逆回転制御させることで、回転軸18が回転して試薬ノズルホルダ7を上記PMT及び円柱レンズ4a,4bと容器2との間に移送し或は上記PMT及び円柱レンズ4a,4bと容器2との間から除去するように構成されている。尚、第1図と第3図及ぴ第4図中、符号19は、上記回転軸18に巻装され、該回転軸18を常態において上方向に付勢するコイルスプリングである。
このように構成された測定装置1は、制御系からの指令が、例えば、発光試薬分注直後に発光するCLIA法による測定分析である場合には、第1図に示すように、上記モータ14を作動させて試薬ノズルホルダ7を上記PMT及び円柱レンズ4a,4bと容器2との間に移動させる。
そして、次に、上記昇降ガイド機構を作動させてPMT及び円柱レンズ4a,4bを下降させると、先ず、ホルダ5の段部9が上記試薬ノズルホルダ7の上面に形成された凸部11と嵌合し、この状態からPMT及び円柱レンズ4a,4bがさらに下降すると、上記試薬ノズルホルダ7がコイルスプリング19の付勢力に抗して下降し、上記試薬ノズルホルダ7の下面に形成された段部12が、第3図に示すように、容器2の周囲に形成された凸部3と嵌合する。このとき、該ホルダ5と試薬ノズルホルダ7及び容器2の嵌合状態は、厳格な遮光状態が保持されるように連結されることは勿論、試薬ノズルホルダ7に装着された試薬ノズル6の挿着部分からも光が入らないように完全に遮光されるように構成されている。
この状態にセットされると、上記制御系は、試薬ノズル6のポンプを作動させて発光試薬であるトリガー(過酸化水素H)を容器2内の試料中に所要量分注する。
これにより、上記試料は直ちに化学発光し、この発光量は、上記試薬ノズルホルダ7の透光穴10を経て、円柱レンズ4aを通過し、PMT4bで測光され計測される。
この計測作業が終了した後、上記昇降ガイド機構は上昇作動するので、試薬ノズルホルダ7はコイルスプリング19の付勢力によって原位置まで上昇し、ホルダ5の段部9と上記試薬ノズルホルダ7の凸部11との嵌合状態及び上記試薬ノズルホルダ7の段部12と容器2の凸部3との嵌合状態が解除される。
一方、制御系の指令が、例えば、基質との反応後、一定時間経過の後発光量が安定するCLEIA法による検査指令である場合には、容器2内に発光基質液が分注されて一定時間が経過した後、上記試薬ノズルホルダ7は、第4図に示すように、上記PMT及び円柱レンズ4a,4bと容器2との間に介在しない位置で待機した状態を保持し、かつ、上記制御系は、昇降ガイド機構のみを作動させてPMT及び円柱レンズ4a,4bを下降させる。
これにより、上記ホルダ5の段部9が上記容器2の周囲に形成された凸部3と完全な遮光状態を保持して嵌合されるので、上記PMT4aは容器2内の試料の発光状態を一定時間計測する。
この計測作業が終了した後、上記昇降ガイド機構は上昇作動するので、上記ホルダ5の段部9と上記容器2の凸部3との嵌合状態は解除される。
尚、上記実施の形態では、容器2やホルダ5および試薬ノズルホルダ7の遮光を、例えば、遮光膜でコーティングした場合を例にとり説明したが、この発明にあってはこれに限定されるものではなく、例えば、これらを遮光性に優れた不透明材質で形成し、或は、遮光性に優れた彩色を施して形成してもよく、また、これらの遮光手段を適宜組み合わせて構成してもよい。勿論、容器2が透明の場合には、上記遮光手段を、上記容器2を立設保持する容器ホルダ(図示せず)に施すことで、確実な遮光状態を得ることができる。
また、この発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、発光原理によって発光測定時に発光試薬の分注の必要なものと不要なものとが混在する他の免疫検査法による検査と組み合わせた検査装置にも適用することができる。
さらに、上記実施の形態では、CLEIA法による検査法の場合に、上記PMT及び円柱レンズ4a,4bと容器2との間に介在しない位置で待機させるように構成した場合を例にとり説明したが、本発明にあってはこれに限定されるものではなく、前記CLIA法のときの作動制御と同様、試薬ノズルホルダ7を上記PMT及び円柱レンズ4a,4bと容器2との間に移動させ、試薬ノズル6からの発光試薬の供給のみを行わないように構成して測定しても同様の効果が得られ、この場合には、制御ソフトが単純化できるというメリットがある。
次に、第二の実施の形態例について第5図に基づいて説明する。
本実施の形態に係る測定装置では、光電子増倍管(PMT)22と、光電子増倍管22との間に所定の隙間を経て光電子増倍管22の入射軸上に設置された光学手段25とを遮光された状態で収納する収納体24と、外部から遮光されたノズルホルダ32と、ノズルホルダ32の上端に設けられ前記収納体24の下端と嵌合する嵌合部31と、ノズルホルダ32の側面を貫通して外部から容器に達する分注ノズル37とを有する。また、前記測光部収納体24の下端又はノズルホルダ32の下端と嵌合する嵌合部34が設けられた容器38の収容体である容器ホルダ35を有する。容器38は、例えば、反射性をもつ白色のエンジニアリングプラスチックスで形成され、容器38は、黒色に彩色された遮光性のある容器ホルダ35に収容されて支持されている。
ここで、前記光学手段25は、屈折率分布型の円柱レンズであったり、屈折率が均一の透明体であったり、異なる屈折率をもつ透明体を組み合わせたものであったり、光ファイバを束ねたものであったり、通常のレンズであったり、又はこれらを組み合わせたものであっても良い。
これによって、容器38内で発生した微弱な光を測光部であるPMT22まで全反射、屈折又は透過等によって漏れなく確実に入射させることができる。
尚、前記光学手段を、ノズルホルダ32内の容器38面から十分離れた容器38の液がかからない領域、例えば、ノズルホルダ32の上部に設けるようにしても良い。
これによって、さらに、確実に光をPMT22に入射させることができる。
また、前記収納体24の下部には、前記光学手段を支えるとともに、収納体24の下端を封止する蓋体26が設けられている。蓋体26には、軸に直交し軸のある径方向に開いた環状溝39と軸に沿って下方向に開いた環状溝29が穿設され、溝39には、光学手段25を支持するためのOリング28が嵌め込まれている。また、環状溝29には、ノズルホルダ32と収納体24との連結部又は容器ホルダ35若しくは容器38と収納体24との連結部の遮光性を保つための弾性体で形成された遮光リング30が嵌め込まれている。
当該遮光リング30は、連結時においては、前記ノズルホルダ32に設けられた環状凸部40若しくは容器ホルダ35に設けられた環状凸部41によって押し潰され、遮光性がより高められている。
さらに、本実施の形態では、前記収納体24の下部にある蓋体26の下端部の縁43は面取りされ、ノズルホルダ32の上端部の嵌合部31の内縁42は面取りされているため、前記ノズルホルダ脱着装置によるノズルホルダの脱着時には正確な位置制御を行うことをしなくても、この縁43及び内縁42の接触により、正しい位置にノズルホルダを移動させることができる。
また、収納体24の内部に設けられた筒体23は、電子、陽子等の粒子線や放射線等の宇宙線を遮蔽する物質、例えば、パーマロイで形成されている。これによって、さらに精密な測定を保証することができる。
尚、本実施の形態でも、第一の実施の形態と同様に、ノズルホルダ32は、図示しないホルダ脱着装置によって、検査法に応じて、測定装置へ装着又は脱着される。
さらに、容器若しくは容器ホルダを移送する容器移送装置を設けて、容器若しくは容器ホルダを移送させるようにしても良い。
こうして、本実施の形態によると、収納体、ノズルホルダ及び容器若しくは容器ホルダの各連結部は、嵌合するだけでなく、連結によって広がるように押圧された弾性体で形成された遮蔽リングを用いているため、遮蔽を確実に行うことができて、信頼性のある測定を行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る測定装置は、試料が収容される容器若しくは容器ホルダと受光部若しくは収納体または/およびノズルホルダが、発光原理が異なっていても完全に遮光された状態で連結されるように構成されているので、発光原理が異なる検査法における発光量の測定を一台の測定装置で行うことができ、その結果、対応できる試薬の種類が広がり、一台の装置としての汎用性が拡大し、ユーザにとっても試薬メーカにとっても利便性を大幅に高めることができる等、幾多の優れた効果を奏する。

Claims (15)

  1. 測光器に接続された受光部若しくは/およびその収納体と、発光試薬を含む試薬を容器内に注入するノズルを保持するノズルホルダと、試料が収容された容器若しくは/およびその収容体とを有し、上記容器若しくはその収容体と上記受光部若しくはその収納体または/およびノズルホルダは、連結されて閉空間を形成し且つ外部から遮光されたことを特徴とする測定装置。
  2. 前記容器若しくはその収容体、受光部若しくはその収納体およびノズルホルダは、各々、遮光膜でコーティングされ、または、遮光性に優れた不透明材質で形成され、或いは、遮光性に優れた彩色が施され、暗室若しくは暗箱に収容され、または、これらの遮光手段が組み合わされたものであることを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記容器若しくはその収容体と、受光部若しくはその収納体との連結部、または、容器若しくはその収容体と、ノズルホルダとの連結部及びノズルホルダと、受光部若しくはその収納体との連結部は、遮光性のパッキンが設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の測定装置。
  4. 前記容器若しくはノズルホルダ若しくは収納体は反射膜でコーティングされ、または、反射性に優れた材質で形成され、或いは、容器若しくはノズルホルダ若しくは収納体の内壁が反射性に優れた白色等の彩色が施され、若しくは、これらの反射手段が組み合わされたものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の測定装置。
  5. 前記ノズルホルダを、検査法に応じて前記受光部若しくはその収納体と容器若しくはその収容体との間に装着し、又は脱着させるホルダ脱着装置を有するとともに、ノズルホルダを装着させた場合には、受光部若しくはその収納体とノズルホルダと容器若しくはその収容体とを連結して閉空間を形成し、ノズルホルダを脱着させた場合には、受光部若しくはその収納体と容器若しくはその収容体とを連結して閉空間を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の測定装置。
  6. 前記検査法が化学発光法(CLIA)の場合には、トリガー試薬を分注するノズルが設けられたノズルホルダを装着し、酵素・基質液反応による発光を測定する化学発光酵素法(CLEIA)の場合には前記ノズルホルダを脱着することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の測定装置。
  7. 前記ノズルホルダには、複数のノズルが設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の測定装置。
  8. 容器を移送する容器移送部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の測定装置。
  9. 前記測光器として、光電子増倍管を用いたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の測定装置。
  10. ノズルホルダを移送するノズルホルダ移送装置を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の測定装置。
  11. 容器若しくはその収容体の上端に設けられ、受光部若しくはその収納体の下端又はノズルホルダの下端と嵌合する嵌合部と、ノズルホルダの上端に設けられ、受光部若しくはその収納体の下端と嵌合する嵌合部とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の測定装置。
  12. 前記収納体内の測光器の入射軸上又はノズルホルダ内には、光伝達手段若しくは円柱レンズ等の光集束手段又はこれらを組み合わせたものが設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の測定装置。
  13. 光電子増倍管と、光電子増倍管の入射軸上に設置された光学手段とを遮光された状態で収納する収納体と、
    外部から遮光されたノズルホルダと、ノズルホルダの上端に設けられ前記収納体の下端と嵌合する嵌合部と、ノズルホルダの側面を貫通して外部から容器に達する分注ノズルと、
    前記収納体の下端又はノズルホルダの下端と嵌合する嵌合部が上端に設けられ、反射性をもつ材質で形成され、又は反射性をもつ彩色若しくはコーティングが施されるとともに、遮光された容器とを有することを特徴とする測定装置。
  14. 前記光学手段は、光伝導手段若しくは集光手段又はこれらを組み合わせて形成されたものであることを特徴とする請求項13に記載の測定装置。
  15. 前記収納体又はノズルホルダの下端部には環状溝が設けられ、当該環状溝には、環状の弾性体で形成されたパッキンが嵌合し、
    前記ノズルホルダ又は容器若しくはその収容体の上端部には、前記パッキンを押圧する環状凸部が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の測定装置。
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