JPH0536080A - デイスク装置 - Google Patents

デイスク装置

Info

Publication number
JPH0536080A
JPH0536080A JP19145391A JP19145391A JPH0536080A JP H0536080 A JPH0536080 A JP H0536080A JP 19145391 A JP19145391 A JP 19145391A JP 19145391 A JP19145391 A JP 19145391A JP H0536080 A JPH0536080 A JP H0536080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
data
disk
header
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19145391A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Doi
昭彦 土肥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Intelligent Technology Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP19145391A priority Critical patent/JPH0536080A/ja
Publication of JPH0536080A publication Critical patent/JPH0536080A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ダイオードにより整流した信号によ
って2値化する回路において、コンデンサにより正帰還
をかけ、これによりデータの割れを防ぐことができるよ
うにすることを最も主要な特徴とする。 【構成】2値化回路42(45)は、比較器42a、抵
抗R31,R32、ダイオードD5〜D7、およびコン
デンサC5によって構成されている。この場合、コンデ
ンサC5によって正帰還をかけ、整流信号が2値化直後
の短い間はデータ信号の変化方向と反対へ変化させる。
これにより、高域に対してヒステリシスを持たせ、入力
ノイズによるチャタリングを防止することで、2値化に
対するマージンを広げる構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば光磁気ディ
スクに記録されているデータの再生を行う光磁気ディス
ク装置などのディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、たとえば光学ヘッド内の
半導体レーザ発振器(光源)より出力されるレーザ光と
磁気とによって、光磁気ディスクにデータ(情報)を記
録したり、光磁気ディスクに記録されているデータを読
み出す(再生する)光磁気ディスク装置が開発されてい
る。
【0003】さて、このような光磁気ディスク装置に
は、光学ヘッドによって得たデータ信号を処理するため
の信号処理回路が設けられている。そして、この信号処
理回路内にて、データ信号を2値化回路を用いて2値化
し、さらに復調回路で復調することによってデータの再
生(ビデオ信号化)が行われるようになっている。しか
しながら、上記の2値化回路においては、信号よりも高
域の小さなノイズがデータ信号中に入り込みやすいた
め、データ割れをおこす可能性があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、データ信号に信号より高域の小さなノイズ
が入っているため、この入力ノイズが2値化出力にデー
タ割れを生じさせることがあるという欠点があった。そ
こで、この発明は、安定した出力を得ることができ、制
御の安定化と高性能化とが図れるディスク装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明のディスク装置にあっては、集束光を用
いてディスク上に記録されている情報を再生するものに
おいて、光源からの光を集束させて照射したときの前記
ディスクからの光を検出することによって情報信号を得
る光学ヘッドと、この光学ヘッドで得た情報信号を処理
する信号処理回路と、この信号処理回路にて処理すべき
アナログ信号をデジタル信号に変換する変換手段と、こ
の変換手段に対し、その出力から入力に正帰還をかける
正帰還手段とから構成されている。
【0006】
【作用】この発明は、上記した手段により、入力ノイズ
によるチャタリングを防止できるようになるため、2値
化に対するマージンを広げることが可能となるものであ
る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明にかかる光学式ディス
ク装置を示すものである。
【0008】このディスク装置は、たとえば光ディスク
や光磁気ディスクにより構成されるディスク1に対し、
集束光を用いてデータの記録/再生(あるいは消去動
作)を行うものである。上記ディスク1は、モータ2に
よって、たとえば一定の速度で回転される。このモータ
2は、モータ制御回路18によって制御されている。
【0009】ディスク1の表面には、スパイラル状に溝
(記録トラック)が形成されている。また、ディスク1
には、基準マークを基準として複数のセクタが割り付け
られている。このセクタは、アドレスの基準として用い
られるようになっている。
【0010】上記ディスク1上には、可変長のデータ
(情報)が複数のブロックにわたって記録されるように
なっており、たとえば1ディスク上の36000トラッ
クに30万のブロックが形成されるようになっている。
【0011】なお、上記ディスク1における1ブロック
の記録容量は一定であり、1ブロックが対応するセクタ
数は、たとえば内側から外側へ行くにしたがって減少し
ていくようになっている。上記ブロックの開始位置に
は、ブロック番号、トラック番号およびセクタ番号など
からなるブロックヘッダ(ヘッダ部)が、たとえばディ
スク1の製造時に記録されるようになっている。このヘ
ッダ部以降は、データが記録されるデータ部となってい
る。
【0012】また、ディスク1における各ブロックがセ
クタの切換位置で終了しない場合、ブロックギャップを
設け、各ブロックが必ずセクタの切換位置から始まるよ
うになっている。
【0013】上記ディスク1に対するデータの記録/再
生(消去)は、上記ディスク1の下部に設けられている
光学ヘッド3によって行われる。この光学ヘッド3は、
リニアモータ31の可動部を構成する駆動コイル13に
固定されている。この駆動コイル13は、リニアモータ
制御回路17に接続されている。
【0014】このリニアモータ制御回路17には、リニ
アモータ位置検出器26が接続されている。このリニア
モータ位置検出器26は、光学ヘッド3に設けられた光
学スケール25を検出することにより、位置信号を出力
するものである。
【0015】また、リニアモータ31の固定部には、図
示しない永久磁石が設けられている。そして、上記駆動
コイル13がリニアモータ制御回路17によって励磁さ
れることにより、光学ヘッド3は、ディスク1の半径方
向に移動されるようになっている。
【0016】なお、上記ディスク1では穴開きによりピ
ットを形成する記録膜が用いられているものであるが、
相変化を利用している記録膜や多層記録膜のものを用い
ても良い。
【0017】光学ヘッド3に対向する部位には、ディス
ク1を挾んで電磁石または永久磁石により構成される記
録/再生磁界発生手段35が配置されている。この記録
/再生磁界発生手段35は、記録するピットの書き込み
または消去に応じた信号にしたがって発生磁界の極性が
反転できるようになっている。なお、この記録/再生磁
界発生手段35は、光学ヘッド3側に設けることもでき
る。
【0018】上記光学ヘッド3には、対物レンズ6が図
示しないワイヤあるいは板ばねによって保持されてい
る。この対物レンズ6は、駆動コイル5によってフォー
カシング方向(レンズ6の光軸方向)に移動され、駆動
コイル4によってトラッキング方向(レンズ6の光軸と
直交する方向)に移動可能とされている。
【0019】対物レンズ6の側部には、対物レンズ6と
ともに移動されるミラーなどによって構成される反射板
6aが設けられている。この反射板6aの対向する位置
には、光学ヘッド3の本体に固定されている2つの検知
器70,71が並んで設けられている。これらの検知器
70,71は、それぞれ発光素子としてのLED(ライ
トエミッティングダイオード)と受光素子としてのフォ
トトランジスタとを具備している。
【0020】これらの検知器70,71は、遮光板6a
の位置に対応した電気信号を位置検出回路としてのレン
ズセンサ処理回路72へ出力するものである。このレン
ズセンサ処理回路72は、検知器70,71からの検知
信号の差信号を求め、この差信号を対物レンズ6の移動
位置に対応しているレベルの電気信号、つまり位置信号
として出力するものである。
【0021】また、レンズセンサ処理回路72は、検知
器70,71からの検知信号の和信号を求め、この和信
号により検知器70,71内のLEDの発光量を調整す
るようになっている。
【0022】レーザ制御回路14によって駆動される半
導体レーザ発振器としてのレーザダイオード9より発生
されるレーザ光は、コリメータレンズ11a、ハーフプ
リズム11b、対物レンズ6を介してディスク1上に照
射される。このディスク1からの反射光は、対物レンズ
6、ハーフプリズム11bを介してハーフプリズム11
cに導かれる。そして、このハーフプリズム11cによ
って分光された一方は、集光レンズ10を介して、一対
のトラッキング位置センサとしての光検出器8に導かれ
る。この光検出器8は、2つのフォトダイオード8a,
8bによって構成されている。
【0023】また、上記ハーフプリズム11cによって
分光された他方は、集光レンズ11d、ナイフエッジ1
2を介して、一対のフォーカス位置センサとしての光検
出器7に導かれる。この光検出器7は、2つのフォトダ
イオード7a,7bによって構成されている。
【0024】レーザダイオード9の近傍には、レーザダ
イオード9の発光量を検出する発光量検出装置としての
モニタ用のフォトダイオードPDが設けられている。こ
のフォトダイオードPDからの検出信号としてのモニタ
電流は、上記レーザ制御回路14に供給されるようにな
っている。
【0025】上記光検出器8のフォトダイオード8a,
8bは、プリアンプ回路36に接続され、上記光検出器
7のフォトダイオード7a,7bは、プリアンプ回路3
7に接続されている。
【0026】プリアンプ回路36は、フォトダイオード
8a,8bからの検出電流により追記形のディスク1に
対するヘッダデータや記録データとしてのデータ信号に
対応する電圧信号を出力するとともに、レーザ光のトラ
ッキング点に関する信号、つまりトラッキング信号(ト
ラック差信号)を出力するものである。
【0027】プリアンプ回路37は、フォトダイオード
7a,7bからの検出電流により書換え可能形のディス
ク(光磁気ディスク)1に対する記録データとしてのデ
ータ信号に対応する電圧信号を出力するとともに、レー
ザ光のフォーカス点に関する信号、つまりフォーカッシ
ング信号(フォーカス差信号)を出力するものである。
【0028】上記プリアンプ回路36からのトラッキン
グ信号は、トラッキング制御回路16に供給される。こ
のトラッキング制御回路16より出力されるトラック差
信号は、リニアモータ制御回路17に供給されるととも
に、上記トラッキング方向の駆動コイル4に供給され
る。
【0029】上記プリアンプ回路37からのフォーカス
シング信号は、フォーカシング制御回路15に供給され
る。このフォーカシング制御回路15の出力信号は、フ
ォーカシング方向の駆動コイル5に供給され、レーザ光
がディスク1上で常時ジャストフォーカスとなるように
制御される。
【0030】上記プリアンプ回路36からのデータ信号
(電圧値)には、ディスク(追記形の光ディスク)1に
記録されているピット(ヘッダデータや記録データ)の
凹凸が反映されている。このデータ信号は、ビデオ信号
処理回路19に供給されることにより、このビデオ信号
処理回路19において、ヘッダデータとしてのアドレス
データ(トラック番号、セクタ番号など)や画像データ
が再生される。
【0031】上記プリアンプ回路37からのデータ信号
(電圧値)には、ディスク(書換可能形の光磁気ディス
ク)1に記録されているピット(記録データ)の凹凸が
反映されている。このデータ信号は、ビデオ信号処理回
路19に供給されることにより、このビデオ信号処理回
路19において、画像データが復調処理されて再生され
る。
【0032】上記レーザ制御回路14は、CPU23か
らの切換信号に応じて再生光量に対応したレーザ光をレ
ーザダイオード9より発生させるものである。また、こ
の再生光量のレーザ光が発生されている状態において、
記録信号作成回路34から供給される記録パルス(原信
号)に応じてレーザダイオード9を駆動することによ
り、記録光量のレーザ光を発生させるようになってい
る。このレーザ制御回路14は、フォトダイオードPD
からのモニタ電流によってレーザダイオード9の出力光
量(再生光量)を制御するようになっている。
【0033】上記記録信号作成回路34は、レーザ制御
回路14の前段に設けられた、外部装置としての光磁気
ディスク制御装置33からインターフェース回路32を
介して供給される記録データを記録パルスに変調するた
めの変調回路である。
【0034】上記ビデオ信号処理回路19で処理された
ビデオ信号(復調信号)は、インターフェース回路32
でエラー訂正処理などが行われた後、光磁気ディスク制
御装置33に出力されるようになっている。
【0035】また、このディスク装置には、それぞれフ
ォーカシング制御回路15、トラッキング制御回路1
6、リニアモータ制御回路17とCPU23との間で情
報の授受を行うために用いられるD/A変換器22が設
けられている。
【0036】また、上記トラッキング制御回路16は、
上記CPU23からD/A変換器22を介して供給され
るトラックジャンプ信号に応じて対物レンズ6を移動さ
せ、1トラック分だけレーザ光を移動させることができ
るようになっている。
【0037】上記レーザ制御回路14、フォーカシング
制御回路15、トラッキング制御回路16、リニアモー
タ制御回路17、モータ制御回路18、ビデオ信号処理
回路19、および記録信号作成回路34などは、バスラ
イン20を介してCPU23によって制御されるように
なっている。このCPU23は、メモリ24に記憶され
たプログラムによって所定の動作を行うようになされて
いる。図2は、上記したプリアンプ回路36の構成を示
すものである。
【0038】プリアンプ回路36は、光検出器8を構成
するフォトダイオード8a,8bからの電流を用いてデ
ータ信号、あるいはヘッダ信号に対応する電圧信号を出
力するとともに、トラッキング信号としての電圧信号を
出力するものであり、たとえば高速アンプ51、低速ア
ンプ52,53、差動アンプ54、抵抗R1〜R12、
およびコンデンサC1,C2によって構成されている。
【0039】すなわち、フォトダイオード8a,8bの
カソードからの信号が高速アンプ51の反転入力端に供
給されることにより、フォトダイオード8a,8bを流
れる電流を抵抗R1により電圧に変換するものである。
この高速アンプ51の非反転入力端側には、抵抗R3,
R4で決められた電位が供給されている。このため、反
転入力端側も同じ電位となる。一方、フォトダイオード
8a,8bのアノード側は、トラッキング用信号を作る
ために、低速アンプ52,53にて電流/電圧変換され
る。
【0040】ここで、プリアンプ回路36に電源電圧V
REF をバイアスとしてのせることで、約10Vまで高速
アンプ51の非反転入力端側の電圧をあげることができ
る。したがって、フォトダイオード8a,8bに4Vの
バイアスをかけることにより、高速アンプ51の出力は
6Vを中心とするような処理が可能となる。このため、
高速アンプ51の非反転入力端側の電圧を高くでき、フ
ォトダイオード8a,8bに逆バイアスがかけられ、信
号帯域を広くとることができる。
【0041】また、フォトダイオード8aのアノード側
には、コンデンサC1と抵抗R5により構成されるバイ
パス手段を介して低速アンプ52が接続され、フォトダ
イオード8bのアノード側には、コンデンサC2と抵抗
R8により構成されるバイパス手段を介して低速アンプ
53が接続されている。このため、フォトダイオード8
a,8bに高速信号が流れようとしても流れる道がな
く、コンデンサC1と抵抗R5およびコンデンサC2と
抵抗R8により高帯域のみをコンデンサC1,C2側へ
流すことによって、フォトダイオード8a,8bに高速
電流が流れる。この結果、フォトダイオード8a,8b
のカソード側、つまり高速アンプ51により高速のデー
タ信号が取り出せる。すなわち、コンデンサC1,C2
によって高い周波数に対するインピーダンスを下げ、フ
ォトダイオード8a,8bに高帯域信号が流れるように
している。
【0042】なお、プリアンプ回路37は、光検出器7
を構成するフォトダイオード7a,7bからの電流を用
いて光磁気データ信号に対応する電圧信号を出力すると
ともに、フォーカッシング信号としての電圧信号を出力
するものであり、プリアンプ回路36と同様な構成とな
っている。図3は、上記したビデオ信号処理回路19の
構成を示すものである。
【0043】このビデオ信号処理回路19は、プリアン
プ回路36からのデータ信号、ヘッダ信号、あるいはプ
リアンプ回路37からの光磁気データ信号に対応する電
圧信号を再生信号に復調するものであり、たとえばデー
タ,ヘッダ信号処理回路41、2値化回路42,45、
復調回路43、光磁気データ信号処理回路44、および
基準電圧回路90によって構成されている。
【0044】データ,ヘッダ信号処理回路41は、ディ
スク1上に付着した小さなゴミや、キズに対してデータ
信号の振幅が小さくなり、ピット先端部が大きくレベル
変動した際にも、これを精度良く2値化するため、ピッ
ト先端をピーク検波し、入力信号にフィードバックをか
けて出力のピット先端レベルを揃えるようにしたもので
ある。
【0045】また、データ,ヘッダ信号処理回路41
は、プリアンプ回路36内の高速アンプ51から供給さ
れるヘッダ信号あるいはデータ信号を処理するものであ
り、ピーク検波とは別にフィードバックループに帯域制
御を加えることで、回転数や密度に応じて適当なフィー
ドバックが行えるようにしたものである。
【0046】すなわち、データ,ヘッダ信号処理回路4
1は、図4に示すように、レベル変換回路56、検波回
路57、オートバイアスコントロール回路58、および
切換スイッチSW1,SW2によって構成されている。
【0047】レベル変換回路56は、上記プリアンプ回
路36内の高速アンプ51から供給されるヘッダ信号あ
るいはデータ信号に対するレベル変換を行うものであ
り、たとえばアンプ56a、抵抗R21〜R24、およ
びダイオードD1によって構成されている。
【0048】検波回路57は、レベル変換回路56から
供給される信号のピーク検波を行うものであり、たとえ
ば抵抗R25,R26、およびダイオードD2,D3,
D4によって構成されている。
【0049】オートバイアスコントロール回路58は、
検波回路57からのピーク検波信号に応じてレベル変換
回路56のバイアスをコントロールするものであり、た
とえばアンプ58a、抵抗R27〜R29、コンデンサ
C3、および帯域制御用のコンデンサC4によって構成
されている。
【0050】また、オートバイアスコントロール回路5
8は、出力信号に対するレベル検波を入力にフィードバ
ックする回路となっており、そのフィードバック信号は
ピーク検波の時定数とフィードバック時のフィルタ(コ
ンデンサC4によって構成される)による時定数とを合
わせた帯域にてフィードバック制御を行うようにしたも
のである。切換スイッチSW1は、CPU23からのヘ
ッダ/データ切換信号によって切換えられるスイッチで
ある。切換スイッチSW2は、CPU23からの記録/
再生切換信号によって切換えられるスイッチである。
【0051】なお、オートバイアスコントロール回路5
8において、ヘッダ部とデータ部の間には数ピット程度
のギャップが存在し、そのため、ヘッダ部での応答は極
力早く行わなければ次のデータ部に影響を与えてしま
う。そこで、データ部のピーク検波時間とヘッダ部のピ
ーク検波時間とを切換スイッチSW1にて切換えて、ヘ
ッダ部に対する応答を良くしている。ここでのピーク検
波時間は、レベル検波の時定数を変更することにより切
換えられている。
【0052】すなわち、ヘッダ部とデータ部での応答速
度を切換えることにより、オートバイアスコントロール
回路58の応答は、ピット先端になるときは速く、ピッ
トなしでもどるときは遅くなるようにしている。
【0053】また、オートバイアスコントロール回路5
8内のバイアスの加え方は+12VとGNDとから入
れ、これによりバイアス分の電圧VBiasを作ることが不
要となっている。この場合、電源変動に対し、VBiasの
動きを考えず、ダイレクトに電源を入れているので、全
体が電源に合わせて動くことが可能となり、回路が簡略
化できる。
【0054】ところで、セクタマークという信号がヘッ
ダ部の先頭部分に有り、これはヘッダ部より振幅が大き
い。このため、これに応答すべく、ピーク検波の時定数
をデータ部では充放電に対して時間を変えているが、ヘ
ッダ部に入ったときに切換えて、充放電の時間を同じに
し、また、この整流作用のためのダイオードD3,D4
は2個を直列にして電位差(0.7V)を持たせ、ヘッ
ダ部の先頭のセクタマークに対する応答を良くしてい
る。これにより、ダイオード順方向バイアス分を増や
せ、ヘッダ部における先頭のセクタマークに対する応答
を良くすることができる。
【0055】光磁気(MO)信号に対しても、同様に、
光磁気データ信号処理回路44を用いて信号処理を行う
ようになっている。この際、ヘッダ部は別系統(デー
タ,ヘッダ信号処理回路41)で処理しているが、光磁
気信号にもヘッダ部の影響が現れる(理想としては全く
出ないが、光学ヘッド3の取り付け誤差などで作動検出
信号にヘッダ信号が現れる。)。これは、S/Nがヘッ
ダ信号の方が大きいので、小さな誤差でも光磁気信号に
比べて無視できないレベルとなる。
【0056】そこで、光磁気信号が入ってきたときの先
頭部の2値化がやりにくくなるのを防止するため、ヘッ
ダ部は無視できるレベルにバイアス切換を行って固定バ
イアスにしている。
【0057】光磁気データ信号処理回路44は、上記プ
リアンプ回路37内の高速アンプ51から供給される光
磁気データ信号を処理するものであり、ピーク検波とは
別にフィードバックループに帯域制御を加えることで、
回転数や密度に応じて適当なフィードバックが行えるよ
うにしたものである。
【0058】すなわち、光磁気データ信号処理回路44
は、たとえば図5に示すように、加算回路61、レベル
変換回路62、検波回路63、オートバイアスコントロ
ール回路64、および切換スイッチSW3によって構成
されている。
【0059】加算回路61は、プリアンプ回路36内の
高速アンプ51から供給されるヘッダ信号とプリアンプ
回路37内の高速アンプ51から供給される光磁気信号
とを加算することにより、光磁気信号からヘッダ部の影
響を除いた光磁気データ信号を出力するものであり、た
とえば抵抗R41〜R44、および差動アンプ61aに
よって構成されている。
【0060】レベル変換回路62は、加算回路61内の
差動アンプ61aから供給される光磁気データ信号に対
するレベル変換を行うものであり、たとえばアンプ62
a、抵抗R45〜R48、およびダイオードD8によっ
て構成されている。
【0061】検波回路63は、レベル変換回路62から
供給される信号のピーク検波を行うものであり、たとえ
ば抵抗R49,R50、およびダイオードD9によって
構成されている。
【0062】オートバイアスコントロール回路64は、
検波回路63からのピーク検波信号に応じてレベル変換
回路62のバイアスをコントロールするものであり、た
とえばアンプ64a、抵抗R51〜R53,R54、コ
ンデンサC6、および帯域制御用のコンデンサC7によ
って構成されている。
【0063】このオートバイアスコントロール回路64
は、出力信号に対するレベル検波を入力にフィードバッ
クする回路となっており、そのフィードバック信号はピ
ーク検波の時定数とフィードバック時のフィルタ(コン
デンサC7によって構成される)による時定数とを合わ
せた帯域にてフィードバック制御を行うようにしたもの
である。切換スイッチSW3は、CPU23からのヘッ
ダ/データ切換信号によって切換えられるスイッチであ
る。
【0064】このオートバイアスコントロール回路64
においては、ヘッダ部に対する検出信号が入力された
際、2値化してしまうような信号が入ってしまうことに
より、後段の2値化回路45が動作してしまい、次のデ
ータ部に影響を与えてしまう。そこで、データ部におい
ては検波を行うが、ヘッダ部のときは検波は行わず、固
定バイアス(VR )のフィードバックとなるように、切
換スイッチSW3にて切換えられている。
【0065】また、オートバイアスコントロール回路6
4内のバイアスの加え方は+12VとGNDとから入
れ、これによりバイアス分の電圧VBiasを作ることが不
要となっている。この場合、電源変動に対し、VBiasの
動きを考えず、ダイレクトに電源を入れているので、全
体が電源に合わせて動くことが可能となり、回路が簡略
化できる。図6は、上記した2値化回路42の構成を示
すものである。
【0066】この2値化回路42は、データ,ヘッダ信
号処理回路41から供給されるデータ信号、あるいはヘ
ッダ信号を2値化するものであり、たとえば比較器42
a、抵抗R31,R32、ダイオードD5,D6,D
7、およびコンデンサC5によって構成されている。
【0067】すなわち、2値化回路42は、ダイオード
D5,D6,D7により整流した信号により2値化して
いる。データ信号の明るい部分は、レーザ光の戻り光ノ
イズやディスク(メディア)1のノイズの影響が出やす
い。このため、明るい方向に対する整流は2個のダイオ
ードD6,D7を用いて電位差を大きくし、ノイズに対
してのマージンを広げている。これにより、データのな
い方向に多く含まれるノイズ成分が入っても、2値化さ
れないようにすることができる。
【0068】また、コンデンサC5によりフィードバッ
ク(正帰還)をかけ、整流信号(2値化の対照)が2値
化直後の短い間はデータ信号の変化方向と反対へ変化す
るようにしたので、2値化に対するマージンが広がり、
データ割れを防ぐことができる。すなわち、コンデンサ
C5によって入力にフィードバックをかけて高域に対し
てヒステリシスを持たせることにより、入力ノイズによ
るチャタリングを防止するようになっている。2値化回
路45は、光磁気データ信号処理回路44から供給され
るデータ信号を2値化するものであり、上記の2値化回
路42と同様な構成となっている。復調回路43は、2
値化回路42,45から供給される2値化信号を復調し
た復調信号を再生信号として出力するものである。
【0069】基準電圧回路90は、ビデオ信号処理回路
19内の各回路で用いる基準電圧VR を発生するもので
あり、図7に示すように、アンプ90a、および抵抗R
61〜R66によって構成されている。
【0070】すなわち、一旦、抵抗R63とR64とか
らなる分圧回路の抵抗値よりも十分に小さな抵抗値の、
抵抗R65,R66からなる分圧回路でVR 電圧を作っ
ておき、その変化分のみをアンプ90aから供給するよ
うにすれば、少ない出力電流のアンプ90aを使用する
ことが可能となり、安価で小型なアンプ90aで十分な
基準電圧VR を作ることができる。上記したように、入
力ノイズによるチャタリングを防止できるようにしてい
る。
【0071】すなわち、ダイオードにより整流した信号
によって2値化する回路において、コンデンサにより正
帰還をかけ、整流信号が2値化直後の短い間はデータ信
号の変化方向と反対へ変化するようにしている。これに
より、高域に対してヒステリシスを持たせ、入力ノイズ
によるチャタリングを防止することが可能となる。した
がって、2値化に対するマージンを広げることができる
ため、データ信号中に入り込みやすい信号よりも高域の
小さなノイズが2値化した直後のタイミングで入ること
によっておこるデータの割れを防ぐことができるもので
ある。なお、この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨を変えない範囲において、種々変形
実施可能なことは勿論である。
【0072】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、安定した出力を得ることができ、制御の安定化と高
性能化とが図れるディスク装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるディスク装置の概
略を示す構成図。
【図2】同じく、プリアンプ回路の回路構成を示す図。
【図3】同じく、ビデオ信号処理にかかる周辺の回路構
成を示す図。
【図4】同じく、データ,ヘッダ信号処理回路の回路構
成を示す図。
【図5】同じく、光磁気データ信号処理回路の回路構成
を示す図。
【図6】同じく、2値化回路の回路構成を示す図。
【図7】同じく、基準電圧回路の回路構成を示す図。
【符号の説明】
1…ディスク、3…光学ヘッド、6…対物レンズ、7,
8…光検出器、7a,7b,8a,8b…フォトダイオ
ード、9…レーザダイオード(光源)、14…レーザ制
御回路、15…フォーカシング制御回路、16…トラッ
キング制御回路、17…リニアモータ制御回路、19…
ビデオ信号処理回路(信号処理回路)、23…CPU、
33…光磁気ディスク制御装置、34…記録信号作成回
路、36,37…プリアンプ回路、41…データ,ヘッ
ダ信号処理回路、42,45…2値化回路(変換手
段)、42a…比較器、43…復調回路、44…光磁気
データ信号処理回路、R31,R32…抵抗、C5…コ
ンデンサ(正帰還手段)、D5〜D7…ダイオード、9
0…基準電圧回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 集束光を用いてディスク上に記録されて
    いる情報を再生するディスク装置において、 光源からの光を集束させて照射したときの前記ディスク
    からの光を検出することによって情報信号を得る光学ヘ
    ッドと、 この光学ヘッドで得た情報信号を処理する信号処理回路
    と、 この信号処理回路にて処理すべきアナログ信号をデジタ
    ル信号に変換する変換手段と、 この変換手段に対し、その出力から入力に正帰還をかけ
    る正帰還手段とを具備したことを特徴とするディスク装
    置。
JP19145391A 1991-07-31 1991-07-31 デイスク装置 Pending JPH0536080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19145391A JPH0536080A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 デイスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19145391A JPH0536080A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 デイスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0536080A true JPH0536080A (ja) 1993-02-12

Family

ID=16274887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19145391A Pending JPH0536080A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 デイスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0536080A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6992962B1 (en) Wobble signal detection circuit having a lowpass filter for detecting a wobble signal with reduced sampling noise
JPH0512675A (ja) デイスク装置の信号処理回路
JPH0536081A (ja) デイスク装置の信号処理回路
JPH0536080A (ja) デイスク装置
JP3811337B2 (ja) 情報記憶装置
US6577572B2 (en) Apparatus for reproduction or recording data or information with a photodetector and digital error signal and evaluation signal processing
JPH0512678A (ja) デイスク装置
US20040120235A1 (en) Recording/reproducing apparatus and method for laser power control during CAV recording
JPH0536079A (ja) デイスク装置
JPH0536082A (ja) デイスク装置
JPH0512743A (ja) デイスク装置の信号処理回路
JPH0512674A (ja) デイスク装置の信号処理回路
US5003529A (en) Information recording and reproducing device having bias selecting means
JPH0512676A (ja) デイスク装置の信号処理回路
US6141308A (en) Zero crossing level matching apparatus and method
JP3155824B2 (ja) 情報処理装置
JPH0512690A (ja) 対物レンズの位置検知回路
JP2003223734A (ja) 光学ピックアップ、記録及び/または再生装置
JPH0785491A (ja) 光ディスク装置
JP2003217161A (ja) 光ヘッド、記録再生装置および光ヘッドにおける増幅回路の制御方法
JP2703269B2 (ja) 情報記録再生装置
JP3311161B2 (ja) 光学式データ読み取り装置
JPH01173441A (ja) 情報記録再生装置
US20030048723A1 (en) Optical pickup and optical disk recording/playback unit
JP3017738B2 (ja) 光ディスク装置