JPH0536007A - 磁気記録装置の書込み回路 - Google Patents
磁気記録装置の書込み回路Info
- Publication number
- JPH0536007A JPH0536007A JP3211591A JP21159191A JPH0536007A JP H0536007 A JPH0536007 A JP H0536007A JP 3211591 A JP3211591 A JP 3211591A JP 21159191 A JP21159191 A JP 21159191A JP H0536007 A JPH0536007 A JP H0536007A
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- Japan
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気記録装置の高記録密度化による狭ギャッ
プ長ヘッド，高保磁力媒体使用時の重ね書き特性を改善
する。 【構成】 リード／ライトＩＣ２の書込み電流設定端子
３に、ライトデータ７の周波数の高低に応じて書込み電
流を増減させるための高域濾波器４と包絡線検波回路５
及び書込み電流制御回路６を備えている。 【効果】 重ね書き特性は低周波数で記録されたデータ
上に高周波数を重ね書きした時、悪くなるが、低周波数
の書込み深さを浅くすることにより大幅に改善できる。
プ長ヘッド，高保磁力媒体使用時の重ね書き特性を改善
する。 【構成】 リード／ライトＩＣ２の書込み電流設定端子
３に、ライトデータ７の周波数の高低に応じて書込み電
流を増減させるための高域濾波器４と包絡線検波回路５
及び書込み電流制御回路６を備えている。 【効果】 重ね書き特性は低周波数で記録されたデータ
上に高周波数を重ね書きした時、悪くなるが、低周波数
の書込み深さを浅くすることにより大幅に改善できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録装置に関し、特
に磁気記録装置の書込み回路に関する。
に磁気記録装置の書込み回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、磁気記録装置の大容量化により、
記録密度が大幅に向上してきている。それに伴い、磁気
ヘッドのギャップ長は、信号再生時の周波数特性、即ち
分解能を確保する目的で狭ギャップ長のものが採用され
ている。
記録密度が大幅に向上してきている。それに伴い、磁気
ヘッドのギャップ長は、信号再生時の周波数特性、即ち
分解能を確保する目的で狭ギャップ長のものが採用され
ている。
【０００３】また、磁気記録媒体は高保磁力化されてお
り、磁気ヘッドの狭ギャップ長化と相まって十分な重ね
書き特性を得ることが難しくなってきている。
り、磁気ヘッドの狭ギャップ長化と相まって十分な重ね
書き特性を得ることが難しくなってきている。
【０００４】図３に従来の磁気記録装置の書込み回路の
ブロック図を示す。リード／ライトＩＣ１２には磁気ヘ
ッド１１が接続されており、書込み電流値は、書込み電
流設定端子１３に取付けられた書込み電流設定用抵抗１
４により、一義的に決められていた。１５はライトデー
タを示す。
ブロック図を示す。リード／ライトＩＣ１２には磁気ヘ
ッド１１が接続されており、書込み電流値は、書込み電
流設定端子１３に取付けられた書込み電流設定用抵抗１
４により、一義的に決められていた。１５はライトデー
タを示す。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この従来の書込み回路
では、高保磁力媒体と狭ギャップ長ヘッドの組み合わせ
において、充分な重ね書き特性を得ることができないた
めに、特に先行消去ギャップを設けるなどの対策が必要
になるという問題点があった。
では、高保磁力媒体と狭ギャップ長ヘッドの組み合わせ
において、充分な重ね書き特性を得ることができないた
めに、特に先行消去ギャップを設けるなどの対策が必要
になるという問題点があった。
【０００６】本発明の目的は前記課題を解決した磁気記
録装置の書込み回路を提供することにある。
録装置の書込み回路を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る磁気記録装置の書込み回路において
は、ライトデータの濾波を行う高域濾波器と、前記高域
濾波器の出力の包絡線検波を行う包絡線検波回路と、前
記包絡線検波回路の出力電圧により書込み電流値を変化
させる書込み電流制御回路とを有するものである。
め、本発明に係る磁気記録装置の書込み回路において
は、ライトデータの濾波を行う高域濾波器と、前記高域
濾波器の出力の包絡線検波を行う包絡線検波回路と、前
記包絡線検波回路の出力電圧により書込み電流値を変化
させる書込み電流制御回路とを有するものである。
【０００８】
【作用】本発明では、低周波特性の書込み深さを浅くす
ることにより、高周波数特性と低周波特性とでの重ね書
き特性を大幅に改善するようにしたものである。
ることにより、高周波数特性と低周波特性とでの重ね書
き特性を大幅に改善するようにしたものである。
【０００９】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１０】図１は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。
図である。
【００１１】図において、リード／ライトＩＣ２には、
磁気ヘッド１が接続されており、その書込み電流値を決
定するための書込み電流設定端子３には、書込み電流制
御回路６が取付けられている。
磁気ヘッド１が接続されており、その書込み電流値を決
定するための書込み電流設定端子３には、書込み電流制
御回路６が取付けられている。
【００１２】ライトデータ７は、従来と同様にリード／
ライトＩＣ２に直接入るほかに、高域濾波器４を通過さ
せた後に包絡線検波回路５によりライトデータの周波数
成分の高低を電圧の高低に変換し、前記書込み電流制御
回路６を動作させるようになっている。
ライトＩＣ２に直接入るほかに、高域濾波器４を通過さ
せた後に包絡線検波回路５によりライトデータの周波数
成分の高低を電圧の高低に変換し、前記書込み電流制御
回路６を動作させるようになっている。
【００１３】図２は、本実施例の各部信号を示すタイミ
ングチャートである。任意のライトデータ７は、高域濾
波器４によって高域濾波器通過後波形８に示すような波
形となる。
ングチャートである。任意のライトデータ７は、高域濾
波器４によって高域濾波器通過後波形８に示すような波
形となる。
【００１４】更に、包絡線検波回路５を通過後の波形９
は、ライトデータ７の周波数成分の高低が、電圧の大小
として変換され、それによって磁気ヘッド１には書込み
電流の波形１０に示すようにライトデータ７の周波数成
分の高低により、増減する書込み電流波形が得られた。
は、ライトデータ７の周波数成分の高低が、電圧の大小
として変換され、それによって磁気ヘッド１には書込み
電流の波形１０に示すようにライトデータ７の周波数成
分の高低により、増減する書込み電流波形が得られた。
【００１５】本実施例において、高域濾波器４の周波数
特性を最適化することにより、重ね書き特性の大幅な向
上が認められた。
特性を最適化することにより、重ね書き特性の大幅な向
上が認められた。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明は磁気記録装
置の書込み回路において、低周波数特性を記録する際の
書込み電流値を、高周波数特性を記録する際の書込み電
流値に比べ低くするために、高保磁力媒体に対して狭ギ
ャップ長ヘッドを用いたときの重ね書き特性を大幅に向
上できるという効果を有する。
置の書込み回路において、低周波数特性を記録する際の
書込み電流値を、高周波数特性を記録する際の書込み電
流値に比べ低くするために、高保磁力媒体に対して狭ギ
ャップ長ヘッドを用いたときの重ね書き特性を大幅に向
上できるという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１に示す実施例のタイミングチャートであ
る。
る。
【図３】従来の磁気記録装置の書込み回路を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
１ 磁気ヘッド ２ リード／ライトＩＣ ３ 書込み電流設定端子 ４ 高域濾波器 ５ 包絡線検波回路 ６ 書込み電流制御回路 ７ ライトデータ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 ライトデータの濾波を行う高域濾波器
と、 前記高域濾波器の出力の包絡線検波を行う包絡線検波回
路と、 前記包絡線検波回路の出力電圧により書込み電流値を変
化させる書込み電流制御回路とを有することを特徴とす
る磁気記録装置の書込み回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3211591A JPH0536007A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 磁気記録装置の書込み回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3211591A JPH0536007A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 磁気記録装置の書込み回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0536007A true JPH0536007A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16608304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3211591A Pending JPH0536007A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 磁気記録装置の書込み回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536007A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07169017A (ja) * | 1993-10-22 | 1995-07-04 | Nec Corp | 磁気ヘッド及びこれを用いた磁気記録装置 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP3211591A patent/JPH0536007A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07169017A (ja) * | 1993-10-22 | 1995-07-04 | Nec Corp | 磁気ヘッド及びこれを用いた磁気記録装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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