JPH0535845Y2 - - Google Patents

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JPH0535845Y2
JPH0535845Y2 JP1985045356U JP4535685U JPH0535845Y2 JP H0535845 Y2 JPH0535845 Y2 JP H0535845Y2 JP 1985045356 U JP1985045356 U JP 1985045356U JP 4535685 U JP4535685 U JP 4535685U JP H0535845 Y2 JPH0535845 Y2 JP H0535845Y2
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JP
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guide roller
window glass
guide rail
guide
rail groove
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JP1985045356U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用昇降窓のガイドローラに関
し、殊にガイドローラを案内レール溝に間隔無く
案内することに係る。
(従来の技術) 従来この種の自動車用昇降窓としては、特開昭
58−164421号に示されたようなものが知られる。
このものは、第2図に図示したように、自動車
ドアの窓開口を覆う窓ガラス11と、該窓ガラス
11を案内する案内レール12,13と、窓ガラ
ス11を昇降させる昇降装置14とから成る。
窓ガラス11の図示左右の縁部には、夫々ガイ
ドローラ15,16が取りつけられ、該各ガイド
ローラ15,16を、各案内レール12,13の
案内レール溝12a,13bに摺動自在に嵌合案
内させている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、第3図に図示したように、各ガ
イドローラ15は窓ガラス11内面に略平行し、
最大幅寸法hを持つ。これに対して、案内レール
12の案内レール溝12aは窓ガラス11に対し
て略平行するつば部12bを有する断面略C字状
をしている。案内レール溝12aは最大幅寸法H
を持つている。ガイドローラ15の摺動を円滑と
するため、案内レール溝12aの最大幅寸法H
は、ガイドローラ15の最大幅寸法hよりかなり
大きく設定されている。よつて、製作誤差により
間隙が狭くなつたとしても、円滑に摺動できるよ
うにしていた。
このため、充分を間隙のある場合には、ガイド
ローラ15が案内レール溝12a内でガタ付いて
しまう。よつて、窓ガラス11に、車両内外方向
に関する揺動が生じると言う問題があつた。
そこで、本考案では、製作誤差にかかわりな
く、ガイドローラを案内レール溝内に間隙無く案
内するようにして、窓ガラスに車両内外方向に関
する揺動を生じさせないようにすることを、その
技術的課題とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決する技術的手段は、ガイド
ローラ本体の窓ガラスと略平行した側面に形成さ
れた係止溝と、案内レール溝の前記窓ガラスと略
平行した側面と弾接し得るように前記係止溝に弾
性変形可能に嵌合された環状のクツシヨン体と、
前記ガイドローラ本体の側面に形成され前記案内
レール溝の側面と当接可能で該当接により前記ク
ツシヨン体の弾性変形を規制する突座とを有した
ことである。
(作用) このように、本考案では、ガイドローラと案内
レール溝との間に、クツシヨン体を介在させてい
る。従つて、ガイドローラと案内レール溝との間
の間隙量に応じてクツシヨン体が適宜弾性変形す
る。よつて、ガイドローラの案内レール溝内での
ガタ付きが防止され、窓ガラスの揺動を生じさせ
なくさせられる。
(実施例) 以下図面に従つて本考案の一実施例について説
明する。
第1図において、9は窓ガラスで、図示しない
自動車ドアの窓開口を開閉する。この窓ガラス9
の内面には、ガイドローラ5が取りつけられてい
る。
ドアには、その上下方向に沿つて案内レール1
0が付設されている。案内レール10に形成され
た案内レール溝10b内には、ガイドローラ5が
摺動自在に嵌合案内されている。昇降装置(第2
図参照)により、窓ガラス9は昇降させられる。
案内レール10の案内レール溝10bは、窓ガ
ラス9に対して断面略C字状を呈し、その先端に
窓ガラス9に対して略平行するように曲げられた
つば部10a,10aを持つ。
窓ガラス9に取付られたガイドローラ5の先端
には、略球状を呈した頭部が形成されている。そ
して、頭部には、樹脂製ガイドローラ本体6が嵌
合されている。
ガイドローラ本体6の、窓ガラス9と平行する
室内側側面6aと、案内レール10の案内レール
溝10bの底面との間には、樹脂若しくはゴム等
の弾性材製のクツシヨン体7が環状形状で配置さ
れている。各クツシヨン体7は、ガイドローラ本
体6の側面6aに形成された環状の凹溝たる係止
溝6bに弾性変形可能に嵌合保持されている。
クツシヨン体7は、ガイドローラ本体6の側面
6aから突出する半球状の頭部と、係止溝6b内
に嵌合される本体部と、本体部回りに環状に形成
されたつば部とを有する。係止溝6b内に嵌合さ
れると、つば部と頭部の一部分とが係止溝6bの
内周面と弾性的に接合し係止溝6b内に保持され
る。
よつて、製作寸法誤差による、ガイドローラ本
体6と案内レール溝10bとの間の間隙量に応じ
て、クツシヨン体7が弾性変形し、間隙を吸収す
る。この結果、ガイドローラ5即ち窓ガラス9の
室内方向の揺動を防止できるようになる。
また、ガイドローラ本体6の側面6aには、3
個の突座6cが対称に形成され(第4図参照)、
ガイドローラ本体6が過度に押された時には、案
内レール溝10bの底面と当接するようにされて
いる。これにより、過度の変形がクツシヨン体7
に生ぜず、その耐久性しいては破損防止を図れる
(第5図参照)。
尚、本考案の変形実施例のように、クツシヨン
体7を、第6図に図示したように、案内レール1
0のつば部10aと、ガイドローラ本体6の窓ガ
ラス側側面との間に設けるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案では、弾性変形可能な
クツシヨン体の案内レーム溝の側面への弾接つま
りクツシヨン体のガイドローラ本体の側面と案内
レール溝の側面との間の隙間量に応じた弾性変形
により、ガイドローラの室内又は室外方向への案
内レールに対するガタツキを長期に渡り防ぐこと
ができ、このガタツキによる窓ガラスの室内又は
室外方向への揺動を防止することができる。又、
クツシヨン体が環状を呈していることから、ガイ
ドローラ本体が案内レール溝に対して傾くことを
防止することができ、窓ガラスの室内又は室外方
向への揺動をより確実に防止することができる。
更に、案内レール溝の側面とガイドローラ本体の
側面に形成された突起との当接によりクツシヨン
体の弾性変形が規制されているので、クツシヨン
体の過度な変形が防止され、クツシヨン体の耐久
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による一実施例を示す部分断
面図、第2図は自動車用昇降窓装置を示す正面
図、第3図は従来手段を示す第1図に相当する部
分断面図、第4図は第1図における矢視方向か
ら見た透視図、第5図は作動状態を示す断面図、
そして、第6図は本考案の変形実施例である。 5……ガイドローラ、6……ガイドローラ本
体、6b……係止溝、7……クツシヨン体、9…
…窓ガラス、10……案内レール、10a……つ
ば部、10b……レール溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 窓ガラスの内面に取り付けられて該窓ガラスに
    対して略平行に位置するガイドローラと、前記窓
    ガラス内面に対向して車体に取り付けられた案内
    レールとを具備してなり、該案内レールに形成さ
    れて前記窓ガラスに対して略平行するつば部を有
    する断面C字状のレール溝に、前記ガイドローラ
    のガイドローラ本体が摺動自在に嵌合案内され
    て、窓ガラスが昇降される自動車用昇降窓におい
    て、 前記ガイドローラ本体の前記窓ガラスと略平行
    した側面に形成された係止溝と、前記案内レール
    溝の前記窓ガラスと略平行した側面と弾接し得る
    ように前記係止溝に弾性変形可能に嵌合された環
    状のクツシヨン体と、前記ガイドローラ本体の側
    面に形成され前記案内レール溝の側面と当接可能
    で該当接により前記クツシヨン体の弾性変形を規
    制する突座とを有する自動車用昇降窓のガイドロ
    ーラ。
JP1985045356U 1985-03-27 1985-03-27 Expired - Lifetime JPH0535845Y2 (ja)

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JPS6220910U JPS6220910U (ja) 1987-02-07
JPH0535845Y2 true JPH0535845Y2 (ja) 1993-09-10

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2589846Y2 (ja) * 1991-05-17 1999-02-03 株式会社パイオラックス 自動車用ドアガラスのガイド装置

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JPS563500U (ja) * 1979-06-22 1981-01-13
JPS5634977B2 (ja) * 1973-05-25 1981-08-14
JPS5639585B2 (ja) * 1974-03-12 1981-09-14

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JPS5639585U (ja) * 1979-09-05 1981-04-13
JPS5634977U (ja) * 1980-06-20 1981-04-04
JPS5878377U (ja) * 1981-11-20 1983-05-27 富士重工業株式会社 自動車ドアガラスの昇降案内装置

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JPS563500U (ja) * 1979-06-22 1981-01-13

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Publication number Publication date
JPS6220910U (ja) 1987-02-07

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