JPH0315746Y2 - - Google Patents

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JPH0315746Y2
JPH0315746Y2 JP1845684U JP1845684U JPH0315746Y2 JP H0315746 Y2 JPH0315746 Y2 JP H0315746Y2 JP 1845684 U JP1845684 U JP 1845684U JP 1845684 U JP1845684 U JP 1845684U JP H0315746 Y2 JPH0315746 Y2 JP H0315746Y2
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JP
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roller
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washer
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車の窓ガラスを昇降させ得るウ
インドレギユレータにおけるチヤンネル内に嵌装
されたローラーのガタを防止する自動車のウイン
ドレギユレータ用ローラーワツシヤに関する。
[従来技術] 従来、例えば、第1図に示すようなXアーム式
のウインドレギユレータ1においては、窓ガラス
G及び窓ガラスGが取付けられているドアが曲面
を呈しているときは、窓ガラスGが曲面の軌跡で
移動するので、メインアーム10及びサブアーム
11,12の各先端に枢支された各ローラー3
を、窓ガラスGの下端に固着されたボトムチヤン
ネル2及びドア内に固着されたガイドチヤンネル
20に対して適宜傾斜できるとともに、該チヤン
ネル2,20内にガタのないように移動可能に嵌
装する必要がある。
このために、第2図に示すようにローラー3を
取付けた該アーム10,11,12と該チヤンネ
ル2,20間におけるローラー3の軸部外周31
にその軸方向に弾発性を有するローラーワツシヤ
4が介装されている。
すなわち、従来のウインドレギユレータ用ロー
ラーワツシヤ4は、例えば第2図に示すように、
ローラー3の軸部外周31に外嵌して支持された
基部41と、基部41から逆円錐状に帳り出した
接続部42と、接続部42から湾曲し、該湾曲部
の外側にチヤンネル2,20の外面21に当接す
る当接部43aが形成された湾曲外周部43とか
ら成り、ローラー3をチヤンネル2,20の内面
22に押圧付勢する弾力性を、接続部42により
得るようにしたものである。
しかしながら、このような従来のウインドレギ
ユレータ用ローラーワツシヤ4においては、前記
当接部43aの径Aが、チヤンネル2,20の幅
Bと同等あるいはそれ以下であるので、スプリン
グ効果を呈する接続部42の幅Cを十分大きく確
保できないため、十分な弾力を得ることができな
かつた。
すなわち、弾力性に乏しいため、チヤンネル
2,20がローラー3に対して傾斜した場合に
は、傾斜してない場合に比して弾力が強くなりす
ぎ、チヤンネル2,20が十分に傾斜できなかつ
たり、あるいは、チヤンネル2,20とローラー
ワツシヤ4間の摺動抵抗が大きくなり、その結
果、ウインドレギユレータ1の操作が重くなつて
しまうという問題点があつた。
[考案の目的] 本考案は、このような従来の問題点に着目してな
されたもので、十分な弾力を確保し、この弾力に
よつてチヤンネルとローラーとを付勢保持するこ
とにより、チヤンネルがローラーに対して確実に
傾斜でき、かつチヤンネルとローラーとのガタ付
きを確実に防止して、円滑に作動することができ
るウインドレギユレータ用ローラーワツシヤを提
供することを目的としている。
[考案の構成] かかる目的を達成するため、本考案において
は、ウインドレギユレータのアームに枢支され且
つチヤンネル内に嵌装されたローラーの該チヤン
ネルと該アーム間における軸部外周に介装される
自動車のウインドレギユレータ用ローラーワツシ
ヤにおいて、前記ローラーの軸部外周に外嵌して
支持される基部と、該基部から逆円錐状に張り出
した接続部と、該接続部から湾曲し、該接続部の
外側に前記チヤンネルの外面に当接する当接部が
形成された湾曲外周部とを有して成り、前記接続
部に十分な弾力を持たせるべく、前記チヤンネル
の外面に当接する前記当接部の径を前記チヤンネ
ルの幅より大きくしたことを特徴とするウインド
レギユレータ用ローラーワツシヤとし、前記接続
部によつて十分な弾力を確保できるようにしたも
のである。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。なお、従来例と同様の部位には同一符号を付
する。
第3図〜第5図は、本考案の一実施例を示して
いる。
すなわち、第1図に示すようなXアーム式ウイ
ンドレギユレータ1のメインアーム10の先端に
はローラー3が枢支されている。
第3図および第4図に示すように、湾曲した窓
ガラスG1の下端に固着されたボトムチヤンネル
2内にローラー3が嵌装されている。
そして、ボトムチヤンネル2とメインアーム1
0間におけるローラー3の軸部外周31には、窓
ガラスG1の昇降時にボトムチヤンネル2とロー
ラー3とがガタつかないように樹脂性のローラー
ワツシヤ5が介装されている。
同様に、第1図に示すXアーム式ウインドレギ
ユレータ1のサブアーム11及び、12の先端に
枢支されたローラー3とボトムチヤンネル2及び
ドア内に固着されたガイドチヤンネル20との間
にもローラーワツシヤ5が介装されている。
このローラーワツシヤ5は、ローラー3の軸部
外周31に外嵌して支持された基部51と、該基
部51から逆円錐状に張り出した接続部52と、
該接続部52から湾曲し、該接続部52の外側に
チヤンネル2,20の外面21に当接する当接部
53aが形成された湾曲外周部53とから構成さ
れている。
そして、接続部52によつて十分な弾力が確保
されるように、スプリング効果を呈する接続部5
2の幅Dを大きくするために、当接部53aの径
Eがチヤンネル2,20の幅Fより十分大きくな
つている。
上記構成を有するウインドレギユレータ用ロー
ラーワツシヤ5では、当接部53aの径Eをチヤ
ンネル2,20の幅Fより十分大きくすることに
よつて、スプリング効果を呈する接続部52の幅
Dが十分大きく確保されている。したがつて、接
続部52にて十分な弾力が得られており、この弾
力によつてローラー3は、チヤンネル2,20の
内面22,22に押圧付勢されている。
すなわち、Xアーム式ウインドレギユレータ1
のハンドル操作により、メインアーム10を揺動
させ、ローラー3をチヤンネル2,20内で転動
させることにより、窓ガラスG1を昇降させる際
において、第4図に示すように、チヤンネル2,
20がローラー3に対して傾斜していない場合に
は、ローラー3がチヤンネル2,20の上下の内
面22,22に当接するように前記弾力によつて
付勢されているので、チヤンネル2,20とロー
ラー3とがガタつくことはない。
また、第5図に示すように、窓ガラスG1の湾
曲によりチヤンネル2,20がローラー3に対し
て傾斜しようとする際には、ローラーワツシヤ5
には、接続部52にて十分な弾力が確保されてい
るので、チヤンネル2,20がローラー3に対し
て確実に傾斜できるとともに、この傾斜により、
第5図に示すように、チヤンネル2,20の上方
の内面22がローラー3から離れていても、チヤ
ンネル2,20とローラー3とは前記弾力によつ
て付勢保持されているので、チヤンネル2,20
とローラー3とがガタつくことはない。
このように、窓ガラスG1が昇降する際に、チ
ヤンネル2,20がローラー3に対して傾斜して
も、チヤンネル2,20とローラー3とは接続部
52での十分な弾力によつて付勢保持されている
ので、チヤンネル2,20がローラー3に対して
確実に傾斜できるとともに、ローラー3がチヤン
ネル2,20内でスムーズに転動できる。
なお、上記実施例によれば、当接部53aの径
Eをチヤンネル2,20の幅Fより十分大きくし
たことによつて、第3図に示すように、ローラー
ワツシヤ5がチヤンネル2,20の外面21,2
1と4ケ所で当接しているので、チヤンネル2,
20とローラー3とが、ローラーワツシヤ5によ
つて全ての方向に安定的に付勢保持されている。
[考案の効果] 本考案に係るウインドレギユレータ用ローラー
ワツシヤによれば、当接部の径をチヤンネルの幅
より十分大きくすることによつて、スプリング効
果を呈する接続部の幅を十分大きく確保し、これ
によつて接続部にて十分な弾力を確保することが
でき、かつこの弾力によつてチヤンネルとローラ
ーとが付勢保持されているので、チヤンネルがロ
ーラーに対して確実に傾斜できるとともに、ロー
ラーがチヤンネル内でスムーズに動作できる。
さらに、本考案に係るローラーワツシヤによれ
ば、接続部にて十分な弾力が確保されているの
で、ローラーに対するチヤンネルの傾斜角度が異
なるものにも適用できるので、部品の共用化が可
能となり、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なウインドレギユレータを示す
平面図、第2図は従来例を示す要部拡大断面図、
第3図〜第5図は本考案の一実施例を示してお
り、第3図は平面図、第4図および第5図は、第
3図の−線断面図であり、第4図は非傾斜状
態を、第5図は傾斜状態をそれぞれ示している。 1…ウインドレギユレータ、2,20…チヤン
ネル、3…ローラー、5…ローラーワツシヤ、2
1…チヤンネルの外面、22…チヤンネルの内
面、31…ローラーの軸部外周、51…基部、5
2…接続部、53…湾曲外周部、53a…当接
部、E…当接部の径、F…チヤンネルの幅、G1
…窓ガラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウインドレギユレータのアームに枢支され且つ
    チヤンネル内に嵌装されたローラーの該チヤンネ
    ルと該アーム間における軸部外周に介装される自
    動車のウインドレギユレータ用ローラーワツシヤ
    において、前記ローラーの軸部外周に外嵌して支
    持される基部と、該基部から逆円錐状に張り出し
    た接続部と、該接続部から湾曲し、該接続部の外
    側に前記チヤンネルの外面に当接する当接部が形
    成された湾曲外周部とを有して成り、前記接続部
    に十分な弾力を持たせるべく、前記チヤンネルの
    外面に当接する前記当接部の径を前記チヤンネル
    の幅より大きくしたことを特徴とするウインドレ
    ギユレータ用ローラーワツシヤ。
JP1845684U 1984-02-09 1984-02-09 自動車のウインドレギユレ−タ用ロ−ラ−ワツシヤ Granted JPS60129478U (ja)

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JP1845684U JPS60129478U (ja) 1984-02-09 1984-02-09 自動車のウインドレギユレ−タ用ロ−ラ−ワツシヤ

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JP1845684U JPS60129478U (ja) 1984-02-09 1984-02-09 自動車のウインドレギユレ−タ用ロ−ラ−ワツシヤ

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Publication Number Publication Date
JPS60129478U JPS60129478U (ja) 1985-08-30
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JP1845684U Granted JPS60129478U (ja) 1984-02-09 1984-02-09 自動車のウインドレギユレ−タ用ロ−ラ−ワツシヤ

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