JPH0535674U - バルブ付キヤツプ - Google Patents
バルブ付キヤツプInfo
- Publication number
- JPH0535674U JPH0535674U JP043150U JP4315091U JPH0535674U JP H0535674 U JPH0535674 U JP H0535674U JP 043150 U JP043150 U JP 043150U JP 4315091 U JP4315091 U JP 4315091U JP H0535674 U JPH0535674 U JP H0535674U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- cap
- opening
- lower cap
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Bag Frames (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 この出願の考案は、下キャップ2の周端を非
通気性の包装体10の取付穴10aの周囲に接着し、こ
の下キャップ2の案内口11にバルブ3の案内体16を
挿入し、上キャップ1と下キャップ2を着脱自在に結合
させ、さらにバルブ押体4の下端がバルブ3を下キャッ
プ2に向けて押さえ付けるようにこのバルブ押体4を上
キャップ1の開口5に取り付けたことを特徴とするバル
ブ付キャップとしている。 【効果】 この出願の考案のバルブ付キャップは、包装
体10内の空気を排出した後、上キャップ1を締めてバ
ルブ3を閉じる場合にも、下キャップ2のシール受け1
3にバルブ3のシール材15を一致させて密着させるこ
とでき、バルブ3を完全に閉鎖状態にすることができ
る。
通気性の包装体10の取付穴10aの周囲に接着し、こ
の下キャップ2の案内口11にバルブ3の案内体16を
挿入し、上キャップ1と下キャップ2を着脱自在に結合
させ、さらにバルブ押体4の下端がバルブ3を下キャッ
プ2に向けて押さえ付けるようにこのバルブ押体4を上
キャップ1の開口5に取り付けたことを特徴とするバル
ブ付キャップとしている。 【効果】 この出願の考案のバルブ付キャップは、包装
体10内の空気を排出した後、上キャップ1を締めてバ
ルブ3を閉じる場合にも、下キャップ2のシール受け1
3にバルブ3のシール材15を一致させて密着させるこ
とでき、バルブ3を完全に閉鎖状態にすることができ
る。
Description
【0001】
この出願の考案は、非通気性の合成樹脂シート等よりなる包装体の適宜個所に 取り付けて使用するバルブ付キャップの改良に関するものである。
【0002】
従来、物品収容口から布団や毛布等の空気太りする物品、長期保存する粒状穀 物等を収容し、この物品収容口をヒートシールする等して密封してから、密封空 間内に存在する空気を排出して、空気太りする物品においては圧縮し、長期保存 する粒状穀物等においては低真空にして、保管するようにした包装体が存在する 。そして、このような包装体の適宜個所には、前記密封空間内に存在する空気を 排出するためのバルブ付キャップが取り付けられている。
【0003】 このようなバルブ付キャップには、この出願の考案者らが先に出願した図7に 示したようなものが存在する。このバルブ付キャップは、上キャップ21と下キ ャップ22、およびこれら両者の間に配されるバルブ23からなる。上キャップ 21には、上面の中央に開口25を設け、外周壁に雄ネジ27を設け、内部に離 隔体28を有して通気空間29を設けている。下キャップ22には、通気口32 を設け、この通気口32の外周にシール受け33を設け、内周壁に雌ネジ34を 設けている。バルブ23には、周端にシール材35および上面中央に位置確認体 36を設けている。そして、熱溶着によったり接着剤を用いて、下キャップ22 の周端に包装体10の取付穴10aの周囲を接着させ、この下キャップ22の雌 ネジ34に上キャップ21の雄ネジ27を捩じ合わせている。
【0004】 前記バルブ付キャップを使用するには、図8に示したように、上キャップ21 を緩めて、下キャップ22のシール受け33からバルブ23のシール材35を離 隔させ、バルブ23を開放状態にする。そして、上キャップ21の開口25の周 囲に電気掃除機等の吸引装置の吸込ホースHを押し当て、吸引装置を起動させて 包装体10内の空気を排出する。そして、再び上キャップ21を締めて、下キャ ップ22のシール受け33にバルブ23のシール材35を密着させ、バルブ23 を閉鎖状態にする。
【0005】
しかしながら、従来のバルブ付キャップでは、バルブ23に設けられた位置確 認体36はバルブ23の位置を単に確認するためだけのものであり、バルブ23 の位置を調節することはできないので、上記したように包装体10内の空気を排 出した後、上キャップ21を締めてバルブ23を閉鎖状態にした場合、バルブ2 3が傾斜したりずれたりして下キャップ22のシール受け33にバルブ23のシ ール材35が一致せず密着が不完全となり、バルブ23を完全に閉鎖状態にする ことができないという課題を有していた。
【0006】 そこで、この出願の考案のバルブ付キャップは、上記従来のバルブ付キャップ が有する課題を解決するためになされたものである。
【0007】
そのため、この出願の考案のバルブ付キャップは、上面の中央に開口5を設け 、内部に離隔体8を有して通気空間9を設けた上キャップ1、下面中央に案内口 11を設け、この案内口11の周囲に通気口12を設け、この通気口12の周囲 にシール受け13を設けた下キャップ2、周端にシール材15を設けると共に、 下面中央に案内体16を設けたバルブ3、およびバルブ押体4よりなり、前記下 キャップ2の周端を非通気性の包装体10の取付穴10aの周囲に接着し、この 下キャップ2の案内口11にバルブ3の案内体16を挿入し、上キャップ1と下 キャップ2を着脱自在に結合させ、さらにバルブ押体4の下端がバルブ3を下キ ャップ2に向けて押さえ付けるようにこのバルブ押体4を上キャップ1の開口5 に取り付けたものとしている。
【0008】
【作用】 この出願の考案のバルブ付キャップは、下キャップ2の案内口11にバルブ3 の案内体16を挿入しているため、バルブ3の開放時にバルブ3の案内体16が 下キャップ2の案内口11に案内されるのでバルブ3が上キャップ1と下キャッ プ2の間で傾斜したりずれたりすることがない。
【0009】
以下、この出願の考案のバルブ付キャップの構成を、実施例として示した図面 に基づいて説明する。 図に示したように、この出願の考案のバルブ付キャップは、上キャップ1と下 キャップ2、これら両者の間に配されるバルブ3、およびバルブ押体4よりなる 。
【0010】 上キャップ1は、上面の中央に開口5を設けると共に上面の適宜位置に真空度 調節バルブ6を設け、外周壁に雄ネジ7を設け、内部に離隔体8を有して通気空 間9を設けている。前記真空度調節バルブ6は、後に述べる包装体10内の真空 度が一定以上の真空度になると開放状態となって、それ以上の真空度にならない ようにするものである。
【0011】 下キャップ2は、下面中央に案内口11を設け、この案内口11の周囲に通気 口12を設け、この通気口12の周囲にシール受け13を設け、内周壁に雌ネジ 14を設けている。 バルブ3は、周端にシール材15を設けると共に、下面中央に案内体16を設 けている。前記案内体16は、下キャップ2の案内口11と同形状として、この 案内口11に挿入するようにしている。
【0012】 バルブ押体4は、図1および図2に示した実施例では、前記上キャップ1の開 口5に嵌め込み自在なものとして、弾性体とした下端がバルブ3の上面を押さえ 付けるようにしており、図3に示した実施例では、前記上キャップ1の開口5に 捩じ込み自在なものとして、その下端がバルブ3の上面を押さえ付けるようにし ている。
【0013】 そして、前記下キャップ2は、その周端を図4に示したような非通気性の合成 樹脂シート等よりなる包装体10の取付穴10aの周囲に、熱溶着によったり接 着剤を用いて接着される。この下キャップ2の案内口11にバルブ3の案内体1 6を挿入し、下キャップ2に上キャップ1を捩じ込むことにより両者を着脱自在 に結合させる。そして、上キャップ1の開口5にバルブ押体4を取り付け、この バルブ押体4の下端がバルブ3を下キャップ2に向けて押さえ付けるようにして いる。
【0014】 そこで、このように構成されたこの出願の考案のバルブ付キャップの使用状態 について説明する。 先ず、図5に示したように、この出願の考案のバルブ付キャップが取り付けら れた包装体10に布団や毛布等の空気太りする物品Wを収容し、この包装体10 の物品収容口をヒートシールする等して密封する。次に、上キャップ1の開口5 からバルブ押体4を取り外し、さらに必要に応じ上キャップ1と下キャップ2の 捩じ合わせを少し緩めて、図6に示したように下キャップ2のシール受け13か らバルブ3のシール材15を離隔させ、バルブ3を開放状態にする。そして、上 キャップ1の開口5の周囲に電気掃除機等の吸引装置の吸込ホースHを押し当て 、吸引装置を起動させて包装体10内の空気を排出する。包装体10内が一定以 上の真空度になると、上キャップ1に設けられた真空度調節バルブ6が開放状態 となって、それ以上の真空度にならないので、吸引装置に負荷がかからなくなる 。
【0015】 包装体10内が一定の真空度になってから、再び上キャップ1の開口5にバル ブ押体4を取り付けると(上キャップ1と下キャップ2の捩じ合わせを少し緩め た場合には両者の捩じ合わせを元の状態に戻すと)、下キャップ2のシール受け 13にバルブ3のシール材15が密着し、バルブ3を閉鎖状態にし、包装体10 内を密閉状態に保つ。
【0016】
この出願の考案のバルブ付キャップは、以上に述べたように構成されており、 バルブ3が上キャップ1と下キャップ2の間で傾斜したりずれたりすることがな いので、包装体10内の空気を排出した後、上キャップ1を締めてバルブ3を閉 じる場合にも、下キャップ2のシール受け13にバルブ3のシール材15を一致 させて密着させることでき、バルブ3を完全に閉鎖状態にすることができる。
【図1】この出願の考案のバルブ付キャップの一実施例
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図2】この出願の考案のバルブ付キャップの一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】この出願の考案のバルブ付キャップの他実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】この出願の考案のバルブ付キャップを取り付け
る非通気性の包装体の斜視図である。
る非通気性の包装体の斜視図である。
【図5】この出願の考案のバルブ付キャップを取り付け
た非通気性の包装体に空気太りする物品を収容し、この
包装体の物品収容口を密封した状態を示す斜視図であ
る。
た非通気性の包装体に空気太りする物品を収容し、この
包装体の物品収容口を密封した状態を示す斜視図であ
る。
【図6】この出願の考案のバルブ付キャップの使用状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図7】従来のバルブ付キャップの分解斜視図である。
【図8】従来のバルブ付キャップの使用状態を示す説明
図である。
図である。
1 上キャップ 2 下キャップ 3 バルブ 4 バルブ押体 5 開口 8 離隔体 9 通気空間 10 包装体 10a取付穴 11 案内口 12 通気口 13 シール受け 15 シール材 16 案内体
Claims (1)
- 【請求項1】 上面の中央に開口5を設け、内部に離隔
体8を有して通気空間9を設けた上キャップ1、下面中
央に案内口11を設け、この案内口11の周囲に通気口
12を設け、この通気口12の周囲にシール受け13を
設けた下キャップ2、周端にシール材15を設けると共
に、下面中央に案内体16を設けたバルブ3、およびバ
ルブ押体4よりなり、前記下キャップ2の周端を非通気
性の包装体10の取付穴10aの周囲に接着し、この下
キャップ2の案内口11にバルブ3の案内体16を挿入
し、上キャップ1と下キャップ2を着脱自在に結合さ
せ、さらにバルブ押体4の下端がバルブ3を下キャップ
2に向けて押さえ付けるようにこのバルブ押体4を上キ
ャップ1の開口5に取り付けたことを特徴とするバルブ
付キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991043150U JPH0748518Y2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | バルブ付キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991043150U JPH0748518Y2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | バルブ付キャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535674U true JPH0535674U (ja) | 1993-05-14 |
JPH0748518Y2 JPH0748518Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=12655816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991043150U Expired - Lifetime JPH0748518Y2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | バルブ付キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748518Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006273370A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Womu:Kk | 布団圧縮袋 |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP1991043150U patent/JPH0748518Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006273370A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Womu:Kk | 布団圧縮袋 |
JP4651088B2 (ja) * | 2005-03-29 | 2011-03-16 | 株式会社ウォム | 布団圧縮袋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0748518Y2 (ja) | 1995-11-08 |
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