JPH0535546A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH0535546A
JPH0535546A JP3214299A JP21429991A JPH0535546A JP H0535546 A JPH0535546 A JP H0535546A JP 3214299 A JP3214299 A JP 3214299A JP 21429991 A JP21429991 A JP 21429991A JP H0535546 A JPH0535546 A JP H0535546A
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JP3214299A
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Hiroshi Nishikawa
寛 西川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、警報表示の多発を防止し、適度な
頻度で警報表示を行ってユーザーの操作性向上を図るこ
とが可能な電子機器を提供する。 【構成】 本発明は上述の課題を解決することを目的と
して、異常状態に応じた警報を記憶した記憶手段と、異
常状態に応じた警報を表示可能な表示手段とを有する電
子機器において、特定異常状態を検出する検出手段と、
この検出手段による特定異常検出時に一方向にカウント
し、正常検出時に逆方向にカウントするカウント手段
と、このカウント手段のカウント値が設定範囲内のとき
は特定異常状態に応じた警報を前記記憶手段から読み出
して表示手段に対する表示制御を行い、カウント値が設
定範囲外のときは前記警報の表示手段に対する表示制御
を断つ制御手段とを具備する。この構成により、誤操作
等に基づく警報が適度の頻度で表示手段に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、警報(エラーメッセー
ジ)を可視的に出力する機能を有した電子機器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体の特に読み出し専用メモリ
の高集積化及び低価格化が進み、電子卓上計算機や電子
辞書のようにエラーマークを表示するのみでなく、いろ
いろな種類の分類されたエラーに応じてドット表示を行
う表示部の画面にわかりやすくエラーの内容を表示する
電子機器が増えてきている。
【0003】例えば、ある種の電子辞書においては、英
和辞典検索のときに、内部に格納されている英和辞書に
入っていない単語をキーボードから入力検索した場合、
“辞書に入っていません”とのエラーメッセージを表示
部に表示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例では、エラー検出の発生頻度が多いようなエラ
ーに対するエラー検出手段が不十分で、実際にエラーで
ないにもかかわらずエラーメッセージが出ることが頻発
し、ユーザーにとって極めて煩しい事態となってしま
う。
【0005】例えば、図8に示す「dream]という
英単語を手操作で読取り、その英単語「dream」を
文字認識して意味を出す認識付電子辞書30において、
読取位置32が同図に示すように透明板33を介して可
視できる文字より少し手前にある場合、図9に示すよう
に、英単語より後方向に長めにユーザーが走査したよう
な場合は、同図に示すように、正常に英単語全体の画像
が認識付電子辞書30の中の画像記憶部31に記憶され
る。
【0006】しかし、図10に示すように前記英単語の
後方向の走査が短い場合は、同図に示すように英単語の
最後部の一文字の画像が画像記憶部31に記憶されず誤
認識の原因となる。
【0007】このため、認識付電子辞書30は、図11
に示すようにその表示部34にエラーメッセージを出力
するが、英単語全体の画像が画像記憶部31に記憶され
たことを検出する検出手段の精度が悪い場合には、エラ
ーメッセージ表示が多発するという問題がある。
【0008】そこで、本発明は、警報表示の多発を防止
し、適度な頻度で警報表示を行ってユーザーの操作性向
上を図ることが可能な電子機器を提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的として、異常状態に応じた警報を記憶
した記憶手段と、異常状態に応じた警報を表示可能な表
示手段とを有する電子機器において、特定異常状態を検
出する検出手段と、この検出手段による特定異常検出時
に一方向にカウントし、正常検出時に逆方向にカウント
するカウント手段と、このカウント手段のカウント値が
設定範囲内のときは特定異常状態に応じた警報を前記記
憶手段から読み出して表示手段に対する表示制御を行
い、カウント値が設定範囲外のときは前記警報の表示手
段に対する表示制御を断つ制御手段とを具備するもので
ある。
【0010】
【作用】以下に、上述した構成の電子機器の作用を説明
する。
【0011】この電子機器の操作中に、前記検出手段が
特定異常状態を検出すると、この特定異常状態の検出回
数はカウント手段により一方向にカウントされ、正常検
出回数は逆方向にカウントされる。前記制御手段は、カ
ウント手段のカウント値を判別し、その値が設定範囲内
のときは各特定異常状態に応じた警報を前記記憶手段か
ら読み出して表示手段に対する表示制御を行う。また、
前記制御手段は、カウント値が設定範囲外のときは前記
警報の表示手段に対する表示制御を断つ。これにより、
誤操作等に基づく警報が適度の頻度で表示手段に表示さ
れることになる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例について詳細に説明する。
【0013】本発明に係る電子機器の第1の実施例につ
いて図1を参照して説明する。
【0014】本実施例は、英単語を文字認識して意味を
出す認識付電子辞書に関するものである。
【0015】図1に示す認識付電子辞書は、文字、数
字、画像等を走査するスキャナーユニット(以下、スキ
ャナーという)1と、量子化回路2と、前記スキャナー
1が紙面上を移動していることを検出するエンコーダ3
と、キー入力を行うキーボード4と、全体の制御を行う
制御手段としての中央処理ユニット(以下、CPUとい
う)5と、このCPU5からのアドレス信号をデコード
することにより、後述するRAM9,表示制御回路7及
び記憶手段としてのROM8のいずれかを選択するチッ
プ選択回路6と、ドットマトリックス構成の表示手段と
しての表示器10と、上記各回路に対して所望の電圧を
供給する電源回路11と、CPU5にクロックパルスを
送る発信回路12と、電源回路11において電池が挿入
されたときに電源電圧の電圧上昇を検知して、リセット
信号を出しCPU5の制御に基づく初期化処理を行うリ
セット回路27とを具備している。
【0016】前記スキャナー1は、黒画素/白画素に応
じたアナログ信号を出す光電変換素子26と、この光電
変換素子26に蓄積する光を発光する発光ダイオード
(LED)25とにより、紙面上の英活字文字のイメー
ジを取り込む。スキャナー1からのアナログ信号は量子
化回路2で2値化され、また、スキャナー1が紙面上を
移動していることはエンコーダ3にて検出するようにな
っている。
【0017】このエンコーダ3は、紙面上に圧接されて
いる図示しないローラがスキャナー1の移動に伴なって
回転し、その回転を細分化するためのギア(不図示)に
てコード板(不図示)に伝達し、前記コード板のスリッ
トを、例えば、フォトインターラプター等により検出す
るようになっている。
【0018】前記CPU5は、ROM8に格納されたマ
イクロ命令を順次処理することにより、入出力処理,演
算処理,認識処理等を実施するようになっている。
【0019】また、前記チップ選択回路6は、CPU5
からのアドレス信号をデコードすることにより、ROM
8、RAM9及び表示制御回路7のいずれかを選択する
ようになっている。
【0020】前記表示制御回路7は、CPU5から出力
される表示コードに基づき、認識結果等の表示信号を表
示器10へ出力する回路である。
【0021】前記前記ROM8は、読出し専用メモリで
あり、CPU5により処理されるマイクロ命令を格納す
るとともに、固定データである英単語等の認識辞書、各
種異常状態に応じた警報(エラーメッセージ)を格納し
ている。
【0022】また、前記RAM9は、ランダムアクセス
メモリであり、変数データであるスキャナー1から入力
されたイメージデータや各種演算時に使用する変数の格
納、読み出し、書き換えが可能のメモリであり、各種異
常状態の回数を蓄積する回数蓄積手段としてのカウンタ
A、カウンタBを含んでいる。
【0023】次に、前記CPU5の構成について詳細に
説明する。
【0024】このCPU5のマイクロ命令制御回路13
は、ROM8から入力されるマイクロ命令をコード化し
て、アキュムレータ16やレジスタ17,18等へ制御
信号を出力するようになっている。
【0025】尚、アキュムレータ16は、演算処理を行
い、レジスタ17及び18はその演算時に使用するデー
タを格納する。
【0026】インターラプト制御回路14は、後述する
インターラプト入力回路23や、タイマー回路21,2
2からインターラプト信号に応じた処理を実行するた
め、インターラプト制御処理に対応するマイクロ命令群
を指定するアドレスを、アドレスレジスタ15に格納す
る制御を行うものである。
【0027】アドレスレジスタ15は、前記ROM8や
RAM9等の格納アドレスを指定する働きを持ち、順次
カウントアップして次々とアドレスを指定する。また、
マイクロ命令制御回路13の制御に応じてRAM9や表
示制御回路7のアドレスを指定する。さらに、インター
ラプト制御回路14の制御により、ROM9の特定アド
レスのマイクロ命令を呼び出す。
【0028】出力ポート19は、CPU5の制御により
“0”や“1”の論理状態を出力し、その結果、スキャ
ナー1内の発光ダイオード25は、出力ポート19の論
理状態に従い点灯あるいは消灯する。
【0029】8ビットのシリアルレジスタ20は、スキ
ャナー1の光電変換素子26の出力が量子化回路2にて
2値化された信号をシリアルに8ビット毎に入力する。
その信号を8ビット入力すると、インターラプト制御回
路14の制御により、ROM8の特定アドレスに格納さ
れいてるシリアルレジスタ20のデータをRAM9に転
送するマイクロ命令群を呼び出し、その処理を実行して
次のシリアル入力に備える。
【0030】タイマー回路21,22は、発振回路12
からのクロックパルスを分周したタイミングでカウント
アップし、カウントアップ値が指定の値になったときに
タイマーインターラプトを出力する。
【0031】タイマー回路21は、スキャナー1内の発
光ダイオード25を点灯させてから光電変換素子26か
らイメージデータを取り込むまでの一定時間を計数する
タイマーである。このタイマー回路21からインターラ
プトが出力されると、インターラプト制御回路14はR
OM8の特定アドレスに格納されている、光電変換素子
26からイメージデータを取り込む処理のマイクロ命令
群を順次呼び出し、その処理を実行する。
【0032】タイマー回路22は、図11に示したよう
なメッセージを一定時間表示するため、計数を行うタイ
マーにより構成している。このタイマー回路22は、所
定時間を計数するとインターラプトを出力し、前記メッ
セージを一定時間表示したと判断して、マイクロ命令制
御回路13の制御により表示を変更する処理を実行す
る。
【0033】インターラプト入力回路23は、エンコー
ダ3からの移動検出信号が能動となることによりインタ
ーラプトを発生し、インターラプト制御回路14の制御
によりROM8の特定アドレスに格納されている、タイ
マー回路21のカウントスタート,LED25の点灯等
の処理に対応するマイクロ命令群を順次呼び出し、その
処理を実行する。
【0034】また、インターラプト入力回路23は、キ
ーボード4からの信号を入力するインターラプト端子
(不図示)を備えており、キーボード4のキーが押下さ
れたときにインターラプトを発生する。その結果、イン
ターラプト制御回路14は、ROM8の特定アドレスに
格納されいてる各キーの処理に対応するマイクロ命令群
を順次呼び出し、その処理を実行する。尚、出力ポート
24は各キーのストローブ信号を出すことにより、各キ
ーの判別を可能としている。
【0035】次に、上述した構成の認識付電子辞書にお
ける各種処理の流れを、対応するフローチャートに従っ
て説明する。
【0036】図2乃至図4は本実施例のメイン処理手順
を示すフローチャートである。
【0037】尚、図2乃至図4においてS1乃至S25
は、ステップ1乃至ステップ25を意味する。
【0038】同図において、ステップ1で電子機器の初
期化を行い、ステップ2,3で初期化の一部としてカウ
ンタAとカウンタBのクリアを行う。
【0039】カウンタAは、リセット後すなわちユーザ
ーが電子機器を求め電池を挿入して初めてこの電子機器
を起動した後、異常状態が発生した回数をカウントす
る。このカウンタAを利用してリセット後の設定回数以
内の特定異常状態時に警報表示を行う。
【0040】前記特定異常状態は、例えば、従来例で述
べた図9の場合のすようにユーザーが手走査で紙面上の
単語をなぞった際に、最終文字がRAM9内に含まれる
画像記憶部に取り込まわれなかった時に発生する異常状
態である。
【0041】カウンタBは特定異常の多発性をカウント
するカウンタであり、特定異常が発生する毎にカウント
アップし、特定異常でない読取り時にカウントダウンす
る。そして、予め設定した設定値である3をカウンタB
がカウントした時に前記CPU5は警報表示を行う。
【0042】ステップ4で読取キー(図示せず)が押さ
れていれば、ステップ5でエンコーダ3の割込に応じて
一定時間LED25を点灯した後、光電変換素子26か
ら1ライン文のイメージを取り込みRAM9の指定領域
である画像記憶部に格納するイメージ取込処理を行う。
ステップ5は、ステップ4の判別で読取キーが押され続
けている間、繰り返し2次元の画像イメージをRAM9
内に含まれる画像記憶部に格納する。
【0043】前記読取キーが離されると、ステップ6で
イメージ取込後かの判別を行い、肯定であればステップ
7で文字切り処理を行い、ステップ8でスペース検出を
行う。
【0044】スペース検出した結果、スペースがあった
場合、手走査でなぞった単語全体が取り込めたと判断
し、文字認識処理であるステップ12にジャンプする。
【0045】スペース検出した結果スペースが無かった
場合、ステップ10で読取イメージの最後部に文字イメ
ージがあるかどうかの判別を行い、無い場合は単語全体
が取り込めたと判断し、文字認識処理であるステップ1
2に進む。
【0046】読取イメージの最後部に文字イメージがあ
った場合は、手走査でなぞった単語の最後部の文字が取
り込めなかった、即ち、特定異常状態であると判断しス
テップ17にジャンプする。
【0047】ステップ12では、各々の文字の特徴抽出
を行い、認識辞書とのマッチングをして特定文字指定を
行う文字認識処理を行う。単語の中の各文字を文字認識
した結果の単語の検索をステップS13で行い、単語の
意味を取り込みステップ14で表示する。
【0048】ステップ15でカウンタBが“0”かの判
別を行い、“0”でなければカウンタBをステップ16
でカウントダウンする。これはステップ9及び10の判
別処理で単語全体が取り込めたと判断した結果により、
カウンタBをカウントダウンしている。
【0049】ステップ17で、リセット後の異常状態発
生回数をカウントしているカウンタAが7以下かどうか
の判別を行う。7以下であれば異常表示処理を行うた
め、ステップ20でカウンタAのカウントアップを行っ
た後、ステップ22にジャンプする。
【0050】ステップ18で特定異常の多発性をカウン
トするカウンタBをカウントアップし、ステップ19で
前記した特定エラーが多発しているかどうかをカウンタ
Bが値“3”になっていることで判別する。値“3”に
なっていなければぜ前記CPU5は警報表示等を含む異
常処理をせずに、文字認識後単語検索を行い単語とその
意味の表示を行うため、ステップ12にジャンプする。
【0051】カウンタBが値“3”になっていれば、ス
テップ21でカウンタBの値を“1”にした後、警報表
示処理をステップ22以降にて行う。
【0052】ステップ22で、前記タイマ回路22を3
乃至5秒の時間をカウントする設定にしてスタートし、
ステップ23で図11に示す警報表示を行う。
【0053】タイマー回路22に設定した3乃至5秒が
経過するまで、ステップ24で図11の警報を表示した
状態で待ち続け、時間経過後初期画面をステップ25を
実行し、終了処理等の他の処理を実行するためステップ
11にジャンプする。
【0054】以上述べたごとく、本実施例は、画像記憶
部内のイメージからスペースを検出し、スペースがない
ときに入力イメージの後部に文字画像がある場合に単語
の末尾がとぎれていることを検出して特定異常状態にな
っていると判断し、この特定異常の多発性をカウントB
によりカウンタして、特定異常時にはインクリメント処
理、正常時にはデクリメントする処理を実行し、カウン
トBのカウント値が設定値“3”になったときにのみ、
警報の表示を含む異常処理を実行するものであるから、
本発明により解決しようとしている課題を解決し得るも
のである。
【0055】図6は本発明の第2の実施例における電子
機器の外観を示し、紙面上の数値を手走査によりなぞっ
て数値のイメージをこの電子機器内に取り込み、数字の
文字認識後、加算処理を行う文字認識電卓である。その
内部構成は、図1に示す電子機器と同様の回路構成で実
現できる。
【0056】この文字認識電卓によれば、例えば図7の
伝票群29の合計欄にある数字を合計するとき、今まで
はキーボードのキーを叩いて計算していた処理を、数字
の上の文字を次々となぞるだけで実現できる。
【0057】このような電子機器で数値群の末尾が切れ
てしまうと、その数値を誤認識したり、桁数間違いが生
じるので、上述した本発明の応用は不可欠である。
【0058】図5は、本発明の第2の実施例における処
理手順を示すフローチャートである。
【0059】同図において、第1の実施例における処理
手順と同様の部分の説明は省略する。
【0060】紙面上を手走査してイメージを取り込み、
ステップ7で文字切り処理を実施後、ステップ26で小
数点を検出する。小数点の検出はドットのサイズと輪郭
の追跡等で判断し、図7に示す伝票のように、小数点が
数値列の末尾に必ず打たれている多くの伝票の場合であ
れば比較的間違えずに検出できる。
【0061】ステップ27で小数点があるかの判別を行
い、小数点があった場合手走査でなぞった単語全体が取
り込めたと判断し、文字認識処理であるステップS28
に進む。小数点が無かった場合、図4に示すステップ1
7にジャンプしエラー処理を実施する。この場合の処理
は第1の実施例と略同様である。
【0062】ステップ28では、各々の数字の特徴抽出
を行い、認識辞書とマッチングして特定文字指定を行う
文字認識処理を行う。
【0063】認識された数字列を用いてステップ29で
計算の実行を行い、ステップ30で表示する。
【0064】ステップ31で、カウンタBが“0”か否
かの判別を行い、“0”でなければカウンタBをステッ
プ32でカウントダウンする。これは、ステップ27で
数字列の全体が取り込めたと判断した結果により、カウ
ンタBをカウントダウンしている。
【0065】以上述べたごとく、本実施例は前記画像記
憶部内のイメージから小数点を探して、小数点が無い場
合は、数字列の末尾がとぎれていると判定して特定異常
状態の検出を行い、この特定異常の多発性をカウントB
によりカウンタし、特定異常時にはインクリメント処
理、正常時にはデクリメント処理と、設定値“3”にな
ったときにのみ警報の表示を含む異常処理とを実行する
ようにしたので、本発明により解決しようとしている課
題を解決し得るものである。
【0066】本発明は、上述した実施例の他、その要旨
の範囲内で種々の変形が可能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればユ
ーザーが操作慣れして、誤操作したときの警報を適度な
頻度で可視的に表示でき、ユーザーの操作性の向上を図
ることが可能な電子機器を提供することができる。
【0068】また、特別なハード回路の追加がないの
で、この電子機器の低コスト化を実現できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る電子機器の全体の
構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例に係る処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図3】第1の実施例に係る処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】第1の実施例に係る処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】第2の実施例に係る処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】第2の実施例に係る電子機器の外観図である。
【図7】第2の実施例において読み取られる伝票の例を
示す平面図である。
【図8】従来例における読取位置を示す外観図である。
【図9】手走査で紙面上の単語をなぞったときに画像記
憶部内に取り込まれるイメージを表わす説明図である。
【図10】手走査で紙面上の単語をなぞったときに画像
記憶部内に取り込まれるイメージを表わす説明図であ
る。
【図11】エラーメッセージの表示例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 スキャナー 5 CPU 8 ROM 9 RAM 10 表示器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 異常状態に応じた警報を記憶した記憶手
    段と、異常状態に応じた警報を表示可能な表示手段とを
    有する電子機器において、特定異常状態を検出する検出
    手段と、この検出手段による特定異常検出時に一方向に
    カウントし、正常検出時に逆方向にカウントするカウン
    ト手段と、このカウント手段のカウント値が設定範囲内
    のときは特定異常状態に応じた警報を前記記憶手段から
    読み出して表示手段に対する表示制御を行い、カウント
    値が設定範囲外のときは前記警報の表示手段に対する表
    示制御を断つ制御手段とを具備することを特徴とする電
    子機器。
JP3214299A 1991-07-31 1991-07-31 電子機器 Pending JPH0535546A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3214299A JPH0535546A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 電子機器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990058504A (ko) * 1997-12-30 1999-07-15 윤종용 전자기기의 구동수명 표시방법
WO1999050750A1 (fr) * 1998-04-01 1999-10-07 Hitachi, Ltd. Procede et dispositif de production de messages et support d'enregistrement servant a stocker un programme de production de messages

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