JPH0535439Y2 - - Google Patents

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JPH0535439Y2
JPH0535439Y2 JP15462287U JP15462287U JPH0535439Y2 JP H0535439 Y2 JPH0535439 Y2 JP H0535439Y2 JP 15462287 U JP15462287 U JP 15462287U JP 15462287 U JP15462287 U JP 15462287U JP H0535439 Y2 JPH0535439 Y2 JP H0535439Y2
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sound absorbing
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speaker unit
sound
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  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、スピーカユニツトの吸音材に係
り、特に、磁気回路を構成するポール部に設けら
れた穴の内部へ装填する吸音材に関するものであ
る。
(ロ) 従来技術 スピーカユニツトにおいて、その磁気回路を構
成するポール部に、空気の流通路となる穴を設け
たものがある。
このポール部に穴を設けたものとしては、例え
ば、第4図の要部断面図に示すように構成したも
のが提供されている。
この第4図に示すスピーカユニツトのポール部
1には、穴2が設けられ、この穴2の内部には、
空気が振動する際に内部に生じる不用音を除去す
るために、吸音材3が装着されている。
このポール部1の穴2内に装着された吸音材3
は、接着剤aを穴2の内周壁面等に塗布し、固定
していた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来例のものにおいては、吸
音材3を、ポール部1に設けた穴2の内周壁面へ
接着、固定する必要があるため、工数がかかり、
作業性が著しく悪いという欠点があつた。
この考案の目的は、上記従来例の欠点を解消し
たスピーカユニツトの吸音材構造を提供すること
にある。
(ニ) 問題を解決するための手段 この考案のスピーカユニツトの吸音材構造は、
ポール部に設けた穴の開口部周縁に係止する係止
部を吸音材の上下両端部に設けたものである。
(ホ) 作用 磁気回路を構成するポール部に設けた穴に、接
着剤を用いることなく吸音材を固定させることが
できる。
(ヘ) 実施例 この考案の実施例を、第1図乃至第3図に基づ
いて説明する。第1図はこの考案を実施したスピ
ーカユニツトの全体構成を示す断面図、第2図は
要部の斜視図である。第3図は吸音材の他の実施
例を示す斜視図である。
まず、第1図および第2図に基づいて説明す
る。
図において、11はヨーク、12はヨーク11
のポール部、12aはポール部12に設けた空気
流通用の穴、13は穴12aに装填する吸音材で
ある。
この吸音材13は、I字形状に形成され、その
上下に穴12aの開口部周縁12b,12cへ係
止する係止部13aおよび13bが形成されてい
る。
すなわち、この吸音材13の上下両端部には、
ポール部12の穴12aの径よりも大きく形成し
た係止部13aおよび13bが設けられ、この部
分によつて、吸音材13全体をポール部12の穴
12aへ固定するように構成している。
また、この吸音材13の中間部13cは、穴1
2aの長さと、略等しい長さに形成されている。
上記のように吸音材13を形成することによつ
て、第2図に示す矢印の方向から、この吸音材1
3を穴12a内に押し込み、第1図に示すよう
に、吸音材13の上下の係止部13aおよび13
bを、それぞれ穴12aの開口部周縁12b,1
2cに係止する。
この係止によつて、吸音材13を穴12aに固
着したと同様の状態で固定することができる。
また、この時、吸音材13の上側に形成した係
止部13aは、ポール部12の上面を覆うような
状態で係止するから、このポール部12の上面に
反射していた音質上好ましくない音波を吸収する
ことができ、音響改善の効果をも同時に得ること
ができる。
第3図は吸音材の他の実施例を示すもので、吸
音材13の上側に茸形状をした膨大部13dを形
成して、チヤンバ14の背面側に形成された空間
内へ充填するように構成し、音質の向上を図るも
のである。
(ト) 考案の効果 この考案に係るスピーカユニツトの吸音材構造
によれば、接着剤を塗布する必要がないので、工
数を低減することができ、かつ作業が簡単とな
る。
また、作業性を向上することができるから、従
来の吸音材の取付けに比べ、大幅なコストダウン
を図ることができる。
さらに、ポール部の上面に反射していた音波
も、この吸音材の上部に設けた係止部によつて、
吸収することができ、音質の改善を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、この考案の実施例を示す
ものであつて、第1図は全体構成を示す断面図、
第2図は要部の斜視図、第3図は吸音材の他の実
施例を示す正面図である。第4図は従来例を示す
要部の断面図である。 主要部分の符号の説明、11……ヨーク、12
……ポール部、12a……穴、13……吸音材、
13a,13b……係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スピーカユニツトのポール部に設けられた穴
    の内部へ装填する吸音材であつて、 穴の開口部周縁に係止する係止部を上下に設
    けたことを特徴とするスピーカユニツトの吸音
    材構造。 (2) 前記吸音材は、I字形状に形成されたもので
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のスピーカユニツトの吸音材構造。 (3) 前記吸音材の上側に茸形状の膨大部を形成し
    て、チヤンバの背面側に形成された空間内へ充
    填するように構成したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のスピーカユニツ
    トの吸音材構造。
JP15462287U 1987-10-12 1987-10-12 Expired - Lifetime JPH0535439Y2 (ja)

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JP15462287U JPH0535439Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12

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Publication Number Publication Date
JPH0159300U JPH0159300U (ja) 1989-04-13
JPH0535439Y2 true JPH0535439Y2 (ja) 1993-09-08

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