JPH0535261Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0535261Y2 JPH0535261Y2 JP1987094295U JP9429587U JPH0535261Y2 JP H0535261 Y2 JPH0535261 Y2 JP H0535261Y2 JP 1987094295 U JP1987094295 U JP 1987094295U JP 9429587 U JP9429587 U JP 9429587U JP H0535261 Y2 JPH0535261 Y2 JP H0535261Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- nut
- valve shaft
- display
- display panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 13
- 230000008531 maintenance mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
Description
本考案は、バルブ等の開閉と開閉状態を表示す
る開閉表示機構付ハンドルに関する。
る開閉表示機構付ハンドルに関する。
従来バルブの開閉表示装置には、実公昭34−
2470号、実公昭40−12913号、実公昭46−15039
号、実公昭57−12312号、実開昭57−143462号な
どのものが開示されている。 また、実開昭49−151123号、実開昭50−105028
号、特開昭53−89033号がある。
2470号、実公昭40−12913号、実公昭46−15039
号、実公昭57−12312号、実開昭57−143462号な
どのものが開示されている。 また、実開昭49−151123号、実開昭50−105028
号、特開昭53−89033号がある。
【解決しようとする問題点】
しかし、前記従来の公知技術は、比較的複雑な
機械的構造や磁石を利用した構造であり、耐久性
および経済性の面からの改良の要請があつた。 また、前記の実開昭49−151123号や実開昭50−
105028号や特開昭53−89033号には開閉した(ハ
ンドルと表示板の)各停止位置での維持機構(ボ
ール付ネジで付勢し維持するような機構)がな
く、またハンドルと表示板の位置が常には平行に
なつていない。 本考案に係る開閉表示機構付ハンドルは、簡易
な構成でバルブ等の開閉を自動的に表示し、かつ
その表示を維持するよにして開閉状態を容易に確
認でき、かつハンドル操作が安定しているハンド
ルの提供を目的とするものである。
機械的構造や磁石を利用した構造であり、耐久性
および経済性の面からの改良の要請があつた。 また、前記の実開昭49−151123号や実開昭50−
105028号や特開昭53−89033号には開閉した(ハ
ンドルと表示板の)各停止位置での維持機構(ボ
ール付ネジで付勢し維持するような機構)がな
く、またハンドルと表示板の位置が常には平行に
なつていない。 本考案に係る開閉表示機構付ハンドルは、簡易
な構成でバルブ等の開閉を自動的に表示し、かつ
その表示を維持するよにして開閉状態を容易に確
認でき、かつハンドル操作が安定しているハンド
ルの提供を目的とするものである。
本考案は、簡易な構成でバルブ等の自動開閉表
示乃至その表示維持を行なう表示機構付ハンドル
を提供するものであり、バルブ軸等に装着し同調
して回転する次のハンドル取付表示盤と、前記
ハンドル取付表示盤を前記バルブ軸等に固定する
次のナツトと、前記ハンドル取付表示盤に半回
転自在に外嵌しかつ前記ナツトで前記ハンドル取
付表示盤に押圧された次のハンドルとを組合せ
てなり、前記ハンドルを回転することによりバル
ブ等の開閉作動と開閉の表示及び表示の維持をす
る開閉表示機構付ハンドルである。 中心にバルブ軸等に嵌合する軸孔を設けその
周囲に前記バルブ軸等の頭部と螺合するナツト
の胴部を挿入する円筒を設けかつ上面は半円状
に色分けしその色分け境界直径線上に1個のス
トツパーピンを立設しかつ前記直径線上の左右
両側の対称位置に上方に付勢されたボール付き
ネジを設けた円盤状のハンドル取付表示盤。 外周に垂下縁を設け、中心に前記ハンドル取
付表示盤の円筒に回転自在に外嵌する透孔を設
け、さらに上面に窓を設け、かつ裏面に前記ハ
ンドル取付表示盤のボール付ネジのボールの受
穴を相対位置に設けるとともに前記ストツパー
ピンの回転軌道にあわせて半円状の係合溝を形
成したハンドル。 ハンドル取付表示盤を貫通するバルブ軸等の
頭部に螺合するナツトであつて、前記ハンドル
の中心透孔より径大なヘツドと前記ハンドル取
付表示盤の円筒より径小の胴部を有するナツ
ト。 なおハンドル取付表示盤の色分け表示面に開・
閉等の文字表示をし、ハンドルの表面に回転方向
の矢標を付して使用し易くかつ誤認のない表示も
提案する。 ここで用いる「バルブ軸等」とは、バルブ軸に
限定しない意味である。 本考案の開閉表示機構付ハンドルの作用を説明
すると、ハンドルを回転することによりハンドル
の係合溝にストツパーピンが係合してハンドル取
付表示盤も回転するとともにバルブ軸等を回転さ
せてバルブを開閉動し、ハンドル取付表示盤がバ
ルブ等を全開又は全開した位置に停止するとハン
ドルもそこまで回転してストツパーピンで停止
し、同時に表示盤に設けられたボール付ネジのボ
ールがハンドル裏側の受穴凹部に嵌合してバルブ
等の開閉状態を表示し維持する。 ボール付ネジのボールは、ハンドルを所定位置
に軽く係止するので開閉状態を誤つて表示するこ
とはない。 ナツトは、ハンドルとハンドル取付表示盤とを
一定力で圧し、かつ前記ハンドルとハンドル取付
表示盤との間にはボール付ネジが介在するので、
回転操作はスムーズである。
示乃至その表示維持を行なう表示機構付ハンドル
を提供するものであり、バルブ軸等に装着し同調
して回転する次のハンドル取付表示盤と、前記
ハンドル取付表示盤を前記バルブ軸等に固定する
次のナツトと、前記ハンドル取付表示盤に半回
転自在に外嵌しかつ前記ナツトで前記ハンドル取
付表示盤に押圧された次のハンドルとを組合せ
てなり、前記ハンドルを回転することによりバル
ブ等の開閉作動と開閉の表示及び表示の維持をす
る開閉表示機構付ハンドルである。 中心にバルブ軸等に嵌合する軸孔を設けその
周囲に前記バルブ軸等の頭部と螺合するナツト
の胴部を挿入する円筒を設けかつ上面は半円状
に色分けしその色分け境界直径線上に1個のス
トツパーピンを立設しかつ前記直径線上の左右
両側の対称位置に上方に付勢されたボール付き
ネジを設けた円盤状のハンドル取付表示盤。 外周に垂下縁を設け、中心に前記ハンドル取
付表示盤の円筒に回転自在に外嵌する透孔を設
け、さらに上面に窓を設け、かつ裏面に前記ハ
ンドル取付表示盤のボール付ネジのボールの受
穴を相対位置に設けるとともに前記ストツパー
ピンの回転軌道にあわせて半円状の係合溝を形
成したハンドル。 ハンドル取付表示盤を貫通するバルブ軸等の
頭部に螺合するナツトであつて、前記ハンドル
の中心透孔より径大なヘツドと前記ハンドル取
付表示盤の円筒より径小の胴部を有するナツ
ト。 なおハンドル取付表示盤の色分け表示面に開・
閉等の文字表示をし、ハンドルの表面に回転方向
の矢標を付して使用し易くかつ誤認のない表示も
提案する。 ここで用いる「バルブ軸等」とは、バルブ軸に
限定しない意味である。 本考案の開閉表示機構付ハンドルの作用を説明
すると、ハンドルを回転することによりハンドル
の係合溝にストツパーピンが係合してハンドル取
付表示盤も回転するとともにバルブ軸等を回転さ
せてバルブを開閉動し、ハンドル取付表示盤がバ
ルブ等を全開又は全開した位置に停止するとハン
ドルもそこまで回転してストツパーピンで停止
し、同時に表示盤に設けられたボール付ネジのボ
ールがハンドル裏側の受穴凹部に嵌合してバルブ
等の開閉状態を表示し維持する。 ボール付ネジのボールは、ハンドルを所定位置
に軽く係止するので開閉状態を誤つて表示するこ
とはない。 ナツトは、ハンドルとハンドル取付表示盤とを
一定力で圧し、かつ前記ハンドルとハンドル取付
表示盤との間にはボール付ネジが介在するので、
回転操作はスムーズである。
次に、本考案に係る開閉表示機構付ハンドルの
一実施例を図面に基づいて説明する。 実施例はバルブ軸に装着したあくまで一例であ
り、これに限定されるものではなく、デザインや
細部については、用途や設定個所に応じて設計変
更が可能である。 実施例は、バルブ50のバルブ軸51に取付け
て使用するもので、ハンドル取付表示盤1とハン
ドル2とナツト3とで構成される。 略円盤状のハンドル取付表示盤1は、中心にバ
ルブ軸孔11を設け、その周囲にバルブ軸51の
頭部のおねじと螺合するめねじを切つたナツト3
の胴部36を挿入する円筒12を設け、上面には
合成樹脂板等で半円状に色分け(半円は赤・半円
は青)した表示面13,14を設け、その色分け
境界直径線上に短円柱状のストツパーピン15を
1本立設し、かつ前記直径線上の左右両側の対称
位置(中心から等距離)に上方に付勢したボール
付ネジ16を2個設けている。 ボール付ネジ16の下部ネジはハンドル取付表
示盤1に埋め込み、ボールのみを突出させてい
る。 ハンドル取付表示盤1の表示面13,14に
は、開閉を表示する文字『開』『閉』や
『OPEN』、『SHUT』等を夫々半円部に刻印して
ある。 ハンドル取付表示盤1は、バルブ軸51の中間
段部で止まり、スプライン機構で取外し自在で、
かつバルブ軸51と同調して一緒に回転するよう
に連結する。 ハンドル2は、前記ハンドル取付表示盤1を外
嵌する側断面略〓状の円盤形状であり、外周に設
けた垂下縁20の側周面を粗面21とし、中心に
前記ハンドル取付表示盤1の円筒12に回転自在
に外嵌する透孔22を設けるとともに上面に略)
型の幅広の窓23を設けている。 またハンドルの裏面には前記ハンドル取付表示
盤1の左右2個のボール付ネジ16のボール受け
用の受穴24をその直径線上に2個を設け、さら
に前記ストツパーピン15の係合溝25をストツ
パーピン15の回転軌道にあわせて形成してい
る。 ストツパーピン15の回転軌道は、前記窓23
の下方を通るので係合溝25は窓23の両端縁の
裏面に凹部として形成している。 ストツパーピン15は、180度回転或いは逆回
転することにより前記左右の係合溝25と係止す
る。 なお、ハンドル2の上面には、バルブ開閉の回
転方向を示す矢標26を付している。 ハンドル2は、ハンドル取付表示盤1にかぶ
せ、ハンドル取付表示盤1を貫通したバルブ軸5
1の頭部おねじにナツト3を波形座金31を介し
て螺合して組立てられる。 ナツト3は、ハンドル2の中心の透孔22より
径大なヘツド35を有し、かつそのヘツド35の
下方に前記透孔22に入る径小の胴部36を設け
ている。 前記波形座金31は、ナツト3のヘツド35と
ハンドル2の中心透孔22の周縁にはさみ、ハン
ドル2を下方に一定力で押圧する機能がある。 第2図によつて、バルブ50の締め方を説明す
ると、ハンドル2をその閉表示「S」の矢標26
にそつて時計方向に回転すると、180度フリーに
回転しついで係合溝25にストツパーピン15が
係合し、ハンドル取付表示盤1と一緒に回転して
バルブ50を閉めてゆく。 全閉の状態になり、ハンドル取付表示盤1が所
定位置になつて回転できなくなると、ハンドル2
の係合溝25に入つたストツパーピン15でハン
ドル20の回転が止まり同時にボール付ネジ16
のボールが受穴24に嵌合してカチンと止まりそ
の状態を維持し、『SHUT』の表示を窓23から
表わし、全閉状態を表示することになる。 バルブ50が、そのバルブ軸51を、180度回
転することによつて開閉する構造の場合は、ハン
ドル取付表示盤1が180度回転するのに対しハン
ドル2が360度回転するのでハンドル2の窓23
は全開、全閉のとき常に同じ位置になり、たいへ
ん見易く、かつ確認しやすいものとなる。 ボール付ネジ16と受穴24との係脱は、ボー
ル付ネジ16と波形座金31の弾力(付勢力)で
カチンとはまり、かつハンドル2の回転で容易に
はずれる程度の嵌合具合なので、力は不要であ
り、同時に開閉表示を維持することになる。
一実施例を図面に基づいて説明する。 実施例はバルブ軸に装着したあくまで一例であ
り、これに限定されるものではなく、デザインや
細部については、用途や設定個所に応じて設計変
更が可能である。 実施例は、バルブ50のバルブ軸51に取付け
て使用するもので、ハンドル取付表示盤1とハン
ドル2とナツト3とで構成される。 略円盤状のハンドル取付表示盤1は、中心にバ
ルブ軸孔11を設け、その周囲にバルブ軸51の
頭部のおねじと螺合するめねじを切つたナツト3
の胴部36を挿入する円筒12を設け、上面には
合成樹脂板等で半円状に色分け(半円は赤・半円
は青)した表示面13,14を設け、その色分け
境界直径線上に短円柱状のストツパーピン15を
1本立設し、かつ前記直径線上の左右両側の対称
位置(中心から等距離)に上方に付勢したボール
付ネジ16を2個設けている。 ボール付ネジ16の下部ネジはハンドル取付表
示盤1に埋め込み、ボールのみを突出させてい
る。 ハンドル取付表示盤1の表示面13,14に
は、開閉を表示する文字『開』『閉』や
『OPEN』、『SHUT』等を夫々半円部に刻印して
ある。 ハンドル取付表示盤1は、バルブ軸51の中間
段部で止まり、スプライン機構で取外し自在で、
かつバルブ軸51と同調して一緒に回転するよう
に連結する。 ハンドル2は、前記ハンドル取付表示盤1を外
嵌する側断面略〓状の円盤形状であり、外周に設
けた垂下縁20の側周面を粗面21とし、中心に
前記ハンドル取付表示盤1の円筒12に回転自在
に外嵌する透孔22を設けるとともに上面に略)
型の幅広の窓23を設けている。 またハンドルの裏面には前記ハンドル取付表示
盤1の左右2個のボール付ネジ16のボール受け
用の受穴24をその直径線上に2個を設け、さら
に前記ストツパーピン15の係合溝25をストツ
パーピン15の回転軌道にあわせて形成してい
る。 ストツパーピン15の回転軌道は、前記窓23
の下方を通るので係合溝25は窓23の両端縁の
裏面に凹部として形成している。 ストツパーピン15は、180度回転或いは逆回
転することにより前記左右の係合溝25と係止す
る。 なお、ハンドル2の上面には、バルブ開閉の回
転方向を示す矢標26を付している。 ハンドル2は、ハンドル取付表示盤1にかぶ
せ、ハンドル取付表示盤1を貫通したバルブ軸5
1の頭部おねじにナツト3を波形座金31を介し
て螺合して組立てられる。 ナツト3は、ハンドル2の中心の透孔22より
径大なヘツド35を有し、かつそのヘツド35の
下方に前記透孔22に入る径小の胴部36を設け
ている。 前記波形座金31は、ナツト3のヘツド35と
ハンドル2の中心透孔22の周縁にはさみ、ハン
ドル2を下方に一定力で押圧する機能がある。 第2図によつて、バルブ50の締め方を説明す
ると、ハンドル2をその閉表示「S」の矢標26
にそつて時計方向に回転すると、180度フリーに
回転しついで係合溝25にストツパーピン15が
係合し、ハンドル取付表示盤1と一緒に回転して
バルブ50を閉めてゆく。 全閉の状態になり、ハンドル取付表示盤1が所
定位置になつて回転できなくなると、ハンドル2
の係合溝25に入つたストツパーピン15でハン
ドル20の回転が止まり同時にボール付ネジ16
のボールが受穴24に嵌合してカチンと止まりそ
の状態を維持し、『SHUT』の表示を窓23から
表わし、全閉状態を表示することになる。 バルブ50が、そのバルブ軸51を、180度回
転することによつて開閉する構造の場合は、ハン
ドル取付表示盤1が180度回転するのに対しハン
ドル2が360度回転するのでハンドル2の窓23
は全開、全閉のとき常に同じ位置になり、たいへ
ん見易く、かつ確認しやすいものとなる。 ボール付ネジ16と受穴24との係脱は、ボー
ル付ネジ16と波形座金31の弾力(付勢力)で
カチンとはまり、かつハンドル2の回転で容易に
はずれる程度の嵌合具合なので、力は不要であ
り、同時に開閉表示を維持することになる。
本考案に係る開閉表示機構付ハンドルは、前記
の構成・用法であり、次のような特有な技術的効
果がある。 バルブ等の開、閉をそのまま自動的に表示
し、その表示を維持する構成である。 この効果は、ハンドルとその下のハンドル取
付表示盤との間にボール付ネジを設け、かつナ
ツトで両者を押圧する構成により得られる特有
なものである。 バルブ操作において、そのバルブが実際に開
いているか閉じているかが外から視認でき、そ
の表示は常に正当となつている。 そのため誤操作をすることがない。 バルブ等の開閉は、ハンドルの矢標に従つて
回転させるだけであり、取扱いは誰でも容易に
できる。 バルブ等の開閉と表示が必ず一致するので開
閉の確認ができる。 構成部品が、ハンドル、ハンドル取付表示
盤、ナツト、波形座金だけであり、極めて簡単
な構成であり、故障や誤表示のおそれがない。 部品が少ないので製造上、経済上も有利であ
る。 バルブ軸等の回転軸に装着するだけの構成で
あるので、種々のものに利用できる。 例えば、ドアのノブ及び取手、電源のスイツ
チ、ガソリンタンク他各種タンクの蓋、各種制
御盤の取手、水筒やポツトの栓、締付金具の取
手などに適用することができる。 ハンドル取付表示盤とハンドルとは、中心か
ら等距離の対称位置に設けたボール付ネジで、
常に平行であり、回転がスムーズである。 ねじでナツト締めするので、ハンドルは微妙
に傾斜するがボール付ネジが2個あるので水平
を維持できる。 このように本考案に係る開閉表示機構付ハンド
ルは、低廉で安全性が高く種々の開閉表示ハンド
ルに利用できる実用的価値がある。
の構成・用法であり、次のような特有な技術的効
果がある。 バルブ等の開、閉をそのまま自動的に表示
し、その表示を維持する構成である。 この効果は、ハンドルとその下のハンドル取
付表示盤との間にボール付ネジを設け、かつナ
ツトで両者を押圧する構成により得られる特有
なものである。 バルブ操作において、そのバルブが実際に開
いているか閉じているかが外から視認でき、そ
の表示は常に正当となつている。 そのため誤操作をすることがない。 バルブ等の開閉は、ハンドルの矢標に従つて
回転させるだけであり、取扱いは誰でも容易に
できる。 バルブ等の開閉と表示が必ず一致するので開
閉の確認ができる。 構成部品が、ハンドル、ハンドル取付表示
盤、ナツト、波形座金だけであり、極めて簡単
な構成であり、故障や誤表示のおそれがない。 部品が少ないので製造上、経済上も有利であ
る。 バルブ軸等の回転軸に装着するだけの構成で
あるので、種々のものに利用できる。 例えば、ドアのノブ及び取手、電源のスイツ
チ、ガソリンタンク他各種タンクの蓋、各種制
御盤の取手、水筒やポツトの栓、締付金具の取
手などに適用することができる。 ハンドル取付表示盤とハンドルとは、中心か
ら等距離の対称位置に設けたボール付ネジで、
常に平行であり、回転がスムーズである。 ねじでナツト締めするので、ハンドルは微妙
に傾斜するがボール付ネジが2個あるので水平
を維持できる。 このように本考案に係る開閉表示機構付ハンド
ルは、低廉で安全性が高く種々の開閉表示ハンド
ルに利用できる実用的価値がある。
図面は、本考案に係る開閉表示機構付ハンドル
の一実施例を示すもので、第1図は一部断面側面
図、第2図は平面図、第3図はハンドル取付表示
盤の平面図、第4図は側面図、第5図はハンドル
の裏面図である。 符号の簡単な説明、1……ハンドル取付表示
盤、2……ハンドル、3……ナツト、31……波
形座金、15……ストツパーピン、16……ボー
ル付ネジ、23……窓、24……受穴、25……
係合溝。
の一実施例を示すもので、第1図は一部断面側面
図、第2図は平面図、第3図はハンドル取付表示
盤の平面図、第4図は側面図、第5図はハンドル
の裏面図である。 符号の簡単な説明、1……ハンドル取付表示
盤、2……ハンドル、3……ナツト、31……波
形座金、15……ストツパーピン、16……ボー
ル付ネジ、23……窓、24……受穴、25……
係合溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) バルブ軸等に装着し同調して回転する次のハ
ンドル取付表示盤と、前記ハンドル取付表示盤
を前記バルブ軸等に固定する次のナツトと、前
記ハンドル取付表示盤に半回転自在に外嵌しか
つ前記ナツトで前記ハンドル取付表示盤に押圧
された次のハンドルとを組合せてなり、前記ハ
ンドルを回転することによりバルブ等の開閉作
動と開閉の表示及び表示の維持をする開閉表示
機構付ハンドル。 中心にバルブ軸等に嵌合する軸孔を設けそ
の周囲に前記バルブ軸等の頭部と螺合するナ
ツトの胴部を挿入する円筒を設けかつ上面は
半円状に色分けしその色分け境界直径線上に
1個のストツパーピンを立設しかつ前記直径
線上の左右両側の対称位置に上方に付勢され
たボール付きネジを設けた円盤状のハンドル
取付表示盤。 外周に垂下縁を設け、中心に前記ハンドル
取付表示盤の円筒に回転自在に外嵌する透孔
を設け、さらに上面に窓を設け、かつ裏面に
前記ハンドル取付表示盤のボール付ネジのボ
ールの受穴を相対位置に設けるとともに前記
ストツパーピンの回転軌道にあわせた係合溝
を形成したハンドル。 ハンドル取付表示盤を貫通するバルブ軸等
の頭部に螺合するナツトであつて、前記ハン
ドルの中心透孔より径大なヘツドと前記ハン
ドル取付表示盤の円筒より径小の胴部を有す
るナツト。 (2) ハンドル取付表示盤の色分け表示面に開・閉
等の文字表示をし、ハンドルの表面に回転方向
の矢標を付してなる実用新案登録請求の範囲第
1項記載の開閉表示機構付ハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987094295U JPH0535261Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987094295U JPH0535261Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS64784U JPS64784U (ja) | 1989-01-05 |
JPH0535261Y2 true JPH0535261Y2 (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=30957610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987094295U Expired - Lifetime JPH0535261Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535261Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5389033A (en) * | 1977-01-17 | 1978-08-05 | Seiji Ishida | Valve with device for indicating openning and closing of constant torque |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49151123U (ja) * | 1973-04-27 | 1974-12-27 | ||
JPS50105028U (ja) * | 1974-01-31 | 1975-08-29 |
-
1987
- 1987-06-18 JP JP1987094295U patent/JPH0535261Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5389033A (en) * | 1977-01-17 | 1978-08-05 | Seiji Ishida | Valve with device for indicating openning and closing of constant torque |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS64784U (ja) | 1989-01-05 |
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