JPH053524A - 原稿読取装置 - Google Patents
原稿読取装置Info
- Publication number
- JPH053524A JPH053524A JP3153006A JP15300691A JPH053524A JP H053524 A JPH053524 A JP H053524A JP 3153006 A JP3153006 A JP 3153006A JP 15300691 A JP15300691 A JP 15300691A JP H053524 A JPH053524 A JP H053524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reading
- document
- switch
- original
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部分拡大を行う時の待ち時間が短く、使用感
の良い原稿読取装置を提供する。 【構成】 原稿を、ラインセンサーに対して、通常読み
取り時よりも低速で移動させることにより、該原稿の一
部分を拡大して読み取る機能を備える原稿読取装置であ
って、前記拡大読み取り時に、低速で移動させる方向
を、前回の読み取り時の移動方向と反対方向とした。
の良い原稿読取装置を提供する。 【構成】 原稿を、ラインセンサーに対して、通常読み
取り時よりも低速で移動させることにより、該原稿の一
部分を拡大して読み取る機能を備える原稿読取装置であ
って、前記拡大読み取り時に、低速で移動させる方向
を、前回の読み取り時の移動方向と反対方向とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体をCCDライン
センサー等の1次元画像読取素子に対し相対的に移動さ
せることにより画像を読み取る画像読取装置に関する。
センサー等の1次元画像読取素子に対し相対的に移動さ
せることにより画像を読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿に記録されている文字や
画像等の情報を電気信号として取り込む方法としては、
CCDラインセンサー等に対して、原稿を移動させるこ
とにより、文字や画像情報を取り入れる方法がよく知ら
れている。この方法を用いた原稿読取装置の従来の構成
を、図13〜図15を用いて簡単に説明する。
画像等の情報を電気信号として取り込む方法としては、
CCDラインセンサー等に対して、原稿を移動させるこ
とにより、文字や画像情報を取り入れる方法がよく知ら
れている。この方法を用いた原稿読取装置の従来の構成
を、図13〜図15を用いて簡単に説明する。
【0003】図13は従来の原稿読取装置の概略構成を
示した図である。図13において、給紙ローラ304お
よび分離プレート305により給紙トレイ320から1
枚引き出された原稿Paは、装置本体301に固定され
たトンネル板302および303にガイドされながら、
搬送ローラ306により、第1の待機位置Bを矢印の方
向に送られる。
示した図である。図13において、給紙ローラ304お
よび分離プレート305により給紙トレイ320から1
枚引き出された原稿Paは、装置本体301に固定され
たトンネル板302および303にガイドされながら、
搬送ローラ306により、第1の待機位置Bを矢印の方
向に送られる。
【0004】続いて、図14のように原稿Paは搬送ロ
ーラ306により、読取位置Aを矢印の方向に送られ
る。この間、原稿Paには光源である蛍光灯330によ
り白色光が照射される。そして、この白色光が原稿Pa
の表面で反射され、反射ミラー315により曲げられた
後、結像レンズ316を通過して3色CCDラインセン
サー340上に結像される。
ーラ306により、読取位置Aを矢印の方向に送られ
る。この間、原稿Paには光源である蛍光灯330によ
り白色光が照射される。そして、この白色光が原稿Pa
の表面で反射され、反射ミラー315により曲げられた
後、結像レンズ316を通過して3色CCDラインセン
サー340上に結像される。
【0005】そして、原稿Paが矢印の方向に送られる
ことは、3色CCDラインセンサー340上を原稿Pa
が相対的に移動することと同等であるので、原稿Paの
画像を3色CCDラインセンサー340で読み取ること
ができる。読み取りを終えた原稿Paは、図15のよう
に搬送ローラ307により第2の待機位置Cの方向に送
られる。そして、第2の待機位置Cにある読み取りの終
つた原稿Paは、搬送ローラ307および308によ
り、さらに矢印の方向に搬送され、トレイ321に排出
される。
ことは、3色CCDラインセンサー340上を原稿Pa
が相対的に移動することと同等であるので、原稿Paの
画像を3色CCDラインセンサー340で読み取ること
ができる。読み取りを終えた原稿Paは、図15のよう
に搬送ローラ307により第2の待機位置Cの方向に送
られる。そして、第2の待機位置Cにある読み取りの終
つた原稿Paは、搬送ローラ307および308によ
り、さらに矢印の方向に搬送され、トレイ321に排出
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例の原稿読
取装置においては、原稿Paの任意の部分を拡大する時
に、一度読み取りが終了して第2の待機位置Cにある原
稿Pa(図15)を、一旦第1の待機位置Bに戻し(図
13)、再び、通常の読み取り移動速度よりも低速で、
矢印方向に移動させながら拡大したい部分をCCDライ
ンセンサー340に読み取らせ、TV等に映し出すよう
にされていた。
取装置においては、原稿Paの任意の部分を拡大する時
に、一度読み取りが終了して第2の待機位置Cにある原
稿Pa(図15)を、一旦第1の待機位置Bに戻し(図
13)、再び、通常の読み取り移動速度よりも低速で、
矢印方向に移動させながら拡大したい部分をCCDライ
ンセンサー340に読み取らせ、TV等に映し出すよう
にされていた。
【0007】しかしながら、この従来の部分拡大方法で
は、原稿Paを第2の待機位置Cから第1の待機位置B
まで戻すのに非常に長い時間を必要とし、部分拡大を行
うまでの待ち時間が長くかかり、その時間ユーザーを待
たせることとなり、使用感が悪く、商品価値を著しく低
下させるという問題点があった。従って、本発明は上述
の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、部分拡大を行う時の待ち時間が短く、使用感の
良い原稿読取装置を提供することにある。
は、原稿Paを第2の待機位置Cから第1の待機位置B
まで戻すのに非常に長い時間を必要とし、部分拡大を行
うまでの待ち時間が長くかかり、その時間ユーザーを待
たせることとなり、使用感が悪く、商品価値を著しく低
下させるという問題点があった。従って、本発明は上述
の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、部分拡大を行う時の待ち時間が短く、使用感の
良い原稿読取装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の原稿読取装置は、原稿
を、ラインセンサーに対して、通常読み取り時よりも低
速で移動させることにより、該原稿の一部分を拡大して
読み取る機能を備える原稿読取装置であって、前記拡大
読み取り時に、低速で移動させる方向を、前回の読み取
り時の移動方向と反対方向としたことを特徴としてい
る。
的を達成するために、本発明の原稿読取装置は、原稿
を、ラインセンサーに対して、通常読み取り時よりも低
速で移動させることにより、該原稿の一部分を拡大して
読み取る機能を備える原稿読取装置であって、前記拡大
読み取り時に、低速で移動させる方向を、前回の読み取
り時の移動方向と反対方向としたことを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】以上の様に、この発明に係わる原稿読取装置は
構成されているので、一度読み取った原稿の一部分を拡
大するときに、原稿を、一旦、搬送方向のラインセンサ
ーより手前の位置に戻す必要がないので、部分拡大を行
うまでの待ち時間を短縮して、画像をテレビ等に素早く
拡大して映し出すことができ、使用感を向上させること
ができる。
構成されているので、一度読み取った原稿の一部分を拡
大するときに、原稿を、一旦、搬送方向のラインセンサ
ーより手前の位置に戻す必要がないので、部分拡大を行
うまでの待ち時間を短縮して、画像をテレビ等に素早く
拡大して映し出すことができ、使用感を向上させること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例について、添
付図面を参照して詳細に説明する。なお、説明にあた
り、従来例と同一部分には同一符号を付して、その説明
を省略する。図1は、一実施例の原稿読取装置の概略構
造を示したものである。図1において、1は装置本体で
あり、装置本体1には、従来例と同様に、原稿Pの搬送
路を形成するトンネル板2、3、給紙ローラ4、分離プ
レート5、および搬送ローラ6、7、8が配置されてい
る。また、給紙ローラ4の近傍には、給紙モータ(M
1)10が配置されており、この給紙モータ(M1)1
0の回転力は、歯車列12を介して給紙ローラ4に伝達
される。そして、給紙モータ(M1)10で給紙ローラ
4を矢印の方向に回転させることにより、給紙ローラ4
と分離プレート5に挟まれて、原稿Pが1枚づつに分離
されるとともに、第1の待機位置Bの方向に搬送され
る。また、詳細は後述するが、歯車列12の途中には、
回転検出器102が配置されており、この回転検出器1
02の出力信号により、給紙ローラ4は、その回転速度
を制御され、給紙の紙送り速度が適正値に保持される。
付図面を参照して詳細に説明する。なお、説明にあた
り、従来例と同一部分には同一符号を付して、その説明
を省略する。図1は、一実施例の原稿読取装置の概略構
造を示したものである。図1において、1は装置本体で
あり、装置本体1には、従来例と同様に、原稿Pの搬送
路を形成するトンネル板2、3、給紙ローラ4、分離プ
レート5、および搬送ローラ6、7、8が配置されてい
る。また、給紙ローラ4の近傍には、給紙モータ(M
1)10が配置されており、この給紙モータ(M1)1
0の回転力は、歯車列12を介して給紙ローラ4に伝達
される。そして、給紙モータ(M1)10で給紙ローラ
4を矢印の方向に回転させることにより、給紙ローラ4
と分離プレート5に挟まれて、原稿Pが1枚づつに分離
されるとともに、第1の待機位置Bの方向に搬送され
る。また、詳細は後述するが、歯車列12の途中には、
回転検出器102が配置されており、この回転検出器1
02の出力信号により、給紙ローラ4は、その回転速度
を制御され、給紙の紙送り速度が適正値に保持される。
【0011】また、搬送ローラ6の近傍には、搬送モー
タ(M2)22が配置されており、搬送モータ(M2)
22の回転力は、歯車列24および伝達ベルト30を介
して搬送ローラ6に伝達される。また、搬送ローラ6の
回転は、後述する伝達ベルト42および伝達ベルト44
により、搬送ローラ7、8に伝達され、搬送ローラ6、
7、8は夫々同一方向に同一速度で回転する。
タ(M2)22が配置されており、搬送モータ(M2)
22の回転力は、歯車列24および伝達ベルト30を介
して搬送ローラ6に伝達される。また、搬送ローラ6の
回転は、後述する伝達ベルト42および伝達ベルト44
により、搬送ローラ7、8に伝達され、搬送ローラ6、
7、8は夫々同一方向に同一速度で回転する。
【0012】一方、搬送ローラ6、7、8には、それぞ
れローラ6a、7a、8aが圧接されており、原稿P
は、これらの搬送ローラ6、7、8とローラ6a、7
a、8aとに挟まれた状態で搬送される。また、搬送ロ
ーラ6と7の中間には従動ローラ34が配設されてお
り、従動ローラ34は、原稿Pをガイドしながら、原稿
Pとの間に生ずる摩擦力により原稿Pと同一の速度で回
転される。
れローラ6a、7a、8aが圧接されており、原稿P
は、これらの搬送ローラ6、7、8とローラ6a、7
a、8aとに挟まれた状態で搬送される。また、搬送ロ
ーラ6と7の中間には従動ローラ34が配設されてお
り、従動ローラ34は、原稿Pをガイドしながら、原稿
Pとの間に生ずる摩擦力により原稿Pと同一の速度で回
転される。
【0013】原稿搬送行路内の原稿読取位置Aには、原
稿読取ガラス15が配置されており、光源である蛍光灯
330からの光を原稿Pの表面に透過させるとともに、
原稿Pの表面からの反射光を反射ミラー315の方向へ
導く様にされている。そして、反射ミラー315で反射
された光は、結像レンズ316を通過して、3色CCD
ラインセンサー140上に集光される。
稿読取ガラス15が配置されており、光源である蛍光灯
330からの光を原稿Pの表面に透過させるとともに、
原稿Pの表面からの反射光を反射ミラー315の方向へ
導く様にされている。そして、反射ミラー315で反射
された光は、結像レンズ316を通過して、3色CCD
ラインセンサー140上に集光される。
【0014】また、原稿搬送行路上の各位置には、図示
した様に検出スイッチであるスイッチSW1〜SW4が
配置されている。そして、これらのスイッチSW1〜S
W4は、原稿搬送行路上のそれぞれのスイッチに対応す
る位置に、原稿があるか否かを検出するスイッチであ
り、反射型のフオトインタラプタ等により構成されてい
る。また、これらのスイッチは、それぞれのスイッチの
位置に原稿Pがあった場合には、ONとなり、原稿Pが
ない場合にはOFFとなる様にされている。
した様に検出スイッチであるスイッチSW1〜SW4が
配置されている。そして、これらのスイッチSW1〜S
W4は、原稿搬送行路上のそれぞれのスイッチに対応す
る位置に、原稿があるか否かを検出するスイッチであ
り、反射型のフオトインタラプタ等により構成されてい
る。また、これらのスイッチは、それぞれのスイッチの
位置に原稿Pがあった場合には、ONとなり、原稿Pが
ない場合にはOFFとなる様にされている。
【0015】次に、図2は、給紙ローラ4を回転駆動す
るための給紙機構の構造を示した部分拡大図である。図
2を用いて給紙機構の構成について説明すると、まず、
9は、給紙モータ(M1)10に取付けられたピニオン
ギヤ、11、12、13は減速ギヤ、14はアイドラギ
ヤ、15は遮光板103と同軸上に固定されたパルスギ
ヤ、16は分離プレート5を給紙ローラ4に押しつける
付勢バネである。そして、給紙モータ(M1)10を矢
印の方向に回転させる(以降、「正転」と呼ぶ)と、そ
の回転は、減速ギヤ11、12、13により減速され、
給紙ローラ4は矢印の方向に回転駆動される。
るための給紙機構の構造を示した部分拡大図である。図
2を用いて給紙機構の構成について説明すると、まず、
9は、給紙モータ(M1)10に取付けられたピニオン
ギヤ、11、12、13は減速ギヤ、14はアイドラギ
ヤ、15は遮光板103と同軸上に固定されたパルスギ
ヤ、16は分離プレート5を給紙ローラ4に押しつける
付勢バネである。そして、給紙モータ(M1)10を矢
印の方向に回転させる(以降、「正転」と呼ぶ)と、そ
の回転は、減速ギヤ11、12、13により減速され、
給紙ローラ4は矢印の方向に回転駆動される。
【0016】一方、減速ギヤ12にはアイドラギヤ14
が歯合し、アイドラギヤ14にはパルスギヤ15が歯合
しているので、減速ギヤ12の回転に応じて、遮光板1
03は回転する。これにより、給紙ローラ4の回転を遮
光板103及び回転検出器102を用いて検出する事が
できる。そして、この回転検出器102の出力信号によ
り、給紙ローラ4の回転速度が所定の値となる様に、給
紙モータ10の回転速度が制御される。また、分離プレ
ート5は付勢バネ16により、給紙ローラ4に押しつけ
られており、給紙ローラ4を回転させると既知の方法に
よりプリントPは1枚づつ分離されて搬送される。
が歯合し、アイドラギヤ14にはパルスギヤ15が歯合
しているので、減速ギヤ12の回転に応じて、遮光板1
03は回転する。これにより、給紙ローラ4の回転を遮
光板103及び回転検出器102を用いて検出する事が
できる。そして、この回転検出器102の出力信号によ
り、給紙ローラ4の回転速度が所定の値となる様に、給
紙モータ10の回転速度が制御される。また、分離プレ
ート5は付勢バネ16により、給紙ローラ4に押しつけ
られており、給紙ローラ4を回転させると既知の方法に
よりプリントPは1枚づつ分離されて搬送される。
【0017】次に、図3を用いて、搬送機構について説
明する。図において、25は搬送モータ(M2)22に
取り付けられたピニオンギヤ、26は減速ギヤ、27は
減速ギヤ26に同軸に固定されたプーリ、36は搬送ロ
ーラ6に同軸に固定された2段プーリ、38は搬送ロー
ラ7に同軸に固定された2段プーリ、40は搬送ローラ
8に同軸に固定されたプーリである。そして、プーリ2
7と2段プーリ36の1段目には、伝達ベルト30が巻
き渡されており、2段プーリ36の2段目と2段プーリ
38の2段目には、伝達ベルト42が巻き渡されてお
り、更に、2段プーリ38の1段目とプーリ40には、
ベルト44が巻き渡されている。そして、2段プーリ3
6、2段プーリ38およびプーリ40の直径は等しくさ
れているので、搬送ローラ6、7、8は、それぞれ等し
い回転方向、回転速度で回転する。
明する。図において、25は搬送モータ(M2)22に
取り付けられたピニオンギヤ、26は減速ギヤ、27は
減速ギヤ26に同軸に固定されたプーリ、36は搬送ロ
ーラ6に同軸に固定された2段プーリ、38は搬送ロー
ラ7に同軸に固定された2段プーリ、40は搬送ローラ
8に同軸に固定されたプーリである。そして、プーリ2
7と2段プーリ36の1段目には、伝達ベルト30が巻
き渡されており、2段プーリ36の2段目と2段プーリ
38の2段目には、伝達ベルト42が巻き渡されてお
り、更に、2段プーリ38の1段目とプーリ40には、
ベルト44が巻き渡されている。そして、2段プーリ3
6、2段プーリ38およびプーリ40の直径は等しくさ
れているので、搬送ローラ6、7、8は、それぞれ等し
い回転方向、回転速度で回転する。
【0018】上記構成において、搬送モータ(M2)2
2の回転は、減速ギヤ26で減速され、プーリ27、3
6、38、40及び伝達ベルト、30、42、44で搬
送ローラ6、7、8に伝えられる。そして、搬送モータ
(M2)22を時計回転方向に回転させると(以降、
「正転」と呼ぶ)、搬送ローラ6、7、8は反時計回転
方向に回転し、原稿Pは図中右から左に送られる。ま
た、搬送モータ(M2)22を反時計回転方向に回転さ
せると(以降、「逆転」と呼ぶ)、搬送ローラ6、7、
8は時計回転方向に回転し、原稿Pは、図中左から右に
送られる。
2の回転は、減速ギヤ26で減速され、プーリ27、3
6、38、40及び伝達ベルト、30、42、44で搬
送ローラ6、7、8に伝えられる。そして、搬送モータ
(M2)22を時計回転方向に回転させると(以降、
「正転」と呼ぶ)、搬送ローラ6、7、8は反時計回転
方向に回転し、原稿Pは図中右から左に送られる。ま
た、搬送モータ(M2)22を反時計回転方向に回転さ
せると(以降、「逆転」と呼ぶ)、搬送ローラ6、7、
8は時計回転方向に回転し、原稿Pは、図中左から右に
送られる。
【0019】また、46は搬送ローラ6の同軸上に固定
されたローラギヤ、48はアイドラギヤ、50は遮光板
111の同軸上に固定されたパルスギヤである。搬送ロ
ーラ6の回転は、ローラギヤ46、アイドラギヤ48、
パルスギヤ50により伝達され、遮光板111を回転さ
せる。したがつて、搬送ローラ6の回転を遮光板111
及び回転検出器110を用いて検出することができ、こ
の検出信号をもとに、搬送ローラ6の回転速度が所定の
値になる様に、搬送モータ22の回転速度が制御され
る。
されたローラギヤ、48はアイドラギヤ、50は遮光板
111の同軸上に固定されたパルスギヤである。搬送ロ
ーラ6の回転は、ローラギヤ46、アイドラギヤ48、
パルスギヤ50により伝達され、遮光板111を回転さ
せる。したがつて、搬送ローラ6の回転を遮光板111
及び回転検出器110を用いて検出することができ、こ
の検出信号をもとに、搬送ローラ6の回転速度が所定の
値になる様に、搬送モータ22の回転速度が制御され
る。
【0020】一方、55は従動ローラ34の同軸上に固
定されたローラギヤ、56はアイドラギヤ、58は遮光
板119の同軸上に固定されたパルスギヤである。従動
ローラ34の回転は、ローラギヤ55、アイドラギヤ5
6、パルスギヤ58により伝えられ、遮光板119を回
転させる。従つて、従動ローラ34の回転を遮光板11
9及び回転検出器118を用いて検出することができ
る。一方、従動ローラ34は、この位置を移動する原稿
Pにより回転される。したがつて、回転検出器118の
検出信号により原稿Pの移動速度が検出できることにな
り、この検出信号をもとに、読取位置Aでの原稿Pの移
動速度が所定の値となる様に、搬送モータ22の回転速
度が制御される。
定されたローラギヤ、56はアイドラギヤ、58は遮光
板119の同軸上に固定されたパルスギヤである。従動
ローラ34の回転は、ローラギヤ55、アイドラギヤ5
6、パルスギヤ58により伝えられ、遮光板119を回
転させる。従つて、従動ローラ34の回転を遮光板11
9及び回転検出器118を用いて検出することができ
る。一方、従動ローラ34は、この位置を移動する原稿
Pにより回転される。したがつて、回転検出器118の
検出信号により原稿Pの移動速度が検出できることにな
り、この検出信号をもとに、読取位置Aでの原稿Pの移
動速度が所定の値となる様に、搬送モータ22の回転速
度が制御される。
【0021】次に、図4乃至図6は上述の機構部、蛍光
灯330、および3色CCDラインセンサー140等の
駆動および制御を行う電気回路の構成を示したブロック
図である。図中、101はマイクロコンピユータ(以下
マイコンと呼ぶ)、102、110および118は回転
検出器、103、111および119は遮光板、10
4、112、120は発光ダイオード、105、10
7、109、113、115、117、121、12
3、125は抵抗、106、114、112はフオト・
トランジスタ、108、116、124はNPNトラン
ジスタである。
灯330、および3色CCDラインセンサー140等の
駆動および制御を行う電気回路の構成を示したブロック
図である。図中、101はマイクロコンピユータ(以下
マイコンと呼ぶ)、102、110および118は回転
検出器、103、111および119は遮光板、10
4、112、120は発光ダイオード、105、10
7、109、113、115、117、121、12
3、125は抵抗、106、114、112はフオト・
トランジスタ、108、116、124はNPNトラン
ジスタである。
【0022】126、128はモータドライバ、10は
給紙モータ(M1)、22は搬送モータ(M2)、13
0は点灯回路、330は蛍光灯、SW0はスタートスイ
ツチ、SW1は原稿在否スイツチ、SW2は先端スイツ
チ、SW3は読取スイツチ、SW4は排出スイツチ、S
W5はズームスイツチ、SW6は再スタートスイッチ、
133は、原稿の拡大読み取り範囲を指定するズーム範
囲入力装置である。
給紙モータ(M1)、22は搬送モータ(M2)、13
0は点灯回路、330は蛍光灯、SW0はスタートスイ
ツチ、SW1は原稿在否スイツチ、SW2は先端スイツ
チ、SW3は読取スイツチ、SW4は排出スイツチ、S
W5はズームスイツチ、SW6は再スタートスイッチ、
133は、原稿の拡大読み取り範囲を指定するズーム範
囲入力装置である。
【0023】また、140は3色CCDラインセンサー
(例、東芝製TCD136C)、141はCCDカウン
タ回路、142はメモリ書込み用アドレスデコーダ、1
43は赤色データ用A/Dコンバータ(例えば、ソニー
製CXD1172P)、144は緑色データ用A/Dコ
ンバータ(例えば、ソニー製CXD1172P)、14
5は青色データ用A/Dコンバータ(例えば、ソニー製
CXD1172P)、146は発振子(28.6363
6MHZ )、147は読出しアドレスカウンタ、148
はアドレスセレクタ、149は赤色データ用メモリ(例
えば、松下製MN4700)、150は緑色データ用メ
モリ(例えば、松下製MN4700)、151は青色デ
ータ用メモリ(例えば、松下製MN4700)、152
は赤色データ用D/Aコンバータ(例えば、ソニー製C
X20206)、153は緑色データ用D/Aコンバー
タ(例えば、ソニー製CX20206)、154は青色
データ用D/Aコンバータ(例えば、ソニー製CX20
206)、155はRGB/NTSCエンコーダ(例え
ば、ソニー製CXA1145P)、156はテレビジョ
ン受像機である。
(例、東芝製TCD136C)、141はCCDカウン
タ回路、142はメモリ書込み用アドレスデコーダ、1
43は赤色データ用A/Dコンバータ(例えば、ソニー
製CXD1172P)、144は緑色データ用A/Dコ
ンバータ(例えば、ソニー製CXD1172P)、14
5は青色データ用A/Dコンバータ(例えば、ソニー製
CXD1172P)、146は発振子(28.6363
6MHZ )、147は読出しアドレスカウンタ、148
はアドレスセレクタ、149は赤色データ用メモリ(例
えば、松下製MN4700)、150は緑色データ用メ
モリ(例えば、松下製MN4700)、151は青色デ
ータ用メモリ(例えば、松下製MN4700)、152
は赤色データ用D/Aコンバータ(例えば、ソニー製C
X20206)、153は緑色データ用D/Aコンバー
タ(例えば、ソニー製CX20206)、154は青色
データ用D/Aコンバータ(例えば、ソニー製CX20
206)、155はRGB/NTSCエンコーダ(例え
ば、ソニー製CXA1145P)、156はテレビジョ
ン受像機である。
【0024】次に上記の様に構成された電気回路の概略
動作について説明する。マイコン101はスイツチSW
0〜SW6のON、OFFおよび、回転検出器102、
110および118の出力信号をもとに、図8〜図12
のフローチヤートに従って、原稿読取装置全体を制御す
る。回転検出器102は、発光ダイオード104、抵抗
105、107、109、遮光板103、フオトトラン
ジスタ106、NPNトランジスタ108より成る。そ
して、電源Vccが印加されると、発光ダイオード10
4には、抵抗105と発光ダイオード104の順方向電
圧Vfにより決まる電流が流れ発光する。
動作について説明する。マイコン101はスイツチSW
0〜SW6のON、OFFおよび、回転検出器102、
110および118の出力信号をもとに、図8〜図12
のフローチヤートに従って、原稿読取装置全体を制御す
る。回転検出器102は、発光ダイオード104、抵抗
105、107、109、遮光板103、フオトトラン
ジスタ106、NPNトランジスタ108より成る。そ
して、電源Vccが印加されると、発光ダイオード10
4には、抵抗105と発光ダイオード104の順方向電
圧Vfにより決まる電流が流れ発光する。
【0025】遮光板103が発光ダイオード104の発
光光を遮光しないとき、フオト・トランジスタ106は
電流を流すため、NPNトランジスタ108はオンす
る。NPNトランジスタ108がオンすると、マイコン
101のP1IN端子は「0」レベルとなる。又、遮光
板103が発光ダイオード104の発光光を遮断すると
きは、フオト・トランジスタ106は電流を流さないの
で、NPNトランジスタ108はオフする。NPNトラ
ンジスタ108がオフすると、マイコン101のP1I
N端子は「1」レベルとなる。
光光を遮光しないとき、フオト・トランジスタ106は
電流を流すため、NPNトランジスタ108はオンす
る。NPNトランジスタ108がオンすると、マイコン
101のP1IN端子は「0」レベルとなる。又、遮光
板103が発光ダイオード104の発光光を遮断すると
きは、フオト・トランジスタ106は電流を流さないの
で、NPNトランジスタ108はオフする。NPNトラ
ンジスタ108がオフすると、マイコン101のP1I
N端子は「1」レベルとなる。
【0026】マイコン101は、回転検出器102から
の「0」と「1」の信号により、給紙ローラ4の回転速
度を検出する。また、回転検出器110と、回転検出器
118も同様に動作し、搬送ローラ6と従動ローラ34
の回転速度を検出する。給紙モータ(M1)10はモー
タドライバ126により駆動される。モータドライバ1
26はマイコン101のM1out1、M1out2の
信号により、給紙モータ(M1)10を正転、逆転方向
に駆動するとともに、パルス幅制御により回転数を変化
させる。また、搬送モータ(M2)22とモータドライ
バ128の動作も同様である。
の「0」と「1」の信号により、給紙ローラ4の回転速
度を検出する。また、回転検出器110と、回転検出器
118も同様に動作し、搬送ローラ6と従動ローラ34
の回転速度を検出する。給紙モータ(M1)10はモー
タドライバ126により駆動される。モータドライバ1
26はマイコン101のM1out1、M1out2の
信号により、給紙モータ(M1)10を正転、逆転方向
に駆動するとともに、パルス幅制御により回転数を変化
させる。また、搬送モータ(M2)22とモータドライ
バ128の動作も同様である。
【0027】蛍光灯330は、点灯回路130により数
百HZ から数KHZ の周波数でオン・オフを繰返し点滅
される(インバータ点灯)。また、点灯回路130はマ
イコン101からのLampON信号によりON・OF
Fされる。3色CCDラインセンサー140は、CCD
カウンタ回路141により駆動される。3色CCDライ
ンセンサー140には、赤、緑、青の3色(R,G,
B)の光学フイルタを通して、原稿Pからの反射光が届
く様になつている。又、CCDカウンタ回路141のク
ロツク信号CCDCKにより、3色CCDラインセンサ
ー140からのアナログ信号をA/Dコンバータ14
3、144、145に出力する。
百HZ から数KHZ の周波数でオン・オフを繰返し点滅
される(インバータ点灯)。また、点灯回路130はマ
イコン101からのLampON信号によりON・OF
Fされる。3色CCDラインセンサー140は、CCD
カウンタ回路141により駆動される。3色CCDライ
ンセンサー140には、赤、緑、青の3色(R,G,
B)の光学フイルタを通して、原稿Pからの反射光が届
く様になつている。又、CCDカウンタ回路141のク
ロツク信号CCDCKにより、3色CCDラインセンサ
ー140からのアナログ信号をA/Dコンバータ14
3、144、145に出力する。
【0028】CCDカウンタ回路141は、読出アドレ
スカウンタ147からの基準クロツクCKを基準クロツ
クとして、マイコン101からのRead信号、Zoo
m信号に応じて3色CCDラインセンサー140の駆動
を行う。なお、CCDカウンタ回路141の出力信号は
図7の通りである。書込アドレスデコーダ142は、C
CDカウンタ回路141のCCDのカウント値を半導体
メモリ149、150、151に書込むアドレスに変換
する。
スカウンタ147からの基準クロツクCKを基準クロツ
クとして、マイコン101からのRead信号、Zoo
m信号に応じて3色CCDラインセンサー140の駆動
を行う。なお、CCDカウンタ回路141の出力信号は
図7の通りである。書込アドレスデコーダ142は、C
CDカウンタ回路141のCCDのカウント値を半導体
メモリ149、150、151に書込むアドレスに変換
する。
【0029】アドレスセレクタ148は、書込アドレス
デコーダ142の出力する書込アドレスと読出アドレス
カウンタ147の出力する読出アドレスとをCCDカウ
ンタ回路141の出力信号R/Wにより切換える。読出
アドレスカウンタ147は、発振子146により原発振
クロツク信号(NTSC方式では28.63636MH
Z )で発信する。又、マイコン101には基準クロツク
CKを出力する。又、アドレスセレクタ148にメモリ
の読出し用アドレス信号を出力する。さらに、RGB/
NTSCエンコーダ155にNTSC方式の基準信号で
あるSYNC信号を出力する。
デコーダ142の出力する書込アドレスと読出アドレス
カウンタ147の出力する読出アドレスとをCCDカウ
ンタ回路141の出力信号R/Wにより切換える。読出
アドレスカウンタ147は、発振子146により原発振
クロツク信号(NTSC方式では28.63636MH
Z )で発信する。又、マイコン101には基準クロツク
CKを出力する。又、アドレスセレクタ148にメモリ
の読出し用アドレス信号を出力する。さらに、RGB/
NTSCエンコーダ155にNTSC方式の基準信号で
あるSYNC信号を出力する。
【0030】赤色データ用A/Dコンバータ143は、
3色CCDラインセンサー140の赤色のアナログ出力
をADCK信号の変化により、デジタル信号に変換す
る。緑色データ用A/Dコンバータ144は緑色、青色
データ用A/Dコンバータ145は青色に対応する。赤
色データ用メモリ149は、赤色データ用A/Dコンバ
ータ143のデジタル出力信号を、書込み用アドレスに
記憶する。又、読出し用アドレスに応じて半導体メモリ
149内のデータをD/Aコンバータ152に出力す
る。緑色データ用メモリ150、青色データ用メモリ1
51も同様の動作を行う。さらに、マイコン101から
の出画制御信号OEにより、出力を0レベルにできる。
3色CCDラインセンサー140の赤色のアナログ出力
をADCK信号の変化により、デジタル信号に変換す
る。緑色データ用A/Dコンバータ144は緑色、青色
データ用A/Dコンバータ145は青色に対応する。赤
色データ用メモリ149は、赤色データ用A/Dコンバ
ータ143のデジタル出力信号を、書込み用アドレスに
記憶する。又、読出し用アドレスに応じて半導体メモリ
149内のデータをD/Aコンバータ152に出力す
る。緑色データ用メモリ150、青色データ用メモリ1
51も同様の動作を行う。さらに、マイコン101から
の出画制御信号OEにより、出力を0レベルにできる。
【0031】D/Aコンバータ152、153、154
は半導体メモリ149、150、151のデータをアナ
ログ信号に変換する。RGB/NTSCエンコーダ15
5は、赤、緑、青の3つのアナログ信号を、SYNC信
号によりNTSC方式のコンポジツト信号に変換する。
テレビ受像機156はNTSC方式のコンポジツト信号
をテレビ受像機156のブラウン管上に人の目に見える
様に表示する。
は半導体メモリ149、150、151のデータをアナ
ログ信号に変換する。RGB/NTSCエンコーダ15
5は、赤、緑、青の3つのアナログ信号を、SYNC信
号によりNTSC方式のコンポジツト信号に変換する。
テレビ受像機156はNTSC方式のコンポジツト信号
をテレビ受像機156のブラウン管上に人の目に見える
様に表示する。
【0032】次に、上述したように構成された一実施例
の原稿読取装置の動作について、図8〜図12に示した
フローチヤートを参照して説明する。まず、図8に示し
た全体動作のフローチャート(メインルーチン)を参照
して原稿読取装置の全体動作について説明する。ステツ
プS2において、スタートスイッチSW0がONにされ
たか否かがマイコン101により判断される。もし、ス
テツプS2でスタートスイッチSW0がONにされない
場合には、マイコン101は、原稿読取装置をそのまま
の状態で待機させる。
の原稿読取装置の動作について、図8〜図12に示した
フローチヤートを参照して説明する。まず、図8に示し
た全体動作のフローチャート(メインルーチン)を参照
して原稿読取装置の全体動作について説明する。ステツ
プS2において、スタートスイッチSW0がONにされ
たか否かがマイコン101により判断される。もし、ス
テツプS2でスタートスイッチSW0がONにされない
場合には、マイコン101は、原稿読取装置をそのまま
の状態で待機させる。
【0033】ステツプS2で、スタートスイッチSW0
がONにされた場合には、ステツプS4に進み、原稿在
否スイッチSW1がONになっているか否かが判断され
る。もし、ONになっていない場合には、給紙トレイ3
20に、読み込むための原稿Pが装填されなかったか、
あるいは、全ての原稿Pの読み取りが終了したか、のど
ちらかを意味しているので、ステツプS6に進み原稿読
取装置の原稿搬送行路内に残っている原稿Pの排出が行
われ、動作を終了する。この排紙のサブルーチンの詳細
は後述する。
がONにされた場合には、ステツプS4に進み、原稿在
否スイッチSW1がONになっているか否かが判断され
る。もし、ONになっていない場合には、給紙トレイ3
20に、読み込むための原稿Pが装填されなかったか、
あるいは、全ての原稿Pの読み取りが終了したか、のど
ちらかを意味しているので、ステツプS6に進み原稿読
取装置の原稿搬送行路内に残っている原稿Pの排出が行
われ、動作を終了する。この排紙のサブルーチンの詳細
は後述する。
【0034】一方、ステツプS4で原稿在否スイッチS
W1がONになっている場合には、ステツプS8に進
み、原稿Pの給排紙が行われた後ステツプS10に進
む。この給排紙のサブルーチンについては後述する。ス
テツプS10では、原稿の任意の部分の拡大を行うため
のズームスイッチSW5がONになっているか否かが判
断される。もし、ステツプS10でズームスイッチSW
5がONになっていない場合には、ステツプS12に進
み、原稿の全面を読み取る通常の読取り動作が行われ、
ステツプS16に進む。また、ステツプS10でズーム
スイッチSW5がONになっている場合にはステツプS
14に進み、ズーム読取りが行われ、ステツプS16に
進む。ここで、通常読取りのサブルーチンと、ズーム読
取りのサブルーチンについては、後述する。
W1がONになっている場合には、ステツプS8に進
み、原稿Pの給排紙が行われた後ステツプS10に進
む。この給排紙のサブルーチンについては後述する。ス
テツプS10では、原稿の任意の部分の拡大を行うため
のズームスイッチSW5がONになっているか否かが判
断される。もし、ステツプS10でズームスイッチSW
5がONになっていない場合には、ステツプS12に進
み、原稿の全面を読み取る通常の読取り動作が行われ、
ステツプS16に進む。また、ステツプS10でズーム
スイッチSW5がONになっている場合にはステツプS
14に進み、ズーム読取りが行われ、ステツプS16に
進む。ここで、通常読取りのサブルーチンと、ズーム読
取りのサブルーチンについては、後述する。
【0035】ステツプS16では、再スタートスイッチ
SW6がONにされたか否かが判断される。もし、ステ
ツプS16で、再スタートスイッチSW6がONになっ
ている場合には、ステツプS10に戻り、ステツプS1
0〜ステツプS14までの動作を繰り返す。ここで、最
スタートスイッチSW6とは、一旦読み取りが終了した
原稿Pを、再び読み込んだり、あるいは、部分拡大を行
ったりするときに用いるスイッチである。
SW6がONにされたか否かが判断される。もし、ステ
ツプS16で、再スタートスイッチSW6がONになっ
ている場合には、ステツプS10に戻り、ステツプS1
0〜ステツプS14までの動作を繰り返す。ここで、最
スタートスイッチSW6とは、一旦読み取りが終了した
原稿Pを、再び読み込んだり、あるいは、部分拡大を行
ったりするときに用いるスイッチである。
【0036】また、ステツプS16で、再スタートスイ
ッチSW6がONになっていない場合には、ステツプS
18に進み、スタートスイッチSW0がONになってい
るか否かが判断される。もし、ステツプS18でスター
トスイッチSW0がONになっていない場合には、ステ
ツプS16に戻る。従って、原稿読取装置は、再スター
トスイッチSW6、あるいはスタートスイッチSW0の
どちらかがONにされるまで、ステツプS16とステツ
プS18を繰り返し、待機状態となっている。
ッチSW6がONになっていない場合には、ステツプS
18に進み、スタートスイッチSW0がONになってい
るか否かが判断される。もし、ステツプS18でスター
トスイッチSW0がONになっていない場合には、ステ
ツプS16に戻る。従って、原稿読取装置は、再スター
トスイッチSW6、あるいはスタートスイッチSW0の
どちらかがONにされるまで、ステツプS16とステツ
プS18を繰り返し、待機状態となっている。
【0037】ステツプS18で、スタートスイッチSW
0がONになっている場合には、ステツプS4に戻りス
テツプS4からステツプS14を繰り返す。すなわち、
1枚の原稿の読み取りが終了した後に、再スタートスイ
ッチSW6がONにされた場合には、再び、同じ原稿の
読み取りが行われ、スタートスイッチSW0がONにさ
れた場合には、新しい原稿の読み取りが行われることと
なる。
0がONになっている場合には、ステツプS4に戻りス
テツプS4からステツプS14を繰り返す。すなわち、
1枚の原稿の読み取りが終了した後に、再スタートスイ
ッチSW6がONにされた場合には、再び、同じ原稿の
読み取りが行われ、スタートスイッチSW0がONにさ
れた場合には、新しい原稿の読み取りが行われることと
なる。
【0038】次に、図9に示した排紙のサブルーチンを
示すフローチャートを参照して、排紙動作について説明
する。まず、ステツプS20〜ステツプS22で、先端
スイッチSW2、読取スイッチSW3、排出スイッチS
W4がそれぞれ、ONになっているか否かが判断され
る。もし、先端スイッチSW2、読取スイッチSW3、
排出スイッチSW4が全てOFFである場合には、ステ
ツプS23に進み、搬送モータ22にフル通電して、最
大速度で搬送モータ(M2)22を回転させる。その
後、ステツプS26に進む。ここで、先端スイッチSW
2、読取スイッチSW3、排出スイッチSW4が全てO
FFであるということは、原稿搬送行路内の、どの位置
にも原稿Pがないことを意味しているか、あるいは、原
稿Pが第2の待機位置Cにあることを意味しているの
で、後者の場合を想定して、原稿Pを排出するために、
搬送モータ(M2)22を最大速度で回転させるもので
ある。
示すフローチャートを参照して、排紙動作について説明
する。まず、ステツプS20〜ステツプS22で、先端
スイッチSW2、読取スイッチSW3、排出スイッチS
W4がそれぞれ、ONになっているか否かが判断され
る。もし、先端スイッチSW2、読取スイッチSW3、
排出スイッチSW4が全てOFFである場合には、ステ
ツプS23に進み、搬送モータ22にフル通電して、最
大速度で搬送モータ(M2)22を回転させる。その
後、ステツプS26に進む。ここで、先端スイッチSW
2、読取スイッチSW3、排出スイッチSW4が全てO
FFであるということは、原稿搬送行路内の、どの位置
にも原稿Pがないことを意味しているか、あるいは、原
稿Pが第2の待機位置Cにあることを意味しているの
で、後者の場合を想定して、原稿Pを排出するために、
搬送モータ(M2)22を最大速度で回転させるもので
ある。
【0039】また、ステツプS20〜ステツプS22に
おいて、先端スイッチSW2、読取スイッチSW3、排
出スイッチSW4のいずれかがONの場合には、ONに
なっているスイッチの位置に原稿Pがあるので、原稿P
の排出を行うために、ステツプS24に進み、搬送モー
タ(M2)22にフル通電して、搬送モータ(M2)2
2を最大速度で回転させる。これにより、原稿Pは、排
出方向に最大速度で搬送され、ステツプS25に進む。
おいて、先端スイッチSW2、読取スイッチSW3、排
出スイッチSW4のいずれかがONの場合には、ONに
なっているスイッチの位置に原稿Pがあるので、原稿P
の排出を行うために、ステツプS24に進み、搬送モー
タ(M2)22にフル通電して、搬送モータ(M2)2
2を最大速度で回転させる。これにより、原稿Pは、排
出方向に最大速度で搬送され、ステツプS25に進む。
【0040】ステツプS25では、排出スイッチSW4
がONになったか否かが判断される。もし、ステツプS
25で、排出スイッチSW4がONでない場合には、ス
テツプS20に戻りステツプS20からステツプS24
を繰り返す。ステツプS25で排出スイッチSW4がO
Nになった場合には、ステツプS26に進む。ステツプ
S26では、マイコン101内のタイマー5をスタート
させて、ステツプS27に進む。
がONになったか否かが判断される。もし、ステツプS
25で、排出スイッチSW4がONでない場合には、ス
テツプS20に戻りステツプS20からステツプS24
を繰り返す。ステツプS25で排出スイッチSW4がO
Nになった場合には、ステツプS26に進む。ステツプ
S26では、マイコン101内のタイマー5をスタート
させて、ステツプS27に進む。
【0041】ステツプS27では、タイマー5がスター
トしてから、所定時間T5だけ経過したか否かが判断さ
れ、T5だけ経過するまでは、搬送モータ(M2)22
は最大速度で回転し続ける。そして、T5だけ経過した
後にステツプS28に進む。ここで、所定時間T5は、
原稿Pの先端が排出スイッチSW4で検出された瞬間か
ら、原稿Pが最大速度で排出方向に搬送されて、完全に
トレイ321に排出されるまでの時間よりも多少長く設
定されている。従って、T5だけの時間が経過した後に
は、原稿読取装置内に残っていた原稿Pは、確実にトレ
イ321に排出されている。
トしてから、所定時間T5だけ経過したか否かが判断さ
れ、T5だけ経過するまでは、搬送モータ(M2)22
は最大速度で回転し続ける。そして、T5だけ経過した
後にステツプS28に進む。ここで、所定時間T5は、
原稿Pの先端が排出スイッチSW4で検出された瞬間か
ら、原稿Pが最大速度で排出方向に搬送されて、完全に
トレイ321に排出されるまでの時間よりも多少長く設
定されている。従って、T5だけの時間が経過した後に
は、原稿読取装置内に残っていた原稿Pは、確実にトレ
イ321に排出されている。
【0042】その後、ステツプS28に進み、搬送モー
タ(M2)22が停止されて、排紙動作を終了する。次
に、図10に示した給排紙のサブルーチンについて説明
する。まず、ステップS30〜ステップS32におい
て、先端スイッチSW2、読取スイッチSW3、排出ス
イッチSW4がそれぞれONになっているか否かが判断
される。もし、先端スイッチSW2、読取スイッチSW
3、排出スイッチSW4のいずれかがONになっている
場合には、原稿搬送行路内に原稿Pが残っていることを
意味しているので、ステップS33に進み、一旦、装置
内の原稿Pの排紙が行われる。排紙のサブルーチンは前
述した通りである。
タ(M2)22が停止されて、排紙動作を終了する。次
に、図10に示した給排紙のサブルーチンについて説明
する。まず、ステップS30〜ステップS32におい
て、先端スイッチSW2、読取スイッチSW3、排出ス
イッチSW4がそれぞれONになっているか否かが判断
される。もし、先端スイッチSW2、読取スイッチSW
3、排出スイッチSW4のいずれかがONになっている
場合には、原稿搬送行路内に原稿Pが残っていることを
意味しているので、ステップS33に進み、一旦、装置
内の原稿Pの排紙が行われる。排紙のサブルーチンは前
述した通りである。
【0043】ステップS30〜ステップS32で、先端
スイッチSW2、読取スイッチSW3、排紙スイッチS
W4が全てOFFである場合には、ステップS34に進
み、マイコン101は、原稿Pの読み取りに備えて、L
ampON出力を1として、蛍光灯330を点灯させ
る。ステップS35では、給紙モータ(M1)10を正
転方向にフル通電して、給紙トレイ320から、原稿P
を一枚引き出す動作をスタートさせる。次に、ステップ
S36では、マイコン101内のタイマー1をスタート
させ、ステップS37では、タイマー1がスタートして
から所定時間T1だけ経過したか否かが判断される。ス
テップS36で、時間T1が経過した場合には、ステッ
プS38に進み、T1だけ経過していない場合には、時
間T1が経過するまで、そのまま給紙モータ(M1)1
0には、フル通電が続行される。
スイッチSW2、読取スイッチSW3、排紙スイッチS
W4が全てOFFである場合には、ステップS34に進
み、マイコン101は、原稿Pの読み取りに備えて、L
ampON出力を1として、蛍光灯330を点灯させ
る。ステップS35では、給紙モータ(M1)10を正
転方向にフル通電して、給紙トレイ320から、原稿P
を一枚引き出す動作をスタートさせる。次に、ステップ
S36では、マイコン101内のタイマー1をスタート
させ、ステップS37では、タイマー1がスタートして
から所定時間T1だけ経過したか否かが判断される。ス
テップS36で、時間T1が経過した場合には、ステッ
プS38に進み、T1だけ経過していない場合には、時
間T1が経過するまで、そのまま給紙モータ(M1)1
0には、フル通電が続行される。
【0044】ここで、時間T1は、原稿Pが、搬送ロー
ラ6に接触する前に搬送モータ22に通電して、搬送ロ
ーラ6をあらかじめ回転させておくためのタイマー1の
設定値である。次に、ステップS38では、搬送モータ
(M2)22が、正転方向にフル通電され、搬送ローラ
6の回転が開始される。
ラ6に接触する前に搬送モータ22に通電して、搬送ロ
ーラ6をあらかじめ回転させておくためのタイマー1の
設定値である。次に、ステップS38では、搬送モータ
(M2)22が、正転方向にフル通電され、搬送ローラ
6の回転が開始される。
【0045】ステップS39では、マイコン101は、
給紙ローラ4の回転検出器102のパルス数P1と、搬
送ローラ306の回転検出器110のパルス数P2を比
較し、P2−P1=X(X>0)となるように、給紙モ
ータ(M1)10の回転速度をPWM制御により制御す
る。ただし、P1=P2の時に、給紙ローラ4と搬送ロ
ーラ6の回転速度は一致するものとする。
給紙ローラ4の回転検出器102のパルス数P1と、搬
送ローラ306の回転検出器110のパルス数P2を比
較し、P2−P1=X(X>0)となるように、給紙モ
ータ(M1)10の回転速度をPWM制御により制御す
る。ただし、P1=P2の時に、給紙ローラ4と搬送ロ
ーラ6の回転速度は一致するものとする。
【0046】このように、搬送ローラ6の回転速度より
も給紙ローラ4の回転速度の方がやや遅くなる様に制御
することにより、原稿Pに適度な引っ張り力が加わり、
原稿がジャムを起こすことを防止することができる。そ
して、Xの値は、原稿Pに最適な引っ張り力が生ずる様
な値に設定されている。次に、ステップS40では、先
端スイッチSW2がONになったか否かが判断され、も
し、ONになっていない場合には、そのままの原稿搬送
状態を保持したまま、先端スイッチSW2がONになる
まで待つ。
も給紙ローラ4の回転速度の方がやや遅くなる様に制御
することにより、原稿Pに適度な引っ張り力が加わり、
原稿がジャムを起こすことを防止することができる。そ
して、Xの値は、原稿Pに最適な引っ張り力が生ずる様
な値に設定されている。次に、ステップS40では、先
端スイッチSW2がONになったか否かが判断され、も
し、ONになっていない場合には、そのままの原稿搬送
状態を保持したまま、先端スイッチSW2がONになる
まで待つ。
【0047】ステップS40で、先端スイッチSW2が
ONになった場合には、原稿Pが搬送ローラ6に引き込
まれ、給紙ローラ4から、搬送ローラ6に受け渡された
ことを意味するので、ステップS41に進み、給紙モー
タ(M1)10が停止される。ステップS42では、搬
送ローラ6の回転検出器110のパルス数P2のカウン
トが開始される。ステップS43では、回転検出器11
0のパルス数P2が所定値P20よりも大きくなったか
否かが判断され、パルス数P2が、所定値P20よりも
大きくなるまで、搬送モータ(M2)22は、回転され
続ける。そして、ステップS44で、搬送モータ(M
2)22が停止され、メインルーチンに戻る。
ONになった場合には、原稿Pが搬送ローラ6に引き込
まれ、給紙ローラ4から、搬送ローラ6に受け渡された
ことを意味するので、ステップS41に進み、給紙モー
タ(M1)10が停止される。ステップS42では、搬
送ローラ6の回転検出器110のパルス数P2のカウン
トが開始される。ステップS43では、回転検出器11
0のパルス数P2が所定値P20よりも大きくなったか
否かが判断され、パルス数P2が、所定値P20よりも
大きくなるまで、搬送モータ(M2)22は、回転され
続ける。そして、ステップS44で、搬送モータ(M
2)22が停止され、メインルーチンに戻る。
【0048】ここで、搬送モータ(M2)22が停止さ
れるまでのパルス数P20は、原稿Pの先端部が、先端
スイッチSW2を通過してから、読取スイッチSW3の
直前まで搬送されるだけのパルス数に等しく設定されて
いる。従って、ステップS44が終了した時点では、原
稿Pは、読取スイッチSW3の直前の位置、つまり、第
1の待機位置Bで停止している。また、原稿Pの後端部
は、まだ先端スイッチSW2に検出される位置にあり、
先端スイッチSW2は、ONのままである。
れるまでのパルス数P20は、原稿Pの先端部が、先端
スイッチSW2を通過してから、読取スイッチSW3の
直前まで搬送されるだけのパルス数に等しく設定されて
いる。従って、ステップS44が終了した時点では、原
稿Pは、読取スイッチSW3の直前の位置、つまり、第
1の待機位置Bで停止している。また、原稿Pの後端部
は、まだ先端スイッチSW2に検出される位置にあり、
先端スイッチSW2は、ONのままである。
【0049】次に、図11は、通常読取りのサブルーチ
ンを示したものである。まずステップS50で、マイコ
ン101は、Zoom信号出力を「0」とし、CCDカ
ウンタ回路141に通常の読み取り動作であることを伝
える。ステップS51では、先端スイッチSW2がON
になっているか否かが判断される。ここで、メインルー
チンのステップS8の給排紙が終了した時点では、給排
紙のサブルーチンの説明で述べた様に、原稿Pは、第1
の待機位置Bで停止しており、且つ先端スイッチSW2
は、ONになっている。しかし、原稿Pが一旦読み取ら
れた後に、メインルーチンのステップS16で、再スタ
ートスイッチSW6がONにされた場合には、原稿P
は、第2の待機位置Cで待機しているため、先端スイッ
チSW2は、OFFとなっている。従って、ステップS
51は、原稿Pが第1の待機位置Bと第2の待機位置C
のうちのどちらにあるかを判断するものである。
ンを示したものである。まずステップS50で、マイコ
ン101は、Zoom信号出力を「0」とし、CCDカ
ウンタ回路141に通常の読み取り動作であることを伝
える。ステップS51では、先端スイッチSW2がON
になっているか否かが判断される。ここで、メインルー
チンのステップS8の給排紙が終了した時点では、給排
紙のサブルーチンの説明で述べた様に、原稿Pは、第1
の待機位置Bで停止しており、且つ先端スイッチSW2
は、ONになっている。しかし、原稿Pが一旦読み取ら
れた後に、メインルーチンのステップS16で、再スタ
ートスイッチSW6がONにされた場合には、原稿P
は、第2の待機位置Cで待機しているため、先端スイッ
チSW2は、OFFとなっている。従って、ステップS
51は、原稿Pが第1の待機位置Bと第2の待機位置C
のうちのどちらにあるかを判断するものである。
【0050】そして、ステップS51で、先端スイッチ
SW2がONになっていない場合には、第2の待機位置
Cにある原稿Pを逆方向に搬送させて読み取る必要があ
るので、ステップS52に進み、搬送モータ(M2)2
2を逆転させる。また、ステップS51で、先端スイッ
チSW2がONになっていた場合には、そのままステッ
プS53に進む。
SW2がONになっていない場合には、第2の待機位置
Cにある原稿Pを逆方向に搬送させて読み取る必要があ
るので、ステップS52に進み、搬送モータ(M2)2
2を逆転させる。また、ステップS51で、先端スイッ
チSW2がONになっていた場合には、そのままステッ
プS53に進む。
【0051】ステップS53では、搬送モータ(M2)
22を1つ前のステップで決定された方向にフル通電し
て、原稿Pを最高速度で搬送する。ステップS54で
は、読取スイッチSW3がONになったか否かが判断さ
れ、ONになっていない場合には、搬送モータ(M2)
22のフル通電が続行され、原稿Pの端部が読取位置A
に来て、読取スイッチSW3がONになったところで、
ステップS55に進む。
22を1つ前のステップで決定された方向にフル通電し
て、原稿Pを最高速度で搬送する。ステップS54で
は、読取スイッチSW3がONになったか否かが判断さ
れ、ONになっていない場合には、搬送モータ(M2)
22のフル通電が続行され、原稿Pの端部が読取位置A
に来て、読取スイッチSW3がONになったところで、
ステップS55に進む。
【0052】ステップS55では、回転検出器110の
パルス数P2のカウンター(マイクロコンピュータ10
1内にある)がスタートされる。そして、ステップS5
6では、パルス数P2が所定値P21と比較され、パル
ス数P2が所定値P21よりも大きくなるまで、搬送モ
ータ(M2)22のフル通電がさらに継続される。ここ
で、所定値P21は、原稿Pの端から、実際に情報が記
録されている位置まで、原稿Pの周囲の不要部分を読み
飛ばして搬送するためのパルス数P22よりもやや少な
いパルス数に設定されている。
パルス数P2のカウンター(マイクロコンピュータ10
1内にある)がスタートされる。そして、ステップS5
6では、パルス数P2が所定値P21と比較され、パル
ス数P2が所定値P21よりも大きくなるまで、搬送モ
ータ(M2)22のフル通電がさらに継続される。ここ
で、所定値P21は、原稿Pの端から、実際に情報が記
録されている位置まで、原稿Pの周囲の不要部分を読み
飛ばして搬送するためのパルス数P22よりもやや少な
いパルス数に設定されている。
【0053】従って、回転検出器110のパルス数P2
が所定値P21よりも大きくなった時点では、原稿P上
の読み取りを始めるべき部分が、読取位置Aのやや手前
の位置に来ている。そして、ステップS57に進み、回
転検出器110の出力信号を元に、搬送モータ(M2)
22が、第1の一定速度(H)で回転する様にPWM制
御される。ここで、第1の一定速度(H)とは、搬送ロ
ーラ6の回転速度が、原稿Pの全画面を読み取る、通常
の読み取り動作を行うための搬送速度となる様な、搬送
モータ(M2)22の回転速度である。
が所定値P21よりも大きくなった時点では、原稿P上
の読み取りを始めるべき部分が、読取位置Aのやや手前
の位置に来ている。そして、ステップS57に進み、回
転検出器110の出力信号を元に、搬送モータ(M2)
22が、第1の一定速度(H)で回転する様にPWM制
御される。ここで、第1の一定速度(H)とは、搬送ロ
ーラ6の回転速度が、原稿Pの全画面を読み取る、通常
の読み取り動作を行うための搬送速度となる様な、搬送
モータ(M2)22の回転速度である。
【0054】次に、ステップS58では、回転検出器1
10のパルス数P2が所定値P22と比較される。上述
した様に、この所定値P22は、原稿P上の読み取りを
始めるべき部分が、読取位置Aの真下に来るまでのパル
ス数である。従って、原稿Pは、回転検出器110のパ
ルス数P2が、所定値P22になるまで、第1の一定速
度で搬送され、その後、ステップS59に進む。そし
て、ステツプS59に進んだ時点では、原稿Pの読み取
りを始めるべき部分が読取位置Aの真下に来ており、読
み取り開始の準備が完了している。
10のパルス数P2が所定値P22と比較される。上述
した様に、この所定値P22は、原稿P上の読み取りを
始めるべき部分が、読取位置Aの真下に来るまでのパル
ス数である。従って、原稿Pは、回転検出器110のパ
ルス数P2が、所定値P22になるまで、第1の一定速
度で搬送され、その後、ステップS59に進む。そし
て、ステツプS59に進んだ時点では、原稿Pの読み取
りを始めるべき部分が読取位置Aの真下に来ており、読
み取り開始の準備が完了している。
【0055】ステップS59では、マイコン101が、
出画停止信号OEを「0」とし、各メモリ149、15
0、151の出力を「0」とする。これにより、テレビ
156は黒画面となる。そして、ステップS60で、マ
イコン101は、読み取り信号Readを「1」とし
て、半導体メモリ149、150、151に画像データ
を書き込む動作をスタートさせる。
出画停止信号OEを「0」とし、各メモリ149、15
0、151の出力を「0」とする。これにより、テレビ
156は黒画面となる。そして、ステップS60で、マ
イコン101は、読み取り信号Readを「1」とし
て、半導体メモリ149、150、151に画像データ
を書き込む動作をスタートさせる。
【0056】ステップS61では、回転検出器110の
パルス数P2が所定値P23と比較される。この所定値
P23は、原稿Pの読み取りが完全に終了するパルス数
に対応する。そして、回転検出器110のパルス数がP
23となるまで、原稿Pの読み取りが行われ、ステップ
S62で、マイコン101は、読み取り信号Readを
「0」として、原稿Pの読み取り、つまり、半導体メモ
リ149、150、151への画像データの書き込みを
終了させる。従って、半導体メモリ149、150、1
51には、パルス数P22からP23までの画像データ
が書き込まれることになる。
パルス数P2が所定値P23と比較される。この所定値
P23は、原稿Pの読み取りが完全に終了するパルス数
に対応する。そして、回転検出器110のパルス数がP
23となるまで、原稿Pの読み取りが行われ、ステップ
S62で、マイコン101は、読み取り信号Readを
「0」として、原稿Pの読み取り、つまり、半導体メモ
リ149、150、151への画像データの書き込みを
終了させる。従って、半導体メモリ149、150、1
51には、パルス数P22からP23までの画像データ
が書き込まれることになる。
【0057】ステップS63では、マイコン101が出
画信号OEを「1」として、半導体メモリ149、15
0、151に書き込まれた画像情報をテレビ156に出
画させる。ステップS64では、搬送モータ(M2)2
2にフル通電し、読み取りの終了した原稿Pを搬送す
る。ステップS65では、読取スイッチSW3がONで
あるか否かが判断され、この読取スイッチSW3がOF
Fになるまで、搬送モータ(M2)22が最高速で回転
され続ける。そして、原稿Pが、読取スイッチSW3が
OFFとなる位置まで搬送されたところで、ステップS
66に進み、搬送モータ(M2)22が停止される。搬
送モータ(M2)22が停止された時点では、原稿P
は、第1の待機位置B、または、第2の待機位置Cのど
ちらかに停止していることになる。
画信号OEを「1」として、半導体メモリ149、15
0、151に書き込まれた画像情報をテレビ156に出
画させる。ステップS64では、搬送モータ(M2)2
2にフル通電し、読み取りの終了した原稿Pを搬送す
る。ステップS65では、読取スイッチSW3がONで
あるか否かが判断され、この読取スイッチSW3がOF
Fになるまで、搬送モータ(M2)22が最高速で回転
され続ける。そして、原稿Pが、読取スイッチSW3が
OFFとなる位置まで搬送されたところで、ステップS
66に進み、搬送モータ(M2)22が停止される。搬
送モータ(M2)22が停止された時点では、原稿P
は、第1の待機位置B、または、第2の待機位置Cのど
ちらかに停止していることになる。
【0058】次に、図12は、ズーム読取りのサブルー
チンを示したフローチャートである。まずステップS7
0で、マイコン101は、通常読み取り時とは逆に、Z
oom信号出力を「1」とし、CCDカウンタ回路14
1にズーム読取り動作であることを伝える。
チンを示したフローチャートである。まずステップS7
0で、マイコン101は、通常読み取り時とは逆に、Z
oom信号出力を「1」とし、CCDカウンタ回路14
1にズーム読取り動作であることを伝える。
【0059】ステップS71では、先端スイッチSW2
がONになっているか否かが判断される。これにより、
通常読み取りのサブルーチンの説明で述べた様に、原稿
322が第1の待機位置Bと第2の待機位置Cのどちら
にあるかが判断される。そして、ステップS71で、先
端スイッチSW2がONになっていない場合には、第2
の待機位置Cにある原稿Pを逆方向に搬送させて読み取
る必要があるので、ステップS72に進み、搬送モータ
(M2)22を逆転させる。また、ステップS71で、
先端スイッチSW2がONになっていた場合には、その
ままステップS73に進む。
がONになっているか否かが判断される。これにより、
通常読み取りのサブルーチンの説明で述べた様に、原稿
322が第1の待機位置Bと第2の待機位置Cのどちら
にあるかが判断される。そして、ステップS71で、先
端スイッチSW2がONになっていない場合には、第2
の待機位置Cにある原稿Pを逆方向に搬送させて読み取
る必要があるので、ステップS72に進み、搬送モータ
(M2)22を逆転させる。また、ステップS71で、
先端スイッチSW2がONになっていた場合には、その
ままステップS73に進む。
【0060】ステップS73では、搬送モータ(M2)
22を1つ前のステップで決定された方向にフル通電し
て、原稿Pを最高速度で搬送する。ステップS74で
は、読取スイッチSW3がONになったか否かが判断さ
れ、ONになっていない場合には、搬送モータ(M2)
22のフル通電が続行され、原稿Pの端部が読取位置A
に来て、読取スイッチSW3がONになったところで、
ステップS75に進む。
22を1つ前のステップで決定された方向にフル通電し
て、原稿Pを最高速度で搬送する。ステップS74で
は、読取スイッチSW3がONになったか否かが判断さ
れ、ONになっていない場合には、搬送モータ(M2)
22のフル通電が続行され、原稿Pの端部が読取位置A
に来て、読取スイッチSW3がONになったところで、
ステップS75に進む。
【0061】ステップS75では、回転検出器110の
パルス数P2のカウンター(マイクロコンピュータ10
1内にある)がスタートされる。そして、ステップS7
6では、パルス数P2が所定値P24と比較され、パル
ス数P2が所定値P24よりも大きくなるまで、搬送モ
ータ(M2)22のフル通電がさらに継続される。ここ
で、所定値P24は、原稿Pの端から、ズーム読取りを
始める位置まで、原稿Pの周囲の部分を読み飛ばして搬
送するためのパルス数P25よりもやや少ないパルス数
に設定されている。このパルス数P25は、ユーザー
が、ズーム読取りの範囲を自由に設定できる様に、ズー
ム範囲入力装置133により、マイコン101に入力で
きる様にされている。
パルス数P2のカウンター(マイクロコンピュータ10
1内にある)がスタートされる。そして、ステップS7
6では、パルス数P2が所定値P24と比較され、パル
ス数P2が所定値P24よりも大きくなるまで、搬送モ
ータ(M2)22のフル通電がさらに継続される。ここ
で、所定値P24は、原稿Pの端から、ズーム読取りを
始める位置まで、原稿Pの周囲の部分を読み飛ばして搬
送するためのパルス数P25よりもやや少ないパルス数
に設定されている。このパルス数P25は、ユーザー
が、ズーム読取りの範囲を自由に設定できる様に、ズー
ム範囲入力装置133により、マイコン101に入力で
きる様にされている。
【0062】従って、回転検出器110のパルス数P2
が所定値P24よりも大きくなった時点では、原稿P上
のズーム読取りを始めるべき部分が、読取位置Aのやや
手前の位置に来ている。そして、ステップS77に進
み、回転検出器110の出力信号を元に、搬送モータ
(M2)22が、第1の一定速度(H)よりも低速の第
2の一定速度(L)で回転する様にPWM制御される。
ここで、第2の一定速度(L)とは、搬送ローラ6の回
転速度が、原稿Pの一部分を読み取る、ズーム読取り動
作を行うための搬送速度となる様な、搬送モータ(M
2)22の回転速度である。
が所定値P24よりも大きくなった時点では、原稿P上
のズーム読取りを始めるべき部分が、読取位置Aのやや
手前の位置に来ている。そして、ステップS77に進
み、回転検出器110の出力信号を元に、搬送モータ
(M2)22が、第1の一定速度(H)よりも低速の第
2の一定速度(L)で回転する様にPWM制御される。
ここで、第2の一定速度(L)とは、搬送ローラ6の回
転速度が、原稿Pの一部分を読み取る、ズーム読取り動
作を行うための搬送速度となる様な、搬送モータ(M
2)22の回転速度である。
【0063】次に、ステップS78では、回転検出器1
10のパルス数P2が所定値P25と比較される。上述
した様に、この所定値P25は、原稿P上のズーム読取
りを始めるべき部分が、読取位置Aの真下に来るまでの
パルス数である。従って、原稿Pは、回転検出器110
のパルス数P2が、所定値P25になるまで、第2の一
定速度で搬送され、その後、ステップS79に進む。そ
して、ステツプS79に進んだ時点では、原稿Pのズー
ム読取りを始めるべき部分が読取位置Aの真下に来てお
り、ズーム読取り開始の準備が完了している。
10のパルス数P2が所定値P25と比較される。上述
した様に、この所定値P25は、原稿P上のズーム読取
りを始めるべき部分が、読取位置Aの真下に来るまでの
パルス数である。従って、原稿Pは、回転検出器110
のパルス数P2が、所定値P25になるまで、第2の一
定速度で搬送され、その後、ステップS79に進む。そ
して、ステツプS79に進んだ時点では、原稿Pのズー
ム読取りを始めるべき部分が読取位置Aの真下に来てお
り、ズーム読取り開始の準備が完了している。
【0064】ステップS79では、マイコン101が、
出画停止信号OEを「0」とし、各メモリ149、15
0、151の出力を「0」とする。これにより、テレビ
156は黒画面となる。そして、ステップS80で、マ
イコン101は、読み取り信号Readを「1」とし
て、半導体メモリ149、150、151に画像データ
を書き込む動作をスタートさせる。
出画停止信号OEを「0」とし、各メモリ149、15
0、151の出力を「0」とする。これにより、テレビ
156は黒画面となる。そして、ステップS80で、マ
イコン101は、読み取り信号Readを「1」とし
て、半導体メモリ149、150、151に画像データ
を書き込む動作をスタートさせる。
【0065】ステップS61では、回転検出器110の
パルス数P2が所定値P26と比較される。この所定値
P26は、原稿Pのズーム読取り範囲の読み取りが完全
に終了するパルス数に対応する。そして、回転検出器1
10のパルス数がP26となるまで、原稿Pの読み取り
が行われ、ステップS82で、マイコン101は、読み
取り信号Readを「0」として、原稿Pの読み取り、
つまり、半導体メモリ149、150、151への画像
データの書き込みを終了させる。従って、半導体メモリ
149、150、151には、パルス数P25からP2
6までの画像データが書き込まれることになる。
パルス数P2が所定値P26と比較される。この所定値
P26は、原稿Pのズーム読取り範囲の読み取りが完全
に終了するパルス数に対応する。そして、回転検出器1
10のパルス数がP26となるまで、原稿Pの読み取り
が行われ、ステップS82で、マイコン101は、読み
取り信号Readを「0」として、原稿Pの読み取り、
つまり、半導体メモリ149、150、151への画像
データの書き込みを終了させる。従って、半導体メモリ
149、150、151には、パルス数P25からP2
6までの画像データが書き込まれることになる。
【0066】ステップS83では、マイコン101が出
画信号OEを「1」として、半導体メモリ149、15
0、151に書き込まれた画像情報をテレビ156に出
画させる。ステップS84では、搬送モータ(M2)2
2にフル通電し、読み取りの終了した原稿Pを搬送す
る。ステップS85では、読取スイッチSW3がONで
あるか否かが判断され、この読取スイッチSW3がOF
Fになるまで、搬送モータ(M2)22が最高速で回転
され続ける。そして、原稿Pが、読取スイッチSW3が
OFFとなる位置まで搬送されたところで、ステップS
86に進み、搬送モータ(M2)22が停止される。搬
送モータ(M2)22が停止された時点では、原稿P
は、第1の待機位置B、または、第2の待機位置Cのど
ちらかに停止していることになる。そして、メインルー
チンに戻る。
画信号OEを「1」として、半導体メモリ149、15
0、151に書き込まれた画像情報をテレビ156に出
画させる。ステップS84では、搬送モータ(M2)2
2にフル通電し、読み取りの終了した原稿Pを搬送す
る。ステップS85では、読取スイッチSW3がONで
あるか否かが判断され、この読取スイッチSW3がOF
Fになるまで、搬送モータ(M2)22が最高速で回転
され続ける。そして、原稿Pが、読取スイッチSW3が
OFFとなる位置まで搬送されたところで、ステップS
86に進み、搬送モータ(M2)22が停止される。搬
送モータ(M2)22が停止された時点では、原稿P
は、第1の待機位置B、または、第2の待機位置Cのど
ちらかに停止していることになる。そして、メインルー
チンに戻る。
【0067】以上説明したフローチャートに従って、一
実施例の原稿読取装置は、動作し、原稿の読み取り動作
が行われる。なお、本発明は、その主旨を逸脱しない範
囲で上記実施例を修正もしくは変形したものに適用可能
である。例えば、一実施例においては、マイコン101
のZoom信号出力を1ビットとしているため、Mem
oryCK出力は、図7に示した様に通常書き込みと、
ズーム書き込みの2種類であり、従って、ズーム時の拡
大倍率は、1種類であるが、Zoom信号出力のビット
数を増やすことにより、拡大倍率を複数種類に増やすこ
とも可能である。
実施例の原稿読取装置は、動作し、原稿の読み取り動作
が行われる。なお、本発明は、その主旨を逸脱しない範
囲で上記実施例を修正もしくは変形したものに適用可能
である。例えば、一実施例においては、マイコン101
のZoom信号出力を1ビットとしているため、Mem
oryCK出力は、図7に示した様に通常書き込みと、
ズーム書き込みの2種類であり、従って、ズーム時の拡
大倍率は、1種類であるが、Zoom信号出力のビット
数を増やすことにより、拡大倍率を複数種類に増やすこ
とも可能である。
【0068】また、一実施例においては、読み取った画
像情報をテレビジョン画面に映す様に説明したが、本発
明は、これに限定されるものではなく、読み取った画像
情報を、他の紙に複写する様な、通常の複写機に適用し
てもよいし、またスキヤナー装置等の画像読み取り部分
に適用してもよい。また、画像の読み取りだけでなく、
文字情報の読み取りに用いてもよいことは言うまでもな
い。
像情報をテレビジョン画面に映す様に説明したが、本発
明は、これに限定されるものではなく、読み取った画像
情報を、他の紙に複写する様な、通常の複写機に適用し
てもよいし、またスキヤナー装置等の画像読み取り部分
に適用してもよい。また、画像の読み取りだけでなく、
文字情報の読み取りに用いてもよいことは言うまでもな
い。
【0069】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の原稿読取装
置によれば、一度読み取った原稿の一部分を拡大すると
きに、原稿を、一旦、搬送方向のラインセンサーより手
前の位置に戻す必要がないので、部分拡大を行うまでの
待ち時間を短縮して、画像をテレビ等に素早く拡大して
映し出すことができ、使用感を向上させることができ
る。
置によれば、一度読み取った原稿の一部分を拡大すると
きに、原稿を、一旦、搬送方向のラインセンサーより手
前の位置に戻す必要がないので、部分拡大を行うまでの
待ち時間を短縮して、画像をテレビ等に素早く拡大して
映し出すことができ、使用感を向上させることができ
る。
【図1】一実施例の原稿読取装置の概略構造を示した図
である。
である。
【図2】給紙機構の構造を示した部分拡大図である。
【図3】搬送機構の構造を示した図である。
【図4】
【図5】
【図6】電気回路の構成を示したブロック図である。
【図7】CCDカウンタ回路の出力信号を示した図であ
る。
る。
【図8】全体動作のフローチャート(メインルーチン)
である。
である。
【図9】排紙のサブルーチンを示したフローチャートで
ある。
ある。
【図10】給排紙のサブルーチンを示したフローチャー
トである。
トである。
【図11】通常読取りのサブルーチンを示したフローチ
ャートである。
ャートである。
【図12】ズーム読取りのサブルーチンを示したフロー
チャートである。
チャートである。
【図13】従来の原稿読み取り装置の概略構造を示した
図である。
図である。
【図14】従来の原稿読み取り装置の原稿搬送状態を示
した図である。
した図である。
【図15】従来の原稿読み取り装置の原稿搬送状態を示
した図である。
した図である。
1 装置本体 4 給紙ローラ 6 搬送ローラ 7 搬送ローラ 8 搬送ローラ 10 給紙モータ(M1) 22 搬送モータ(M2) 102 回転検出器 110 回転検出器 118 回転検出器 140 3色CCDラインセンサー 315 反射ミラー 316 結像レンズ 330 蛍光灯
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 原稿を、ラインセンサーに対して、通常
読み取り時よりも低速で移動させることにより、該原稿
の一部分を拡大して読み取る機能を備える原稿読取装置
であって、前記拡大読み取り時に、低速で移動させる方
向を、前回の読み取り時の移動方向と反対方向としたこ
とを特徴とする原稿読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3153006A JPH053524A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 原稿読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3153006A JPH053524A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 原稿読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053524A true JPH053524A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15552895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3153006A Pending JPH053524A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 原稿読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053524A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8573591B2 (en) | 2010-01-13 | 2013-11-05 | Seiko Epson Corporation | Optical reader, control method of optical reader, and computer-readable recording medium that shortened first transport distance of medium |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3153006A patent/JPH053524A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8573591B2 (en) | 2010-01-13 | 2013-11-05 | Seiko Epson Corporation | Optical reader, control method of optical reader, and computer-readable recording medium that shortened first transport distance of medium |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0795347A (ja) | 原稿自動搬送装置及び画像形成装置 | |
US7164508B2 (en) | Image reading apparatus | |
JPH053524A (ja) | 原稿読取装置 | |
JPH053530A (ja) | 原稿読取装置 | |
US6023347A (en) | Scanner for scanning photographic images | |
JPH06289494A (ja) | 撮影装置 | |
JP4440442B2 (ja) | 原稿撮像装置、原稿撮像方法及び記憶媒体 | |
US5745214A (en) | Film image processing apparatus | |
JP2868371B2 (ja) | 画像形成装置の光学系駆動制御装置 | |
JP3163735B2 (ja) | 画像読取り装置 | |
US5692094A (en) | Film image scanning apparatus for picking up an image and magnetic data recorded on a film without deterioration from noise generated by a peripheral circuit | |
JP3834896B2 (ja) | 電子黒板装置 | |
JPH08298563A (ja) | 画像読取装置 | |
JP2817942B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JPS61173574A (ja) | デイジタル複写装置 | |
JP2000295428A (ja) | 画像読取装置 | |
JPS63167341A (ja) | オ−バ−ヘツドプロジエクタ装置 | |
JPH0342964A (ja) | 画像読取装置 | |
JPH02295377A (ja) | 画像読取装置 | |
JPH09266520A (ja) | 画像読取装置 | |
JP3200906B2 (ja) | 画像読取り装置 | |
JP2880181B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JPH02296233A (ja) | 画像読取装置 | |
JP2001183740A (ja) | 画像入出力装置および投射型表示装置 | |
JPH0968754A (ja) | 画像表示装置の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010806 |