JPH0535034U - 液体容器の下げ紐取付け構造 - Google Patents

液体容器の下げ紐取付け構造

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JPH0535034U
JPH0535034U JP9462291U JP9462291U JPH0535034U JP H0535034 U JPH0535034 U JP H0535034U JP 9462291 U JP9462291 U JP 9462291U JP 9462291 U JP9462291 U JP 9462291U JP H0535034 U JPH0535034 U JP H0535034U
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守 藤山
秀紀 椋山
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 液体容器本体1に、下げ紐8の端末に取付け
られたバックル9を、回転自在に取付け、バックル9が
下げ紐8による正常な吊下げ状態から90°以上180
°未満回転した適宜の回転位置において、液体容器本体
1とバックル9の一部を互いに当接せしめ、それ以上の
バックル9の回転を抑止する。 【効果】 液体容器を下に置いたときにバックル9が回
転しても、その回転が途中で抑止され、それ以上回転し
てしまうことがないので、再度持上げたときに下げ紐8
が捩れることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は携帯用まほうびんなどの液体容器における、下げ紐の取付け構造に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の液体容器は、下げ紐により吊下げて携帯されていた。そしてその 下げ紐は、その両端に取付けられたバックルを、液体容器本体の二カ所に回転自 在に取付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような構造においては、正常な吊下げ状態においてはバックルは液体容器 本体に対して上向きになっているが、液体容器を下に置いたときには下げ紐の自 重によりバックルが下方に回動する。
【0004】 そして再度下げ紐を持上げて液体容器を吊下げたとき、バックルは再度回動し て上向きになるが、そのとき液体容器の姿勢や下げ紐の状態、持上げ方などによ って、バックルが回動する方向が定まらず、下げ紐の両端のバックルが互いに逆 方向に回動して下げ紐が捩れることがある。
【0005】 このようなことが繰返されると、携帯中にいつの間にか下げ紐が何回も捩れた 状態となり、下げ紐が傷み易く、また下げ紐を肩から下げたときに捩れによって 肩が痛くなることもある。
【0006】 本考案はかかる事情に鑑みなされたものであって、携帯中に下げ紐が不用意に 捩れることのない、液体容器における下げ紐の取付け構造を提供することを目的 とするものである。
【0007】
【課題を解決する手段】
而して本考案の下げ紐の取付け構造は、液体容器本体に、下げ紐の端末に取付 けられたバックルを、回転自在に取付けると共に、バックルが下げ紐による正常 な吊下げ状態から90°以上180°未満回転した適宜の回転位置において、液 体容器本体とバックルの一部を互いに当接せしめ、それ以上のバックルの回転を 抑止したことを特徴とするものである。
【0008】 また本考案においては、液体容器本体とバックルの一部が互いに当接してバッ クルの回転を抑止した状態において、その抑止を乗越えてバックルの回転が可能 であることが好ましい。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に従って説明する。図1及び図2は本考案の一実施 例を示すものであって、1は液体容器本体としてのまほうびん本体である。該ま ほうびん本体1は胴体2の上部に肩体3が取付けられており、該肩体3の両側部 には幹部4の先端に頭部5を膨設したボス6が突設されている。7はまほうびん の蓋である。
【0010】 8は下げ紐であって、その両端にはバックル9が取付けられている。該バック ル9には図2に示すように略瓢箪形の係止孔10が穿設されており、その係止孔 10の大径部11に前記ボス6の頭部5を通して係止し、幹部4を係止孔10の 括れ部12を通して小径部13に移行させることにより、バックル9をボス6に 回転自在に取付ける。
【0011】 この実施例においては、前記ボス6のやゝ下方の肩体3の表面に、小突起14 が突設されている。またバックル9の小径部13から括れ部12にかけての周縁 には、まほうびん本体1に対向する面にリブ15が突設されており、バックル9 をまほうびん本体1に対して回転させたとき、前記小突起14とリブ15とが互 いに当接し、さらに強く回転させることにより、その当接を乗越えてバックル9 が回転できるようになっている。
【0012】 図3は本考案の他の実施例を示すものであって、ボス6の幹部4の上部及び、 バックル9の係止孔10の小径部13における、正常な吊下げ状態において下部 に相当する位置の内周に、それぞれ互いに当接し得る小突起16,17を突設し たものである。
【0013】 而してバックル9がまほうびん本体1に対して回転するときに、この小突起1 6,17が互いに当接することによりバックル9の回転が抑止されると共に、さ らに強く回転させることにより小突起16,17が互いに相手を乗越えて、バッ クル9が回転することができるようになっている。
【0014】 図4は図3における小突起17の形状が異る例である。図4(a)は小突起1 7が小径部13の内周に直線状に突出したものであり、図4(b)は小径部13 の内周に相当程度の範囲に亙って三日月状の小突起17を突設したものであって 、いずれもボス6の幹部4の小突起16に当接してバックル9の回転を阻止し、 さらにバックル9を強く回転させることにより小突起16を乗越えて、バックル 9の回転が可能である。
【0015】 また図4(c)の例は、係止孔10の小径部13及びボス6の幹部4が楕円形 状をなしており、正常な吊下げ状態においては遊嵌状態であり、バックル9を回 転させることにより鎖線で示すように、小径部13の短径部と幹部4の長径部と が当接して回転を阻止し、さらにバックル9を強く回転させることにより小突起 16を乗越えて、バックル9の回転が可能である。
【0016】 図5は本考案のさらに他の実施例であって、バックル9における正常な吊下げ 状態での上端部に、まほうびん本体1本体に対向する側に突出する小突条18を 突設したものである。
【0017】 而してバックル9が回転したときに、小突条18がバックル9に取付けられた 部分の下げ紐8を介してまほうびん本体1の胴部側面に当接することにより、バ ックル9の回転が抑止されると共に、さらに強く回転させることにより、小突条 18がまほうびん本体1の側面を乗越えて、バックル9が回転できるようになっ ている。
【0018】 本考案においては、バックル9とまほうびん本体1とが当接してバックル9の 回転が抑止される位置は、正常な吊下げ状態におけるバックル9の位置から、9 0°以上180°未満回転した位置とすべきである。
【0019】 バックル9が90°回転しない間にその回転が抑止されると、内容液を注出す るときに下げ紐8やバックル9が邪魔になる。また180°以上回転することが 許容されると、下げ紐8を持上げてまほうびんを吊下げたとき、まほうびんが宙 返りして危険であり、またバックル9が抑止を乗越えて回転してしまい、下げ紐 8が捩れる恐れがある。
【0020】
【作用】
本考案においては、下げ紐8でまほうびん本体1を吊下げたときには、バック ル9はボス6を軸として下げ紐8の取付け位置が上方となるように回転し、まほ うびん本体1を吊下げて携帯することができる。
【0021】 而してまほうびん本体1をテーブル又は床面などに置き、下げ紐8を下すと、 バックル9は下げ紐8の自重により、ボス6を回転軸としていずれかの方向に回 転する。
【0022】 そしてバックル9とまほうびん本体1とがその一部において当接することによ りバックル9の回転が抑止され、それ以上回転することはない。
【0023】 この作用は、図1及び図2の実施例においては、図2に示すようにバックル9 のリブ15が肩体3に突設された小突起14に当接することにより行われる。ま た図3及び図4(a),(b)の実施例においては、小突起16,17が互いに 当接することにより、図4(c)においては小径部13の短径部と幹部4の長径 部とが当接することにより、さらに図5の実施例では小突条18が下げ紐8を介 してまほうびん本体1の側面に当接することにより行われる。
【0024】 またバックル9の回転が抑止される位置が、正常な吊下げ状態から90°以上 回転した位置であるので、まほうびん本体1から内容液を注出する際に下げ紐8 やバックル9が邪魔になることはない。
【0025】 そして下げ紐8を持上げれば、バックル9の回転は途中で止っているため、先 に回転したときと逆方向に回転し、再度正常な吊下げ状態に戻り、まほうびん本 体1を吊下げることができ、バックル9がまほうびん本体1に対して一回転して 下げ紐8が捩れることがない。
【0026】 また請求項2の考案においては、バックル9とまほうびん本体1とがその一部 で当接し、バックル9の回転が抑止された状態においても、さらにその当接を乗 越えてバックル9の回転が可能であり、バックル9のまほうびん本体1への取付 けを誤った場合などにおいて下げ紐8にねじれが生じたようなときにも、バック ル9を取外して取付け直す必要がなく、バックル9を回転させることによりねじ れを除くことが可能である。
【0027】 また下げ紐8が強く引張られて当接部に大きな衝撃力が加わったときにはその 当接部が乗越えるので、衝撃力が緩和される。
【0028】
【考案の効果】
本考案によれば、まほうびん本体1をテーブルなどに置いて下げ紐8を下した ときに、バックル9がまほうびん本体1に対して回転するが、その回転の途中で バックル9とまほうびん本体1とがその一部で当接するために、バックル9の回 転が抑止され、それ以上回転し得ない。
【0029】 従って再度下げ紐8を持上げたときにもバックル9は先とは逆に回転して吊下 げ状態となり、バックル9がまほうびん本体1に対して一回転してしまうことが ないので、下げ紐8が捩れることがない。
【0030】 また請求項2の考案によれば、バックル9の取付け時の不具合などで下げ紐8 に捩れが生じたときに、バックル9を抑止を乗越えて回転させることにより、容 易にその捩れを除くことができる。
【0031】 さらに下げ紐8が強く引張られて当接部に大きな衝撃力が加わったときにもそ の当接部が乗越えることができ、衝撃力が緩和されるので、その当接部やバック ル9が破損することがない。
【提出日】平成4年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 また図4(c)の例は、係止孔10の小径部13及びボス6 の幹部4が楕円形状をなしており、正常な吊下げ状態においては遊嵌状態であり 、バックル9を回転させることにより鎖線で示すように、小径部13の短径部と 幹部4の長径部とが当接して回転を阻止し、さらにバックル9を強く回転させる ことによりその当接による抵抗を乗越えて、バックル9の回転が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を適用したまほうびんの正
面図
【図2】 図1の実施例の拡大側面図
【図3】 本考案の他の実施例を示すものであって、
(a)は側面図、(b)は主要部の拡大図
【図4】 図3の実施例における小突起の形状の変形例
の主要部の側面図
【図5】 本考案のさらに他の実施例を適用したまほう
びんの正面図
【符号の説明】
1 まほうびん本体(液体容器本体) 8 下げ紐 9 バックル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体容器本体(1)に、下げ紐(8)の
    端末に取付けられたバックル(9)を、回転自在に取付
    けると共に、バックル(9)が下げ紐(8)による正常
    な吊下げ状態から90°以上180°未満回転した適宜
    の回転位置において、液体容器本体(1)とバックル
    (9)の一部を互いに当接せしめ、それ以上のバックル
    (9)の回転を抑止したことを特徴とする、液体容器の
    下げ紐取付け構造
  2. 【請求項2】 液体容器本体(1)とバックル(9)の
    一部が互いに当接した状態を乗越えてバックル(9)の
    回転が可能であることを特徴とする、請求項1に記載の
    液体容器の下げ紐取付け構造
JP9462291U 1991-10-21 1991-10-21 液体容器の下げ紐取付け構造 Expired - Fee Related JP2544410Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012245994A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Oriental Land Co Ltd 吊下げ紐付き容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012245994A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Oriental Land Co Ltd 吊下げ紐付き容器

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JP2544410Y2 (ja) 1997-08-20

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