JPH0535011Y2 - - Google Patents

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JPH0535011Y2
JPH0535011Y2 JP1989104571U JP10457189U JPH0535011Y2 JP H0535011 Y2 JPH0535011 Y2 JP H0535011Y2 JP 1989104571 U JP1989104571 U JP 1989104571U JP 10457189 U JP10457189 U JP 10457189U JP H0535011 Y2 JPH0535011 Y2 JP H0535011Y2
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JP
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lid
container body
sliding
opening
ashtray
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JP1989104571U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は車両に装着するリツド式の灰皿に関す
るものである。
従来の技術 従来、車両用の灰皿として第6図に示す様に、
開口部aを有する容器体b内に取付けられたリツ
ド回動軸cにプレートdの一端を回動自在に装着
すると共に、他端をリツドeに軸着したリツド式
の灰皿が見受けられるも、かかる灰皿にあつては
リツドeの後端縁、即ち容器体b内に収容される
側の縁部が、頻繁なる開閉操作により容器体b内
面と摺接されるため、この摺接個所にて傷が発生
し、意匠的に毀損する欠点を有し、而も容器体b
等は合成樹脂にて成形されているため、摺接個所
の形態、抵抗等に起因して開閉操作におけるフイ
ーリングが低下する欠点を有していた。
考案が解決しようとする課題 本考案はリツドの後端縁と容器体内壁面との間
に隙間を維持して開閉し、頻繁なる開閉操作にて
もリツドの意匠的な毀損を防止すると共に、開閉
操作のフイーリングを向上させる灰皿を提供せん
とするものである。
〔考案の構成〕
課題を解決するための手段 本考案はかかる点に鑑み、リツド裏側の中間部
に回動自在に装着するプレートを介してリツドを
容器体に装着し、該容器体の開口部をリツドによ
り開閉する灰皿において、リツド裏側の後端側に
摺動部を設け、該摺動部と摺動自在に嵌合すべき
摺動溝を容器体内壁に設けると共に、摺動溝の摺
動軌跡をリツド開閉時に該リツドの後端縁と、容
器体内壁面との間に若干の隙間が維持される曲率
に設定した灰皿を提供して上記欠点を解消せんと
したものである。
作 用 本考案にあつては、リツドの開閉操作時は、摺
動部が摺動溝に摺動自在に嵌合されていることに
より、摺動溝の摺動軌跡に沿つてリツドが開閉さ
れ、この時リツドの後端縁と容器体内壁面とは一
定の隙間が維持されるた状態にて開閉されるので
ある。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
ると、 1は車両のセンターコンソール(図示せず)等
の取付凹部(図示せず)に装着する灰皿であり、
該灰皿1はリツド2と、該リツド2により開閉さ
れる開口部3を有する容器体4により構成してい
る。
リツド2は基体5を略矩形状に形成し、該基体
5表側の先端に取手部6を膨出形成し、又基体5
裏側の中間部に回転軸7を横架し、該回転軸7に
平面視略コ字状に形成したプレート8の基端を回
動自在に装着すると共に、回転軸7に挿入される
コイルスプリング9の一方のフツク10をリツド
2裏側に圧接し、他方のフツク10aをプレート
8裏側に圧接し、リツド2及びプレート8をコイ
ルスプリング9の弾発力により相反する方向へ付
勢している。
11,11aはリツド2に設ける摺動部であ
り、該摺動部11,11aはリツド2裏側の後端
の両側より支持突起12,12aを垂設し、該支
持突起12,12aに側方へ開口する凹部13,
13aを陥設し、該凹部13,13aにスプリン
グ14,14aを介装してスチールボール15,
15aを嵌装している。
そして、リツド2のプレート8の支持片16,
16aの先端部を容器体4の適宜個所に軸着する
と共に、容器体4内壁に設ける所定曲率からなる
略V字状の摺動溝17に、リツド2の一方の摺動
部11のスチールボール15を圧接させて摺動自
在に嵌合し、又他方のスチールボール15aは容
器体4内壁に摺動自在に圧接して装着している。
又、摺動溝17の曲率としては、リツド2の後
端縁と、容器体4内壁面との間に若干の隙間を維
持すべき曲率と成す様に設定している。
又、摺動溝17は容器体4と別体にて形成した
ガイド部材18に刻設し、該ガイド部材18を容
器体4に固定している。
尚、図中19はリツド2の先端部の裏側に設け
るダンバー、20はリツド2後端に設けるダンパ
ー、21は容器体4の開口部3の開口時、リツド
2後端と当接する容器体4に設けるストツパー、
22は容器体4の開口部3の閉口時、リツド2先
端と当接する容器体4に設ける段部である。
次に本考案に係る灰皿の作用について説明する
と、 リツド2をプレート8の支持片16,16aの
先端部を支点としてリツド2を後方へ回転操作す
ることにより、リツド2が水平状態より垂直状態
に姿勢を変えながら、リツド2の後端部が容器体
4内に収容されて容器体4の開口部3が開口され
るのである。
かかる開閉操作時は、摺動部11のスチールボ
ール15が摺動溝17に摺動自在に嵌合されてい
ることにより、摺動溝17の摺動軌跡に沿つてリ
ツド2が開閉され、この時リツド2の後端縁と容
器体4内壁面とは若干の隙間が維持された状態に
て開閉されるのである。
又、開口時はコイルスプリング9のフツク10
aの弾発力に抗して開口され、所定の開口状態を
越えた時点で、他方のフツク10の弾発力により
リツド2が完全開口し、又閉口時の反対の作用に
よりリツド2が完全閉口するのである。
又、摺動部11,11aを構成しているスプリ
ング14,14aにより開口部3中心に常にリツ
ド2を位置させるのである。
〔考案の効果〕
要するに本考案は、リツド2裏側の中間部に回
動自在に装着するプレート8を介してリツド2を
容器体4に装着し、該容器体4の開口部3をリツ
ド2により開閉する灰皿において、リツド2裏側
の後端側に摺動部11を設け、該摺動部11と摺
動自在に嵌合すべき摺動溝17を容器体4内壁に
設けると共に、摺動溝17の摺動軌跡をリツド2
開閉時に該リツド2の後端縁と、容器体4内壁面
との間に若干の隙間が維持される曲率に設定した
ので、摺動部11が摺動溝17に摺動自在に嵌合
されていることにより、摺動溝17の摺動軌跡に
沿つてリツド2の後端縁と容器体4内壁面とは若
干の隙間が維持された状態にて開閉されるため、
頻繁なる開閉操作が繰り返されてもリツド2に損
傷を与えず、意匠的に毀損することが防止出来、
又摺動部11にスチールボール15等を使用する
ことにより、摺動抵抗を低減することが出来るた
め、スムーズな摺動となり、開閉操作のフイーリ
ングを向上することが出来る等その実用的効果甚
だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、第1
図は本考案に係る灰皿の平面図、第2図は第1図
のA−A断面図、第3図は第2図のB−B断面
図、第4図は第2図のC−C断面図、第5図は第
2図のD−D断面図、第6図は従来のリツド式の
灰皿の断面図である。 2……リツド、3……開口部、4……容器体、
8……プレート、11……摺動部、17……摺動
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リツド裏側の中間部に回動自在に装着するプレ
    ートを介してリツドを容器体に装着し、該容器体
    の開口部をリツドにより開閉する灰皿において、
    リツド裏側の後端側に摺動部を設け、該摺動部と
    摺動自在に嵌合すべき摺動溝を容器体内壁に設け
    ると共に、摺動溝の摺動軌跡をリツド開閉時に該
    リツドの後端縁と、容器体内壁面との間に若干の
    隙間が維持される曲率に設定したことを特徴とす
    る灰皿。
JP1989104571U 1989-09-06 1989-09-06 Expired - Lifetime JPH0535011Y2 (ja)

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JP1989104571U JPH0535011Y2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06

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JPH0343037U JPH0343037U (ja) 1991-04-23
JPH0535011Y2 true JPH0535011Y2 (ja) 1993-09-06

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Publication number Publication date
JPH0343037U (ja) 1991-04-23

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