JPH0534887Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0534887Y2 JPH0534887Y2 JP4877490U JP4877490U JPH0534887Y2 JP H0534887 Y2 JPH0534887 Y2 JP H0534887Y2 JP 4877490 U JP4877490 U JP 4877490U JP 4877490 U JP4877490 U JP 4877490U JP H0534887 Y2 JPH0534887 Y2 JP H0534887Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- raw material
- mold
- leveling
- edging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 22
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 19
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 14
- 238000007688 edging Methods 0.000 description 12
- 239000011362 coarse particle Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は着色粗粒を混入した原料を使用して斑
点模様入りの屈曲タイルを製造する場合に用いる
成型枠に関する。
点模様入りの屈曲タイルを製造する場合に用いる
成型枠に関する。
タイルの成型は型枠内に原料を盛上げ式に装入
した後、上面を均して余分な原料を掻き取り、同
原料を型枠の上端面と同一面となる様に納めてか
ら上型で加圧するのであるが、斑点模様入りタイ
ルを作るために粉末原料中に着色粗粒を混入した
場合には、第4図に示す様に均し作業時において
その均し方向(矢印方向)の始端側(型枠1の左
内端)の粗粒が中央側へ移動して、同始端側には
着色粗粒が表面に表れなくなり、これを上型2
(若しくは上型2及び下型3)で加圧すると第5
図に示す様に成型されたタイル4には一方の側縁
に斑点模様が全くない無模様部分4′が形成され
るという不具合が生ずる。
した後、上面を均して余分な原料を掻き取り、同
原料を型枠の上端面と同一面となる様に納めてか
ら上型で加圧するのであるが、斑点模様入りタイ
ルを作るために粉末原料中に着色粗粒を混入した
場合には、第4図に示す様に均し作業時において
その均し方向(矢印方向)の始端側(型枠1の左
内端)の粗粒が中央側へ移動して、同始端側には
着色粗粒が表面に表れなくなり、これを上型2
(若しくは上型2及び下型3)で加圧すると第5
図に示す様に成型されたタイル4には一方の側縁
に斑点模様が全くない無模様部分4′が形成され
るという不具合が生ずる。
この様な不具合を解消する手段が本願出願人に
よつて実公昭47−19712号として先に提案されて
いるのであるが、これは第6図に示す様に型枠1
における均し方向の両側上端部に型枠1内に連接
する縁取部5を形成し、着色粗粒を混入した原料
の均し作業時に発生する無粗粒の部分をこの縁取
部5内に留める様にすることにより、均し方向の
始端側の着色粗粒が移動してなくなつても縁取部
5の部分がなくなるのみで成型される型枠1内は
無粗粒部分が発生せず、この状態で加圧して斑点
模様むらのない成型品を得る様にしたものであ
る。
よつて実公昭47−19712号として先に提案されて
いるのであるが、これは第6図に示す様に型枠1
における均し方向の両側上端部に型枠1内に連接
する縁取部5を形成し、着色粗粒を混入した原料
の均し作業時に発生する無粗粒の部分をこの縁取
部5内に留める様にすることにより、均し方向の
始端側の着色粗粒が移動してなくなつても縁取部
5の部分がなくなるのみで成型される型枠1内は
無粗粒部分が発生せず、この状態で加圧して斑点
模様むらのない成型品を得る様にしたものであ
る。
しかして上記の様な成型枠は平板状のタイルを
成型する場合には所期の目的を達成するが、第3
図に示す様な屈曲タイル6を成型する場合にその
構成をそのまま採用すると次の様な新たな不具合
が生ずる。即ち、屈曲タイル6は第7図に示す様
な中央部を三角山状に膨出させてその左右両側に
傾斜面7,7を形成した型枠8を用いて成型され
るのであるが、この型枠8における原料の均し方
向の両側上端部に傾斜面7,7の傾斜方向に沿つ
て型枠8内に連接する縁取部9,9を設け、同型
枠8を用いて斑点模様入りの屈曲タイルを成型し
ようとすると、原料の均し作業時において縁取部
9,9内の原料がその傾斜に沿つて滑落してしま
い、同縁取部9,9による良好な無粗粒部分の発
生防止作用が得られないという点に問題点を有す
る。
成型する場合には所期の目的を達成するが、第3
図に示す様な屈曲タイル6を成型する場合にその
構成をそのまま採用すると次の様な新たな不具合
が生ずる。即ち、屈曲タイル6は第7図に示す様
な中央部を三角山状に膨出させてその左右両側に
傾斜面7,7を形成した型枠8を用いて成型され
るのであるが、この型枠8における原料の均し方
向の両側上端部に傾斜面7,7の傾斜方向に沿つ
て型枠8内に連接する縁取部9,9を設け、同型
枠8を用いて斑点模様入りの屈曲タイルを成型し
ようとすると、原料の均し作業時において縁取部
9,9内の原料がその傾斜に沿つて滑落してしま
い、同縁取部9,9による良好な無粗粒部分の発
生防止作用が得られないという点に問題点を有す
る。
本考案は上記の様な問題点を解決すべくその改
善を試みたものであつて、本考案の課題は原料の
均し作業時において縁取部内の原料の滑落を防止
することが出来る様にする点にあり、その具体的
な手段と作用は次の通りである。
善を試みたものであつて、本考案の課題は原料の
均し作業時において縁取部内の原料の滑落を防止
することが出来る様にする点にあり、その具体的
な手段と作用は次の通りである。
中央部を三角山状に膨出させてその左右両側に
傾斜面を存して型枠を形成し、同型枠における原
料の均し方向の両側上端部に傾斜面の傾斜方向に
沿つて型枠内に連接する縁取部を設けると共に、
同縁取部に同縁取部を上下に仕切る複数の堰を設
ける。
傾斜面を存して型枠を形成し、同型枠における原
料の均し方向の両側上端部に傾斜面の傾斜方向に
沿つて型枠内に連接する縁取部を設けると共に、
同縁取部に同縁取部を上下に仕切る複数の堰を設
ける。
縁取部に設けられる複数の堰によつて原料の均
し作業時において縁取部内の原料の滑落を防止す
る作用が得られる。
し作業時において縁取部内の原料の滑落を防止す
る作用が得られる。
以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図及び第2図は本考案の実施例を表す図面
であつて、同図面において10は本考案に係る成
型枠を示す。同成型枠10は型枠8、上型11、
下型12より成り、型枠8は中央部を三角山状に
膨出させてその左右両側に傾斜面7,7を存して
形成される。同型枠8における原料の均し方向
(第2図の矢印方向)の両側上端部には傾斜面7,
7の傾斜方向に沿つて型枠8内に連接する縁取部
9,9が設けられると共に、縁取部9,9には一
定間隔を存して同縁取部9,9を上下に仕切る複
数の堰13…が設けられる。
であつて、同図面において10は本考案に係る成
型枠を示す。同成型枠10は型枠8、上型11、
下型12より成り、型枠8は中央部を三角山状に
膨出させてその左右両側に傾斜面7,7を存して
形成される。同型枠8における原料の均し方向
(第2図の矢印方向)の両側上端部には傾斜面7,
7の傾斜方向に沿つて型枠8内に連接する縁取部
9,9が設けられると共に、縁取部9,9には一
定間隔を存して同縁取部9,9を上下に仕切る複
数の堰13…が設けられる。
次にその使用方法及び作用について説明する。
第2図に示す様に下型12を型枠8に嵌挿して
セツトした状態において、同型枠8内に着色粗粒
を混入した原料を盛上げ式に装入し、余分な原料
を掻き取つてその上面を型枠8の上端面と同一面
にするための均し作業を行なうと、縁取部9,9
の原料は堰13…によつてその滑落が防止されて
同縁取部9,9に滞留し、これにより均し作業に
おける均し方向の始端部側の着色粗粒が移動して
なくなつても、始端部側の縁取部9の部分が無粗
粒となるだけで成型される型枠8内の部分は無粗
粒状態が発生しない。又、均し方向の終端部側に
着色粗粒が多く集まる(この弊害は余りない)こ
とがあつても、これも終端部側の縁取部9に溜る
ことになり、型枠8内は粗粒むらが発生すること
なく粗粒が均等に分散する状態を得る事が出来
る。そしてこの状態において上型11で加圧する
ことにより第3図に示す様な斑点模様にむらのな
い成型品を得る事が出来る。尚、縁取り部9,9
に設けられた堰13…による同縁取部9,9の従
前の作用に対する影響は殆どないことが試作品に
よる実験で確かめられた。
セツトした状態において、同型枠8内に着色粗粒
を混入した原料を盛上げ式に装入し、余分な原料
を掻き取つてその上面を型枠8の上端面と同一面
にするための均し作業を行なうと、縁取部9,9
の原料は堰13…によつてその滑落が防止されて
同縁取部9,9に滞留し、これにより均し作業に
おける均し方向の始端部側の着色粗粒が移動して
なくなつても、始端部側の縁取部9の部分が無粗
粒となるだけで成型される型枠8内の部分は無粗
粒状態が発生しない。又、均し方向の終端部側に
着色粗粒が多く集まる(この弊害は余りない)こ
とがあつても、これも終端部側の縁取部9に溜る
ことになり、型枠8内は粗粒むらが発生すること
なく粗粒が均等に分散する状態を得る事が出来
る。そしてこの状態において上型11で加圧する
ことにより第3図に示す様な斑点模様にむらのな
い成型品を得る事が出来る。尚、縁取り部9,9
に設けられた堰13…による同縁取部9,9の従
前の作用に対する影響は殆どないことが試作品に
よる実験で確かめられた。
本考案は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様に型枠の傾斜面の傾斜方向に沿つて同型
枠内に連接する縁取部を設けると共に、同縁取部
に同縁取部を上下に仕切る複数の堰を設け、同堰
によつて縁取部の原料の滑落を防止する様にした
ことにより、縁取り部による無粗粒部分の発生防
止作用によつて斑点模様むらのない屈曲タイルを
成型することが出来るに至つた。
上記の様に型枠の傾斜面の傾斜方向に沿つて同型
枠内に連接する縁取部を設けると共に、同縁取部
に同縁取部を上下に仕切る複数の堰を設け、同堰
によつて縁取部の原料の滑落を防止する様にした
ことにより、縁取り部による無粗粒部分の発生防
止作用によつて斑点模様むらのない屈曲タイルを
成型することが出来るに至つた。
第1図乃至第3図は本考案の実施例を表す図面
であり、第1図は分解斜視図、第2図は第1図に
おけるA−A線断面図、第3図は成型された屈曲
タイルの外観斜視図である。又、第4図乃至第7
図は従来例を表す図面であつて、第4図は従来の
成型枠の断面図、第5図はその成型枠により成型
されたタイルの平面図、第6図は改良された成型
枠の断面図、第7図は従来の屈曲タイル用成型枠
の外観斜視図である。 1……型枠、2……上型、3……下型、4……
タイル、4′……無模様部分、5……縁取部、6
……屈曲タイル、7……傾斜面、8……型枠、9
……縁取部、10……成型枠、11……上型、1
2……下型、13……堰。
であり、第1図は分解斜視図、第2図は第1図に
おけるA−A線断面図、第3図は成型された屈曲
タイルの外観斜視図である。又、第4図乃至第7
図は従来例を表す図面であつて、第4図は従来の
成型枠の断面図、第5図はその成型枠により成型
されたタイルの平面図、第6図は改良された成型
枠の断面図、第7図は従来の屈曲タイル用成型枠
の外観斜視図である。 1……型枠、2……上型、3……下型、4……
タイル、4′……無模様部分、5……縁取部、6
……屈曲タイル、7……傾斜面、8……型枠、9
……縁取部、10……成型枠、11……上型、1
2……下型、13……堰。
Claims (1)
- 中央部を三角山状に膨出させてその左右両側に
傾斜面を存して型枠を形成し、同型枠における原
料の均し方向の両側上端部に傾斜面の傾斜方向に
沿つて型枠内に連接する縁取部を設けると共に、
同縁取部に同縁取部を上下に仕切る複数の堰を設
けて成る斑点模様入り屈曲タイルの成型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4877490U JPH0534887Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4877490U JPH0534887Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH047107U JPH047107U (ja) | 1992-01-22 |
JPH0534887Y2 true JPH0534887Y2 (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=31565887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4877490U Expired - Lifetime JPH0534887Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534887Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51129633U (ja) * | 1975-04-05 | 1976-10-19 |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP4877490U patent/JPH0534887Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH047107U (ja) | 1992-01-22 |
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