JPH0534860Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0534860Y2
JPH0534860Y2 JP1987089022U JP8902287U JPH0534860Y2 JP H0534860 Y2 JPH0534860 Y2 JP H0534860Y2 JP 1987089022 U JP1987089022 U JP 1987089022U JP 8902287 U JP8902287 U JP 8902287U JP H0534860 Y2 JPH0534860 Y2 JP H0534860Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
nozzle
gas
guide tube
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987089022U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63202494U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987089022U priority Critical patent/JPH0534860Y2/ja
Publication of JPS63202494U publication Critical patent/JPS63202494U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0534860Y2 publication Critical patent/JPH0534860Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はレーザ光路が大気中の塵埃などで汚
染されるのを防止するレーザ加工機のレーザ光路
保護装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のレーザ加工機は、第2図に示すようにレ
ーザ発振器(図示せず)で発生されたレーザビー
ムaを光路bを経てノズルcへ導びき、ノズルc
内に設けられたレンズdによりワークe上へ集光
してワークeの切断を行うようになつている。
また加工中はガス供給源fよりノズルc内へア
シストガス供給して、このアシストガスをノズル
cより切断部へ噴射することにより、切断時発生
するドロスを吹き飛ばしていると共に、ガイド管
gやノズルcの上室h内には、空気乾燥機iで乾
燥された空気を充満して、ガイド管gやノズルc
内を通過するレーザビームの光路b中に、大気中
の塵埃などが侵入するのを防止している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上記のようなレーザ加工機では、乾燥空
気中に含まれた油分や水分を完全に除去すること
は困難であることから、長期間使用していると乾
燥空気中の油分や水分がガイド管g内の反射鏡i
などに付着し、その結果レーザ出力が低下してワ
ークの加工に支障をきたすなどの不具合があつ
た。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記不具合を改善する目的でなされ
たもので、レーザ管より発生されたレーザビーム
を、ガイド管及び反射鏡によりノズルへ導びくと
共に、ノズルに設けられたレンズによりワーク上
へ集光してワークの切断を行うレーザ加工機にお
いて、レーザ発振器で使用したレーザガスの一部
をガイド管やノズル内へ流入して、レーザ光路中
へ大気中の塵埃などが侵入するのを防止するよう
にしたことにより、反射鏡やレンズなどに空気中
の水分や油分などが付着しないようにして、長期
間に亘つて安定したレーザ出力が維持できるよう
にしたレーザ加工機のレーザ光路保護装置を提供
しようとするものである。
〔実施例〕
この考案を第1図に示す一実施例を参照して詳
述すると、図において1はレーザ発生装置に設け
られたレーザ管で、このレーザ管で発生されたレ
ーザビームは、ガイド管2内の光路5を通つてノ
ズル3上部に設けられた反射鏡4に達し、反射鏡
4によりノズル3側へ反射されるようになつてい
る。
上記ノズル3内はレンズ6により上室31と下
室32に区割されていて、反射鏡4にて反射され
たレーザービームは、上記レンズ6により、ノズ
ル3下方の焦点位置に設けられたワーク7に集光
され、ワーク7の切断が行なわれるようになつて
いる。
一方図中10はレーザガスの供給源で、Heガ
ス、N2ガス及びCO2ガスの充填されたボンベ1
1,102,103が設けられており、これらボ
ンベ101ないし103内のレーザガスは各ボンベ
101ないし103毎に設けられた減圧弁11及び
流量計12を経て管路13へ流入されるようにな
つている。
上記管路13の途中にはガス供給弁14及びレ
ーザガス中のミストを除去するミストセパレータ
15が設けられていると共に、管路13の先端側
は2路13a,13bに分岐されていて、これら
管路13a,13bよりレーザガスが上記レーザ
管1の両端側より流入され、図示しない電極によ
りレーザ管両端に電圧を印加することによりレー
ザガスを励起状態にし、レーザ光を発振させるよ
うになつている。
また発振に利用されたレーザガスは管路16を
介して2基の真空ポンプ17,18に吸引され、
真空ポンプ17により吸引されたレーザガスは管
路19によりレーザ管1の両端へ流入されて再び
レーザ発振に利用されるようになつている。
一方ガス再利用バイパス用真空ポンプ18に吸
引されたレーザガスは、管路20より冷却器21
に冷却された後オートドレン装置22より3路に
分岐された管路23,24,25へ供給され、こ
れら管路23,24,25よりガイド管2、ノズ
ル3の上室31及び下室32へ流入されるようにな
つている。
そしてガイド管2及びノズル3の上室31内へ
供給されたレーザガスにより、ガイド管2及び上
室31の内圧を高めることにより、レーザ光路5
内に大気中の塵埃などが侵入するのを防止すると
共に、ノズル3の下室32へ通じる管路25には
電磁弁26が設けられていて、この電磁弁26を
開閉することにより、アシストガスとレーザガス
の切換えを行なつている。切断しない場合は電磁
弁26を開放することによりノズル先端よりレー
ザガスを噴出させて、ノズル先端より煙が侵入し
ないようになつている。切断する場合には電磁弁
26を閉じ、アシストガス配管側の電磁弁27を
開放することにより、アシストガス供給源28よ
りアシストガスをノズル3先端より切断部へ向け
て噴出させて、切断時発生したドロスを吹き飛ば
すようになつている。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、発振に使用し
たレーザガスの一部をガイド管2内やノズル3の
上室や下室などへ供給して、これらの内圧を高め
ることにより、レーザ光路5中へ大気中の塵埃な
どが侵入するのを防止したことから、従来のよう
に空気中の油分や水分が反射鏡4やレンズ6に付
着することがない。
これによつて長期間使用していてもレーザ出力
が低下することがないので、切断加工に支障をき
たす虞れがないと共に、発振に使用したレーザガ
スの一部を再利用するため、別に供給源を設ける
必要がなく経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図、第
2図は従来の回路図である。 1はレーザ管、2はガイド管、3はノズル、4
は反射鏡、5はレーザ光路、6はレンズ、7はワ
ーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レーザ管1より発生されたレーザビームを、ガ
    イド管2及び反射鏡4によりノズル3へ導びくと
    共に、ノズル3に設けられたレンズ6によりワー
    ク7上へ集光してワーク7の切断を行うレーザ加
    工機において、レーザ発振器で使用したレーザガ
    スの一部をガイド管2やノズル3内へ流入して、
    レーザ光路5中へ大気中の塵埃などが侵入するの
    を防止してなるレーザ加工機のレーザ光路保護装
    置。
JP1987089022U 1987-06-11 1987-06-11 Expired - Lifetime JPH0534860Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987089022U JPH0534860Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987089022U JPH0534860Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63202494U JPS63202494U (ja) 1988-12-27
JPH0534860Y2 true JPH0534860Y2 (ja) 1993-09-03

Family

ID=30947627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987089022U Expired - Lifetime JPH0534860Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0534860Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3305499B2 (ja) * 1994-06-06 2002-07-22 株式会社アマダ レーザ加工機
JP3138613B2 (ja) * 1995-05-24 2001-02-26 三菱電機株式会社 レーザ加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63202494U (ja) 1988-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1179817C (zh) 光加工装置
HU221768B1 (hu) Lézer munkafej és eljárás munkadarab lézersugárral történő megmunkálására
JP2007054866A (ja) ハイブリッドレーザ加工装置
US6494965B1 (en) Method and apparatus for removal of laser ablation byproducts
WO1992018285A1 (en) Laser processing device
JPH0534860Y2 (ja)
KR970701910A (ko) 레이저제거법에 의한 물질의 제거방법과 그 장치(material removal by laser ablation)
JPH0366490A (ja) レーザ装置
JP2003245791A (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法
JPS5641091A (en) Welding method of pipe
JPH08187587A (ja) T継手用レーザ隅肉溶接方法及び装置
US7088751B2 (en) Solid-state laser apparatus
JP3697874B2 (ja) レーザクラッド用粉末供給装置
JPH0299292A (ja) レーザ加工用ノズル
KR102458861B1 (ko) 수중 레이저 클리닝장치
JP2006068773A (ja) ハイブリッドレーザ溶接機
JP6150612B2 (ja) 光ファイバ伝送方式のレーザ加工装置、レーザ出射ユニット及び光ファイバ脱着方法
JPH10225788A (ja) レーザ切断方法及びレーザ切断トーチ
JPH05123886A (ja) レ−ザ加工装置
JP2005288470A (ja) レーザ加工装置用集塵装置
JPS61286085A (ja) レ−ザ加工機の加工ヘツド
JP4395347B2 (ja) レーザ加工ヘッド
JP3305499B2 (ja) レーザ加工機
JPH05185265A (ja) レーザ加工装置の加工ヘッド
JP3254960B2 (ja) レーザ発振装置