JPH0534832B2 - - Google Patents
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- JPH0534832B2 JPH0534832B2 JP57094197A JP9419782A JPH0534832B2 JP H0534832 B2 JPH0534832 B2 JP H0534832B2 JP 57094197 A JP57094197 A JP 57094197A JP 9419782 A JP9419782 A JP 9419782A JP H0534832 B2 JPH0534832 B2 JP H0534832B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/02—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
- H01L27/04—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
- H01L27/10—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration
- H01L27/118—Masterslice integrated circuits
- H01L27/11803—Masterslice integrated circuits using field effect technology
- H01L27/11807—CMOS gate arrays
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Semiconductor Memories (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はCMOK(相補型MOS)半導体を用い
たゲート・アレイにおいて、基板上にマトリクス
状に配置される基本セルの構造に関するものであ
る。
たゲート・アレイにおいて、基板上にマトリクス
状に配置される基本セルの構造に関するものであ
る。
(従来の技術)
従来この種の装置は、第8図に示すごとく、2
のP型ソースドレイン領域、および、5のN型ソ
ースドレイン領域に3のポリシリコン領域が横切
る形となつた基本セルを、半導体基板状にマトリ
クス状に配置していた。この場合、10はN型の
チヤンネルストツパー領域、11はP型のチヤン
ネルストツパー領域、16はPウエルである。
7,7a,7bは、1層目の金属配線であり、6
は、金属配線と、ポリシリコンおよびP型、N型
のソースドレイン領域とを結びつけるコンタクト
である。
のP型ソースドレイン領域、および、5のN型ソ
ースドレイン領域に3のポリシリコン領域が横切
る形となつた基本セルを、半導体基板状にマトリ
クス状に配置していた。この場合、10はN型の
チヤンネルストツパー領域、11はP型のチヤン
ネルストツパー領域、16はPウエルである。
7,7a,7bは、1層目の金属配線であり、6
は、金属配線と、ポリシリコンおよびP型、N型
のソースドレイン領域とを結びつけるコンタクト
である。
第8図の金属配線で、7aはプラス側の電源ラ
イン、7bはマイナス側の電源ラインである。中
央のP型トランジスタは直列に、N型トランジス
タは並列に、金属配線によつて結びつけられてい
る。
イン、7bはマイナス側の電源ラインである。中
央のP型トランジスタは直列に、N型トランジス
タは並列に、金属配線によつて結びつけられてい
る。
第4図は、第8図と等価なトランジスタ回路図
である。この図からわかるように、第8図は、2
入力NORゲートを構成するように配線が行なわ
れたものである。
である。この図からわかるように、第8図は、2
入力NORゲートを構成するように配線が行なわ
れたものである。
第8図において、基本セルの上辺におよび下辺
に横方向に走るポリシリコン3は、セル内を横切
つて信号を通過させるための信号線である。この
信号線は、例えば、第5図に示すセルAからの端
子501と、セルBからの端子502とを結ぶ場
合に、その間に配置されたセルBを横切るような
使用方法に用いられる。従来技術は、以上のよう
な基本セルの構造が一般的であつたために、以下
のような問題点を有している。
に横方向に走るポリシリコン3は、セル内を横切
つて信号を通過させるための信号線である。この
信号線は、例えば、第5図に示すセルAからの端
子501と、セルBからの端子502とを結ぶ場
合に、その間に配置されたセルBを横切るような
使用方法に用いられる。従来技術は、以上のよう
な基本セルの構造が一般的であつたために、以下
のような問題点を有している。
第8図の横方向に対して電気信号が通る場
合、ポリシリコンの抵抗、および、ポリシリコ
ンP型またはN型のソース・ドレインとの容量
によつて、電気信号の伝播遅延時間を増加させ
るという欠点を有していた。
合、ポリシリコンの抵抗、および、ポリシリコ
ンP型またはN型のソース・ドレインとの容量
によつて、電気信号の伝播遅延時間を増加させ
るという欠点を有していた。
このため基本セルをマトリクス状に配置する
場合にも、その半導体装置が速い動作スピード
を要求する場合には、その回路規模に制約を受
けている。
場合にも、その半導体装置が速い動作スピード
を要求する場合には、その回路規模に制約を受
けている。
電源ラインについて、その太さを一般の信号
ラインと同じ太さにすることは、金属配線の電
流容量の面から適当でない。
ラインと同じ太さにすることは、金属配線の電
流容量の面から適当でない。
電源ラインに対して、基板コンタクトを基本
セル単位でとると、セルの面積が増大して集積
度を下げる。
セル単位でとると、セルの面積が増大して集積
度を下げる。
第8図のように入力端子を電源ラインに落と
して使用する(これは一般には、たとえば10
入力のNANDゲート回路の1つの端子をプラ
ス電源に落として9入力のNANDゲートとて
使用する場合である。これを行なうことにより
基本セル上に配線によつて作る論理機能ブロツ
クの種類を少なくすることができ、機能ブロツ
クのライブラリー管理を容易にすることができ
る)場合に、基本セル上に配線した論理機能ブ
ロツク(2入力NORゲート)をブラツクボツ
クスとして取り扱う、第6図のような取り扱い
が困難となり、入力端子の処理をブラツクボツ
クスの外で行なうことができなくなる。つまり
基本セル上の配線をブラツクボツクス化できな
かつた。
して使用する(これは一般には、たとえば10
入力のNANDゲート回路の1つの端子をプラ
ス電源に落として9入力のNANDゲートとて
使用する場合である。これを行なうことにより
基本セル上に配線によつて作る論理機能ブロツ
クの種類を少なくすることができ、機能ブロツ
クのライブラリー管理を容易にすることができ
る)場合に、基本セル上に配線した論理機能ブ
ロツク(2入力NORゲート)をブラツクボツ
クスとして取り扱う、第6図のような取り扱い
が困難となり、入力端子の処理をブラツクボツ
クスの外で行なうことができなくなる。つまり
基本セル上の配線をブラツクボツクス化できな
かつた。
基本セルのソース・ドレイン周囲の基板また
はウエルに対する電源のコンタクトが十分では
なく、基板またはウエルの電位がトランジスタ
の動作により変動する恐れがあつた。
はウエルに対する電源のコンタクトが十分では
なく、基板またはウエルの電位がトランジスタ
の動作により変動する恐れがあつた。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもの
で、基本セルを構成するMOSトランジスタ
(FET)対のまわりに反対伝導型の高不純物濃度
領域を設けることにより、CMOS・ICをより高
集積、高信頼、高速にすることを実用しようとす
るものである。
で、基本セルを構成するMOSトランジスタ
(FET)対のまわりに反対伝導型の高不純物濃度
領域を設けることにより、CMOS・ICをより高
集積、高信頼、高速にすることを実用しようとす
るものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は、第1導電型の半導体基板に一方向に
列をなして形成される複数個の基本セル列を有し
てなる半導体装置において、前記基本セル例内の
各基本セルは、前記半導体基板内の第1導電型の
領域内に形成された第2導電型のソース・ドレイ
ン領域、ゲート電極配線を有する第1のトランジ
スタと、前記半導体基板内の第2導電型の領域内
に形成された第1導電型のソース・ドレイン領
域、ゲート電極配線を有する第2のトランジスタ
とを前記一方向と略直交する方向に隣接配置する
と共に、前記第1のトランジスタのゲート電極配
線と前記第2のトランジスタのゲート電極配線と
を結合してなり、前記基本セル列内の基本セル近
傍には、前記第1導電型の領域内に形成され、か
つ、前記第1のトランジスタのゲート電極配線の
直下領域を除くように、前記第1のトランジスタ
の3方向にそれぞれ配置される第1導電型の不純
物領域と、前記第2導電型の領域内に形成され、
かつ、前記第2のトランジスタのゲート電極配線
の直下領域を除くように、前記第2のトランジス
タの3方向にそれぞれ配置される第2導電型の不
純物領域とを有し、前記第1導電型の不純物領域
は前記一方向に配置された第1の電源線に接続さ
れ、前記第2導電型の不純物領域は前記一方向に
配置された第2の電源線に接続されてなることを
特徴とするものである。
列をなして形成される複数個の基本セル列を有し
てなる半導体装置において、前記基本セル例内の
各基本セルは、前記半導体基板内の第1導電型の
領域内に形成された第2導電型のソース・ドレイ
ン領域、ゲート電極配線を有する第1のトランジ
スタと、前記半導体基板内の第2導電型の領域内
に形成された第1導電型のソース・ドレイン領
域、ゲート電極配線を有する第2のトランジスタ
とを前記一方向と略直交する方向に隣接配置する
と共に、前記第1のトランジスタのゲート電極配
線と前記第2のトランジスタのゲート電極配線と
を結合してなり、前記基本セル列内の基本セル近
傍には、前記第1導電型の領域内に形成され、か
つ、前記第1のトランジスタのゲート電極配線の
直下領域を除くように、前記第1のトランジスタ
の3方向にそれぞれ配置される第1導電型の不純
物領域と、前記第2導電型の領域内に形成され、
かつ、前記第2のトランジスタのゲート電極配線
の直下領域を除くように、前記第2のトランジス
タの3方向にそれぞれ配置される第2導電型の不
純物領域とを有し、前記第1導電型の不純物領域
は前記一方向に配置された第1の電源線に接続さ
れ、前記第2導電型の不純物領域は前記一方向に
配置された第2の電源線に接続されてなることを
特徴とするものである。
(実施例)
第7図は、本発明の基本セルの平面図であり、
2はP型のソース・ドレイン領域、5はN型のソ
ース・ドレイン領域であり、3はポリシリコンで
ある。ソース・ドレイン領域2および5と、ポリ
シリコン3の交差部分はそれぞれPチヤンネルお
よびNチヤンネルのMOSトランジスタを形成し
ている。1はN型の高不純物濃度領域であり、4
はP型の高不純物濃度領域で、それぞれ、基本セ
ルのP型のソース・ドレイン領域2およびN型の
ソース・ドレイン領域5を3方向からとり囲んで
いる。10はN型の、11はP型のチヤンネルス
トツパー領域、16はPウエルである。
2はP型のソース・ドレイン領域、5はN型のソ
ース・ドレイン領域であり、3はポリシリコンで
ある。ソース・ドレイン領域2および5と、ポリ
シリコン3の交差部分はそれぞれPチヤンネルお
よびNチヤンネルのMOSトランジスタを形成し
ている。1はN型の高不純物濃度領域であり、4
はP型の高不純物濃度領域で、それぞれ、基本セ
ルのP型のソース・ドレイン領域2およびN型の
ソース・ドレイン領域5を3方向からとり囲んで
いる。10はN型の、11はP型のチヤンネルス
トツパー領域、16はPウエルである。
第1図は、第7図の上に配線を行なつた実施例
であり、等価回路は、第4図に示すように、2入
力NORゲートを構成するように配線が行なわれ
たものである。7,7a,7bは1層目の金属配
線、9は2層目の金属配線である。6は1層面の
金属配線と、P型およびN型のソースドレインお
よび高不純物濃度領域とを結びつけるコンタクト
であり、8は1層目の金属配線と、2層目の金属
配線を結びつけるスルーホールである。この2層
に金属配線により2入力NORゲートが構成され
ており、入力端子A1はプラス電源線VDDに、
入力端子A2はマイナス電源線VSSに接続され
るが、1層目の金属配線7および基本セルをとり
囲む高不純物濃度領域1または4を介して電源線
に接続されている。したがつて、高不純物濃度領
域1,4は電源電位に接続されているから、各基
板やウエルの電位変動を安定化させ、トランジス
タの誤動作を防止して、動作の安定化を図ること
ができる。
であり、等価回路は、第4図に示すように、2入
力NORゲートを構成するように配線が行なわれ
たものである。7,7a,7bは1層目の金属配
線、9は2層目の金属配線である。6は1層面の
金属配線と、P型およびN型のソースドレインお
よび高不純物濃度領域とを結びつけるコンタクト
であり、8は1層目の金属配線と、2層目の金属
配線を結びつけるスルーホールである。この2層
に金属配線により2入力NORゲートが構成され
ており、入力端子A1はプラス電源線VDDに、
入力端子A2はマイナス電源線VSSに接続され
るが、1層目の金属配線7および基本セルをとり
囲む高不純物濃度領域1または4を介して電源線
に接続されている。したがつて、高不純物濃度領
域1,4は電源電位に接続されているから、各基
板やウエルの電位変動を安定化させ、トランジス
タの誤動作を防止して、動作の安定化を図ること
ができる。
高不純物濃度領域1または4は、第7図に示さ
れているように、トランジスタ3方向に配置さ
れ、ゲート電極配線の直下領域には配置されてい
ない。すなわち、高不純物濃度領域1または4の
配置されていないところで、両方の領域のトラン
ジスタのゲート電極配線が結ばれている。
れているように、トランジスタ3方向に配置さ
れ、ゲート電極配線の直下領域には配置されてい
ない。すなわち、高不純物濃度領域1または4の
配置されていないところで、両方の領域のトラン
ジスタのゲート電極配線が結ばれている。
基本的にA1,A2の入力端子は、基本セルが
左右対称であることから、電源線VDD,VSSの
2つを任意に選択できる。
左右対称であることから、電源線VDD,VSSの
2つを任意に選択できる。
第2図は、第1図のPチヤンネルトランジスタ
を電源線VDD方向に見た断面図であり、第3図
は、第1図のNチヤンネルトランジスタを電源線
VSS方向に見た場合の断面図である。図中の符
号で1〜11および16は第1図と同じものを意
味する。12は酸化膜、13はゲート酸化膜、1
4,15は金属配線を絶縁するための絶縁膜であ
る。
を電源線VDD方向に見た断面図であり、第3図
は、第1図のNチヤンネルトランジスタを電源線
VSS方向に見た場合の断面図である。図中の符
号で1〜11および16は第1図と同じものを意
味する。12は酸化膜、13はゲート酸化膜、1
4,15は金属配線を絶縁するための絶縁膜であ
る。
第1図で2層目の金属配線9のうち、基本セル
の上下を横方向に走る金属配線は、第8図の基本
セルで説明した横方向に走るポリシリコンの配線
に相当するものである。また、第1図の実施例で
は、横方向に走る電気信号は、すべて2層目の金
属配線を用いている。
の上下を横方向に走る金属配線は、第8図の基本
セルで説明した横方向に走るポリシリコンの配線
に相当するものである。また、第1図の実施例で
は、横方向に走る電気信号は、すべて2層目の金
属配線を用いている。
このような構造になつているため、第8図に示
す従来の基本セルのように、電気信号が横方向に
通過する場合でも、ポリシリコンをP型およびN
型のソースドレイン領域に通過させた時に生ずる
抵抗、容量による回路特性上の不利な信号の遅れ
を少なくすることができる。
す従来の基本セルのように、電気信号が横方向に
通過する場合でも、ポリシリコンをP型およびN
型のソースドレイン領域に通過させた時に生ずる
抵抗、容量による回路特性上の不利な信号の遅れ
を少なくすることができる。
電源ラインについは、第1図の実施例では、1
層目の金属配線と並列にプラス側はN型高不純物
濃度領域1を、マイナス側はP型高不純物濃度領
域4を持つているため、電源電流が増加した場合
には、この領域を使つてバイパスさせることもで
きる。このようにした場合には、電源用の1層目
の金属配線は、従来のように一般の信号ラインと
同じでよく、信号ラインよりも大きくする必要は
ない。したがつて、集積度を、より向上させるこ
とができる。
層目の金属配線と並列にプラス側はN型高不純物
濃度領域1を、マイナス側はP型高不純物濃度領
域4を持つているため、電源電流が増加した場合
には、この領域を使つてバイパスさせることもで
きる。このようにした場合には、電源用の1層目
の金属配線は、従来のように一般の信号ラインと
同じでよく、信号ラインよりも大きくする必要は
ない。したがつて、集積度を、より向上させるこ
とができる。
さらに、基本セルの上および下に横方向につき
ぬける2層目の金属配線の下で、1層目の電源ラ
インを、高濃度不純物領域1,4に接続すること
ができるため、換言すれば、基板に、基本セル単
位で電源線に接続することができるため、各基本
セル内のMOSトランジスタの基板電位の安定化、
およびCMOS特有のラツチアツプ対策が可能と
なり、ICをより高信頼化することができる。
ぬける2層目の金属配線の下で、1層目の電源ラ
インを、高濃度不純物領域1,4に接続すること
ができるため、換言すれば、基板に、基本セル単
位で電源線に接続することができるため、各基本
セル内のMOSトランジスタの基板電位の安定化、
およびCMOS特有のラツチアツプ対策が可能と
なり、ICをより高信頼化することができる。
次に、入力端子の処理について述べると、第1
図の基本セルは、第6図に示すように基本セル上
に作成した論理回路の、ブラツクボツクス化が可
能な構造になつている。第1図に示す実際のパタ
ーンをシンボル化すると、入力端子の処理をブラ
ツクボツクスの外側で行なつていることがわか
る。そしてこの外側の領域を配線領域と考えるこ
とによつて、IC全体の配線作業を、このブラツ
クボツクス間の結線作業に置き替えることが可能
となる。
図の基本セルは、第6図に示すように基本セル上
に作成した論理回路の、ブラツクボツクス化が可
能な構造になつている。第1図に示す実際のパタ
ーンをシンボル化すると、入力端子の処理をブラ
ツクボツクスの外側で行なつていることがわか
る。そしてこの外側の領域を配線領域と考えるこ
とによつて、IC全体の配線作業を、このブラツ
クボツクス間の結線作業に置き替えることが可能
となる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、第2導
電型のソース・ドレイン領域を有する第1トラン
ジスタと、第1導電型のソース・ドレイン領域を
有する第2のトランジスタにより構成した基本セ
ルを列をなして形成した半導体装置において、各
ソース・ドレイン領域とは反対導電型であつて、
基板またはウエルと同じ導電型の不純物領域を、
かかるソース・ドレイン領域を取り囲む3方向に
形成し、そこに電源電位を印加することにより、
各ソース・ドレイン領域が形成される基板または
ウエルの電位変動を安定化させ、トランジスタの
誤動作を防ぎ、動作の安定化を図ることができ、
高集積、高信頼、高速化、大規模化を可能にでき
る利点がある。
電型のソース・ドレイン領域を有する第1トラン
ジスタと、第1導電型のソース・ドレイン領域を
有する第2のトランジスタにより構成した基本セ
ルを列をなして形成した半導体装置において、各
ソース・ドレイン領域とは反対導電型であつて、
基板またはウエルと同じ導電型の不純物領域を、
かかるソース・ドレイン領域を取り囲む3方向に
形成し、そこに電源電位を印加することにより、
各ソース・ドレイン領域が形成される基板または
ウエルの電位変動を安定化させ、トランジスタの
誤動作を防ぎ、動作の安定化を図ることができ、
高集積、高信頼、高速化、大規模化を可能にでき
る利点がある。
また、ゲート電極配線の直下領域に高不純物濃
度領域が配置されていないから、ゲート配線下
に、寄生トランジスタが発生することがなく、回
路動作を安定化させている。
度領域が配置されていないから、ゲート配線下
に、寄生トランジスタが発生することがなく、回
路動作を安定化させている。
第1図は、本発明の半導体装置の一実施例の基
本セル上に配線を施した平面図、第2図、第3図
は、その断面図、第4図は、第1図および第8図
の構成素子の接続方法を示す等価回路図、第5図
は、配線がセルの中を横方向に通過する場合の説
明図、第6図は、第1図の平面図をシンボル図に
した説明図、第7図は、本発明の半導体装置の基
本セルの一実施例の平面図、第8図は、従来の半
導体装置の平面図である。 1,4……高不純物濃度領域、2,5……ソー
ス・ドレイン領域、3……ポリシリコン、6……
コンタクト、7,7a,7b……1層目の金属配
線、8……スルーホール、9……2層目の金属配
線、10,11……チヤンネルストツパー、12
……酸化膜、13……ゲート酸化膜、14,15
……絶縁膜、16……ウエル。
本セル上に配線を施した平面図、第2図、第3図
は、その断面図、第4図は、第1図および第8図
の構成素子の接続方法を示す等価回路図、第5図
は、配線がセルの中を横方向に通過する場合の説
明図、第6図は、第1図の平面図をシンボル図に
した説明図、第7図は、本発明の半導体装置の基
本セルの一実施例の平面図、第8図は、従来の半
導体装置の平面図である。 1,4……高不純物濃度領域、2,5……ソー
ス・ドレイン領域、3……ポリシリコン、6……
コンタクト、7,7a,7b……1層目の金属配
線、8……スルーホール、9……2層目の金属配
線、10,11……チヤンネルストツパー、12
……酸化膜、13……ゲート酸化膜、14,15
……絶縁膜、16……ウエル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1導電型の半導体基板に一方向に列をなし
て形成される複数個の基本セル列を有してなる半
導体装置において、 前記基本セル列内の各基本セルは、前記半導体
基板内の第1導電型の領域内に形成された第2導
電型のソース・ドレイン領域、ゲート電極配線を
有する第1のトランジスタと、前記半導体基板内
の第2導電型の領域内に形成された第1導電型の
ソース・ドレイン領域、ゲート電極配線を有する
第2のトランジスタとを前記一方向と略直交する
方向に隣接配置すると共に、前記第1のトランジ
スタのゲート電極配線と前記第2のトランジスタ
のゲート電極配線とを結合してなり、 前記基本セル列内の基本セル近傍には、前記第
1導電型の領域内に形成され、かつ、前記第1の
トランジスタのゲート電極配線の直下領域を除く
ように、前記第1のトランジスタの3方向にそれ
ぞれ配置される第1導電型の不純物領域と、前記
第2導電型の領域内に形成され、かつ、前記第2
のトランジスタのゲート電極配線の直下領域を除
くように、前記第2のトランジスタの3方向にそ
れぞれ配置される第2導電型の不純物領域とを有
し、 前記第1導電型の不純物領域は前記一方向に配
置された第1の電源線に接続され、前記第2導電
型の不純物領域は前記一方向に配置された第2の
電源線に接続されてなることを特徴とする半導体
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57094197A JPS58210660A (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57094197A JPS58210660A (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 半導体装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22477491A Division JPH0824176B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 半導体装置 |
JP4328589A Division JPH0824177B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58210660A JPS58210660A (ja) | 1983-12-07 |
JPH0534832B2 true JPH0534832B2 (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=14103568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57094197A Granted JPS58210660A (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58210660A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0828480B2 (ja) * | 1983-09-30 | 1996-03-21 | 富士通株式会社 | 半導体集積回路装置 |
JPH0828482B2 (ja) * | 1984-10-22 | 1996-03-21 | 富士通株式会社 | ゲ−トアレイマスタスライス集積回路装置におけるクリツプ方法 |
JPS61123153A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-11 | Fujitsu Ltd | ゲ−トアレイlsi装置 |
JPH0744229B2 (ja) * | 1985-03-19 | 1995-05-15 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS5211872A (en) * | 1975-07-18 | 1977-01-29 | Toshiba Corp | Semiconductor device |
JPS5621364A (en) * | 1979-07-31 | 1981-02-27 | Fujitsu Ltd | Manufacture of semiconductor integrated circuit |
JPS56148861A (en) * | 1980-04-18 | 1981-11-18 | Fujitsu Ltd | Field effect semiconductor device |
-
1982
- 1982-06-01 JP JP57094197A patent/JPS58210660A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5211872A (en) * | 1975-07-18 | 1977-01-29 | Toshiba Corp | Semiconductor device |
JPS5621364A (en) * | 1979-07-31 | 1981-02-27 | Fujitsu Ltd | Manufacture of semiconductor integrated circuit |
JPS56148861A (en) * | 1980-04-18 | 1981-11-18 | Fujitsu Ltd | Field effect semiconductor device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58210660A (ja) | 1983-12-07 |
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