JPH0534734B2 - - Google Patents

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JPH0534734B2
JPH0534734B2 JP57039902A JP3990282A JPH0534734B2 JP H0534734 B2 JPH0534734 B2 JP H0534734B2 JP 57039902 A JP57039902 A JP 57039902A JP 3990282 A JP3990282 A JP 3990282A JP H0534734 B2 JPH0534734 B2 JP H0534734B2
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Masahiro Daimon
Seio Watanabe
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 この発明は、光源から放射され記録担体上に集
光する光スポツトによつて記録担体の案内溝に記
録を行なう機能を有する光学式情報記録再生装置
に用いられるものであり、光スポツトの案内溝か
らのずれを検出するトラツクずれ検出装置に関す
るものである。
従来、トラツクずれ検出に関し、光デイスク、
ビデオデイスク、デイジタルオーデイオデイスク
等の記録担体上に投射される読取り用の光スポツ
トをトラツクに正確に追跡させるために、トラツ
クと読取り用の光スポツトとの相対位置の検出が
実施されている。その確実な検出方法として、光
源から放射される光を少なくとも3本に分離する
ツインスポツト法(オランダ国特許7206378号優
先権主張、特開昭49−50954)が提案されている。
その実施例を第1図に示す。図において、光源
1から放射された光は、回折格子2によつて3本
に分離される。分離された光は、レンズ3および
ハーフミラー4を通過し、回動ミラー5によつて
反射され集光レンズ6に向かう。この3本の光は
集光レンズ6によつて記録担体7上に3個の光ス
ポツトとなつて集光される。
集光された3個の光スポツトは記録担体7から
反射され再び集光レンズ6によつて集光され、さ
らに回動ミラー5およびハーフミラー4によつて
反射される。こうして記録担体上の3個の光スポ
ツトからの反射光はそれぞれ光スポツトに対応し
た光検知器8,9および10へ導かれる。
上述の記録担体上の3個の光スポツトの配置状
態を示したのが第2図である。トラツク11は上
縁部12および下縁部13を有し、第1図におけ
る記録担体7上にその進行方向に対して平行に形
成されている。光スポツトAは、回折格子の0次
回折光による、すなわち第1図における光路30
aで導かれ記録担体7上に集光される光スポツト
であり、トラツクに記録された情報を読取る。副
スポツトB1は、回折格子の+1次回折光によ
る、すなわち第1図における光路30b1で導か
れ記録担体7上に集光される光スポツトであり、
光スポツトAが投射されている同一トラツクの下
縁部13に集光される。副スポツトB2は、回折
格子の−1次回折光による、すなわち第1図にお
ける光路30b2で導かれ記録担体7上に集光さ
れる光スポツトであり、光スポツトAが投射され
ている同一トラツクの上縁部12に集光される。
光スポツトA、副スポツトB1およびB2のそれ
ぞれの中心は同一軸上で、しかもAおよびB1の
間隔とAおよびB2との間隔は等しく一定であ
る。
光スポツトA、副スポツトB1およびB2は記
録担体7から反射されて、それぞれ対応する高周
波光検知器9,10および8に結像される。
以上の構成からなるトラツクずれ検出機構の動
作を第1図および第2図を用いて説明する。
光スポツトAのトラツク上での投射位置が移動
された場合、副スポツトB1およびB2は光スポ
ツトAの移動に伴つて等方向に等距離移動され
る。光スポツトAが第2図における読取るべきト
ラツク11の中心に位置する場合、副スポツトB
1およびB2が結像される光検知器10および8
は、等しい光量を受ける。
光スポツトAが、第2図におけるトラツク11
の中心からずれた場合には、記録担体7から反射
される副スポツトB1および副スポツトB2はそ
れぞれ異なつた光量でそれらに対応する光検知器
10および8に結像される。したがつて光検知器
10および8に入射される光線の強さが異なり、
光検知器10および8は異なつた電気出力信号を
出す。
第1図において、光検知器10および8には差
動増幅器14が結線されているので、光検知器1
0および8からの電気出力信号を差動増幅器14
で差動増幅すれば、光スポツトAと読取るべきト
ラツクとのずれの量およびその方向を検出するこ
とができる。
以上述べた方法によれば、記録された情報を持
つ記録担体を再生する場合には何ら不都合を生じ
ない。しかし記録されていない記録担体へ新しく
記録する場合には以下に述べる欠点が生じ正常な
動作をしなくなる。
第3図を用いてその欠点を述べる。第3図は従
来の装置による記録担体上のプレグループと呼ば
れる案内溝15と、光スポツトA、福スポツトB
1およびB2の相対位置を示す。光スポツトAは
記録書込み用に用いられる。第3図において、記
録担体上の案内溝15は矢印×の示す方向に進
み、光スポツトAは案内溝15に沿つて案内溝1
5上に記録ピツト16を形成する。副スポツトB
1およびB2は、それぞれ案内溝15の下縁部1
3および上縁部12に位置し、光スポツトA、副
スポツトB1およびB2の相対位置は前述第2図
の場合と同じである。
第3図において、案内溝15は矢印×の方向へ
進むので、副スポツトB2は光スポツトAによつ
て形成された記録ピツト16上を通過する。一
方、副スポツトB1は常に、記録ピツト16が形
成されていない未記録部上に投射される。したが
つて、書込み用の光スポツトAが案内溝の中心に
あつても、つまり書込みの正常な位置にあつて
も、記録ピツト16の影響を受けた副スポツトB
2と、記録ピツト16の影響を受けない副スポツ
トB1の記録担体から反射される光量がそれぞれ
異なる。
そのため、上記副スポツトB1およびB2にそ
れぞれ対応して設けられる第1図の光検知器10
および8の出力にも影響を及ぼすことになる。す
なわち、トラツクのずれ量が零であるのにもかか
わらず、光検知器10および8に結線された第1
図の差動増幅器14は、零とはならない。また、
この場合では、差動増幅器14の出力は、記録ピ
ツト16の密度、すなわち各記録ピツト間の間隔
および記録ピツト自体の大きさにも依存するの
で、電気的なバランス補正が困難となる。それゆ
えに、以上の方法は、光学式情報記録装置には適
用できないという欠点があつた。
この欠点を解消するために、以下に述べる方法
が考えられる。第4図および第5図を用いて、そ
のトラツクずれ検出機構を説明する。図におい
て、光源1から放射された光は、コリメーターレ
ンズ17によつて平行光線にされ、回折格子2に
よつて+1次回折光、つまり光路30b1で示さ
れる光を分離する(図では、−1次光の光路を省
略してある。以下同じ。)。光路30c1で示され
る光は、回折格子2による影響を受けないが、回
折格子18で分離される+1次回折光である。光
路30aで示される光は、回折格子2および18
の影響を受けない0次回折光である。
光路30a,30b1および30c1で導かれ
る光は、記録担体7上に光スポツトとなつて集光
される。これら集光された光スポツトと記録担体
7上に設けられた案内溝15との相対位置関係を
第5図に示す。記録書込み用の光スポツトAは回
折格子2および18の影響を受けない0次回折
光、副スポツトB1およびB2は回折格子2によ
つて分離される±1次回折光、副スポツトC1お
よびC2は回折格子18によつて分離される±1
次回折光である。
2個の回折格子2および18は、上記各スポツ
トが以下の位置関係を有するように配置される。
つまり、第5図において副スポツトB1は案内溝
15の未記録部上で案内溝15の下縁部13に、
副スポツトB2は案内溝15の記録部上で案内溝
15の上縁部12に、副スポツトC1は案内溝1
5の未記録部上で案内溝15の上縁部12に、副
スポツトC2は案内溝15の記録部上で案内溝1
5の下縁部13にそれぞれ位置するように調整さ
れる。
第5図において、記録書込み用の光スポツトA
は、記録書込みのためにその光強度を変調してい
る。たとえば、記録ピツト16を形成するときに
は、光強度を大きくし、案内溝15上で第5図に
示す記録ピツトを形成しない部分19では光強度
を小さくしている。光スポツトAの光強度の変調
に伴つて、副スポツトB1、C1、B2およびC
2の反射光の光強度が変調される。なお、案内溝
15の記録部上にある副スポツトB2およびC2
の反射光は、記録ピツト16の影響で光強度が変
調される。たとえば、副スポツトB2あるいはC
2が、第5図に示す記録ピツト16上に位置する
ときは光強度を小さくし、記録ピツト16を形成
しない部分19に位置するときは光強度を大きく
する。
上述の記録書込みのための変調に加えて、さら
に記録ピツト16の影響による光強度の変調を受
けた副スポツトB2およびC2を、それぞれ光検
知器に導くならば、そのままその光強度の変調が
光検知器出力信号に影響を及ぼす。この変調を受
けた信号は記録担体7上の案内溝15が光スポツ
トAの位置から副スポツトB2あるいはC2まで
進む時間差の時間相関関数となる。
したがつて記録信号の周波数が時間的に変動す
るならば、その変動に応じた周波数のビートが光
検知出力信号に含まれる。一般に記録信号の周波
数はランダムに変動するので、それに従つてビー
ト成分の周波数はランダムに変動し、トラツク追
跡サーボに必要な周波数帯域に含まれる可能性が
大きく、そうなれば正確なトラツク追跡ができな
くなる。それゆえに記録担体7上の第5図に示す
案内溝15の記録部に投射された副スポツトB2
およびC2をトラツクずれ検出用に用いることは
適当でない。
以上の理由により、この方法では、第5図にお
いて、記録ピツト16の影響を受けない案内溝1
5の未記録部に投射される副スポツトB1および
C1の反射光を用いて、それぞれ第4図に示す光
検知20および21に導くようにする。そして光
検知器20および21の出力を差動増幅器14に
よつて差動増幅することにより、記録ピツト16
の影響を受けることなく、光スポツトAと案内溝
15とのずれ量およびその方向を検出することが
可能となる。
以上述べた方法では、2個の回折格子面によつ
て副スポツトを発生させるので、その特性上、た
とえば第5図にB1およびC1で示されるトラツ
クずれ検出に必要な副スポツトだけでなく、たと
えば第5図にB2およびC2で示されるずれ検出
には不必要な副スポツトが発生する。またこれ以
外にも2個の回折格子面を用いるということで多
数の光スポツトが発生し、そのため光検知器に、
トラツクずれ検出に用いられる光に加えて、不必
要な光が入射する可能性が大きい。さらに、この
方法に欠くことができない回折格子は高価である
という欠点がある。このような欠点は、上述のト
ラツクずれ検出機構のみならず、副スポツトの検
出によつて行なわれる他の機構、たとえば光スポ
ツトによつてなされた記録のモニタ機構あるいは
光スポツトの重複記録防止機構などにも言えるこ
とである。
それにゆえに、この発明は上述の欠点を解消す
るためになされたものであり、その主たる目的
は、上述回折格子の代わりに安価なハーフミラー
を用いて光スポツトのトラツクずれ検出に必要な
副スポツトだけを発生させるようにしたトラツク
ずれ検出装置を提供することである。
この発明に従つたトラツクずれ検出装置は、記
録担体より反射された光スポツトの反射光を検出
する第1の光検知器と、記録担体から第1の光検
知器に至る光スポツトの反射光の光路中に配置さ
れたハーフミラーと、を備える。ハーフミラー
は、第1の反射面と、第2の反射面とを有してい
る。第1の反射面は、光スポツトの反射光の一部
をその反射光の光軸に体してずれた角度で反射さ
せ、その反射した光を、第1の副スポツトとし
て、光スポツトが結像する案内溝の未記録部の一
方の縁部上であつてかつ光スポツトの案内溝上に
おける進行方向の直前の位置に集光させる。第2
の反射面は、第1の反射面とは間を隔てて設けら
れ、第1の反射面を透過する光スポツトの反射光
の一部をその反射光の光軸に対してずれた角度で
反射させ、その反射した光を、第2の副スポツト
として、光スポツトが結像する案内溝の未記録部
の他方の縁部上であつてかつ光スポツトの案内溝
上における進行方向の直前の位置に集光させる。
トラツクずれ研修装置は、さらに、記録担体より
反射された第1の副スポツトの反射光を検出する
第2の光検知器と、記録担体より反射された第2
の副スポツトの反射光を検出する第3の光検知器
と、を備えている。
第6図はこの発明の一実施例を備える半導体レ
ーザを用いた光学式情報記録再生装置を示す。図
において、半導体レーザなどの光源1から放射さ
れた光は、光路40a1、40a2および40a
3で示されるが、まずコリメータレンズ17によ
つて平行光線にされ、ハーフミラー22、偏光ビ
ームスプリツタ23、1/4波長板24および集光
レンズ6を通過して記録担体7上に第7図に示す
光スポツトAとなつて集光される。そして記録担
体7から反射された光スポツトAの反射光は集光
レンズ6および1/4波長板24を通過した後、偏
光ビームスプリツタ23によつて反射され、ウエ
ツジ付ハーフミラー25およびレンズ26を通過
して光検知器9に入射される。
ここで、ウエツジ付ハーフミラー25は、その
表面27および裏面28に反射率を高めるコート
が施されており、したがつて2枚のハーフミラー
を設置するのと同じ効果をもたらす。上述の記録
担体7から反射された光スポツトAの反射光は、
その一部がウエツジ付ハフーミラー25の表面2
7で上記反射光の光軸に対してずれた角度で反射
され、また表面27では反射されずに透過する反
射光の一部が裏面28で上記反射光の光軸に対し
てずれた角度で反射され、それぞれ第6図におい
て点線で示される光路40d1および40d2に
従つて、偏光ビームスプリツタ23で反射され、
1/4波長板24およびレンズ6を通過して記録担
体7上に第7図に示す副スポツトD1およびD2
となつて集光される。そして記録担体7から反射
され、1/4波長板24の働きで偏光ビームスプリ
ツタ23を透過し、ハーフミラー22によつてさ
らに反射され光検知器20および21に入射され
る。
ウエツジ付ハーフミラー25のウエツジの大き
さは、副スポツトD1およびD2が以下の位置関
係を有するように設定される。つまり、第7図に
おいて、光スポツトAが案内溝15の中心に位置
している場合、副スポツトD1は案内溝15の未
記録部上で案内溝15の下縁部13に、副スポツ
トD2は案内溝15の未記録部上で案内溝15の
上縁部12に位置し、副スポツトD1およびD2
がそれぞれ結像して入射する2個の光検知器20
および21が等しい光量を受けるようにウエツジ
付ハーフミラー25の表面27と裏面28の反射
率を設定する。また好ましくは、副スポツトD1
およびD2が光スポツトAのトラツクの進行方向
Xと逆のより直前に投射されるようにウエツジ付
ハーフミラー25が配置される。
以上の構成のトラツクずれ検出装置を用いれ
ば、副スポツトD1およびD2の反射光が入射す
る光検知器20および21の出力を差動増幅器1
4によつて差動増幅することにより、記録ピツト
16の影響を受けることなく、光スポツトAと案
内溝15とのずれ量およびその方向を検出するこ
とが可能となる。
なお、上述実施例では、記録担体7からの副ス
ポツトD1およびD2の反射光をハーフミラー2
2によつて光検知器20および21へ向かつて反
射させているが、ハーフミラー22の代わりに、
ハーフミラーと同じ機能を有する光サーキユレー
タ(図示せず)を用いてもよい。
さらに、上述実施例では、ハーフミラー22を
用いて、反射光を光検知器20および21へ導い
たが、第8図に示すように、光源1に近接して光
検知器20および21を置けば、ハーフミラー2
2を用いることなく、直接記録担体7からの反射
光を検知するのが可能になる。この場合には、記
録担体7と光源1とは光学的に共役な結像関係に
あり、したがつて第7図に示す光スポツトAは光
源1の発光部と共役であり、トラツクずれ検知用
の副スポツトD1およびD2の反射光は光源1の
近傍に結像される。これらの配置関係は、コリメ
ータレンズ17の焦点距離、集光レンズ6の焦点
距離、光スポツトA、副スポツトD1およびD2
の距離によつて決定される。そして、光源1と光
検知器20,21とを離れた位置に配置するよう
に設計することが可能である。この方法によれ
ば、記録担体7からの反射光を直接検知するの
で、光源1のパワーを損失なく使うことができ
る。また光源1と光検知器20および21を近接
して配置でき、あるいは光源としてのレーザダイ
オードと光検知器とを同一基板上に形成するなど
装置自体の小型化が可能になるという利点があ
る。
また、以上の説明では、光学的に記録を書込む
ときのトランクずれ検出であつたが、記録された
情報を読取るときのトランクずれ検出にも適用で
きる。さらに、この発明の範囲外であるが、トラ
ツクずれ検出以外にも有用であることを以下に述
べる。
上述実施例では、少なくとも2個の副スポツト
が両面に反射面を有するウエツジ付ハーフミラー
によつて発生されたが、1個の反射面だけを有す
るハーフミラーによつて、副スポツトを少なくと
も1個発生させ、第9図の副スポツトEで示され
るように、案内溝15の記録部上に投射させる。
そして、その反射光を光検知器で検知することに
より、光スポツトAによつて記録された記録ピツ
ト16の状態をモニタすることができる。このピ
ツト状態のモニタの情報は、記録のためのレーザ
の光パワーコントロールをするために用いられ
る。光検知器へ反射光を導く方法は、前述の第6
図あるいは第8図と同様である。
また、第10図に示すように、1個の反射面だ
けを有するハーフミラーによつて副スポツトFを
発生させ、案内溝15の未記録部上で、光スポツ
トAの直前に投射させる。そして、その反射光を
光検知器で検知することにより、記録直前のトラ
ツクの状態を知ることができる。これは、たとえ
ば既に何らかの記録が行なわれピツトが形成され
ているトラツクであれば、この光検知器の出力は
ピツトの影響を受ける。したがつて、記録直前の
トラツクのピツトの有無を調べることができ、そ
して記録されたトラツクであることが判断されれ
ば、別の未記録部トラツクで記録を行なわれるよ
うに、制御する電子回路へ信号を伝達する。この
ようにすて二重記録を防止することができる。
以上のようにこの発明によれば、記録担体上に
結像した記録書込用の光スポツトのトラツクから
のずれを検出するための2個の副スポツトを安価
なハーフミラーによつて発生させているので、記
録担体上に検出には不必要な副スポツトの発生を
生じることがなく、検知系の構成が容易になりか
つ装置自体が安価になるという特有の効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光学式情報読取装置の機構図で
ある。第2図は従来の情報読取装置による記録担
体上の光スポツトおよび副スポツトの配置を示す
図である。第3図は、従来の情報読取装置を記録
装置に適用した場合における記録担体上の光スポ
ツトおよび副スポツトの配置を示す図である。第
4図は、従来の装置を改良した光学式情報記録再
生装置の機構図である。第5図は第4図の装置に
よる記録担体上の光スポツトおよび副スポツトの
配置を示す図である。第6図はこの発明の一実施
例を備える光学式情報記録再生装置の機構図であ
る。第7図は第6図の装置による記録担体上の光
スポツトおよび副スポツトの配置を示す図であ
る。第8図はこの発明の他の実施例を備える光学
式情報記録再生装置の機構図である。第9図およ
び第10図は、記録担体上の光スポツトおよび副
スポツトの配置を示す図である。 図において、1は光源、6は集光レンズ、7は
記録担体、9は光検知器、15は案内溝、16は
記録ピツト、17はコリメータレンズ、20は光
検知器、21は光検知器、22はハーフミラー、
23は偏光ビームスプリツタ、24は1/4波長板、
25はウエツジ付ハーフミラー、26はレンズ、
Aは光スポツト、D1、D2、E、Fは副スポツ
トを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光源から放射され記録担体上に集光する光ス
    ポツトによつて記録担体の案内溝に記録を行なう
    機能を有する光学式情報記録再生装置に用いられ
    るものであり、前記光スポツトの案内溝からのず
    れを検出するトラツクずれ検出装置であつて、 前記記録担体より反射された光スポツトの反射
    光を検出する第1の光検知器と、 前記記録担体から前記第1の光検知器に至る光
    スポツトの反射光の光路中に配置されたハーフミ
    ラーと、 を備え、 前記ハーフミラーは、 前記光スポツトの反射光の一部を上記光スポツ
    ツトの反射光の光軸に対してずれた角度で反射さ
    せ、その反射した光を、第1の副スポツトとし
    て、前記光スポツトが結像する案内溝の未記録部
    の一方の縁部上であつてかつ前記光スポツトの案
    内溝上における進行方向の直前の位置に集光させ
    る第1の反射面と、 前記第1の反射面とは間を隔てて設けられ、前
    記第1の反射面を透過する前記光スポツトの反射
    光の一部を上記光スポツトの反射光の光軸に対し
    てずれた角度で反射させ、その反射した光を、第
    2の副スポツトとして、前記光スポツトが結像す
    る案内溝の未記録部の他方の縁部上であつてかつ
    前記スポツトの案内溝上における進行方向の直前
    の位置に集光させる第2の反射面と、 を有し、 前記トラツクずれ検出装置は、さらに、 前記記録担体より反射された前記第1の副スポ
    ツトの反射光を検出する第2の光検知器と、 前記記録担体より反射された前記第2の副スポ
    ツトの反射光を検出する第3の光検知器と、 を備える、トラツクずれ検出装置。 2 前記ハーフミラーの表面に前記第1の反射面
    が形成され、裏面に前記第2の反射面が形成され
    る特許請求の範囲第1項記載のトラツクずれ検出
    装置。
JP57039902A 1982-03-12 1982-03-12 トラックずれ検出装置 Granted JPS58158048A (ja)

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JP57039902A JPS58158048A (ja) 1982-03-12 1982-03-12 トラックずれ検出装置

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JP57039902A JPS58158048A (ja) 1982-03-12 1982-03-12 トラックずれ検出装置

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JPS58158048A JPS58158048A (ja) 1983-09-20
JPH0534734B2 true JPH0534734B2 (ja) 1993-05-24

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ID=12565885

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JP57039902A Granted JPS58158048A (ja) 1982-03-12 1982-03-12 トラックずれ検出装置

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JP2560315B2 (ja) * 1987-03-09 1996-12-04 ミノルタ株式会社 自動給紙装置
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