JPH05346815A - ミゾ加工情報の自動生成方法 - Google Patents

ミゾ加工情報の自動生成方法

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JPH05346815A
JPH05346815A JP18039292A JP18039292A JPH05346815A JP H05346815 A JPH05346815 A JP H05346815A JP 18039292 A JP18039292 A JP 18039292A JP 18039292 A JP18039292 A JP 18039292A JP H05346815 A JPH05346815 A JP H05346815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
groove
shape
shape data
round
Prior art date
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Pending
Application number
JP18039292A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hibi
明 日比
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
Priority to JP18039292A priority Critical patent/JPH05346815A/ja
Publication of JPH05346815A publication Critical patent/JPH05346815A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミゾ加工情報の自動生成方法において、丸ミ
ゾを効率良く加工するための加工情報を自動生成する。 【構成】 平ミゾ工具及び丸ミゾ工具の幅を入力する。
前記平ミゾ工具の幅に基づいて前記ミゾ形状を前記各工
具の加工範囲に分割する。前記各工具の加工範囲に基づ
いて前記各工具の形状を自動決定する。前記各工具の形
状に基づいて前記各工具の切削条件を自動生成する。前
記各工具の加工範囲、形状及び切削条件に基づいて前記
各工具の切削経路を自動生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動プログラム機能に
よるミゾ加工情報の自動生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御旋盤用自動プログラムシステム
や数値制御装置に組込まれた自動プログラム機能は、素
材形状や部品形状等の入力により工具の加工範囲、形
状、切削条件及び切削経路で成る加工情報を自動生成す
ることができるので広く用いられている。この自動プロ
グラム機能によれば部品形状にミゾ形状が含まれている
場合でも、ミゾ形状の入力によりミゾ工具の加工範囲、
形状、切削条件及び切削経路で成るミゾ加工情報を自動
生成することができる。
【0003】図6は従来のミゾ加工情報の自動生成方法
を実現する自動プログラム機能の一例を示すブロック図
である。表示案内に従ってキーボード等から入力される
例えば図7に示す底部が平なミゾ(以下、平ミゾとい
う)abcdeの平ミゾ形状データDFFが平ミゾ工具
の加工範囲として入力部1を介して平ミゾ工具加工範囲
記憶部8に記憶される。平ミゾ形状データDFFは平ミ
ゾ工具形状決定部11に読出され、平ミゾの底部cdの
幅w、深さl及びパラメータ等により平ミゾ工具の幅
w′(≦w)、長さl+cl(clはクリアランス)及
びホルダサイズwhが平ミゾ工具形状データDTFとし
て決定される。そして、平ミゾ工具形状データDTFは
平ミゾ工具切削条件生成部4に読出されて平ミゾ工具の
切削条件CCFが生成される。平ミゾ形状データDF
F、平ミゾ工具形状データDTF及び平ミゾ工具の切削
条件CCFは平ミゾ工具切削経路生成部12に読出さ
れ、図7の→→で示す平ミゾ工具の切削経路(平
ミゾ工具の先端角部Pの軌跡)CRFが生成されてプロ
グラム記憶部14に記憶される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のミゾ加
工情報の自動生成方法では、先端が平な工具の形状を決
定するので、平ミゾには対応できるが例えば図8に示す
底部が円弧のミゾ(以下、丸ミゾという)abcfde
には削り残し(図示斜線部)が発生するため対応できな
いという欠点があった。この丸ミゾを加工するためには
総形工具を用いた加工情報若しくは図9に示すように丸
ミゾ工具を用いた旋削加工サイクルによる加工情報を生
成する必要がある。ところが総形工具の製作には手間が
掛かり、工具幅が広くなると切削時にびびり等が発生し
て切削ができなくなるという問題があり、丸ミゾ工具は
一般に切削速度等を落とす必要があるので加工効率が悪
く、また一般工具による加工との区別をするための入力
情報が必要となる等の問題があった。本発明は上述した
事情から成されたものであり、本発明の目的は、丸ミゾ
を効率良く加工するための加工情報を自動生成すること
ができるミゾ加工情報の自動生成方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ミゾ形状の入
力によりミゾ工具の加工範囲、形状、切削条件及び切削
経路で成るミゾ加工情報を自動生成する方法に関するも
のであり、本発明の上記目的は、平ミゾ工具及び丸ミゾ
工具の幅を入力し、前記平ミゾ工具の幅に基づいて前記
ミゾ形状を前記各工具の加工範囲に分割し、前記各工具
の加工範囲に基づいて前記各工具の形状を自動決定し、
前記各工具の形状に基づいて前記各工具の切削条件を自
動生成し、前記各工具の加工範囲、形状及び切削条件に
基づいて前記各工具の切削経路を自動生成することによ
って達成される。
【0006】
【作用】本発明にあっては、ミゾ形状を平ミゾ工具で加
工できる範囲と丸ミゾ工具で加工できる範囲に分割し、
それぞれについて加工情報を生成するようにしているの
で、加工効率の良い加工情報とすることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明のミゾ加工情報の自動生成方法
を実現する自動プログラム機能の一例を図6に対応させ
て示すブロック図であり、同一構成箇所は同符号を付し
て説明を省略する。表示案内に従ってキーボード等から
入力されるミゾ形状データDF、平ミゾ工具形状用指定
条件である平ミゾ工具形状データDTF′及び丸ミゾ工
具形状用指定条件である丸ミゾ工具形状データDTC′
が入力部1を介してミゾ形状記憶部2、平ミゾ工具形状
記憶部3及び丸ミゾ工具形状記憶部5に記憶される。ミ
ゾ形状データDF及び平ミゾ工具形状データDTF′は
工具別加工範囲決定部7に読出され、平ミゾ工具形状デ
ータDTF′に基づいてミゾ形状データDFが平ミゾ形
状データDFFと丸ミゾ形状データDFCに2分割され
る。平ミゾ形状データDFFは平ミゾ工具の加工範囲と
して平ミゾ工具加工範囲記憶部8に記憶され、丸ミゾ形
状データDFCは丸ミゾ工具の加工範囲として丸ミゾ工
具加工範囲記憶部9に記憶される。
【0008】平ミゾ形状データDFFは平ミゾ工具形状
決定部11に読出され、平ミゾ工具形状記憶部3から読
出された特定項目の平ミゾ工具形状データDTF′に不
足項目があれば平ミゾ形状データDFFに基づいて全項
目の平ミゾ工具形状データDTFが決定される。一方、
丸ミゾ形状データDFCは丸ミゾ工具形状決定部10に
読出され、丸ミゾ工具形状記憶部5から読出された特定
項目の丸ミゾ工具形状データDTC′に不足項目があれ
ば丸ミゾ形状データDFCに基づいて全項目の丸ミゾ工
具形状データDTCが決定される。そして、丸ミゾ工具
形状データDTCは丸ミゾ工具切削条件生成部6に読出
されて丸ミゾ工具の切削条件CCCが生成される。丸ミ
ゾ形状データDFC、丸ミゾ工具形状データDTC及び
丸ミゾ工具の切削条件CCCは丸ミゾ工具切削経路生成
部13に読出され、丸ミゾ工具の切削経路CRCが生成
されてプログラム記憶部14に記憶される。
【0009】このような構成において、その動作例を図
2のフローチャートで説明する。オペレータは表示案内
に従ってキーボード等から例えば図3に示すミゾabc
fdeのミゾ形状データ、図4(A)に示す平ミゾ工具
の幅W及び図4(B)に示す丸ミゾ工具の径R(通常は
平ミゾ工具の幅Wと同一)を入力する(ステップS1,
S2,S3)。工具別加工範囲決定部7はミゾ形状デー
タと平ミゾ工具の幅Wからミゾ形状データを平ミゾ形状
データと丸ミゾ形状データに2分割する。即ち、平ミゾ
工具の先端角部P、Qがミゾ形状と接する点P′、Q′
を求め、P′Q′を分割ラインとしてabcP′Q′d
eを平ミゾ工具の加工範囲と決定し、P′fQ′を丸ミ
ゾ工具の加工範囲と決定し(ステップS4)、各加工範
囲を平ミゾ工具加工範囲記憶部8及び丸ミゾ工具加工範
囲記憶部9に記憶する(ステップS5)。平ミゾ工具形
状決定部11は平ミゾ工具の加工範囲の加工深さL及び
パラメータ等により平ミゾ工具の長さL+cl(clは
クリアランス)及びホルダサイズwhを決定する(ステ
ップS6)。
【0010】また、丸ミゾ工具形状決定部10は丸ミゾ
工具の加工範囲の加工深さM及びパラメータ等により丸
ミゾ工具の長さM+cl及びホルダサイズwhを決定す
る(ステップS7)。平ミゾ工具切削経路生成部12は
平ミゾ形状データ、平ミゾ工具形状データ及び平ミゾ工
具の切削条件に基づいて図5の→→で示す平ミゾ
工具の切削経路(平ミゾ工具の先端角部Pの軌跡)を生
成する(ステップS8)。丸ミゾ工具切削経路生成部1
3は丸ミゾ形状データ、丸ミゾ工具形状データ及び丸ミ
ゾ工具の切削条件に基づいて図5の→で示す丸ミゾ
工具の切削経路(丸ミゾ工具の先端部Oの軌跡)を生成
する(ステップS9)。そして、生成した各切削経路を
プログラム記憶部14に記憶して(ステップS10)、
全ての処理を終了する。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明のミゾ加工情報の自
動生成方法によれば、丸ミゾを効率良く加工するための
加工情報を容易に得ることができるので、オペレータの
負担を軽減して加工コストの低減や加工効率の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミゾ加工情報の自動生成方法を実現す
る自動プログラム機能の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明方法を説明するフローチャートである。
【図3】本発明方法を説明する具体例を示す第1の図で
ある。
【図4】本発明方法を説明する具体例を示す第2の図で
ある。
【図5】本発明方法を説明する具体例を示す第3の図で
ある。
【図6】従来のミゾ加工情報の自動生成方法を実現する
自動プログラム機能の一例を示すブロック図である。
【図7】従来方法を説明する具体例を示す図である。
【図8】従来方法の問題点を説明する第1の図である。
【図9】従来方法の問題点を説明する第2の図である。
【符号の説明】
7 工具別加工範囲決定部 9 丸ミゾ工具加工範囲記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミゾ形状の入力によりミゾ工具の加工範
    囲、形状、切削条件及び切削経路で成るミゾ加工情報を
    自動生成する方法において、平ミゾ工具及び丸ミゾ工具
    の幅を入力し、前記平ミゾ工具の幅に基づいて前記ミゾ
    形状を前記各工具の加工範囲に分割し、前記各工具の加
    工範囲に基づいて前記各工具の形状を自動決定し、前記
    各工具の形状に基づいて前記各工具の切削条件を自動生
    成し、前記各工具の加工範囲、形状及び切削条件に基づ
    いて前記各工具の切削経路を自動生成するようにしたこ
    とを特徴とするミゾ加工情報の自動生成方法。
JP18039292A 1992-06-15 1992-06-15 ミゾ加工情報の自動生成方法 Pending JPH05346815A (ja)

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