JPH0534629U - スイツチのキートツプ - Google Patents

スイツチのキートツプ

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JPH0534629U
JPH0534629U JP8305091U JP8305091U JPH0534629U JP H0534629 U JPH0534629 U JP H0534629U JP 8305091 U JP8305091 U JP 8305091U JP 8305091 U JP8305091 U JP 8305091U JP H0534629 U JPH0534629 U JP H0534629U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key top
switch
circuit board
thin
hinge portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP8305091U
Other languages
English (en)
Inventor
橋倉伸一
増川清文
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カンセイ filed Critical 株式会社カンセイ
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Publication of JPH0534629U publication Critical patent/JPH0534629U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】キートップによりスイッチを直接に動作せしめ
ることができるようにすると共に、そのキートップをプ
リント基板上に敷設されるシート物と一体形成すること
により、構成部品点数を削減して組立作業性、経済性に
優れたスイッチ構造を提供する。 【構成】スイッチケース1内部に組込まれる回路基板上
に敷設される絶縁性弾性材料製のシート物5に薄肉ヒン
ジ部7が形成され、この薄肉ヒンジ部7を介して両端開
口の筒状キートップ6が一体に形成される。そのキート
ップ6を薄肉ヒンジ部7を撓わませて押圧することによ
り固定接点回路3と可動接点8とが接触し、その結果所
定の回路構成と同時に照明球が点灯しキートップ頭部の
透光表示部12が透過照明される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば車両に搭載されるエアコンの操作に使用されるスイッチのキ ートップ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のキートップ構造としては、図1に示す如きものがある。つまり 21はスイッチのケースであり、22は表面に固定接点23が形成されているプ リント基板であって、さらにそのプリント基板22の表面には、上記固定接点2 3に対応する可動接点24を保持するスイッチ作動体25を有するラバーシート 26が重ね合せられている。
【0003】 また上記スイッチケース21には、上記スイッチ作動体25を押動する押動杆 27を摺動可能にガイドするガイド孔28と、前記プリント基板22に固定され た照明球29からの光をガイドする光ガイド孔30が形成されている。31は上 記光ガイド孔30の上側開口部に被さるようにして位置されるキートップであっ て、このキートップ31の一端部は、支軸32により軸支されており、またその キートップ31の他端部には、前記押動杆27の押動部33が形成されている。 さらに上記キートップ31の表面には、透孔表示部34を除く他部に施される遮 光層35が設けられている。
【0004】 そしてキートップ31を、支軸32を支点として斜め方向に押下げることによ り押動杆27が押下され、その結果可動接点24が、固定接点23に接触して所 定の電気回路が形成されると同時に照明球29が点灯してキートップ31が透過 照明されるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の従来スイッチにあっては、スイッチケース21に軸 支されるキートップ31、及びこのキートップ31と連動する押動杆27を有し てそのキートップ31が押下されることにより押動杆27が押動され、その結果 スイッチ作動体25が動作してスイッチ23,24の閉路がなされる構造となし ていることから、このスイッチにあっては少なくとも個別部材であるキートップ 31及び押動杆27が必要であり、さらには、そのキートップ31をスイッチケ ース21に軸支せしめるための支軸部材32が必要となって上記スイッチの構成 部品点数が嵩み、それに伴なって組立作業性が低下し、経済性が悪いという問題 点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされたもので、キートップによりス イッチを直接に動作せしめることができるようにすると共に、そのキートップは 、プリント基板上に敷設されるシート物と一体形成することにより、構成部品点 数を削減して組立作業性、経済性に優れたスイッチ構造を提供することにある。
【0007】
【実施例】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0008】 図2において、1はスイッチケース、2はそのスイッチケース1の内部に組込 まれる回路基板であって、その回路基板2の表面には、固定接点回路3と、照明 球4が設けられている。この回路基板2上には、シリコン等の絶縁性弾性材料か らなるシート物5が敷設されているが、このシート物5にはキートップ6が立上 り状態で形成されている。すなわちシート物5には薄肉ヒンジ部7が形成され、 この薄肉ヒンジ部7を介して両端開口の筒状キートップ6が一体に形成されてい るものである。そしてこのキートップ6の下側開口縁には、前記固定接点回路3 と接触し得る可動接点8が固定されており、またキートップ6の上側開口部には 透明なる透光部9がインサート成形により一体形成されている。なおこのキート ップ6の上側端部は、前記スイッチケース1に設けた透孔10より突出するよう に形成されている。11はキートップ6の表面及びシート物の表面に亘って施さ れている遮光層であるが、この遮光層11は、前記透孔部9の表面に形成する透 光表示部12を除いて形成されているものである。
【0009】 以上が本実施例の構成であるが、次にその作用について述べると、前記筒状の キートップ6は回路基板2上に重ね合せられているシート物5と一体構造であっ て、そのキートップ6を薄肉ヒンジ部7を撓わませて押圧することにより固定接 点回路3と可動接点8とが接触し、その結果所定の回路構成と同時に照明球が点 灯しキートップ頭部の透光表示部12が透過照明されるものである。
【0010】 従ってこの構造のスイッチによれば、そのキートップ6が回路基板2上に添設 されるシート物5と一体構造であり、しかもそのキートップ6はシート物5に対 して薄肉ヒンジ7により変位可能に構成されて支軸構造が省けられていることか ら、スイッチの構成部品点数を削減することができ、これにより組立作業性、経 済性が大幅に向上される。
【0011】 図3に示す実施例は、キートップ6の構造は上記実施例と同じであるが、この 実施例にあっては、回路基板2上にエレクトロルミネッセンス型表示素子(以下 これをEL素子と称す)13が設けられており、このEL素子13上には、透明 シート14上に固定接点15を配置し、この固定接点15に対応する可動接点1 6がスペーサ17を介して隔設されている可撓性の透明シート18を有するシー トスイッチ19が敷設されているものである。
【0012】 従ってこの実施例によれば、キートップ6の押圧によりシートスイッチ19が 閉路し、所定の回路構成と同時にEL素子13が発光してキートップ頭部の透光 表示部12が透過照明されるものである。
【0013】 この実施例にあっても、そのキートップ6が回路基板2上に添設されるシート 物5と一体構造であることから、前記実施例同様にスイッチの構成部品点数を削 減し組立作業性、経済性が大幅に向上される。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案は、スイッチケース1に対して押動可能に支持されて、回 路基板2上に形成されているスイッチ構造を開閉操作するスイッチのキートップ において、上記回路基板2上に敷設されるシート物5に、薄肉ヒンジ7を介して 押動可能に一体形成され、かつ頭部を前記スイッチケース1より突設せしめてな るスイッチのキートップであるから、これによればキートップ6が回路基板2上 に添設されるシート物5と一体構造であり、しかもそのキートップ6はシート物 5に対して薄肉ヒンジ7により変位可能に構成されて支軸構造が省けられている ことから、スイッチの構成部品点数を削減することができ、これにより組立作業 性、経済性が大幅に向上されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の構成説明図。
【図2】本考案実施例のスイッチキートップ構造を示し
た断面説明図。
【図3】本考案の他の実施例を示した断面説明図。
【符号の説明】
1…スイッチケース 2…回路基板 3…固定接点回路 4…照明球 5…シート物 6…キートップ 7…薄肉ヒンジ部 8…可動接点 9…透光部 10…透孔 11…遮光層 12…透光表示部 13…EL素子 14…透明シート 15…固定接点 16…可動接点 17…スペーサ 18…透明シート 19…シートスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチケース(1)に対して押動可能
    に支持されて、回路基板(2)上に形成されているスイ
    ッチ構造を開閉操作するスイッチのキートップにおい
    て、上記回路基板(2)上に敷設されるシート物(5)
    に、薄肉ヒンジ(7)を介して押動可能に一体形成さ
    れ、かつ頭部を前記スイッチケース(1)より突設せし
    めてなることを特徴とするスイッチのキートップ。
JP8305091U 1991-10-14 1991-10-14 スイツチのキートツプ Pending JPH0534629U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007265740A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Alps Electric Co Ltd スイッチ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007265740A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Alps Electric Co Ltd スイッチ装置
JP4653001B2 (ja) * 2006-03-28 2011-03-16 アルプス電気株式会社 スイッチ装置

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