JPH05346285A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH05346285A
JPH05346285A JP18738491A JP18738491A JPH05346285A JP H05346285 A JPH05346285 A JP H05346285A JP 18738491 A JP18738491 A JP 18738491A JP 18738491 A JP18738491 A JP 18738491A JP H05346285 A JPH05346285 A JP H05346285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
refrigerator
mirrors
temperature
storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP18738491A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Satomura
雅史 里村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP18738491A priority Critical patent/JPH05346285A/ja
Publication of JPH05346285A publication Critical patent/JPH05346285A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】鏡により冷蔵庫内の奥に置かれた貯蔵品を見易
くする。 【構成】冷蔵室2の内箱側面9に平面鏡11と、内箱奥
面10に平面鏡12とを複数枚設け、さらに、鏡11,
12に温度センサー15と鏡の裏面にヒータ17を取着
すると共に、この鏡の近傍に室温センサー16を設け、
扉を開けた際に庫外の高温多湿な空気が庫内に流入して
も、上記鏡が曇らないように常に庫内の温度より鏡の温
度が少し高くなるようにヒータ17で加熱しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫に関するもので、
より詳しくは貯蔵室の奥に置かれた貯蔵品を見易くする
ため、庫内に鏡を設けた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4(a)は従来の冷蔵庫の縦断面図、同
図(b)は同図(a)のA−Aにおける断面図である。
【0003】図4(a)において、1は冷凍室、2は冷蔵
室、3は野菜室である。4は前記冷凍室用の扉、5は冷
蔵室用の扉であり、左又は右あるいは左右の両方から開
閉自在に取着されている。6は野菜室の扉であり、この
扉6には野菜ケース7が取着され、この野菜ケース7は
扉6と一体に引き出されるようになっている。
【0004】図5(a)は従来の他の冷蔵庫の正面図、同
図(b)は同図(a)のB−B断面図である。
【0005】図5(a),(b)において、1は冷凍室、2
は冷蔵室、2'はチルド室、2"は製氷室、3は野菜室、
8は瓶収納室である。
【0006】最近の冷蔵庫は図5(a),(b)に示すよう
に、貯蔵室の多室化傾向にあり、且つ、貯蔵室の間口に
対して奥行きの比率が、図4(a),(b)に示した旧型冷
蔵庫より大きくなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、貯蔵室の間口
が狭くなってくると、奥の貯蔵品が見えにくゝなり、更
に多室化とも相俟って奥に貯蔵した貯蔵品が忘れられ、
貯蔵品が古くなってしまったり、重複して購入するとい
う問題があった。
【0008】また、一般に冷凍室の温度は−18℃以
下、冷蔵室の温度は5〜0℃と周囲の温度より相当低温
になっている。従って、冷蔵庫内の絶対湿度は非常に小
さく、周囲の絶対湿度は冷蔵庫内より相当高くなってい
る。そこで、冷蔵庫の扉を開けたときには、周囲の高温
多湿な空気が冷蔵庫内に侵入して低温の鏡の表面に結露
して、折角設けた鏡が曇って役立たないという問題があ
った。
【0009】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、貯蔵室内箱の庫内側に鏡を設
け、貯蔵室奥の貯蔵品を見易くした冷蔵庫を提供するこ
とを目的とする。
【0010】また、上記鏡に温度検知手段と加熱手段と
を設け、常に鏡の温度を貯蔵室の温度より高く維持し
て、扉を開けた際の鏡への結露を防止した冷蔵庫を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明は、断熱箱体の前面開口部を覆う扉を具備し、
仕切壁によって複数の貯蔵室に仕切られた冷蔵庫におい
て、上記貯蔵室内箱の庫内側に鏡を設けたことを特徴と
する。
【0012】また、上記鏡に温度検知手段と加熱手段と
を設け、この鏡の温度をこの鏡が設置される上記貯蔵室
の温度より常に高くなるように制御して、上記扉を開い
たときにも上記鏡表面が結露で曇らないようにしたこと
を特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成において、鏡の反射によって貯蔵室の
奥に置かれた貯蔵品が見易くなる。また、冷蔵庫の扉を
開けたときには周囲の高温多湿な空気が冷蔵庫内に侵入
してくるが、鏡の温度は常に貯蔵室の温度より高く保持
されているので、鏡が結露で曇って見えにくゝなるのが
防止される。
【0014】
【実施例】図1は本発明の冷蔵庫の第1実施例を示す冷
蔵室の扉を開けたときの正面図である。
【0015】図1は冷蔵室2の内箱側面9に平面鏡11
を、内箱奥面10に平面鏡12を複数枚設けた状態を示
している。なお、上記奥面10の中央部には、冷気吹出
部13が設けられているため鏡の設置はできない。しか
し、側面9に設けられた平面鏡11と奥面10に設けら
れた平面鏡12とが略直角に位置しているので、冷蔵室
2奥の中央付近に置かれた品物も側面の平面鏡11を通
して確認できる。
【0016】図2は本発明の冷蔵庫の第2実施例を示す
冷蔵室の扉を開けたときの正面図である。
【0017】図2において、14は冷蔵室2の内箱の側
面9と奥面10との隅角部に設けられた水平方向に対し
て所定の曲率を有し、庫内側に湾曲する曲面鏡である。
道路に設けられているカーブミラーのように、小さな鏡
で広範囲をみることができ、鏡の設置スペースも小さく
て良い。
【0018】尚、鏡の設置場所は冷蔵室に限定されるこ
とはなく、冷凍室や他の貯蔵室に設けても良い。
【0019】図3は本発明の冷蔵庫に係る鏡の温度制御
回路の概略図である。
【0020】図3において、15は鏡の温度を検知する
温度センサー、16は鏡が設置された貯蔵室の温度を検
知する室温センサー、17は鏡の裏面に取着されたヒー
タ、18は鏡の温度制御回路を構成するマイコン、19
はリレー回路である。
【0021】次に鏡の温度制御方法について説明する。
上記マイコン18は、上記温度センサー15と室温セン
サー16からの2つ温度信号を比較し、上記鏡11の温
度と貯蔵室の温度差が所定の温度差例えば2℃より小さ
くなれば、上記リレー回路19に対して接点ONの信号
を出力し、ヒータ17に通電する。そして、上記温度差
が所定の温度差例えば5℃より大きくなれば、リレー回
路19に対してOFF信号を出力しヒータへの通電を停
止する。このようにして、鏡11の温度は常に貯蔵室の
温度より高く保持される。従って、貯蔵室の扉を開けた
ときに、高温多湿の外気が庫内に侵入しても鏡11表面
に結露して鏡11が曇るのが防止される。
【0022】尚、鏡11等の厳密な温度制御のために
は、上記温度センサー15と室温センサー16の数は、
各々鏡の数だけ必要であるが、予め扉開閉時の各鏡付近
の温度分布を把握しておけば、最も結露し易い鏡に温度
センサー15を設けると共に、その近傍に室温センサー
16を設置し、この鏡が結露しないようにヒータ17の
制御を行ない、これと同期して他の鏡の加熱を行えばよ
い。
【0023】また、予め各鏡を結露させないための各鏡
のヒータ容量を把握し、それに応じた容量のヒータを設
置すれば、上記ON−OFF制御にあまり電力を使用し
なくてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたもので
あるから、冷蔵庫からの品物の取り出しが迅速にでき、
使用者の肉体的負担及び扉の開放時間の短縮による電気
料金の金銭的負担が軽減され、さらに、貯蔵品の腐敗や
重複購入が防止できる。
【0025】また、鏡の温度制御により扉開放時の鏡の
曇りが防止でき、常に良好な鏡面状態で使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の第1実施例を示す冷蔵室の扉
を開けたときの正面図である。
【図2】本発明の冷蔵庫の第2実施例を示す冷蔵室の扉
を開けたときの正面図である。
【図3】本発明の冷蔵庫に係る鏡の温度制御回路の概略
図である。
【図4】同図(a)は従来の冷蔵庫の縦断面図、同図(b)
は同図(a)のA−Aにおける断面図。
【図5】同図(a)は従来の他の冷蔵庫の正面図、同図
(b)は同図(a)のB−Bにおける断面図である。
【符号の説明】
2 冷蔵室 11,12,14 鏡 15 温度センサー 16 室温センサー 17 ヒータ
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】来の冷蔵庫の縦断面図及び同縦断面図のA−
Aにおける横断面図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】来の他の冷蔵庫の正面図及び同正面図のB−
Bにおける断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱箱体の前面開口部を覆う扉を具備し、
    仕切壁によって複数の貯蔵室に仕切られた冷蔵庫におい
    て、 上記貯蔵室内箱の庫内側に鏡を設けたことを特徴とする
    冷蔵庫。
  2. 【請求項2】上記鏡に温度検知手段と加熱手段とを設
    け、この鏡の温度をこの鏡が設置される上記貯蔵室の温
    度より常に高くなるように制御し、上記扉を開いたとき
    にも上記鏡表面が結露で曇らないようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の冷蔵庫。
JP18738491A 1991-07-26 1991-07-26 冷蔵庫 Pending JPH05346285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18738491A JPH05346285A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18738491A JPH05346285A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05346285A true JPH05346285A (ja) 1993-12-27

Family

ID=16205074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18738491A Pending JPH05346285A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 冷蔵庫

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030040843A (ko) * 2001-11-16 2003-05-23 주식회사 엘지이아이 냉장고의 내부 구조
KR100452989B1 (ko) * 2001-11-16 2004-10-15 주식회사 엘지이아이 냉장고의 내부 구조
US6932450B2 (en) 2002-09-19 2005-08-23 Maytag Corporation Refrigerator contents viewing system
JP2013024491A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP3198440U (ja) * 2015-04-21 2015-07-02 敏彦 亀山 冷蔵庫

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