JPH05344602A - 無接触給電設備に使用するリッツ線 - Google Patents

無接触給電設備に使用するリッツ線

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JPH05344602A
JPH05344602A JP4151779A JP15177992A JPH05344602A JP H05344602 A JPH05344602 A JP H05344602A JP 4151779 A JP4151779 A JP 4151779A JP 15177992 A JP15177992 A JP 15177992A JP H05344602 A JPH05344602 A JP H05344602A
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litz wire
line
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wire
frequency
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JP4151779A
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Shuzo Nishino
修三 西野
Kenpei Kiyou
建平 況
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無接触で、安全に、かつ安定して給電できる
移動体の無接触給電設備を提供するとともに、この無接
触給電設備に最適なリッツ線を提供する。 【構成】 移動体の走行路に沿って、高周波の正弦波電
流を流す線路を敷設し、移動体にこの線路の周波数に共
振し、起電力が生じるピックアップコイルを設けた移動
体の無接触給電設備において、前記線路として使用する
リッツ線であって、その芯部71を、中心部にニクロム線
72を設けた熱硬化材から形成し、この芯部71に導体73を
撚りあわせて、さらに絶縁体の被覆74でカバーして形成
する。 【効果】 敷設後、ニクロム線72に電流を流して発熱さ
せて、その回りの熱硬化材を硬化させ、敷設された状態
で硬直させることによって、リッツ線がしだいに垂れる
ことを防止でき、ダクトなしでハンガー31に直接取り付
けることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体の無接触給電設
備、特に走行路に沿って移動し、荷を搬送する自走搬送
台車の無接触給電設備に使用するリッツ線に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体およびその給電装置を、図
10および図11に基づいて説明する。移動体としての搬送
用車体Vは、駆動トロリー1A、従動トロリー1B、および
これらトロリー1A,1Bにて支持される物品搬送用キャリ
ア1Cから構成され、この車体Vを移動自在に案内する案
内レールBとが設けられている。
【0003】駆動トロリー1Aは、案内レールBの上部に
係合する走行用車輪2、案内レールBの下部に両横側か
ら接触する振れ止めローラ3、および集電子ユニットD
を備え、走行用車輪2が減速機付電動モータ4にて駆動
される。また従動トロリー1Bは、案内レールBの上部に
係合する走行用車輪5、および案内レールBの下部に両
横側から接触する振れ止めローラ6を備えている。
【0004】案内レールBは、その上部に車輪案内部
7、その下部にローラ案内部8を備え、横一側部に連結
される支持枠9によって、天井などから吊り下げ状態に
支持され、また案内レールBの支持枠9が取り付けられ
た側部とは他方の側部に、通電レールユニットUが取り
付けられている。
【0005】この通電レールユニットUは、電力を3相
交流にて車体Vに供給し、かつ走行制御用信号を車体V
に伝達するために設けられたものであって、4本の通電
レールLを備え、各通電レールLを並列状態に支持する
レール支持枠10が案内レールBに設けた上下一対の係止
部11に係止された状態でビス止めされている。
【0006】通電レールLは、図11(b) に拡大して示す
ように、銅などの導電材にて形成されるレール本体12
と、合成樹脂などの非導電材にて形成されるホルダー13
とからなり、ホルダー13には、レール本体12の両横側部
から集電子側に突設される一対の防護壁部が備えられ、
またレール本体12の集電子接触面が、レール横巾方向中
央側ほど奥側に位置する凹入面に形成されている。
【0007】集電子ユニットDは、図10に示すように、
各通電レールLのそれぞれに一対の集電子14を備え、1
つの通電レールLに対する一対の集電子14が、車体Vの
前後方向に間隔を隔てて位置され、車体前方の4つの集
電子14が、1つのユニットにまとめられ、同様に車体後
方の4つの集電子14が1つのユニットにまとめられてい
る。
【0008】上記構成により、移動体の車体Vは、案内
レールBの通電レールユニットUの通電レールLから集
電子14を介して給電され、給電された減速機付電動モー
タ4にて走行用車輪2が駆動され、案内レールBに案内
されて移動する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の移動体の給電設備では、通電レールLのレール本体
12と集電子14は互いの接触により磨耗するため、メンテ
ナンスが不可欠でおり、またゴミがでるという問題があ
った。さらに通電レールLの導電材(レール本体12)が
露出するため、感電する危険があり、さらにスパークが
発生するため、防爆エリアでは使用できないという問題
があった。
【0010】このような問題を解決するため、図12に示
すような、無接触の給電設備が提案されている。図12の
無接触の給電設備は、移動体の充電ステーションに固定
した1次コア21と、このステーションに停止した移動体
22の下部に垂設した2次コア23がギャップ長gで対向し
て磁路を設け、電力を伝達するように構成されている。
すなわち、充電ステーションに設けられた1次側コア21
に巻かれたコイル24に交流電流が通電されると、2次側
コア23に巻かれたコイル25に起電力が発生し、このコイ
ル25に発生した交流電流は交流−直流変換部26を介して
バッテリ27へ供給され、バッテリ27が充電される。この
バッテリ27を駆動電源として移動体22は走行用車輪28を
駆動して走行する。
【0011】しかし、このような構成では、一旦充電ス
テーションで停止しないと、充電されないため、作業効
率が悪く、また1次コア21を走行路に沿って敷設すれば
このような問題は解決されるが、製作が困難であり、コ
スト的に不可能であった。さらに、ギャップ長gの変化
により1次側の自己インダクタンスが大きく変化するた
め、1次側電流値が大きく変化し、2次側電圧値が大き
く変化することから、過電流、過電圧が発生し、保護装
置が動作して給電できないことがあった。
【0012】本発明は上記問題を解決するものであり、
無接触で、安全に、かつ安定して給電できる移動体の無
接触給電設備を提供するとともに、この無接触給電設備
に最適なリッツ線を提供することを目的とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
第1の発明の無接触給電設備に使用するリッツ線は、移
動体の走行路に沿って、高周波の正弦波電流を流す線路
を敷設し、前記移動体にこの線路の周波数に共振し、起
電力が生じるピックアップコイルを設けた移動体の無接
触給電設備において、前記線路として使用するリッツ線
であって、前記リッツ線の芯部を、中心部に高抵抗の電
線を設けた熱硬化材から形成し、この芯部に導体を撚り
あわせて形成したことを特徴とするものである。
【0014】また第2の発明の無接触給電設備に使用す
るリッツ線は、移動体の走行路に沿って、高周波の正弦
波電流を流す線路を敷設し、前記移動体にこの線路の周
波数に共振し、起電力が生じるピックアップコイルを設
けた移動体の無接触給電設備において、前記線路として
使用するリッツ線であって、前記リッツ線の芯部を、通
信ケーブルから構成し、この芯部に導体を撚りあわせて
形成したことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】上記第1の発明の構成により、線路として敷設
後、芯部の電線に電流を流して発熱させることにより、
その回りの熱硬化材が硬化し、よって芯部が硬化し、リ
ッツ線は敷設された状態で硬直する。したがって、リッ
ツ線がしだいに垂れることが防止される。
【0016】また第2の発明の構成により、通信ケーブ
ルに外周の導体に流される誘導電流の周波数に干渉しな
い高周波の電流を流すことでフィーダ線として使用され
る。よって、別途通信ケーブルを敷設する必要がなくな
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例の図10および図11と同一の構成に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0018】図1は本発明のリッツ線を使用する移動体
の無接触給電設備の側面図、図2は同移動体の無接触給
電設備の移動体の一部断面正面図である。本発明の移動
体の無接触給電設備は、案内レールBでは、従来例の通
電レールユニットUに替えて誘導線路ユニットXを設
け、車体Vでは、従来例の集電子ユニットDに替えてピ
ックアップユニットPを設け、さらに電源装置Mを設け
て構成されている。
【0019】誘導線路ユニットXは、案内レールBの横
一側部に案内レールBに沿って所定間隔置きに上下一対
のハンガー31が垂直に突設されたブラケット32が取り付
けられ、各ハンガー31の先端には案内レールBに沿って
樹脂製のダクト33が張設され、各ダクト33には、始端が
電源装置Mに接続され、終端が接続された通電方向の異
なるループ状の誘導線路34が敷設されて構成されてい
る。
【0020】この誘導線路34は、図3に示すように、芯
部71を、中心部に高抵抗の電線であるニクロム線72を設
けた熱硬化材から形成し、この芯部71に、極細線のエナ
メル線を所定本数撚り合わせて形成した導体73をさらに
複数本(実施例では6本)撚り合わせて形成し、絶縁
体、たとえば樹脂材からなる被覆74によりカバーしたリ
ッツ線から構成されている。このリッツ線はダクト33に
敷設された際は、その可とう性によりダクト33内に曲げ
自在に敷設され、敷設後、ニクロム線72に電流を流して
発熱させて、その回りの熱硬化材を硬化させ、敷設され
た状態で硬直化される。よって、誘導線路(リッツ線)
34がダクト33内でしだいに垂れて荷重がかかり、ダクト
33から脱落することを防止することができ、誘導線路34
をハンガー31に直接取り付けることも可能としている。
なお、芯部71を導体とせずとも、誘導線路34には、後述
するように高周波の電流を流すことにより、表皮効果に
よって電流が表面に集まり、中心に電流が流れないこと
から、実際の誘導電流の流れを阻害することはない。
【0021】また、ピックアップユニットPは、図4に
示すように、断面がH形のフェライト35に、たとえば10
〜20ターンの通常のリッツ線、すなわち図3の芯部71も
導体として撚り合わせたリッツ線を巻いてピックアップ
コイル36を形成し、フェライト35の車体V側の側部にフ
ェライト板37を取り付けて構成されており、ピックアッ
プユニットPはフェライト35の中心がほぼ誘導線路ユニ
ットXの一対のダクト33の中央で、案内レールBに対し
て垂直に位置するように、車体Vに固定されている。誘
導線路34に通電(交流)されると、ピックアップコイル
36に起電力が発生する。
【0022】電源装置Mと車体(移動体)Vの回路構成
を図5の回路図にしたがって説明する。電源装置Mは、
AC200 V3相の交流電源41と、コンバータ42と、正弦
波共振インバータ43と、過電流保護用のトランジスタ44
およびダイオード45とを備えている。コンバータ42は全
波整流用のダイオード46と、フィルタを構成するコイル
47とコンデンサ48と抵抗49とこの抵抗49を短絡するトラ
ンジスタ50とから構成され、正弦波共振インバータ43
は、図中に示すように交互に発振される矩形波信号によ
り駆動されるトランジスタ51,52と、電流制限用のコイ
ル53と、トランジスタ51,52に接続される電流供給用の
コイル54と、誘導線路34と並列共振回路を形成するコン
デンサ55とから構成されている。なお、トランジスタ制
御装置は省略している。
【0023】また車体Vは、ピックアップコイル36に並
列に、このピックアップコイル36と誘導線路34の周波数
に共振する共振回路を構成するコンデンサ56を設け、こ
の共振回路のコンデンサ56に並列に整流用のダイオード
57を接続し、このダイオード57に出力を所定電圧に制御
する安定化電源回路58を接続し、この安定化電源回路58
に負荷、たとえばインバータ63を介してモータ4を接続
して構成している。安定化電源回路58は、電流制限用の
コイル59と出力調整用トランジスタ60と、フィルタを構
成するダイオード61およびコンデンサ62から構成されて
いる。なお、トランジスタ制御装置は省略している。
【0024】上記電源装置Mと誘導線路34と車体Vの回
路構成による作用を説明する。まず、交流電源41から出
力されるAC200 V3相の交流はコンバータ42により直
流に変換され、正弦波共振インバータ43により高周波、
たとえば10kHz の正弦波に変換されて誘導線路34に供給
される。この誘導線路34に発生する磁束により、誘導線
路34の周波数に共振する案内レールB上に位置する車体
Vのピックアップコイル36に大きな起電圧が発生し、こ
の起電圧により発生した交流電流はダイオード57で整流
され、安定化電源回路58により所定の電圧に整圧されて
インバータ63を介して減速機付電動モータ4に供給さ
れ、移動体の車体Vは、給電されたこのモータ4により
走行用車輪2が駆動され、案内レールBに案内されて移
動する。
【0025】このように、無接触で車体Vに給電するこ
とができ、よって従来のような通電レールLの磨耗、ゴ
ミの発生を無くすことができ、メンテナンスフリーを実
現することができる。また誘導線路34の長さはピックア
ップコイル36の長さに比較して格段に長いため、たとえ
ば誘導線路34の長さ100 mに対してピックアップコイル
36の長さ10〜15cmであるため、誘導線路34の1次側自
己インダクタンスはほぼ一定となり、また電源装置Mの
コンデンサ55と誘導線路34は共振回路を構成しているこ
とから、誘導線路34にほぼ一定の大きな電流値で、高周
波で正弦波の1次側電流を流すことができ、またピック
アップコイル36の2次側が共振回路となることで、図6
に示すように、共振周波数fo で2次側に大きな起電圧
v(図中では1000〜2000V)が発生し、誘導線路34とピ
ックアップコイル36間のギャップ長が変化しても、誘導
線路34の周波数が多少変動しても、さらに2次側の共振
周波数が誘導線路34の周波数から多少変動しても、周波
数f1 〜f2 の範囲では所定値(図中では300 V)以上
の2次側電圧を発生することができ、よって大きな電力
を安定して供給することができる。したがって、ギャッ
プ長の調整をラフに行え、作業性がよくなり製作を容易
にすることができる。また1次側にコアが不要となるこ
とで、容易に低コストで線路を敷設することができる。
【0026】さらに誘導線路34とピックアップコイル36
に被覆74でカバーされたリッツ線を使用することによ
り、導電部の露出がなくなり、安全性を高めることがで
き、またスパークがでなくなることから、火災などの危
険がなくなり、また防爆エリアでも使用することが可能
となる。さらに、誘導線路34には正弦波が給電されるこ
とにより、高調波が発生せず、ラジオノイズの発生を無
くすことができる。
【0027】なお、本実施例では、2本の誘導線路34を
案内レールBに敷設する構成としているが、案内レール
Bに2本の誘導線路34を敷設できない場合、一方の誘導
線路34のみを案内レールBに沿って敷設し、他方の誘導
線路34は他の経路を通し、1本の誘導線路34にのみ近接
してピックアップコイル36が移動する構成としてもよ
い。なお、このときパワーダウンとなることはいうまで
もない。さらに案内レールBに2本以上の誘導線路34を
敷設して、パワーアップを図ることができる。
【0028】また、本実施例では、誘導線路34に熱硬化
材から形成した芯部71を設けたリッツ線を使用している
が、図7に示すように、その芯部71を通信ケーブル76と
したリッツ線とすることもできる。この誘導線路34’内
の通信ケーブル76に、導体73に流す誘導電流の周波数10
kHz に干渉しない20〜50MHz の周波数の電流を流すこと
により、誘導線路34’をまたフィーダ線として使用で
き、車体Vにアンテナなどの送受信装置を装備すること
にこの通信ケーブル76を使用して地上側とそれぞれの車
体Vとの間で信号の授受を行うことができ、設備全体で
調和のとれた制御を行うことができる。また、誘導線路
34と別途に信号線を敷設する必要がなくなり、工事量、
および設備費を削減することができる。
【0029】また、図8に示すように、誘導線路34の芯
部71を無くして中空とし、さらにブラケット32より突設
された上下一対のハンガー31の先端を、この誘導線路3
4''の中空の形状に一致する形状とすることにより、誘
導線路34''を張設する樹脂製のダクト33を無くして、直
接ハンガー31’に用意に張設することができ、よってコ
ストダウンを図ることができる。また、ピックアップユ
ニットPの形状に適合するように、図9に示すように、
被覆74の断面を角状とした誘導線路34''' とすることも
可能である。
【0030】また、本実施例では、案内レールB上を移
動する車体Vについて記載しているが、磁気テープなど
の誘導帯に導かれて移動する車体(移動体)にも、同様
に適用でき、同様の効果を期待することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、敷設後、芯部の電線に電流を流すことにより、芯部
を硬化させ、敷設された状態で硬直させることができ、
リッツ線がしだいに垂れることを防止できる。また、リ
ッツ線を支持するダクトを不要とすることができ、設備
費を削減することができる。
【0032】また第2の発明によれば、通信ケーブルに
導体に流される誘導電流の周波数に干渉しない高周波の
電流を流すことでフィーダ線として使用でき、よって、
移動体にアンテナなどの送受信装置を装備することによ
り、この通信ケーブルを使用して地上側とそれぞれの移
動体との間で信号の授受を行うことができ、設備全体の
制御を行うことができる。また、リッツ線と別途に信号
線を敷設する必要がなくなり、工事量、および設備費を
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における移動体の無接触給電
設備の側面図である。
【図2】同移動体の無接触給電設備の一部断面正面図で
ある。
【図3】同移動体の無接触給電設備のリッツ線の断面図
である。
【図4】同移動体の無接触給電設備のピックアップコイ
ルの正面図と側面図である。
【図5】同移動体の無接触給電設備の回路構成図であ
る。
【図6】同移動体の無接触給電設備の2次側周波数−起
電圧特性図である。
【図7】本発明の他の実施例における無接触給電設備の
リッツ線の断面図である。
【図8】本発明の他の実施例における無接触給電設備の
リッツ線の断面図である。
【図9】本発明の他の実施例における無接触給電設備の
リッツ線の断面図である。
【図10】従来の移動体および給電装置の側面図である。
【図11】従来の移動体および給電装置の一部断面正面図
である。
【図12】従来の移動体の無接触給電設備の構成図であ
る。
【符号の説明】
V 搬送用車体 B 案内レール X 誘導線路ユニット P ピックアップユニット M 電源装置 31,31',31'' ハンガー 33 ダクト 34, 34',34'',34''' 誘導線路 36 ピックアップコイル 43 正弦波共振インバータ 55 共振回路を形成するコンデンサ 71 芯部 72 ニクロム線 73 導体 74 被覆

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の走行路に沿って、高周波の正弦
    波電流を流す線路を敷設し、前記移動体にこの線路の周
    波数に共振し、起電力が生じるピックアップコイルを設
    けた移動体の無接触給電設備において、前記線路として
    使用するリッツ線であって、 前記リッツ線の芯部を、中心部に高抵抗の電線を設けた
    熱硬化材から形成し、この芯部に導体を撚りあわせて形
    成したことを特徴とする無接触給電設備に使用するリッ
    ツ線。
  2. 【請求項2】 移動体の走行路に沿って、高周波の正弦
    波電流を流す線路を敷設し、前記移動体にこの線路の周
    波数に共振し、起電力が生じるピックアップコイルを設
    けた移動体の無接触給電設備において、前記線路として
    使用するリッツ線であって、 前記リッツ線の芯部を、通信ケーブルから構成し、この
    芯部に導体を撚りあわせて形成したことを特徴とする無
    接触給電設備に使用するリッツ線。
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